我水底に溺れるも浮上セズ!   作:蛙カジカ

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止める人もいないチャンドラ君w

2話分くらいの内容??


遍歴の騎士のぶらり旅

 

 

王都から出る前に祖父母のところからロック領に南方領都経由でスルツ受領してからユックリ帰ります~と伝えてもらい?賢そうな年上の従弟達に旅の話とお土産残してきたw

 

王都から少し寄り道をして南方領都へ続く主街道を外れ田舎とか自然とかを楽しんで帰る予定?とりあえず南方領都を目指し再下賜されたスルツ達を南方領で受領しそれから東方ウィン領を目指す予定?

 

王国中心部とはいえ?脇道に入るとまだまだ未開地?が多く開拓最前線とでもいおうか?

 

東西南北の辺境には特徴的な資源や色々な産物や海や川や山や森やとなにがしかの発展要素のある地域といえるが・・その中央の地域ってある意味・・凡庸な産物あまり戦争の被害もなく故に領地加増もなく開発にリソースが割けないという小領が多いので・・

 

早速・・馬車も通れぬ壊れた橋が;・・これ村人が仕方なしにやっつけで直したんだろうど人は通れても行商とかの馬車すら通れない;生活に困ってるような地域だとこうやってアチコチ窮乏して将来的な望みが無くなっていくパターンに陥る;

 

・・さて?どうするかと橋の袂で野営してると?・・灯火を見つけたのか?次の日の朝に村の子供が好奇心で村のある方向からやってくる。

 

・・声を掛けてくるまで待ってるか?と思い朝ごはんを作ってると・・匂いにつられて傍までやってきたwまあ育ちざかりだろうからw

 

・・振り向きざまに「ごきげんよう!なにかな?」と聞くと・・勇気を絞り年長の女の子が

 

「この村にナニカ御用でしょうか騎士様」

 

おお?賢い子だな~?

 

「王都から故郷の領に向かって旅をしている遍歴の騎士です、ここも街道だと思うんだけど馬車通れなくて野営してたんだよ」

 

子供達が相談してくるというので・・お駄賃代わりに朝ごはんの鳥の香草炒めを串に刺してあげる

 

「村の大人に声かけて来て?遍歴の騎士が来たと伝えてくれる?」

 

実はミズガルズのどこの国でもある騎士物語のセリフなので、こういう困りごとを抱えた人が遍歴の騎士にお願いをしていい事になっている・・まあお約束な感じ?

 

古い慣習で遍歴の騎士は無茶な事でなければその願いを何とかすることで国の保護を代行するという古い習いがありそういうのは昔話とかで周知されてはいるが近頃は少ない話らしい?(ゲイル卿も言ってたけど)

 

街道の脇の丸木に座りしばし待つと村長を連れ現れ・・話を聞くと?もう何年もこんな状態で行商人にも嫌われているそうだ

 

「とはいえ騎士様にこんなお願いしても;」というので

 

「ここの領主さんには陳情したの?」と聞くと

 

「・・お年を召しておりご無理は言えないのです;遅くに出来たご嫡子様も王都に出たっきりでございまして・・帰郷をお待ちしているところなんです」とのこと・・まあそんな時こその遍歴の騎士だしね?

 

村長に敢えてもう一度言う「難事を求め遍歴の騎士が来た、王国の手に願い事はあるか?」と吟じるように言い聞かせる。

 

慌てて子供達に何かを言いつけ村に走らせる・・少しして野菜を籠に入れ持ってくる・・ボクの前に置き

 

「お願いでございます村の窮地でございます街道を復旧するのが願いですm(__)m」

 

「よい産物を頂いた・・義務を果たそう!」といい村長に近くに石材がとれるような場所と切り出してよい木材があるか聞くと

 

子供らに案内させますと年長の少女に申し付ける「騎士様案内しますと近くの森とその川に面した辺りの崖を見せここなら自由に材料つかって良いので・・」と言う

 

・・そうね?先ずは木材かな?と馬車のところに戻りクフィルに騎乗・・

 

好奇心で見に来る子供達に「川向うからなら見てていいからね?近くだと石や木が飛んできたり木が倒れてきたりするからね?」と言い含める、そうしますと少女が子供達に言い含め川の向こうに移動する・・確認してから森の木の腐りにくそうな頑丈な木を選んで切り貯めていく

 

程よく数が揃ったらソリを作り枝を斬り落とし木の皮をはいでロープにし引きずって街道脇に運ぶ・・ソリからおろし崩れないように積み上げて置く、斬り落とした枝も木の皮のロープで束にして運んでおく・・後で村で利用すると良い。

 

ソリを引きずり崖のところに運ぶ・・崖の一枚岩からアークソードで石材を切り出す、大きな石のブロックを作りソリに乗せ橋の袂にいっては降ろす・・5往復もして街道脇に貯める。

 

少女にこの辺で石灰取れたりする場所はある?と聞くと??とするので建物の壁を塗ったりする白いヤツ?と言うと聞いてきますと走っていくその隙にお昼ご飯を作るw

 

聞いてきました!と走ってきた少女にフワフワオムレツで落ち着かせお茶を飲ませてから聞くと崖のある方向に河をもう少し奥にいくと白い岩があるそうですと

 

ふむ?と少女をクフィルの腕に掴まらせて移動していくと確かに。

 

石灰岩の崖にアークソードを入れ採取しソリに乗せて運ぶ・・土砂とかも河原からとるね?と聞くと・・どうぞというので石灰岩の横に積み上げる。

 

・・ここで作業始めるから村の方に離れてて?と言い先ずは街道の一部を剥ぎ取り橋を

 

少し山成りに橋を掛ける分のスロープを街道につける・・橋作りも慣れた感じw基礎を固め橋のアーチ構造を木材で作りモルタルで石積みやら道路部分を補強し力学的なデザインにする・・余り大きな川でも無いのでアーチ橋で橋脚を川床には作らない、あと橋と石畳の部分にガードレールのように石のブロックを並べてモルタルで固定しておき丸太で手すり?を繋ぐと・・大きめの馬車でもすれ違える程度の石橋が完成!

 

「・・まあモルタルが硬化するまでは重いものは通れないけどw明日くらいに開通してもイイよ?」と少女に告げると単純に喜んでくれる^^

 

「あと木の枝とか束にしたのとか丸木の余りとか木組みをばらしたヤツとか石灰やの材料の余りはお駄賃にあげるから、薪や家の補修にでも?村長さんにでも買い取って貰うと良いよ?」イイの?という顔をしてるが置いといてもね?

 

その後乾燥するまで丸1日程いたが充分硬化したので開通ね?橋を渡り村長に確認してもらい村を抜けて旅をしていく・・ん?と少女が後ろから走ってくるので馬車を止める・・どうしたの?と聞くと少し悩んで森で取ってきただろう木の実を小さな籠に入れお願いしますと頭を下げる。

 

「どんな願いかな?」と聞くと母子家庭で母親が臥せってるらしい?

 

取り敢えず様子見てみると約束し御者席に少女をのせ家へと案内してもらう・・ふむ敷地や畑が盛大に荒れてるな;

 

「病に伏せてると聞き参りました!診せていただけますか?」と声を掛けると咳をゴホゴホ咳が聞こえるので女の子に案内され入る

 

ん~顔色悪いし熱もありそうね?聞くと食事もかなり切り詰めている・・良くないな身体が弱ったとこで病にかかるのは;ということで?詳しそうなアリアを呼ぶとファルクマンの肩から飛んでくる・・少女がビックリするここいらにはアールヴあまりいないのか?

 

アリアと意見を交わしいつも通りで大丈夫だろうとのこと、そしてお母さんを寝床に寝かし・・アーク光を注ぎ込んでアリアとハミングを重ねる・・お母さんは気持ちよくなったのか?そのまま寝入る。

 

・・少しかかりそうだね?と木の実の籠を持ち「良いモノを貰った騎士の義務を果たそう」と引き受ける。

 

ちなみに女の子の名前がアンで母親がネリスとこの時に聞く。

 

先ずは遍歴の騎士が料理して進ぜようw食事切り詰めてビタミンやたんぱくや色々を取れていなかったろうから・・頂いた村の野菜も使って刻み込んだ野菜を混ぜてミルクとチーズも入れた高栄養なフワフワオムレツ・・肉をクタクタに煮込んだとにかく色々突っ込んだぞシチューに魚肉をほぐしてすり身にしたものにも野菜を刻んで入れた薩摩揚げ風の揚げ物・・これも小さく刻んで入れる・・まあ多すぎてもアレなので果物のジュースに少し生姜と香草を入れて代謝を上げるようにする・・塩気も少し利かせてみたw

 

「お母さん寝てるから起きたら食べさせてあげてね」とアンにもシッカリ食べさせる・・それと?この家の地所って何処まであるの?」と聞くと

 

今は家の周りしかお母さんが世話できないので畑が小さいけど・・元はケッコウ広かったとか?柵の跡があるとこまで~と指さす。

 

ふむ・・外に出て少し周り見てみるね?と家の周りの畑を見る・・石垣も崩れて土が流れてるな、柵も直せてなくてこれ小動物に齧られてる;外の方の荒れた畑を見ると・・まあまあ広いが水を川から人力で運んでるのか?;そりゃ身体壊すな;

 

メイアに乗り村の道をアチコチ走ってみて・・水路が無いな農作業している村人を見ると木の桶を人力で運んではひしゃくで水まきしてるか~;

 

村長の家は?と村人に聞くと教えてくれたのでメイアで向かう・・到着し表の柵にメイアを繋いで村長を訪ねる、これは騎士様立派な橋にしてくださりありがとうございますとm(__)m・・騎士の義務なればソコまでは不要・・

 

新たな願いがありここに来たといい事情を聞く・・少女の家はだいぶ前に夫を亡くし苦労して畑を維持してたそうだが無理が祟ったのかここしばらく臥せっているとのこと、それと村の地割りや水利について聞くとそれほどガチガチではなく空いてる土地なら村内で移動しても新たに開墾しても良いとのこと・・あの親子をお願いしますと言われる。

 

「相談なんだけど?」とこの周りの土地のスケッチを出し

 

「この高い所に川から水路をひき貯水池作ってもイイ?」と聞くと

 

「村としてもありがたいですが」という

 

「アンに良いモノを貰ったのでね?」と籠の木の実を見せると・・頭を垂れる村長。

 

アンの家に戻るとネリスさんが起きたのか食事をしているので食べたら寝てくださいね?と言いファルクマンで村の北側の高い部分に行く、翼を出して舞い上がり川と土地の高低を確認・・イケるな?と降りてアークをラビットスティックに纏わせて地面を掬い上げ池を掘る・・まあココの規模なら?直径300mもあれば旱魃でも大丈夫だろうと掘り起こし土手を盛り上げる。

 

排水用の水路も付け水門も石を持ってきて作る池が大体出来たので・・土手に小さい柳や野生の果樹の苗や桜の苗を植えておく・・少しアーク光を浴びせてハミングしておく気持ち程度でも早く成長するだろう。

 

次に掘り出した粘土を池の底に分厚く敷き詰め防水にする・・土手の岸側に少し浅い部分を設けて川から葦を土ごと掘り起こし植えてコレにもアーク光を注いでおく。

 

そして川上の高い所から水路を作るのだが・・誰も見てないよね?とアークソードのイメージが整わない版の光の柱みたいなので地面を蒸発させていくw

 

一撃で百メートルの水路が掘り起こせる、あっという間に2kmほどの水路が完成し粘土を敷き込み・・川と開通させるとると水が池へと流れだす・・水路の入口と出口にも水門を付けいざというときは川の村より低いところに排水する、モチロン水門までとか池の土手の上とか水路の傍に道を付けておく・・まあ伐採と丸太で面圧した程度だけど。

 

あとは?村の耕作地に向けて池からの給水路をクフィルで掘っていく・・最終的に村長に聞きつつ水路を設定し畑近くを流し水を引き入れたり汲んだり野菜を冷やしたり洗ったりできる水路と家屋傍を流し洗濯などに使えるようにしたりする水路など2系統作る・・ここまで2日w

 

粘土で防水し河原石のタイルを押し込んで簡単に防水し、そして村長にいくつかメンテの方法保守管理についてのマニュアルを口頭と文書で与える・・地味に粘土や漆喰で防水してね?

 

などとやってる合間にもネリスさんには日に二回ボクがアーク光治療をしてアリアは暇なのか合間に治療を続けて診てくれている、大分食欲も出てきているので回復してきている様子。

 

さてと?とムラの中で良さげなポジションと言えば?貯水池のところか?いずれにせよ後々村の有用な施設も集中するだろうし?

 

池が決壊しても水没しない日当たりのいい南面地点を選び家を建設・・二階建ての予定で厩舎兼農作業小屋・と工作作業倉庫(水車小屋併設)をオマケだな?親子2人だと広いだろうが・・これからその広さが活きてくるからね?建物の形を地面に線引きし基礎から始める。

 

石のブロックを並べ石積み壁を立てていく途中に床や屋根を支える丸木を乗せる張り出し部分を設けて積み上げ、大きな木ゴテを自作し粘土と藁草を混ぜた壁土を塗り隙間を埋めていく・・ナイトスルツサイズでやるとカナリ速いね?

 

乾くのを待ってる間に他の建物も同じくする、春の陽気のせいもあり?速く乾く・・もう一度土を塗りひび割れを抑えるx4棟土壁は満足したので・・

 

次は漆喰だね?と石灰岩を採取し焼いて砂や白い粘土と配合する、これを土壁の外へ塗っていく・・天気が良いとよく乾く・・これも2重に塗っておく、さて屋根を乗せていこう!と木材で骨組みと床・天床・屋根板を組んでいくソコに石をスライスした瓦を竹の釘で打ち込んでいく・・傾斜は浅めで軒は長くしておく軒下も色々使えそうだし?こうすると瓦が落ちて来ても被害が少ない

 

・・次は生身でアークを纏い内装と部屋の構造を作っていく漆喰壁で仕上げて部屋の仕切りやドアを作りつける・・1階が生活スペースで2階が作業場で大きな扉が二階の壁についておりソコに人力クレーンが付いてて荷物を引き入れやすくしている。

 

他の建物でもロフトを作り干し草を保存したり工作機械や道具をしまえるようにしておく。

 

暖炉も作りつけ内壁内に煙道を通してあるので流路切り換えで集中で家丸ごと暖房も出来る。テーブルや椅子やベッドもこちらで作り・・家屋は完成ね?

 

そして?畑と放牧用の牧場を併設する・・まあこの傾斜なら石垣組むまでもなくあぜ道程度?一応石のブロックでガッチリ作る広さはまあ前の最大に少し色をつけた程度?にしておく。

 

そして貯水池との高低差を利用し・・水車を作る多目的に作業小屋に水車動力の工作機械をクラッチで切り換えられるようにし、必要ない時は水路の流れを切り換え水車を止めれるようにもしておく。

 

村の生活見てると・・臼と杵で人力で粉に引いてたり?人力で板を切り出したりしているのでここが出来れば大分効率よくなるのとそういう事はヨクアル話なんだろうけど年寄りや寡婦や孤児の働く場所として使えるんじゃないかな?

 

動けるようになってきたお母さんと少女を馬車に乗せ引っ越しだよ?と新居に案内する・・二人とも固まってるが今のうちに刷り込もうw

 

「家屋建屋の二階に・・機織り機を2機おいてますwあと広いので工作スペースも?・・手動クレーンもこう?外から荷物を運び入れられます~コレは少し提案があるので後でね?一階はリビングを中心に部屋が6室左右に3つリビングの奥が台所ね?シンクには水路が引き込んであるし手押しポンプで井戸水も汲みだせます」ボク謹製の冷蔵庫は暑い時期には大活躍間違いなしだし?生鮮食品の保存を少し伸ばせるはず?

 

「トイレもボク謹製で便座が付いており水洗で流して汚水溜めに貯めています・・ので時々2つある汚水溜めの流路を切り替えて片方を肥料用に熟成槽にしてください、2つあるので交互にね?」

 

「あとシャワー付きのお風呂!これも手押しポンプで水を貯めてからこちら高効率湯沸かし器でお湯を温めてください」と実演・・20分ほどで驚くほど少ない燃料で焚けるのでw

 

という事でお二人に入ってもらって・・出て来てからお昼ご飯を食べさせる・・お茶を飲んで落ち着いてから厩舎へ行きます・・

 

まだ先になるとは思いますがヤギを買いましょう!柵付きの牧場もついてるので春~夏は柵の中で放牧し夏の間に土手で牧草を刈り集めこの上に保存し冬の飼料にしましょう・・毛織物とかの仕事のための家屋2階の作業部屋になります。

 

おおお?!と母娘

 

「でもソレまで儲けるためには?肉体的に働いてたのではまた身体壊すので・・こちら!・・水車小屋を村長に交渉して小麦とか雑穀の製粉とかココ貸し出してみては?いか程かの対価で!」

 

おおおお!ソレダ!!と目が輝く母娘w

 

「それだけでは年間駆動も少ないので作業小屋に・・大きな回転砥石や旋盤や水力ハンマーや鋸やドリルやらが揃っています・・ここも水車の動力をこっちに切り換えることで動かせますね?村人に使用料を貰い使ってもらえば村人も村長も村自体もあなた方にも良い事では?最初は物納でもイイですし?」

 

あとですね?と畑の方を見せて既に耕して畝を作っており

 

「コッチの方にブドウの枝を隣の村でもらって挿し木してみました?簡単に葡萄酒とか作れますし?美味しいの作ろうと思うと難しくはありますがw」とアーク浴びせたせいかすでに芽が伸びつつw後はまあ自家消費程度ででも?

 

「畑も広いので惜しいと感じるなら駄馬でも買ってから引き鋤を付けて・・ああ厩舎の上に農具の鎌や鍬も鋤も刃物関係も置いてあったね」と一緒に取りに行きメイアで実演する・・メイアだと道具が小さいがw・・村では見かけなかった大鎌もストラップでも支えるので比較的楽に草刈りできますね?切れが悪くなったら砥石でこう研ぐと良いですよ?と使わせてみると驚いてるw

 

「鍬の方は各種あるので・・深く耕すのとか畝を盛り上げるのとか、雑草を鋤き刈るやつとかシャベルとツルハシも何本か?鋸とか手鎌にハサミにナイフも何個かおいてます必要なら探してみてください」この辺はボクの持ち出しとか作ったやつね?在庫の鉄板もあったし?

 

「水やりについてはいく通りかの方法が試せるようにしました・・1つは竹のパイプで水路と接続するやつでこう・・畝と畝の間に穴の開いた方を上にして繋いでいきます一番先には栓してありますね?コレで少し高い位置の水路に反対側を漬けると・・高低差で水が流れ込み・・見たような感じで水が噴き出て撒かれます・・止め忘れに注意ですね?」

 

「次が?し尿利用の肥液を撒くのと兼用の?天秤棒に吊るしてる桶の紐をひくと傾いて撒けるタイプですね?まあそれなりに疲れますが・・あと最後が一輪車に樽を乗せたやつでこれで畝と畝の間を転がして左右の栓を開くと撒けるタイプですまあこっちの方が楽にイケますかね?」と実演・・

 

もはや(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪するだけの母娘・・

 

で多分病み上がりのお母さんと娘さんにおススメなのが・・と貯水池に少し歩いて行き土手道に上ると・・ボクもビックリ葦とかイグサとか柳が既に青々としている・・ついでに蓮まで・・早いなw・・確か初夏~夏くらいの勢いのハズだけど;まあいいかw

 

柳の枝を切り葦を刈りイグサを刈り蓮の茎を折る・・水の中にデカいマスがウヨウヨしているしエサのエビもウヨウヨしている・・川から入ったか?土手を見せて

 

「日当たりのいい土手には果樹が植えてあるので村人さんにも楽しんでもらってください・・そして刈ったこれらですが・・家に戻りましょう」

 

2階にクレーンで搬入し作業部屋に入る・・ここの家伝にしていいですよ?と蓮の茎から繊維を取り出す・・撚りをかけ糸にし糸巻きに巻き取っていく・・これから繊維や糸が取れますので草木染めで特産としてもイイかと?」

 

固まる母娘

 

「この国だと・・畑で育てるか飼育した生きものからしか繊維はとれませんがこの繊維は勝手に増えるのをとってくるだけなのでw今が最初のチャンスになります上手く儲けてくださいね?」練絹のように艶と光沢のある糸を見せ。

 

「それと・・イグサを出しコレも編んでいき敷物みたいなのを作ると、夏の敷物にピッタリなヤツが出来ます」とテーブルの上に編んだヤツを敷くと・・アンが顔をピトリとつけ・・ヒンヤリツルツルで気持ちいい~という・・ネリスさんが手で触れ確かめ織り方を見る。

 

「簡単な織り方ですが・・多分この土地にも色んな織り方が伝わってますよね?」と言うと強く頷く・・元々ソッチ系の家の出らしく目が燃えている!

 

「イグサはまあ置いといて?柳も同じくなんですよ?とコレは水に晒して皮を剥いてから濡れてるうちに編んだり?太い枝だと蒸してから曲げて型に固定して乾燥させたりして作ったボクの安楽椅子と籠なんですが?」と現物を見せる・・凄く真剣に観てるね?

 

「まあ編んで作ってから紐で縛ったり結んだり木釘で打ち付けたところもありますが・・軽くていいですよね?」(籐みたいな感じ)

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

 

「ココでこれ等を作ると?どうでしょうか?畑に全てを賭けるよりは今の体力考えてもコレが良いかと?・・あと」

 

あと??と母娘

 

「あの作業小屋広かったでしょ?アッチは葡萄酒やら果実の収穫も考えてはいますが・・

先ほどの池にですね・・マスとエビがウヨウヨしてるのです・・先ず柳で籠作りましょう!エビ籠とマスなんかもとれる籠も!デザインも旅の中で色々見てきたので・・エビのはこういう感じ・・マスのはこういう感じで」としばらく母娘と一緒に作る。

 

・・それと?その漁用にボートも?柳で骨組みを作り木の皮を剥いで縫い付け防水に松脂を溶かして塗り付ける・・骨組みの上にスノコ板を敷いて結び付けその上に荷物や人は立つ感じ・・これも母娘に教える・・

 

まあボートと籠がいくつか出来たので餌を泥玉に仕込んで錘の石をいれ浮きを付けて居そうなところに沈める・・

 

次の日上げると超大量wボート沈むかと思ったw籠にギチギチになってるからw持ち帰り、先ず泥を吐かせてと思い水路に籠で仕切りを入れ生簀にする3日ほど吐かせてからエビを少量寸胴に塩と香草をぶち込み茹でる・・とりあえず茹った時点で引き揚げ・・熱々を3人で味見!

 

旨い!甘い!でこれを干す・・味も判ったのでエビ全量を茹で網籠をかけて鳥や獣に取られないように・・

 

マスの方も泥吐きさせてたので数匹おろしてフィレにし調味液につけて一晩・・ソコから燻製を作る6時間ほどで味見・・柔らかで旨い・・今までの経験でこれだ!という木を自生しているのを選んでレシピを教える・・燻製時間を長くした堅いやつは保存も利くので干しエビとマスの燻製は交易品に乗せると良いとアドバイスして残りの処理をしてたら?

 

村に数年ぶりの行商がやってきた!・・チャンス到来!!とネリスさんと作戦を立てサンプルをもっていく・・村長の家の前で行商人が天幕を張り商材を見せ交易品を持ち込んだ村人と物々交換していく・・ソコに現れる母子と隠れて後ろからそっと見るボク・・

 

スミマセン交易品見て欲しいんですが?と母親(今年の生活が懸かってるよ!と気合入れてある)行商人は足元を見て・・生鮮野菜だと余り高くは買えないねえ~と・・

 

ここでアレをと試食させる・・と目を見張る行商人・・

 

「これは・・!干しエビに燻製マスですか・・この辺では量はない品ですがどのくらい出せます?」食いついてきたw

 

「そうですね・・一回加工してエビが大籠で3つ?マスが同じくで3つですね?」

 

・・え?!という顔をしているが大籠6個とするとこの行商人の馬車では荷の半分となるが?さて・

 

「・1回でその量ですか・・年間何回くらい加工できます?」

 

「・・春でこれですから・・まだ初めてなんですけど月一くらいなら無理なく?」

 

・・初めてで月一?!と驚愕する・・加工食品でかつ保存性の良い美味な食品というのはドル箱でどこでも売れるし大口でも小口でも余力ある人が買うので売るのに手間も苦労もない・・初めての試みとして増減もあるだろうが保存期間が長いコレはこっちで数量調整も簡単だしな?

 

彼の頭の中でいままでの交易ルートでの利益とこれからの販路開拓の色々がせめぎ合い成功しかありえないと答えを導き出す。

 

「・・イイでしょうこれは全部買い付けます後ほどそちらの家まで取りに行きますね!」との言質を取る・・来てから価格交渉だなwそのまま何食わぬ顔で戻ってくる母子・・

 

先ず1歩ですね^^と声をかけると笑顔が眩しい母娘w

 

3日ほどで行商人もここでの商売は引き上げるとのこと・・その足で母子の新宅にw

 

村長の家なんか足元にも及ばない新築の家屋に水車に畑・・行商仲間にはあんな没落しそうなところにいっても骨折り損だろうにといわれたが・・。

 

反骨で何年も同業者が入ってないならなにがしか商材溜まってるんでは?と来てみたら真新しくつけられた立派な石橋があり、これは!?と思い村長のところでショッパイ交易交換してやっぱりダメかと思ってたが・・ここがあの橋と関係しそうな中心だな・・

 

あの商材は多分俺の成功につながるここへ来た俺の勘と運に乾杯だな!!とワクワクしながら門をたたく・・

 

「行商人です~例のお話できました!」と言うとどうぞと居間に案内される・・軽くお茶などを頂きここから価格交渉となる。

 

およそ数年前の相場で先ずは小手調べ・・台帳をだして5年ほど前のエビとマスの価格表を見せ「交易品としての加工分の手間賃を入れ・・こんな感じでどうでしょうか?」と提示する。

 

・・すると後ろから若い男前が現れどれどれと値段を見ると出納帳を出してきて「ここいらに来るときに途中の村々で補給したときの値段から見るといささか低い気はしますね?」

 

ぬぬナカナカ手強い・・「小売り価格ですからこの価格で仕入れると私が飢え死にますので;」と返してみる

 

・・そこで若者が「コレがその買ったやつなんですがね?」とみんなの前に盛る・・食べて?という顔をするので食べる、処理が甘く苦いし塩も薄いので生臭い・・長もちしなさそうなのが判るし印象として不味いとしか言えない。

 

「で・・コレがこの家のヤツ」と並べる・・仕方なく食べる、旨い塩も利いてるし処理も極上だ

 

「さてあなたならこの両方にどういった値付けします?」

 

・・アカンこの子ウワテや参った;正直なとこ腹を割ろう・・

 

「そうですね;これだけ差があると・・倍以上は確実ですね・・」

 

ニヤリとする若者手強い!母子と頷き合い・・では最初の提示金額の倍でいいんですね?

 

俺も行商の道で食って来たプロだ!絶対それでもなお利益も倍になる「がんばって高く売りますよ」と苦笑いする

 

「・・では専売してもらえませんか?」

 

え?!専売?!それこの商材をココの特産品を独占できるってこと?!・・値段ナンテつけ放題になるやん!!

 

「・・どこまで独占できるかはわかりませんがw少なくともこの味のレシピはこの母子が握ってますからね?その内村長も噛んでくるカモですね、となると村のある程度の人間がコレに関わるなら量的に増える・・その時点までの独占?!どうでしょう?黄金色が

見えませんか?」

 

「・・見えるで!凄いギョーサンの小麦畑みたいな金色が!兄さんスゲーな!乗った!もうコレで乗らんのは愚かかキチ〇イや!!なんでも言ったって!やり切ったるわ!!!」

おおw火が付いたなw

 

「じゃあ先ずは・・デカい寸胴と塩と調味料だね?」

 

「ソレやあ~!超特急で仕入れるわ!橋も綺麗になっとるし爆走やでえ!支払いは次回の仕入れからいただきますわ!」といい今回分の現金を置いて品物を積み込み王都側に駆けだす行商人・

 

面白い人っだったなあw

 

ちょっとこの村では見かけない大量の貨幣にビックリしている母子「まあこのお金だけでも1年くらい粘れるよね?これからそれが月に1回だからねw」と釘を刺しておく・・

 

「財に集る悪い人に注意してね?」

 

もうお母さんも元気になりカナリ動けているので騎士の義務は果たしたかな?

 

その夜「お願いは果たせたかな?」

 

と言うと覚悟していたらしくネリスさんは涙を流しながら命の恩人ですと頭を下げる。

 

それはいいですよ騎士の沽券にかかわりますから?と頭を上げさせ・・アンにもこれで良いかな?とと問うと・・もう行っちゃうの?と寂しそうな顔をする。

 

「・・遍歴の騎士だからね?まだまだ沢山の旅先の困ってる人を助けてあげないとね?」と言うと顔を下に向けながら頷く。

 

せめてお名前を・・というので「東方辺境のロック男爵領嫡男のチャンドラロック男爵ですどうしようもない時は縁を手繰ってみて下さいね?村長には内緒ですよ?」というと・・クスリと笑う母親でした。

 

次の日の朝早々に旅立ち、頑張ってね!と手を振ってお別れね!お元気で!

 

※後日談・・例の行商人と組んでお互いに財を成した母親は行商人ペーターとめでたく結婚し商家を立ち上げる・・村長以上の力で村を発展させたそうだ・・領主(ベル騎士爵)も発展した村により跡継ぎ息子が王都から帰参し次期領主として程々楽に治めたそうなw

 

この乾燥エビと燻製マス(通称ベルエビとベルマス)は名物として王都に流通し王都民にも愛される逸品となった、その陰に遍歴の騎士により生れたというストーリーが広まり、遍歴の騎士を目指す若者が増えたのも王国の隆盛に寄与したとか?

 

その他の産物も製品化されていったが村での産業として発展していくのは商家が立ち上がってからになる(ベル柳細工・ベル畳編みなど)

 

蓮布は最初から超高級路線で少量ずつ扱われることにw後にロック領と提携しブランド品化される・・ペーターさんネリスさんアンちゃんもロック領への感謝を忘れず長く提携され互いに益を齎した。




※後日談・・例の行商人と組んでお互いに財を成した母親は行商人ペーターとめでたく結婚し商家を立ち上げる・・村長以上の力で村を発展させたそうだ・・領主(ベル騎士爵)も発展した村により跡継ぎ息子が王都から帰参し次期領主として程々楽に治めたそうなw

この乾燥エビと燻製マス(通称ベルエビとベルマス)は名物として王都に流通し王都民にも愛される逸品となった、その陰に遍歴の騎士により生れたというストーリーが広まり、遍歴の騎士を目指す若者が増えたのも王国の隆盛に寄与したとか?

その他の産物も製品化されていったが村での産業として発展していくのは商家が立ち上がってからになる(ベル柳細工・ベル畳編みなど)

蓮布は最初から超高級路線で少量ずつ扱われることにw後にロック領と提携しブランド品化される・・ペーターさんネリスさんアンちゃんもロック領への感謝を忘れず長く提携され互いに益を齎した。


※現実に蓮の繊維は取れるけど絹のようではないw天女の羽衣の伝説上のフィクションイメージね?アークのせいでなぜか変質した?ご都合だと思ってくださいw
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