まどかどいて!そいつ(インキュベーター)殺せない   作:レッサーパンダだよ

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私の学校ダンスの授業をグループごとにするんですけど、私のグループの曲がうまぴょい伝説になりました。しかもちゃんとフルです。
マジかよ……


ヴァイオリン小僧の所に行けよ!

 

 

 

 

「うわっ、やっぱり玲は何でも似合う!次これ着てよ!」

「……」

 

なんで俺は美樹さやかに着せ替え人形にされてるのでしょうか?

 

 

これは昨日…つまり入学式の次の日に遡る……

 

朝のホームルーム前、俺は自分の席に座ってたわけですよ?そうすると昨日仲良くなったブルーが話しかけてきやがったんです。

どうやら昨日はワカメちゃん(志筑仁美)と歩く世界兵器(鹿目まどか)は休みだったらしいんです。

 

「ねえ玲。玲って多分、最近見滝原に引っ越してきたよね?小学校のとき居なかったし」

「うん。一昨日に…」

「へぇ〜、なら見滝原の事あんまり知らないんだ?」

「まあ、そうなるね」

「よし、明日デートしよっか」

「は?」

 

まあこんな感じだったんだよ。コイツ終わってんな!?つーかあの二人居ないなら俺のとこじゃなくてヴァイオリン小僧のとこに行けよ!?好きなんだろお前!アイツまだ事故してないじゃん!いるじゃん!

しかもコイツ、この日ずっと俺の隣に居たんだよ…。しかも俺の席の後ろがコイツの席だからずっとちょっかいかけられたし…

大体、なんでお弁当あーんしてくるんだよ!?

 

それで今の状況がこれってわけだ……コノヤロウ意外と力強いし……

ようやく着せ替え人形状態から解放されたけど、服買わされた上に「着てね?」って強制されたし……もうヤダこのブルー。

 

「あっ、あそこのクレープ屋さん、美味しいやつじゃん!玲、何食べたい?」

「えっ、俺?…じゃあ、チョコバナナのやつ」

「おっけー!待っててー!」

 

そう言ってさやかはクレープ屋に向かって走り去ってしまった。アイツ意外とイケメンだな……

数分後、さやかが戻ってきた。手には俺が頼んだチョコバナナホイップのクレープとイチゴホイップのクレープを持っていた。

 

 

「はい、これ玲のね」

「あ、ありがとう…」

 

試しに一口食べてみる。

 

「ん、美味しい……」

「でしょー?ここのやつ美味しいんだよね!」

 

確かにこれは美味しい……!ちょっとお前のこと見直したよ!

 

「…隙ありっ!」

「えっ、おま…!」

 

そのとき、さやかに俺のクレープを一口食われた。

何しやがるテメェ!?僕のだぞぉ!!!

 

 

「ん!チョコバナナのも美味しいんだ!食べたこと無かったら知らなかった…!」

「こ、このやろ…!」

「ちょぉ!?」

 

仕返しにさやかの手首を掴んでコイツのクレープも一口分食べてやった。勢い良く食べたから多分俺の 口周り凄いことになってると思う。あ、美味しい。

 

 

うわっ、なんかさやか顔真っ赤。どうした???すると突然首を横に振り出して俺の手を引き始めた。

 

「あーもう…!次行こう!」

「???」

 

 

なんだコイツ。しっかしやっぱりアニメのキャラって顔面が強いなぁ……公式美少女じゃないさやかでさえこんなに可愛いぞ……

 

 

そんなこんなで次の場所に連れてこられた。色々と可愛らしいアクセサリーなどが売ってる。あら可愛い。前世男の俺にはよくわかんないけど。

 

そんな俺の手を引いてさやかはどんどん店の奥へと突き進んで行く。すると、とあるコーナーで立ち止まった。どうやら髪飾りのコーナーのようだ。

 

「んー…」

 

さやかは何やら考える素振りを見せて、一つの髪飾りを手に取った。

その髪飾りは青紫のリンドウの花が付いてる、可愛いというより綺麗な髪飾りだった。

 

「よし、これにする」

「へぇ、いいじゃん。似合うと思うよ」

「ん?玲が付けるんだよ?」

「え???」

 

そう言うとさやかは俺を置いて会計の方に行きやがった。俺は慌てて後を追いかけた。

こ、コイツもうお会計済ませてやがる……!

 

「はいどうぞ」

「え、これガチで付けないとダメ?」

「ダメ」

「うっす…」

 

渋々と俺は髪飾りを付ける。大丈夫、なんてったって俺の外見は美少女だ!そう、安心しろ俺ぇ!

 

「どう?」

「……」

 

何黙っとんねんワレェ!お前が買って付けろって言ったんだろうが!

すると、手首を掴まれ、引き寄せられた。なんだやんのかゴラ。

 

「それ、絶対に外さないでね?」

「え?まあいいけど…」

「それでよし。それじゃあ、今日は遅いからもう帰ろ?」

「???わかった。それじゃ、また来週」

「またねー」

 

 

……なんだったんだアイツ。

ま、明日は日曜日だから溜まってるアニメを見ますかね。こっちの世界にも俺の世界にあったアニメがあってよかったよ……

 

 

 

 

 

「やあ、おかえり玲。」

 

 

そう家に帰ったら。Gがいた。黒のじゃない、白の。

 

「なんでいんだよ!fuck You!」

「酷いじゃないか。まだ何もしてないのに」

「まだって言った!ねえ今まだって言った!」

 

やっぱり何か企んでんじゃねぇか!契約だけはぜってーにしねえぞ……!

 

「今日は契約の話じゃないよ」

「何ちゃっかり心読めてるんですかねぇ…」

「キミに仲良くなってほしい人がいるんだ」

「え無視?」

 

仲良くなってほしい人…?嫌な予感がするのだが……

 

「巴マm」

「嫌でやんす」

「早くないかい?」

「嫌って行ったら嫌なんだよ!」

 

なんであのティロボッチ厨二の先輩と仲良くならないといけないんだ!究極の一撃(ティロ・フィナーレ)とか言いながら食われて死ぬ美人の先輩なんて俺見たくないよ!

 

「大体、俺はお前らのやり口のこと知ってるんだからな!」

「やり口?」

「魔法少女システムのこと!」

「!」

 

まあ俺も原作知識が無かったら「や〜んこの子かわい〜。契約しちゃお〜」とかなったかもしれないけど!

残念だったなインキュベーター!俺はお前らに屈しはしな〜い!

 

「どこでその事を?」

「教えてやんねーよ!」

「…そうかい。でも、ボクは諦めないよ。それ程までに、キミの持つ因果は絶大だからね」

「誰が自分から死にに行くかよバーカ!」

「…まあ、世界のために死んでくれる気になったらいつでも呼んでくれ」

 

そう言ってキュゥべえはまたもや俺の部屋の窓から家を出ていった。やったね、撃退成功だ!

 

 

……というか、これほむほむからしたら俺ってすっごい素質持った邪魔なイレギュラーなのでは?

 

 

……………深くは考えないようにしよう。

 

 








═┻┳︻▄ξ(✿ ❛‿❛)ξ▄︻┻┳═一



ちなみにリンドウの花にした理由は花言葉が「正義」「誠実」などという、さやかちゃんっぽさと「悲しんでるあなたを愛する」という、玲ちゅわんに向ける感情などが入ってたからです。

なのでさやかちゃんはヤンデレ気質にしたいです。えへっ。
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