周辺10か所のヨトゥン保有村に連絡をしヨトゥン技師希望者をヨーム村に送り込んでほしいのと強獣が発見されたら教育がてら確保に向かうという事で色々協定を結ぶ。
錬金拠点に集まる10人とヨーム村の弟子2人の計12人w後の錬金12弟子と言われる技師達。
取り敢えずは座学という事でボクのまとめたマニュアルを読みながら手書きで書写してもらう・・一応写しを3冊作ってもらい頭に叩き込んでもらう。
タロス・クロスみたいな最初から人型で欠損の少ない例はレアケースなので座学レベルでその二つの例を説明する程度にしておく。
あと思惟を通じる必要があるのでここらはマリリ先生の講義ね?アーク技の初歩の1つらしくみんな2週間ほどで言語化まではできないまでもYesNoとか気分・感情くらいは察せる程度に。
ヨトゥン達に言わせると・・しばらくコモン人側から話しかけてれば言語はすぐに理解できるのでその程度でも最初の害意の確認とコモン人の生存の大規模破壊の禁止と協力関係の承諾の3つくらいは覚醒したらすぐだとの事・・優秀すぎる!
弟子たちに覚醒させたときに必ずその3つは問いかけ約束させる事とコモン人側から粗雑に扱わない事と食料の賄いや大怪我の治療などの義務も約束させる、コレを守らないモノは他の技師の間でブラックリストに乗り最悪逮捕とか奴隷落ちになることなど・・この辺は既に各村長レベルで合意があるので逃げきれない話。
続いてアーク保存液の生成・・めんどいので保存液とだけw保存特化の希釈する場合の濃度の作り方とか確認法と覚醒変容のための濃縮保存液の濃度と確認法など・・この辺は実地も薬草・添加する鉱石・蒸留水を採取や質の見極め方や作り方も含めてできるようになるまで繰り返させる。
最終段階で今までに溜まってた端材の保存液プールに残ってた各種強獣素材を使っての骨格の切り出し削り出しや固定方法や組み上げ方や濃縮保存液による部材の増殖や伸長の範囲などの実地訓練・・一応基礎的な図面の必要性にも駆られて立体の判る3面図の図版も作りこれもマニュアル本と同じく書写やトレースをさせる(流石にコレはフリーハンドでは無理w精密さが必要なので)
絵図は蝋引きの薄紙に描かれ明るい光源でピンホールカメラ的に拡大投射すれば甲殻に形をトレースし目印を入れられるので便利。
あとソレゾレ用に基本的な道具も自作させる。プールの作成や保存液の樽の内側の処理や強獣相手の血抜きの後の注入用の点滴装置とか?
万全整えてると10ヶ村の一つから強獣を見かけたとの事で弟子とタロス・クロスとマリリとミオラでボクの荷車に必要な装備を乗せていく。
半日の強行軍で到着し・・集落民に話を聞くと周辺の森で見かけたとの事で目撃者の狩猟者に案内してもらいながらゾロゾロ向かう。
目撃地点に足跡があり・・どうやらカニモドキ系?もしかしたらもっとデカいかも?深く凹んだ足跡から体重はたぶんクロス換算で5倍くらい?
先にマリリとミオラが偵察に出る。
暫く荷車周りで戦闘準備ね?弟子たちには後方で観察してもらう予定なので行軍装備と一応保存液やらの道具を背負子と手押し車で準備してもらう。
ボクとタロスとクロスは戦闘準備完了!
マリリとミオラが戻ってきてこの周辺だと目標の1匹ということで18m級の多足のヤツ!とか?近くの窪地で夜行性らしく寝ているとか?
という事で襲撃ね^^今回はマリリとミオラは後方の弟子たちの防御に入ってもらう・・・タロスは槍クロスとボクがバリスタね?
そっと近寄り観察・・・ちょい長いダイオウグソクムシみたいなやつ手足が多いな~20対くらいありそう?
寝ているので初撃はタロスの槍で脳の在りそうな部位を狙ってもらう、寝ているがあたる寸前に身じろぎしちゃうw槍先が丸い甲殻に弾かれタロスがスマンと思惟を飛ばし後退し盾剣に持ち換える。
そのまま混乱してダイオウグソクムシモドキが硬直し触角とかで索敵してるところへクロスが同じく脳に向けてバリスタを放つと・・クリティカルしたのかブルリと震えた後に弛緩して地に伏せる。
・・一応クロスが次弾装填しタロスに指示し投石させるが反応なしw少し離れた場所に弾かれた槍を回収させ、ひっくり返してから腹の太い血管の在るあたりに突き刺してトドメの確認と血抜きに移るw
”カル殿初撃外してスマン”とタロス
”まあアレは偶発だよ!そういう事もあるのが現場だよ~そのためにクロスとボクが控えていたしね?”
”カタジケナイ;”
”気に病まない~デカいから経験豊富で長く生き抜いてきてた強獣なんでしょ!勘が良い個体のような?”とミオラが声をかけてる。
機嫌がよくなったようなので弟子たちを呼び寄せ保存液と血の交換ね?傷口は最小で効率重視な感じ?まだ自律で心臓は動いてるらしく腹の穴から鼓動で血が吐き出される心臓近くに点滴用の打ち込みパイプを差し込み太い動脈に刺して保存液を流し込む・・傷口から血が抜けきり保存液が漏れだすくらいになったら特殊なテープで傷口を閉じる。
漏れの無い事を確認したら身体がダラリとしないようにロープをかけ補助の丸太と固定し荷車2台を代車にしてタロスが引きクロスが押して運ぶ。
弟子たちもテキパキと動けてるので充分知識を応用できてる感じ?集落に退治の確認してもらい、この村出身の弟子が少し家族と話してくる間に質問とか受け付けつつ雑談タイムw
Qヨトゥン技師が狩りまで担う必要があるのか?
A使う素材について知識がないヤツが狩るとメンドクサイ作業増えるからね?ボロボロに切り刻まれたところからツギハギでもいいけど、狩りのアドバイザーとしての立場もあるから今回の模範例は参考ね?脳を潰し1か所だけの排血穴で効率よかったでしょ?
Qウチの村のヨトゥンと相棒で狩ってもらい作るのもありですよね?
Aまあそれが理想ね?普段からよく話し合って技師の視点を伝えておくことも大事よ?ボロボロにされたら困るし。
Q作ったヨトゥンの権利はどうなるの?
A一応狩り主や村長の持ち物を依頼で加工する体だけど、思惟を交わせるレベルの人でないと相棒に成れないというか?ヨトゥンはコモン人の都合判らないし?コモン人はヨトゥンの都合が判らないから間を取り持つ相棒に成れる人しか扱えないのよね、技師としたらソコの見極めも聞かれたら対応するしかないから・・単なる財産や所有物ではなくコモン人社会の仲間という意識をもってその権利を運用すべきね。
最悪仮の相棒として技師自身が運用するしかないね;預かりの人みたいな?モチロン引き渡しの時に対価は貰うようにね、公共物と使用人の間くらいがヨトゥンの立ち位置かな。
Q今回のエモノはどうなるの?
A所有権は僕が貰ったので。一応仮の相棒として君たちに運用させる予定ね、製作拠点の建設や強獣狩りや採集や現地に出向くのに助けになるだろうし?
のちに出身村に戻り弟子を2人取り徒弟として実地に教えてから独り立ちできそうな時点で別の村の技師の弟子と交換し教えていく、2人の師に認められて独立させヨトゥンの居ない集落に行くも良し師弟共に村に居付くもよし。
ただ今はコモン人全体を見るとヨトゥンの技師が不足してるからね?できればこの技術の無い集落まで仮に相棒を組んだヨトゥンと共に向かう事を祈るよ。
村の家族と充分話したのか戻ってきた弟子にも先ほどの話の概要を伝えながらヨーム村に戻る。
錬金拠点に戻りエモノの解体を全員で行う。
デカいから教材は豊富ねwバラした部位は保存液プールに漬けておく、一応部位ごとにタグをつけて置いたので間違いはない。
最期に甲殻までばらして期待は終了!
取り敢えず強獣図鑑もファイル形式で種ごとの特徴など詳しく記述しておく、狩りの参考にもなるから書写させるネタね?コレは技師ネットワークで新たな種を見つけたら発見者がコピーして配布する形・技師が一定数増えたら外注してもいいけどね?印刷か書写かはわからないが、そのためにその内技師のギルドを作り正技師のリストと管理を担う組織をつくらないと。
現時点だと既に2人以上いるヨーム村の技師が中心にやることになるが。技師名鑑とか作る?会報とか出してリストを貯めてもらうか?多少手数料を頂く形でw
まあ?ソコから骨格の切り出しから組み上げと濃縮保存液による覚醒と思惟による確認まで行う、大きな個体だったので5体作成!優秀者5名に先行して相棒になってもらいそれ以降の狩りも参加してもらう。
1年ほどで全員にヨトゥンが相棒になり出身村に戻り技師として頑張ってもらう事に!おめでとう!!
ヨトゥン保有村も2体であれば1体は要請により未保有の集落へ派遣できるし?技師と思惟能力の高そうな人とでヨトゥンを共有し村防衛の隙を無くすこともできる^^と教えると弟子たちが感動している。
約束通り弟子も作り技術の継承システムも構築したので未だその力と知識の届かぬコモン人の集落に向けて旅をする準備ね?集落に寄るたびに手紙は出すからと父母弟妹に言いつつ?タロス・クロス・マリリとミオラと旅立つw
最初はマリリとミオラの都合もあり近場のアールヴコミュニティ?のシーに出向くことに?一応この二人ともシーでは有力者らしいのでこの地のシーに不在の間のポストを指名する必要があるとか?
チャンドラ君の時代には錬金術師たちは保存液他の化学・薬学・生物学・自然科学などの専門家となっているが・・・ヨトゥン時代はヨトゥンの製造・メンテ・導入運用のガイド辺りで大活躍だった様子なのが判る。
もう片方のバリスタなんかは普通に道具屋というか鍛冶屋と大工の領分かな、村程度のコミュニティだと専門的な兵器工廠なんかはまだ発生していない。