ミズガルズ諸国最古のヨーム国建国前夜の時代。
まだコモン人による国という集団はできておらず在っても街が最大勢力でほとんどが開拓村ばかりで開拓しては崩壊を繰り返していた。
そこへ現世と違う別の上方世界から世界樹に落ちてくる一人の賢者が居た。後の森の賢者と称えられコモン人全体への福音を齎した賢者‥の話
蛇足的に補完する・・短く終わる予定。不定期連載???
ある上方世界・・それなりに発達した科学と知見により地球世界の18世紀くらいの文明を持つその世界の先進国にウォート大学から話は始まる。
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修士課程を終えて助教授として好きなフィールドワークと研究に打ち込むカル君、生物学・博物学・解剖学・遺伝学・言語学などの天才として16歳にしてその地位を確立し・・今日も今日とて乱雑な研究のフィールドワークから帰還し研究室に顔を出す予定だった。
「ふぁ~~~・・」眠い目をこすりつつ昨日までの密林での日々にニヤけながら研究資金の確保のための報告や論文を抱えて下宿から駅馬車に乗り大学前まで。
駅馬車を降りて大学構内に入ったところで水たまりを避けようとバランスを崩し転倒;
あらら;報告書とか論文書き直さないと・・と思ったまま横倒しに水たまりに沈んでいく???フィールドワークの荷物やらサンプルやらをリュックに大量に持ってたのが災いしたのか?
深させいぜい5㎝の水たまりに横倒しのまま底なしの沼のように飲み込まれるカル助教授に周囲の人たちが目撃してしまう。
本人は白昼夢のような現実感の無さについつい・・これは?と好奇心が頭をもたげてくるw
周りに居た機敏な複数の生徒たちは慌てて水たまりに集まるが・・影も形も無く・・
後の捜査で集団幻覚と思われたが現実にその界隈では有名な助教授が行方不明になると聴き取りや捜査もされたが大学内の怪奇事件として迷宮入りになるのはも少し先の話w
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当のカル君はといえば?水中の感触なのに溺れる事凍える事も無く息もできる?ので苦しくはない、夢か幻覚か?
フィールドワークで熱病にかかったか悪い毒にヤラレタか?と思いつつ頬を抓るが普通に痛覚は在るが・・それは単なる現実逃避だし幻覚の見せる認知の可能性も捨てれないのは当人も理解するところ;(こういう理屈系のヤヤッコシイ人なのである)
考察しつつもフィールドワーク好きな性分もあり観察しながらポケットから取り出した分厚いメモに記録を取り始める。
記憶とは存外いい加減なので感情交えず目についたことや感じた事を書き留めていく。
どうやら下に下にと流されている様子?先を見つめると見えないハズの距離が巨視的に見えてしまう・・大きささえ判らぬ巨木の根元に女神のごとき美しい乙女たちが踊り・歌い・語り合っている。
不意にその中でも抜きんでた美女と目線が交わり・・思惟が交錯する???
”・・これから行く世界・・ミズガルズに発展をもたらされることを願います、そのために少しだけ手助けをしますわ・・”と。
”イヤイヤ・・なんでこんなことに?”と同じように思惟を返すと。
”あなたの魂の求めとミズガルズ世界の求めが重なったのです、良き生をお送りください”
いやそんなザックリと^^;と思うと、ニコリと美女が頷き。
”案内にアールヴを付けますわ♪”
ナンゾソレ?
”あなたの世界にも妖精や精霊や小人って概念はあるでしょ?そのままよ?”
???いやしかしそれって物語よね???
”いいえ~いろんな世界に私たちとかアールヴは居るわよ?”
・・・さっきから思考まで読まれてる;・・・
”もうそろそろミズガルズに落ちますよ?自然豊かな危険と脅威がありコモン人の数は少なくチカラが必要なの・・助けてあげてね?”
・・もうね;何故か凄く偉い人に頼まれたように納得させられてる気がするが・・
”だって私たちは女神ともよばれてますからw”ニコリと悪戯げに微笑まれた。
その笑顔に見惚れたままに早い流れに乗り巨木に吸い寄せられてぶつかる・・・と思って身を固めるが・・衝撃も無く?
・・・
どうやらミズガルズという世界は夜らしい?眺めの良い大岩の上に居るが疲労と眠気で起きてられずその場で倒れるように眠る・・周りの森の中から燐光がいくつかコッチによって来るのを目の端でとらえながらw
記述で抜けてるのでw
カル君の見た目の言及が無かったので;この時点では金髪・ブルーアイ・身長170㎝中肉中背・ソコソコ人のよさそうな整った容姿の兄ちゃんね?
地球世界とは違う上方世界の1つから落ちてきてるので後の比喩的時代観念はリアルの地球世界の歴史・知識とは別と考えていただければ?
あと用語が”我水底に溺れるも浮上セズ!”のチャンドラ君の時代と違うのも在って(主人公の出身世界や立場も)この話では感応(コミュニケーション)=思惟となってますやや学者っぽく。
本文中の思惟は””会話は「」思考は特に囲ってません。