我水底に溺れるも浮上セズ!   作:蛙カジカ

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3~4話分くらい長いですがw

東方騎士団絡みや師匠・ゲイブパパや辺境伯様まで絡みつつ?トルさんは
ブラック労働中です。


戦後処理?

 

とりあえず領都に入るのは大勢すぎるw西方東方と辺境伯軍なのでこのタイミングで交流を図ろうと決戦の平原から少し離れた南方領都の近くに天幕で街が出来上がる・・後方に残してきたアリアと馬車や荷車もこっちに移動させポーンスルツ達は野戦砦の方の管理を交代でやってもらう、いつもの戦闘用の服は脱ぎ今はチェルケスカを着てアリアとミランダちゃんと東方派遣軍の方に来ている・・。

 

ウチの領の旗見つけた!と天幕に向かうと・・あら偶然!ヘルガさんも来てたwので内輪の話もできるな!と^^

 

西方のトーナメントでヘルガさんと別れてからの話を父上と自警団長とヘルガさんに聞いてもらう・・不足の部分はミランダちゃんとアリアに細くしてもらいながらw

 

・・ヘルガさんが・・「そんなトンデモナイ要塞つくってたのね;・・他の色々も含めて王様に聞いて欲しいところね?・・ホントにいい位置にあるから多分なにがしかの代価で買い上げてくれるんじゃないかな?」

 

父上は息子が凄すぎてちょっと現実逃避しそうだとw

 

・・そね鹵獲したナイトスルツとポーンスルツも凄い数にw

 

ヘルガさんも「その数は東方だけで買い上げ処理するのは辛いわね?・・いっそ王様と辺境伯様に?・・いやいや?いっそ男爵まで上げてもらって、ナイトスルツの15騎にポーンスルツの30騎くらいは許可出そうだけどね?・・80騎に140騎は伯爵?ソレもビックリなんだけど」

 

「アーク技が進化したって?・・出来るだけ東方以外ではトボケておくようにね?帰郷してからウィン卿と東方騎士団とで教えてもらうね?」・・ハイ・・

 

「この戦場でもポーンスルツ42騎とか遠隔指示で動かしてた?・・え?やろうと思えば現在保有する220騎以上って?底なしの感応力ね;」

 

「そうそう?今回の侵略で少し疑問点があってね?もしかして最低20000とか侵攻軍が消えてるんだけど?もしかして・・・チャンドラ君の仕業?w」と冗談っぽく言うので・・ええまあ・・小分けしてますが41000と少し?というと横でミランダちゃんxアリアが聞いてない!と驚いて・・アリアが定位置でボクの頭をポカポカ叩く。

 

「まあほら?砦に寄せ付けないように?リーグ領主達と協力して・・遊撃の時に12000ちょい?他に偵察の時・・18騎を鹵獲したとき6ケ村で合わせて300?師匠にお知らせに行ったときに途中で8000と12000?後は2つの5万程の侵攻軍を大人しく陣借り?数千ずつ?帰り道で6000の残存で陣借り?砦を出立してからも?10ケ村を解放してポーンスルツを鹵獲・・今いる子達ね?で1000くらい?・・42000には届かないかと・・ああ!決戦がw集計待ちですね?

 

・・父上もヘルガさんも白くなってる・・父上が息子に越えられるとはこういう心持ちかと感慨深げにうんうんと頷き・・ヘルガさんがホントこの子聖戦士の再来よね?と笑うが・・ゴメン;アーク技進化したので似たようなことできます・・

 

とりあえず程よく情報交換して天幕の大体場所を教えて目印に青とオレンジの布を吹流しにナイトスルツの槍立ててますから?とロックにもまたね?というとキュイ!と答えてくる。

 

戻ると?師匠と辺境伯軍の士官さんが来ており大体の戦功評価が終ったのでナイトスルツに騎乗して回ってくる荷車に敵軍の色々乗せてくれとのこと・・とても大きな

 

穴を掘ったのでソコに運んで埋めるらしいという業務連絡と・・師匠からこのままここに待機してて?とのこと1週間ほどで呼び出しかかるからな?・・ほおい・・

 

という事で?ファルクマンとダークとポーンスルツ達で戦場のおかたずけ・・気乗りはしないが仕方ない;・・切り飛ばしたのは大体ポーンスルツたちとミランダちゃんがかき集めて積み上げてたので・・小山になってるな?・・あと少し散らばってるのを集め・・使えそうな武装や色々を纏め遺体には私物とタグを一緒にして毛布で

 

包んでおく・・回収の馬車列がドンドン巡回していきここでも集計と個人確認・・ミランダちゃんも同じく自分のタグを見せてる・・3日ほどかかり平原も均されてある程度復元・・あとは自然に戻るのを待つしかない・・ソロソロ水の問題も出てきたので樽をナイトスルツの荷車にのせ・・近くの川から汲んで天幕に運ぶ・・

 

食料はまあ自分達の手持ちで割と数週間持つかな?焦るほどではないので・・

 

趣味で作った風呂桶・・大きなタライみたいなヤツに簡易の湯沸かし器を繋げ焚火で炙るとお湯が自然と循環する装置をシートで囲い地面に排水路掘ってそこらの木でスノコ組んでおく・・・先にお風呂どうぞ?とミランダちゃんとアリアちゃんに入ってもらってたら・・ヘルガさんが甘いお土産持って来たw

 

お風呂!!と食いつくので・・じゃあミランダちゃんxアリアの後ですがどうぞ?

 

湯上りホッコリのミランダちゃんとアリアにドライフルーツとミントとお茶を混ぜた自家製のスッキリお茶を冷やしておいたのでどうぞ?と出す・・腰に手をあてングング飲んで・・生き返る~~~♪との言葉いただきましたwしばらくお風呂楽しんだらしくヘルガさんもホッコリ艶々になりあがってくる^^

 

柑橘とミント大丈夫ですか?と聞くとむしろ好きとのことでスッキリお茶を出す・・お湯にも少し香り入れてたでしょ?と聞かれる・・

 

「まあフルーツの皮とか乾燥してあるのを湯沸かし窯の方に籠で入れてますから?お肌にいいし香りでリラックスできますね^^」おおお!チャンドラ君あなたが神か!とスッキリお茶を飲みながら打ち震えるヘルガさん

 

「コレも冷たいね?・・どういう事?」・・気が付いてしまわれたかw

 

「試作の気化式の冷却箱があるんですよ?時間かかりますが冷たい感じにはなりますね?」

 

少しお昼食べますか?というので・・・冷やしてたパスタと具とソースを取り出しパスタを混ぜるだけだけどね・・お出しするw野菜とツナっぽくほぐした海魚の乾物と煮戻した貝のバター炒めを乗せたのと近くで見つけた野草(タラの芽?)も調理してあるので乗せて出す。

 

・・ヘルガさん涙流さんでも;とハンカチを渡しミランダちゃんxアリアは無心にモグモグ最期に温かいお茶やジュースを出してヘルガさんのお土産のお菓子を頂く^^

 

そうそう?とボクの長櫃から・・真珠貝磨いて透かし彫りをした髪留めと分厚い貝を深く繊細に彫った髪留めを取り出しお土産のお礼です~お納めください!と渡す。

 

・・うええ?と腰が引けるが興味津々の女子w手に取り眺め身に着けてみる・・黙って姿見を持ってくると色々試してるw

 

「ホントに貰っていいの?」どうぞ?

 

「・・あと御守りになるかどうかですが・・部隊の女子の方に?と色んな貝を使ったトンボ玉とかブローチやらリングをジャラリと巾着袋から取り出す・・こういうの気になる人で少し手先の器用な人なら」と目の前で紐を通しペンダントにしたり香袋の紐に付けたりと見せてあげる。

 

おお!とヘルガさん・・魔避けになりますかね?

 

少し想像し・・ブルリと振るえてから是非にということで部隊の人に分けて上げてくださいね?とお渡しする・・

 

「勢いでお風呂頂いて艶々になって凄い髪留めして帰ったら・・部隊中からヤバい攻撃受けるとこだったよ~~;ありがとチャンドラ君マヂ天使!」言い過ぎですwあと着けて帰るのは決定事項なのねw

 

 

後日・・やつれたヘルガさんが来て・・「お風呂貸し出してくれない?」というので「まあ毎日使うわけでもないから?」と貸し出ししたら・・どうやらボクのファンが増えたらしい?あとトルさんとかは今工廠の仕事で大忙しらしい;まあ修理はタケナワですよね;工廠組に人間用のカロリーバーをどっさり作り送っておく・・。

 

時々父上のところに行きお茶やアクセやら渡していく・・

 

「そういえば前に?リースちゃん伝手で香りのアクセで腰に吊るすやつ父上宛にお渡ししましたがどうでした?」

 

「アレな領で使ってて今交易激しいからな?デイジーさんがコレ売れますゼッタイ!って少し預けているんだよ」わかるアノ人なら全力で食いつく・・多分母上とリースちゃんと工房のみんなで量産してるハズ?

 

「そうお前があの時送ってきたヘーゼルナッツモチーフ?のバングルな?母さん凄く気に入ったらしくいつもつけてるぞ?」息子愛がw

 

「まあ嫌味はないデザインだからね?・・帰るときには新作も預けるね?」というと・・お・・おう・・とやや父上が引いているw

 

「あと・・コレもお土産ね?と乾燥魚介とハーブ類と調味料をあらかじめ配合済みのインスタントスープの素!産業化出来そうな気もする?」と渡すと・・

 

「良いな?どう使う」と言われて実演1人用に小分けしてあるのでポットのお湯をスープの素とお椀に入れ注ぎスプーンで混ぜる・・だけ!

 

味見して?と渡すと・・スプーンですくい飲む・・「具は無いが味は濃いな?・・旅とかこういう戦地とか時間が無い時とか寒い時はありがたいと思うぞ?」

 

ではコレレシピね?とレシピメモとサンプルの多くを渡しておく。

 

ソコにヘルガさんが・・ミランダちゃんに聞いて探しに来た!とたずねてくる・・何事?と聞くと・・東方軍のお偉い女性士官のお姉さまがあのお風呂見つけて試した~結果・・東方騎士団では即採用したいとのことで少し来てくれる?超緊急なの;とウルウルされるので父上と別れて向かう。

 

東方騎士団のお偉いさんの天幕に向かううと・・ウチの母上くらいの軍人然とした女性高官とその士官たちが待っていた・・戦後処理に忙しい中でコレは・・ヤベえ案件だな;

 

「お呼出しとのことで急ぎ参上いたしました!」

 

「急に呼び出して済まないな・・私はこの東方派遣軍の女性士官の統括をしている大尉のオルトレンというよろしくな?時間も貴重なので早速の議題だが・・あの風呂だ」周りの士官たちも一斉に頷く・・圧が凄い・・

 

「本来貴君のような個人の装備で持ち歩けるような装備ではなく・・かつ必需に近いが軍ではいつも後回しにされてきた色々の内の筆頭ではある、がしかしアレはそのいわば革命だ!」・・士官たちもソレゾレ思うところあるのか暗い顔や涙を流すものガクガク震え出す者長く女性の身で軍に居ると色々あったんだろうな~と気を引き締める。

 

「で貴君にアレの軍導入についての意見を聞きたい」ということで現物が持ち込まれてくる。

 

では真面目に・・「基本浴槽以外のところがキモになりますね?特に湯沸かしの部分が凄く大事です」

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

 

「このように二次燃焼まで利用しつくした炉の構造により軟質・軽量な小枝や枯葉でも高熱が得られ燃えカスはこのように最小に抑えられますので何もない砂漠や洋上でも無ければランニングコストが最小となる湯沸かしになります、あと煙も極小ですね?」

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

 

「そしてパイプ内で沸いた湯がこちらの給水管から上昇し・・浴槽の下の給湯口のところから出て来て浴槽の反対側の表層で冷えて来た湯がこちらの給水管からろ過フィルターを通して再加熱されます・・熱くなり過ぎればココのバルブを閉じれは湯の循環が止められます逆に火だねが残ってて燃料がまだあれば開くと湯が循環します、空焚きだけが問題にはなりますが炉自体は容量的に小さめにしているのでそこまでの熱量は在りません途中で程よい湯を湧かせて少し湯の温度を維持する程度で燃え尽きる計算ですね?」

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

 

「それで多分・・軍での運用考えると」グイっと皆さんが身を乗り出す「この硬式浴槽がネックにはなりますね」

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

 

「なので対案としては畳める浴槽を提案したいです」愕然とする皆さん

 

「というのも・運ぶにしても設置するにしても入る人数にしても硬式だと確かに入る人はイイですが・・待つ人や時間効率・・状況によっては寒冷でずぶ濡れで凍傷や体調不良の危険が出てくるときに、大きな湯舟で一気に大勢ではいる温泉のようなのが出来るというのが最大の利点で次に設置の手間は要るが折りたたんで携行出来るという捨てがたい利点があります」ソレダ!と皆さんが身を乗り出す。

 

「コレについてはボクも試作を繰り返してたので素材についてはあてがありますね」と肩掛け鞄に入れていた防水袋を取り出す・・

 

士官の人にテーブルの水入れを借りて袋に水を入れるが袋に水が滲まずかついつまでも漏れない、そしてクチを閉じる・・特殊な閉じ方だが完全に密封される。

 

その水袋をクッションにして上に座る・・そしてしばし待つが全く漏れていない。

 

「まあここまでの漏水対策はしなくても?コレで大きな浴槽の袋を作り・・組み立て式の骨組みで支えれば・・大きな浴槽できますよね?」まさに革命の始まりだったと後のオルトレン少将が懐回したそうだ・・ソレデ!!!とその場の全員の支持で決される。

 

・・製造はロック領でやってもらう事になり、ヘルガさんはその渉外窓口に昇進と専属が言い渡される。

 

・・ただココでボクが少しヤラカス・・「この防水布と湯沸かしの応用で軍に使える色々がありますよね?」・・ギラリと皆さんの圧が殺気のレベルに到達する。

 

オルトレン大尉が「詳しく・・それと秘書官に今日のスケジュールは緊急事態につきキャンセルだ」・・長い闘いが始まった;

 

「軍の輜重部隊の給食班について思ってることなんですが、いつも天幕張ってカマドの設営から始まりますよね?・・いわば食堂を作るとこから・・そうではなく屋台・・馬車に調理できる状態の台所を詰めてみては?」

 

???

 

「この湯沸かしの肝のカマド部分は非常に効率の良いストーブになっています・・スグに給湯できる給湯機であっても良いですが・・レンジとしても効率が良いです・・ぼくなんかは野営で調理する簡単なストーブももってますが子供でも手で折れるような細い枝でシチューとか炒め物や焼き物も同じストーブで作るので」

 

「・・大人数向けのキッチン馬車を作っておけば?最悪移動しながらでも調理したり?設営抜きですぐごはんが配り始められると考えると、軍の運用にまで効率的運用が組み込めるのでは?」・・唖然とする皆さん・・革命だ!時代の幕開けだ!と喝采が聞こえる。

 

「・・それが一つで・・防水布の可能性について、行軍の時の雨天対策のコートや長靴から始まりバックパックや天幕や幌に至るまでこの機能性は捨てがたいものがあります。皮革に頼るよりは人の手で調達できるコレは安定的供給と需要を満たすうえ、大きさ厚みに始まり色々な欲求に答えられるのではないかと?」・・と履いてる靴や外装に鞄の布に入れてるポンチョなど広げて見せる・・

 

「即刻採用だ!!!ロック領にはこれらの物資産業についての立ち上げを東方騎士団から依頼したい・・資金面についての不足はあるだろうから無利子での貸し付けも視野に入れ・・いやもぎ取る!!」・・全員が燃えている・・大炎上だw

 

鞄から靴から何から剥ぎ取られ・・官給品の代替品を渡され

 

大尉と士官達が「我々はこれから色々動くのでコレにて」

 

「ヘルガ情報尉官・・いや現時刻を持ってロック領渉外尉官・・この重要人物について最大限の配慮をお願いする。では作戦を始動する!時代を変えるぞ!!!」

 

・・エライことになったな・・とヘルガさんと顔を見合わせちょっと落ち着こうか?とヘルガさんの執務天幕に移動し甘いモノを頂きながらお茶を飲んでると・・事務や同僚の女性尉官たちが集まって来て・・「チャンドラ君ありがとうね!!お風呂もトンボ玉も!」と声をかけてくれる^^

 

ヘルガさんが「さっき大尉とやり合って来たから;疲れてるのよ~ほどほどにネ~」と言うと興奮を少し納めてユックリしていってね~と仕事に戻る・・

 

ヘルガさん曰く「練香の件よりも切実だったお風呂は女子としてはトンデモナイ革命だった」まあわかる・・軍事行動に入るとホントお風呂なんて数か月は入れないからね;在地騎士の家で良かった;

 

帰り道で父上の天幕に行き・・「また産業案件が東方騎士団から飛んできます」と簡易お風呂のアイデアスケッチと材料のレシピをね?防水布はいわば天然ラテックスゴムのゴム引き布でロック領に自生してるのがあったのよ?後で実験で使ってた現物を持ってきます・・大尉さんからの色々を伝える「多分ヘルガさんがウチの専用窓口になるそうです~と伝えると」

 

「こりゃ大型案件だな・・ヘルガさんとは話しやすいので助かるよ?」まあ天幕戻るか?と考えててたら・・

 

父上が言いにくそうに「オマエ出る時と恰好違うけど大丈夫か?;」・・

 

「ええ・・向こうに資料として剥ぎ取られた結果です」・・お・・おおう・・それは・・と困惑している;

 

そして天幕に戻り自分の服に着替えて着せられた官給品を洗濯し干してると・・辺境伯軍の士官さんが来て今から来てもらえるか?とのこと・・

 

「アリアとミランダちゃんごめんだけどまた行ってくる~」と後を任せついていくと馬車に乗せられ領都に・・領都軍本部に呼ばれたみたいね?そのまま奥に通され執務中のお偉いさんの前に引き出される・・・ナニカ?

 

「君がチャンドラ・ロックで間違いないかね?」・・ハイと答えると・・

 

「私はココの情報部長だが・・色々君の資料がこの度の戦いにおけるファクターとしてどうやら凄い活躍をしたと分析しているんだが・・いくつか質問に答えてもらってもいいかい?・・実は東方騎士団からの物言いだと機密扱いの部分もあるらしいから絶対とまでは求めないので答えれる事だけでいいよ」

 

Q君のナイトスルツは東方ウィン卿から実地テストとして下賜扱いされているプロトタイプらしいね?時々の追跡調査と整備を受けてるね?間違いない?

 

Aはい

 

Q君のポーンスルツだが・・現在最初の1騎は西方の新設海軍に遭難救助の謝礼として贈与されているね?あとこの南方域で鹵獲したナイトスルツが80騎ポーンスルツが140騎・・間違いないかね?

 

Aはい

 

Q君と仲間たちによりリーグ領のマワ村に巨大要塞が作られた、コレはリーグ領からも書き割り届いているんだが・・コレで間違いないかね?と概要や大きさ備蓄品内容が書かれていて・・日付見てみると少し古い

 

Aこの資料については少し古いですね、西方側に派遣されてたホロス准将率いる辺境伯派遣軍が砦に着いた時点くらいの情報になります。

 

「ん?ソコからも改修され続けたと?」

 

「ええ・・先ずはこの台地の下のマワ村ですね、元の村の10倍くらいの範囲で下にも城壁がココに」とその図に書き込んでいく。

 

「あと軍用の塔と館が5つ・・湖沼に面した側にも城壁が入り港湾用施設が城壁の中に作られています。他は・・台地の下の周りのこの範囲で開墾を行い耕作面積的に10万程度の軍隊でも支えれるようにしてあります・・あと北側の河川に船でしか出入りできない脱出経路があり・・こっちでは漁業と狩猟でのたんぱく源の自給が出来るのが判っています、台地上に貯水池と地下に貯水槽があるんですが相応規模で増やしてますね?」

 

「それと・・武器・・投石の装置や道具がボク所有の鹵獲ポーンスルツ100騎で防衛運用されています80騎のナイトスルツはホロス准将に貸与している状態です」

 

「・・そうかちなみに貴君が殲滅した敵規模は?」・・ニコリと笑い

 

「公式に記録したもの以外もあるということで」

 

「・・なるほど諒解した」

 

「こちらでの軍功調査ということでご足労いただき感謝する・・話はこれまでで多分あと一週間ほどで東方西方の派遣軍も帰路に就く・・各領や招聘に応じた騎士はそのあとに行われるのでしばらく宿営暮らしだろうが勘弁願いたい、あと領都への出入り制限は解除されたので観光するなら自由にしてくれ」

 

まあ戦費が嵩んだろうから・・外から来た人にお金落として欲しい所だろうしね?と一端天幕にもどる・・

 

ミランダちゃんにあと2週間くらいここに居そうね?と伝える・・南方トーナメントもながれちゃったしな;とはいえミランダちゃんもボクもナイトスルツ持ちなので騎士には間違いがないw爵位無しの名誉騎士扱いだがw・・暇が出来たのでモノづくりと新人のポーンスルツ達の訓練かな?ミランダちゃんのも見てあげないと?

 

とりあえず明日は領都内で観光するとして?・・また父上のところに行って試作品と資料渡さないと?渡して来てからみんなのご飯作り馬たちにも構ってあげる

 

テカテカピカピカの馬が藁の上に倒れてるw至福じゃろ?w

 

スルツ達にカロリーバー色々MIXを楽しんでもらいきょうはオシマイ!

 

 

さて?またいつもの朝ルーチンに戻り朝ごはんで一区切り?領都観光だ~~!!と馬とスルツ組に留守をお願いしミランダxアリアと一緒に冷やかしに行くw

 

ここ南方領の特色は暖かい気候と森林や豊かな河川の産物があり一応外国と陸路での窓口でもあるので外国の産物も色々揃う・・色んな香辛料が売られており先ずはこの辺は買いだな?・・お金を渡して明日にでも宿営地の天幕に運んでもらえるよう話を付ける・・次は服屋さんに行きミランダちゃんやアリアが楽しむ。

 

植物染めも盛んできれいな色の服も多い地球で言えばこうアフリカとかの強い色調のと似ている母上とか好きそうだから布や糸を送るか?一応服のいくつかソレ用に買ってると・・。

 

ミランダちゃんxアリアが頬を染め「チャンドラ君が着るの?似合うと思う!」!とキャーキャー言ってるけど女性服ですよ?!

 

次はアクセサリー屋さんに・・お~面白いね?木彫りとかツタや枝を編んだヤツとか木の実の殻をつかったのとか虫をつかったのとかいろいろ?骨や角の彫物も面白い

 

貴金属のに比べると廉価なほうね?これなんかどう?とミランダちゃんに彫物のバングルを・・木目も美しいね?木の色が赤ピンク系で面白い・・アリアには骨のリングかな?綺麗に磨き上げられた大きめの指輪だけどサイズ的にミランダちゃんのバングルとお揃い?でプレゼントする・・ボクは店員さんに聞きながら

 

この地域の面白いモノ無い?と聞くと・・淡水真珠があるらしい?場所により色んな色があるらしく店のおすすめの真珠屋さんを教えてもらえたのでソッチに行ってみる・・材料屋さんらしく色んな木材や香木や木の実や骨や角や石やの中に真珠コーナーがあり地域・場所ごとのサンプルが展示されている。

 

金色系に青色系に白系にオレンジ系に緑系と色々あるみたいで近くの河川でも取れるらしい?まあ色々買い込む・・真珠のとれる貝の貝殻も少ないが扱いがありこういうのを入手するには?と言うと、知り合いが居るので発注していただければ?とのこと色んな色の貝を詰め合わせを箱でお願いし送ってもらう。

 

イッパイなので明日宿営地に届けてもらうように頼む。

 

ここらでエネルギー補給とばかりにレストランに突入!なんだか騎士様お疲れ様セール?をしているらしく入店時にタグ見せると・・個室に案内してもらい食事の後にコーヒーとオヤツを付けてくれる・・むむ?こういうのはヘルガさんとこの人達が好きそうだから教えてあげよう!・・ちなみに東方騎士団の女性が通い詰めたらしいw

 

他は鍛冶屋や武器屋に防具屋や馬具屋さんも見つつあーでもないこーでもないと言いながら領都を楽しんだw

 

母上へのお土産は父上に預けて・・父上には僕から銀細工の煙管をwまえから時々吸ってるので使ってねと渡す・・一応煙草入れにセットされてて取り出して楽しめる

 

凄く喜んで早速一服と吸う・・いいな!この葉っぱの方も!!と喜んでいたので銘柄も教えておくモチロン暫く分は渡しておく

 

「そう東方派遣軍の方からソロソロ戻るぞとのことで多分1週間以内に帰るが・・チャンドラはどうする?」

 

「・・ソレがね?ボクしばらくこっちに居ないとイケならしいんだよ?」と聞いた話をすると・・

 

「確かにな?鹵獲スルツがその数だと伯爵でも大きいとこだな?多分なにがしかの交換条件でこの戦争で失われた分の補填に引き取りたいと思ってるはずだしな?」

 

「でも思い入れのあるポーンスルツが居るんだけどね?」

 

「まあウチでなら騎士爵の経済規模は超えてるから・・男爵位以上とみなされれば全部とはいかないが引き取れる可能性はあるな?ナイトスルツで10騎前後?ポーンスルツで20騎前後かな?」

 

・・あともしかしたらという話で・・・

 

「師匠とミランダちゃんがどうにもならない時はウチに・・という話をしておく・・ボクのアーク技の色々教えてるから余り外に出したくないんです」と言うと

 

「まあそれは諒解した、ただ本人の意思は尊重するぞ?」と一応その辺の話もつくw

 

「あと砦というか要塞だな~;流石にその規模は聞く限り国レベルだな・・もしかしたら王様に買い上げてもらう事になるかもしれん?まあ一度くらい王都まで足を延ばして見に行ってみるのもいいんじゃないか?・・アッチには俺の親も居るし?」・・おお?・・

 

「うむ一応平民というか文官の家柄でな;お父さん見ての通り武の方の人なんで家から出て騎士になったんだよ・・一応文書いておくからもし逢ったら渡しておいてくれるか?」

 

「ソレはもちろんです!どんな人達なんですか?」

 

「兄と姉がいて兄は文官になってる、父母ともにソッチ系での職場結婚でな~」あ~わかる・・別畑の才あるけど悪気無く強制しようとしちゃうパターン;

 

「まあ普通に騎士爵x領地付きになって年に数回は文交わしてるが近年昔のことで後悔してるらしくな?少し元気づけてやってくれると嬉しい」

 

平民としては立派な家らしく家名がありフォーリーという家名だそうな・・割とみんなキッチリしている人達だそうだからお土産とか準備しとこうかな・・と色々聞きこむ。

 

ミランダちゃんとも色々話す・・

 

「騎士修行として今年は春から同行して来たけど・・今や並ではない騎士になれたし?南方トーナメントも流れちゃったけど実戦でのキャリアを積んだともいえる・・言い方悪いがこの戦争で国の騎士も損耗したりはしているので若手実力者は西も南も東も普通に軍には入れるし・・北でも声掛けられてたから気に入った場所で騎士としてはやっていける」

 

「ボクの方はしばらく鹵獲したスルツ達とか砦の件でしばらく東に戻れない状態だから一度お母さんに立派な姿見せに行ってもいいんじゃないかな?」というと少し里心が付いたかな。

 

「あとヘルガさんにもウチの父上にも含めてあるのでw東方騎士団でもロック領でも歓迎されるとは思うよ?」というと・・

 

「あ”り”が”と”う”~チ”ャン”ド”ラ”君”~」と泣きながらハグってくる・・うんうん立派な妹弟子にはなむけを送れて兄弟子冥利に尽きるよ!

 

ということで次の日の朝に一度お母さんのとこに戻る!と決めたらしく準備手伝ってね?と言われる・・

 

任せてwと色々まとめて・・といっても半日でまとまるw旅の途中だしね?・・あとは?馬車かな?ちょうど今は鹵獲品やら売りに出されてるし出物も多いので明日馬も見に行こう!資金はあふれるぐらいあるしね?

 

・・フラりと煤けた師匠が現れるw・・

 

だいぶお疲れ様ですね?とコーヒーと甘いモノを出すと・・しばらくは~ふ~とナニカを吐き出しつつスマン;と頭を下げる・・

 

「ようやく辺境伯派遣軍への出向が終りそうだったんだが・・教導騎士休暇が取り消されたので;コッチに来てる国軍騎士に同道しなきゃならなくなった、視察というか南方戦域の確認というか例の要塞も絡む;」

 

「それは・・お世話掛けます;まあソレは国軍騎士団としては仕事だから仕方ないんだが、教導もほとんどしてなかったが中途で放り出すことになったのはツライ;」

 

「そういえば?この馬車や馬も持っていくんですよね?」頷く

 

「まあ仕方ないですよ?ミランダちゃんも一度東方に帰るとかで明日馬車や馬やを調達する予定でしたから?ついでにボクのもってことですね?旅の仲間もここでお別れですね?今夜くらいはココに居るんでしょ?と聞くと明後日付けで原隊復帰+国軍騎士団内出向身分となる・・メンドクサイ!」まあ確かにw

 

という事でココで別れる馬たちとスバスとメッサに師匠をよろしくね?と別れを告げるとキュンッキュ・・・ヒヒンと寂しがる・・まあ精いっぱい気持ちを込めてお世話させていただこうと構い倒す・・貴族様の馬かと思うくらい仕上げてピカピカにする・・ヒューヒューと息も絶え絶えな馬たちとピカピカに磨き上げられたスバスとメッサ・・内緒でカロリーバーを渡しておく・・大切に食べてね?と言うとありがとう~とキュイキュイ伝えてくる。

 

ミランダちゃんもマッサージして磨き上げて・・少し髪もカットしてあげる・・みんなで食べるのももう数回かと思いハンバーグやら餃子やらとんかつ?やらを作る、相変わらずこの時の静けさだけは変わらないww掘れ!ひたすらに!・・師匠用にウチの領の酒とオリジナルブレンドのスッキリ茶とか麦茶も忍ばせておく。

 

・・師匠からは騎士推薦状をボクとミランダちゃんにそれぞれ貰う^^公的に騎士身分が欲しい時にはコレで入手できることになる、お礼としてメッサの所有権を師匠に移譲~気が合ってきてたからと喜んでもらえる。

 

ミランダちゃんとボクの馬車と荷馬も手に入れる・・とはいっても人数1人なんで行商サイズの馬車でもOKむしろ生活空間として使えるので自分用の天幕を張る必要がなくなった!待ち時間で改造を施し乗り心地を改善しておく・・御者席にも屋根と壁が付き快適性が上がる・・シャワー室とトイレも取り付け防臭対策もしておく

 

中にキッチンとベット・・・畳むとテーブルとソファーになる・・収納スペースも商品棚を整理し1~4人分くらい容量にして生活空間の快適性をあげておく。

 

ミランダちゃんが一言・・「この馬車乗ったら他の馬車に乗れなくなりそうで怖い;でもコレしかない!」

 

「一応ボクとロック領で扱うかもしれないから欲しい人には話してあげて?」・・と言ってる傍からヘルガさんがガッツリ視察に入り・・革命か??!!と言い出すけど軍用だとこうはならんだろ?とw

 

民生ゆえの贅沢よね?とはいえ風呂とシャワー・トイレユニットは一度話を持ち帰るので・・スケッチとかあれば?というのでサラサラと書いていく・・

 

「行軍用のトイレって穴掘って埋める系だしね?こう便座と覆いがシッカリするだけで文化を感じれるかも?」と言うと

 

「それよりも女性が覗かれたり痴漢されたり危険が減るのでこういうのは大事よ?シャワーとかも!お風呂はまあ入りたいにしても移動中にトイレもシャワーも出来るなら作戦行動も捗るし?やはり革命??」まあ任せたw

 

そうこうしているうちに国軍騎士に復帰した師匠を見送り、先行して軍功表彰を受け西方派遣軍と東方派遣軍が帰っていき・・数日遅れて辺境伯領軍と招聘に応じた在野騎士・従士の軍功表彰が順次行われる・・功績戦績に応じて軍属には昇進・俸給増額・一時金・永年年金・領地の下賜・爵位認定の推薦状(爵位については国王権限なので推薦でホボ決まりだが逆に言えば推薦があると物凄く有利)在野の場合は一時金以降があるのと領軍や領主家や国軍や騎士団のスカウトも在ったりする。

 

一応?ミランダちゃんで言うと戦績功績が大きいため一時金と5人家族分くらいの永年年金がもらえてしまったw・・軍に入らなくても生きていけるね?微妙にひきつってるw

 

・・さてボクの場合は・・その他枠として別途相談とする・・とのこと;やっぱりヤヤッコシイ事になったwwwとミランダちゃんと顔を合わせて苦笑いwww

 

ということで?アリアとボクだけ連絡待ちで留め置かれるのでミランダちゃんとダーク君アッシュ君を見送る・・女性の一人旅だけど完全な騎士を襲う根性ある盗賊が居るとは思えないが気を付けてね~と手を振る・・。

 

不意に時間が出来たので・・今回の件で関係のある所に文を送る・・ウィン伯爵にはファルクマンのおかげでこの戦争も無事切り抜けられ軍功を上げられました!と感謝を送る、海軍官庁には頂いたポーンスルツのクフィルも特殊兵装のサーフボード・ラビットスティック・ブーメランが活躍しましたので非常にありがたく~と改造事例を送る。

 

・・そうね暇だし刀鍛冶でも勉強するか?と思い・・まだ質の悪いミズガルズ世界の鉄を色々入手し・・希少成分の多い砂鉄からの鉄を鋼とし折り返し鍛造して鋼を割り込み鍛接し自分用の双剣の代えの刀身を作る・・装具を交換し試し斬りしてみると・・具合が良いな?硬い分よく斬りこめて軽く切断出来るな・・意外に出来は良いのでしばらくコッチをメインにするか?と刀身を眺める…鋼の部分で成分の不均等な部分で金色の筋がキラキラ見える・・綺麗ね?

 

他のも作ろう・・と鏃やナイフや槍の穂先にと作りためておく・・弓も最近アーク技のおかげで軽く感じるのでより強いのを作る・・これはボチボチにすすめるしかないので・・当座の弓を武器屋で求める・・店にあった一番強力な馬弓でまあまあかな?・・それほど必要でもないが?長銃も入手してみた?これを参考にポーンスルツサイズで作れないかな?ある種の砲のように?スナイブ的な?たまたまだけどクフィルが遠距離武器の才能あるのでヤラセテみたい?!

 

と色々造ってたらようやく辺境伯から呼び出しがかかった・・既にひと月www

 

領都の辺境伯のお屋敷に呼ばれ迎えの馬車で乗りつける・・おお~凄いお屋敷ね?・・噴水もあったり庭園も綺麗にしてある・・案内の人がこちらに~と辺境伯の執務室に・・

 

「君がチャンドラ・ロック卿か?私がクオン領主のロバート・クオンという」・・名乗りをし頭を垂れる・・頭を上げてくれるか?と執務机から横にある応接のソファーへとすすめられたので差し向えで座りメイドさんにお茶とお菓子を持ってこさせ人払いをする・・

 

外に出たのを確認しクオン伯が「大分待たせてしまい申し訳なかった」と頭を下げ始めるので・・いやいやいやと止めて;「まあ自分でも少しやり過ぎたかな~と」・・と言うと・・アレで少しか?と眉間にシワを寄せる

 

辺境伯・・「先日の軍功表彰で伝えた通り貴君には別途相談ということで・・関係者への聞き取りやら現地調査やらを行って遅くなったのではあるが、君の言えなかった事についても大体の想像がついて居るところだ;モチロン守秘については任せてもらいたい・・特に東方・西方・北方やウチの在地領主からも君に関しては便宜を図るよう強い要望が出ているからな?今回の派遣軍の件でこちらは強く出れないのもあるので貴君の黙っている部分についてはあくまで感想として文書にも残さない予定にしている」・・色々助かった?

 

「言わなかった部分にはそうするにしても?明らかに見えてしまっている軍功とかは無視はできない、万単位の侵攻軍の単独撃破とか鹵獲品から簡単に見えてしまうし?モノとしてのアノ要塞は今後百年単位での南方防衛の中心として余りにも完成されている・・編成が終ればあそこに南方騎士団の分署と辺境伯領軍の分署が置かれる・・つまり領都に次ぐ軍事拠点となる予定がされている・・ここまではいいかな?」と確認をとってきたので頷く

 

「それで過去の判例やら軍法に当たるとね、鹵獲品の権利はその軍功の当事者にあるとどの時代でも共通の理解となる・・がここで貴君一人でこれらの軍功の当事者とした場合、あのトンデモナイ数のスルツ達や野戦築城・・にしては規模と内容が凄い要塞の所有権は貴君にあることにはなる」

 

「軍功報酬としてのいくつかある手段としては・・あの要塞のあるリーグ領と周辺5ケ領を糾合し貴君の領地とし子爵位を与えるという案、コレは騎士爵嫡男が飛び級し過ぎではあるのでその辺の軋轢は凄いが貴君の所有権に対する保護という形の報酬にはなる・・但し東方からの領地替えとなるかな;いくつか不利な点がある案ではある」

 

「次は貴君が東方の騎士領を継ぐ場合の案だが・・コレについては先ほどの案より穏当となる・・貴君所有の大量の鹵獲スルツと要塞を国王に上納しその功と軍功合わせて男爵位とし東方の騎士爵領に加増領を認め、爵位格に合わせ売却した鹵獲スルツから男爵にふさわしい数を改めて下賜すると言う方向ね?この場合は一度王都に向かって国王から男爵位を授ける儀礼を受けていただくくらいが不利な部分となる」

 

「で・・たぶん誰も選ばない選択としては・・要塞も鹵獲品も放棄・・スルツ達を連れて国外に亡命とか要塞に籠って南方から実力でもぎ取るとか?かな?まあ2番目くらいにしてくれるとみんなハッピーに近いかも?という事になる」まあまあ父上の話に近いか?

 

「・・その再下賜について個体は選んで良いですか?」

 

「思い入れあるなら?普通に否はないね?贈与品を下賜で返す訳だから取り上げてしまうイメージは避けないと王権の信頼が揺らぐからね?」

 

「・・なら男爵位受けます・・故郷も思い入れありますし?できるならアソコを継いで守りたいですから・・」

 

「そういってくれるとありがたい・・あと?決戦の時に捕縛した金ぴかとかホロス准将に陣借りしたときの金ぴか覚えてる?」・・ああ居たね指揮官かと思い半殺しにして捕えてたヤツがw・・

 

「アレ凄い金星でね決戦の時のが今回の侵攻の首謀者のサカ国の第2王子とその後見の大貴族だったんだw身代金からガッポリもらえるハズよ?賠償金は100%国に入るけど身代金は半分以上は貴君に渡さないといけない義務があるから楽しみにしておいて?停戦交渉は終わったから次の賠償やら捕虜交換・・そういえば貴君も要塞に捕虜一杯居たよね・・本心で言えば個人的に羨ましい額になるそうだよ?」忘れてたなw貰えるものはもらうかw

 

「・・まあこれらの提案と調査と色々が私からの便宜ということで!国王の方には素案送ってたがこのまま了承の内容を送るね?多分1週間以内くらいで受爵の案内できると思うのでも少し待ってて・・ここに泊っててもイイのよ?」・・まあ趣味の色々もありますのでと辞去しありがとうございましたと宿営に戻るw

 

父上に決まった褒章の件を鳩文で送り・・ちょいお礼のナニカ作るか?せっかくなので太刀を打つ・・外装は彫金象嵌金糸銀糸で派手になり過ぎず南方を現すような木材・淡水真珠や真珠貝を象嵌しウルシで塗り磨きだす・・まあ急造したにしては?一応辺境伯の紋章入れる場所は開けておいた・・コレ安易に作ると怒られるし罪に問われるからね?綺麗な木箱に綺麗な布袋に包んで入れる・・大技物だなw・・と眺めていると案内が来る・・王都まで領軍騎士を付けて送るので旅装整えお屋敷まで来てという事で。

 

王都に行ってきます!父上の実家も訪ねてみますね?と追加の文を送る。

 

モチロンお礼に大太刀を執事の人に預けておく・・辺境伯様とは会えなかったのでw

 

 

※後日・・辺境伯様ようやく事務処理も平常に近くなったので休憩を入れてると・・執事が・・お暇になったようなので?とボク謹製の大太刀の箱を持ってきて。

 

「こちらチャンドラ・ロック卿から王都に行く前にお預かりしております・・クオン様へのお礼ですとのことです」

 

「・・中身は確認しているのか?」

 

「いえそのままで?剣と聞いては居りますが」

 

「・・ほほう?私の趣味を知っていたのかな?w」と相好を崩す辺境伯・・武門の家柄故に武器のコレクターでもある辺境伯、どれどれ?と箱を見た時点で

 

「コレ南方の特産香木じゃないか!ナカナカ小憎らしいのwおお?よく見ると寄木にしてあるのか~これはまた雅やかな?」蓋を開けると

 

「おお・・内側に蒔絵で真珠貝を散らして象嵌かw・・いやいやいや・・これは箱だけでも凄いのでは???美しい外国の織物で作られた袋に組みひもで縛って入れてあるのか~」

 

「おお?紐の房飾りに銀と貝の彫物が・・」組みひもを解き太刀が現れる・・・言葉を失う執事とクオン伯・・

 

「おいおいおいおい・・なんだ?この国宝は!!」

 

柄を巻く紐は金糸銀糸が混ぜられており手が馴染む上にグリップも良い・・しかも見た目が荘厳だ・・釣り金具に鞘のコジリも彫りと透かしが・・鞘の蒔絵は南方領の自然を現しているのか?嫋やかな森の木に河や湖沼に峻厳な岩山・山水の世界に遊び心で動物や魚やが意匠化され真珠貝の象嵌で描かれている。

 

コレは?・・・

 

と思い執事もクオン伯も手ぬぐいを出し口にくわえる・・刀身に唾が飛ばないようにし鞘から引き出すと・・地金に傷一つなく良い鉄で作られた片刃鎬づくりに切っ先の鋭い長船系の刀身が現れ・・鋼は少々特殊なものなのか?折り返し鍛造による模様が金線が混じる模様が美しく先端から手元まで程よく途切れず一定の調子で入っている、これだけの長さでこれだけ均質に調子を変えず打つには相当の腕が必要だったろうと思われる・・やや青黒く感じる刃に吸い込まれそうな気がして背筋に震えが入る・・刀身を鞘に仕舞い改めてその装具を見る南方領各地の真珠が鍔と言わず金具にちりばめられてもいる・・コレは南方領の象徴のような太刀だなとため息をつく・・

 

「これは家宝にして家訓だな・・我がクオン家の統領の佩刀として代々伝えよう」・・さて・・チャンドラ君にはどう報いるか;悩むな・・。




※どこでも人気モノなチャンドラ君w
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