我水底に溺れるも浮上セズ!   作:蛙カジカ

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ロック領に戻る前に義理をね?


再びの東方領都

 

先ずは・・東方騎士団に顔を出す!受付に行くと偶然ヘルガさんに!

 

「チャンドラ君やっと帰って来たのね?」

 

「・・まあ途中も色々ありましてw」

 

「・・聞いてるわよ?盗賊団また殲滅したとか?・・詳細聞き取りしたい人が居るから声掛けとくわ~♪」お世話掛けます;

 

今日は宿舎に泊る?と聞くので、宿営地あれば~と言うと

 

「スルツや馬たちとも仲がいいモノね^^押さえとくわw」

 

と・・「あとミランダちゃんどうしてます?一応東方騎士団のお試し中ね?相性しだいね?ちょうど研修の行軍にでてるわね;」

 

「そうですかまあ戻ってきたら教えてください!」わかったわ~と入れ替わりに東方騎士団の別の部署の人が来て盗賊団討伐の聞き取りを・・色々突っ込まれたが・・

 

「・・2日未満で4ケ村回って200人も独りで不具にしてとか距離的にオカシイだろ?」とか「急いでいると聞いたが何であんな街道はずれに?」とか色々突っ込まれたが・・ウィン伯爵に聞いてみてくださいとの返事で言い逃れるw

 

そしてお話が終わったのでヘルガさんの執務室に行くと・・いつもの皆さんも居てwチャンドラ君オカエリ~♪と・・和むw

 

一応お土産でここいらに無いドライフルーツとか燻製マスとか出して摘まんでもらう・・みんな目を見張り・・ウッマ♪

 

「これ燻製?・・軍の糧食に入れてくんないかな~;」

 

「美味しいぶん値は張りますよ?」と言うとそっか~と残念がる

 

「・・個人的に買うなら?王都方面の行商人目録でこのペーターさん探してみてください^^乾燥エビもおススメですよ?」とポットに入れて簡単に茹でてカップに注いで配る、濃い~旨味が!!このままでイケるわ!!と言うので

 

ポットの底にあるエビ本体を皿にだして少しハーブソルトを塗す・・摘まんで~と出すとみんな摘まんで食べる・・

 

「ああ・・甘味と旨味がw訓練の時に池で取ったエビとは別物ね!」・・「全然生臭くない!!」など・・大好評でしたwあとでヘルガさんの執務室に来た人が美味しそうな匂いがする?とキョロキョロしていたそうなw

 

 

宿営地を借りて天幕を張り馬やファルクマンとクフィルを構う・・馬は艶々になり至福に横になってくたばるwファルクマンとクフィルも磨き立てレーション以外ののシチューを作りカロリーバーをオヤツに上げる。

 

ボクも少し贅沢にしてお酒を出してきて少し飲みながら食べてると・・アリアとエフィレンがハチミツ酒を所望する^^

 

エフィレン君・・修行の成果が残念なことに;・・とはいえ甘味とシュワシュワがとてもよかったらしい?

 

”機会があればまた飲ませてね?”とエフィレン・・アリアがアホか?て顔をする・・

 

”そういえばアールヴの位階って下がることあるの?”と聞くと

 

”食べものを楽しんだり生活を楽しんだりでは下がることはないよ?但し人倫を破ったり

そういう事に魅入られると地下の地獄の住人に堕ちることはあるとか?何もかも満たされず永遠の飢餓状態になるから”

 

”そういう事するのはエフィレンくらいじゃない?”とジト目で揶揄してる・・

 

エフィレンも最近思う事が多くあったのか”そう言われるのも仕方ないな~”と少し悲しそうな顔をして・・そのあとは何時も座禅組んで瞑想をしている。

 

アリアもそんなときは”言い過ぎたわ!ゴメン”と言っているので案外仲間として認めているのかも?まあ2段階落ちればアールヴになって本当の仲間になれるけど・・記憶は失うらしいからね;

 

 

そして次の日にウィン伯爵の領主館に帰ってきましたよ?と門衛に伝える・・まあ数日後に会えるかな?と思いきやそのまま案内される、チェルケスカ着ててヨカッタ;旅装だと流石に失礼に;

 

しばしお待ちをと応接間に通される・・トーマス様とミレディ様ネレディ様が現れる。

 

トーマス様が「お帰り!ようやく東方にもどれたね~?南方でサカ国の侵攻に巻き込まれたと聞いて気をもんでたけど・・無事な姿見て安心したよ^^」

 

ミレディ様も「本当にご無事に戻られてステラ様ここれで一安心ですわね^^」

 

ネレディ様が「チャンドラ様の実力は信頼していましたけど心配いたしましたのよ?!」

 

ナンカホントすみませんでした;と思いつつ「ご心配おかけしましたm(__)m皆様のおかげで無事戻ってこられました!」

 

ニコニコしながらトーマス様が「まさかあんな大功績あげるとはね!傑物だとは思ってたが東方の誉だよね~」

 

「ソレもこれもファルクマンを下賜してくださったお蔭ですよ!」

 

「それでもだよ?撃破・殲滅が4桁なんてね?本当なら国の歴史書に残るところだよ?あと敵国の首謀者を捕えたり?大要塞作ったり?辺境伯派遣軍を助けたり?・・・戦記物の主人公みたいな働きだねえ!お父上も凄いがチャンドラ君もトンデモナイよ?ほぼ無傷で敵国のナイトスルツ80騎ポーンスルツ140騎を鹵獲って普通に軍団規模の話だからね?個人戦績の規模ではないよ?」

 

「・・まあ色々と運もあって・・;」

 

「詳しく聞きたいな~実地も含めて?」・・とワクワクしているウィン伯

 

「まあアナタ?戦事ばかりでは少々潤いに欠けましょう?ここしばらくロック領からステラ様の新作が色々と作られているらしいのですが?素材がまた?チャンドラ様がアチコチで送ってくださるとか?」

 

「まあ色々旅先でコレいいなあとか暇を見て母上に送ったり自分で加工したりしてましたし旅の途中で出会いもアリ良いモノも見つけましたね?」

 

こんな事も在ろうかと?!「旅のお土産をいくつかお礼も兼ねてお持ちしておりますのでお納めくださいm(__)m」

 

「まあ嬉しいわね?ネレディ・・ええお母さま^^」

 

先ずはトーマス様に・・「サーベル仕様の外装の刀身は刀のやつですね・・・漆と貝の象嵌で東方の自然や歴史を表現してます」装着する剣帯にも刺繍で情景が縫い付けられそこここにウチの産物のマルチカラーのサファイヤとかがちりばめられている。

 

「おおおお?!!・・クオン辺境伯や国王も自慢してた君の刀かこれは凄いね!東方の穏やかな森と大地・・力強く開発していく民そしてこれはこの館か・・この東方の理念が表されているね?凄いよ工芸・芸術・実用と欠けることのない、営々と続く理念と理想か・・絶賛する訳だね!刀身を見てイイかね?」‥どうぞ~

 

・・ハンカチを口にくわえ鯉口をきる・・ヌラりと滑らかな刀身があらわれる、金線が入るのは共通だが派手な波紋にせずなだらかな刃紋に鋼が青く光る・・・

 

おお・・声もなく慄きながら刀身に見入るトーマス様、魅入られちゃうとヤバそうなのでスルりと鞘に納める・・。

 

「・・いやあ・・こんなに吸い込まれるようなのは初めてだね?魔剣と呼ばれるようなのも見たことがあるけど・・コレはアレらとも違い・・相対するモノは残らず斬るという凄まじい清冽さがあるね?」・・ええまあwとニコリと笑う。

 

緊張が解けたのかミレディ様が私たちにも何かあるの?と言うので・・例の桜色の蓮布で作った薄手のストールとか?ボクもチクチクと母上とまで行かないがw刺繍したモノを。

 

コレはと固まる「・・辺境伯夫人がご自慢していた服の?!」

 

「そうですね^^春めいてきたので萌黄と桜色のグラデーションに染めてありところどころに鳥や月や草木の刺繍が入ったモノと桜の花びらの散る様子を表現したモノを」4種類2枚ずつ計8枚w全部手作りなので柄がそれぞれ違う。

 

それと?真珠貝を精緻に透かし彫りをした宝石箱や香木ベースの彫物wと銀細工と合わせた各色の真珠貝のかんざしと髪飾り・・モチーフのボリュームを出すのに琥珀と別色の真珠を差し色にしてあるのを献上w

 

母子で「コレ・・チャンドラ君の作?」

 

「お目が高いw・・そうですよ?旅の途中の手慰みに?!作ってましたね?」

 

「・・コレで手慰み・・」ウィン家一同が絶句しているw

 

「布も素材も母上にも送っていますのでその内凄い新作も出来るかもしれません」と言うと光り輝く母子でしたwまあそんなこんなでご挨拶として。

 

「明日改めで色々相談しようか?」とトーマス様に予約される・・まあ工廠の方で色々ネタバラシかw

 

宿営に戻り・・まあ明日はみんなで東方領騎士団の工廠に出向いて一通りネタバレしてからのロック領に帰るか~!とみんなに話しておき今日はおやすみ~!

 

 

朝!ご飯を食べていると・・ヘルガさんと案内の領軍騎士が来たので工廠に向かう・・ついでにファルクマンの計測測定もトルさんがやるとのことw

 

工廠に着くと中庭に案内される・・まあ機密だしね?

 

トルさんが出て来て久しぶりです!と続いて小声でヘルガさんとその後?・・と言うと顔を赤くする・・

 

「式が決まったらすぐに連絡してくださいね?色々お作りしますから!」

 

ゲフンゲフンとわざとらしく咳をして・・さ~計測だ~とファルクマンに取り付いてゲージやら当ててるトルさんw・・そして以前のように運動性の計測まあまあ向上してるが工廠の人によると相当の急成長らしい?侵攻戦でだいぶ動いたからね?とフォルクマンと話す。

 

続いてトーマス様ご家族・領軍幹部・ヘルガさんと既に機密を知ってる人少数以外が外に出される・・極秘扱いね?

 

トーマス様から・・「君の隠してる部分も知っておく必要があるのでよろしくね?」とのことで・・先ずは複数のアーク盾を出し自在に動かし標的にブツケテ壊すのを見せて。

 

「アーク技の盾の応用ですね?アクティブにぶつけましたけど盾本来のように守るために固定しておくこともできます」と逐一説明を入れる、クフィルに大きな石を投げつけさせる・・盾は空中でソレを受けてもコユルギもしない。

 

・・みんな唖然としている・・

 

「次にアークソードですが?一般的な光の棒みたいなのから・・いつもの双剣の形に・・このように武器として精度を上げると」

 

的の太い鋼材を切り裂く・・元の光の棒の戻すと溶かし穴を空ける感じに・・

 

「このように武器の形の性質がそのまま底上げできますね」

 

一度解除し実剣を取り出しアークで刀身を伸長させる「この方が少し楽です」

 

また解いて実剣を鞘に納めアークでまた剣を模して、先ほどの盾の応用として体の周りの空中に4本の剣を顕現させる、そのまま操り複数の的を切り裂く。

 

「このように遠隔で剣を作り操る事も」

 

マッシロになっている面々・・

 

「色々試行錯誤してたら・・」

 

その空中の剣を一つの小さい球に圧縮し遠くのデカい鉄の的に射込む・・キュンッパンッツ!と超高速で命中し厚み2mくらいの鉄塊をギリギリ貫通手前くらいに抑えるw

 

「まあ指弾ってわかりますかね?アレっぽいアークの技、多分アークショットの元型?」

 

固まり続ける面々・・・

 

「でまあ他にもナニカないかな~とアークの盾を弄りまわしてたら」・・とファルクマンの身体の前面に浮かべてる盾を消しファルクマンの身体を光の膜が覆う。

 

「これもまあ精度の低い状態の盾ともいえるので」と豪華な鎧を顕現させる。

 

「こう外殻なんだな~ともう一つ踏み込んで・・」1.5倍サイズの光る膜でファルクマンを模す・・そのまま精度上げると。

 

再現度の高いファルクマン1.5倍が表れたので・・ソコから3倍まで大きくする「このように外殻というか?身体の延長として大きくすると剣と同じくベースの身体の機能も強化再現されることになり・・」

 

先ほど射抜いた鉄塊を片手で持ち上げる握りつぶす・・

 

「このように?力も強化?まあスピードや感覚も強化されますが」

 

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪しかできなくなってる一同・・・

 

「そしてコレ・・形を操ればその形の機能を強化して顕せるってことで・・セントール版のファルクマンを出し軽く駆けて跳躍して見せる・・ソコから背中に翼を顕現させフワリと羽ばたくと空中に浮きあがる・・

 

「こんな辺りですかね?」

 

・・・みんな沈黙・・・

 

取り敢えず降りてみんなのところに行くと・・先ず再起動したミレディxネレディ母子w

 

「まあまあまあ!チャンドラ様は聖戦士様の再来でしたのね!!!」

 

続くお偉いさん方のどよめき・・・天地を割り巨大化し空を舞う・・・

 

トーマス様は・・いや・参ったな~;と額に手を中てる「極秘だからね!この話は漏らしたりしないように!!!」

 

・・落ち着いてきた皆さんと応接室に~

 

「まあコレでチャンドラ君?様?が先日の戦いであれほどの戦功を立てた理由が把握出来たね?・・しかしあのアーク技の数々は・・愚王時代の話を彷彿とさせるのだが・・チャンドラ君って異世界人なの?」ニヤリと笑いでごまかす。

 

・・トーマス様が天を仰いで・・「そっか~!それでも少し納得はいかないから聞きたいんだけど・・あれって異世界人みたいな特殊な人だけのモノなの?」

 

「いえ?技術ですね?実演しながらどういう風に考え試したか?はお話したでしょ?」

 

「まあ確かに?技術ということは学ぶこともできるという事だよね?」

 

「ええ!事実ボクが師匠とミランダちゃんにも教えましたからw」・・ヘルガさんが聞いてない!という顔をするが・・機密だったよね;と落ち着く・・・

 

「そっか・・まあその取扱いに関してはまだ時間かけて考える必要はあるね;軍事バランスが一気に傾くのも良くない;愚王時代のように乱世になっても困るしね?・・そうそう平和が一番!一応聞くけど必要に応じて4方の侯爵伯爵辺境伯と王家には情報共有するけどいい?」まあ今までに合ってきた人達思い浮かべると大丈夫かな?

 

「大丈夫です、ボクもこの国の爵位持ちの騎士ですから!」

 

「その言葉聞いて安心したよ・・」と全員がホッとする

 

「現時点で君に勝てそうな戦力ってこの国に無い訳だからね;謀反とか国外に亡命とかはカンベンして欲しい;その代わり出来る限りの配慮はするつもりだよ?あと今の時点では単なるわがままな要望なんだけど・・聖戦士の技を途切れないように伝えて欲しいかな」

 

「愚王の騒乱終結後の天変地異でこのミズガルズも大分荒れた;あの当時のこの地の人達がどれほど聖戦士の帰還を願ったか・・当時の碑文や古い歌にも多く刻まれている・・悲劇を食い止める技としてこのアークウェルの地に根付かせて欲しい・・アレから長く我々も研究し続けたがついぞわからずじまいだったからね?;」

 

「英傑に伝え理念も伝えましょう!」

 

「・・そう願いたい」

 

・・とそのあとも質疑応答をしつつお昼ご飯をしてからヘルガさんと東方騎士団に向かう・・もしかしたらミランダちゃん戻ってきてるカモ?とのこと・・向かうと過たずちょうど訓練部隊が帰ってくる中にアッシュとダーク君が居るwww

 

手を振ると隊列から手を振り返す・・お帰り~!と声が聞こえる。

 

しばし待つと正式採用は決まってるが後はミランダちゃん次第で悩みながらも夢の騎士ということで東方騎士団に入団することにしたそうだ。

 

・・おめでとう会を領都レストランで開いて聞くと・・ヘルガさんの部署に配属になるらしい?

 

「・・じゃウチの領にもたびたび来るよねw明日にはロック領に帰る予定なのでまた近いうちにね?!ケガしないようにがんばってね?」

 

・・と密かに耳打ち・・・「アーク技の応用編は見せないようにね?一応極秘事項に格上げだからね?」というと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしてるw

 

職業軍人ならちゃんとね?!というとブンブン頷くwまあその辺もヘルガさんにシッカリ教育されるだろうけどw

 

ボクも加増された領経営頑張らないと!とお互いに未来に乾杯しまたね~!と別れる。




※因みに盗賊の件での報奨金と犯罪奴隷としての買い取りをしてもらったのでホクホクなチャンドラ君でした!

※アーク技ネタバラシは盾・剣・アークショット共に200くらい出せるんだけど数は少なくして見せてます・・秘匿技術は一応残した感じ?
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