デメリット有りの能力で、可愛い子達を曇らせたいぞ!   作:片桐きな粉

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第10話 話が進んじゃいます

 

 

 

 

 

[底なし沼の主]

アニメ1期の後半クールまるまる使ったエピソードだった気がする。覚えてるもんだね意外と

じゃこのまんま行くならまたルビウスと会うじゃん嫌すぎる....

でもな....着いていきたいしな....

 

「___それじゃ決まりっすね!!」

 

「そうね、この難易度だと達成したらAレート昇格行けるかも?」

 

 

うわ確定した。どーしよーーー

 

「カルアちゃんも来ますよね?」そうモエちゃんが言ってきた。あもう着いていくことは確定してるのね。

 

「......」

 

はあーーーーーー....

うん、分かった。

あの変態に会うのは嫌だけど主人公勢と行動したいから着いていこう。

 

「カルアちゃんも....来てくれるの?」

分かった分かっただからそんな目で私を見るな!!!

もっと求めたくなっちゃうじゃないか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルアちゃんが私たちの仕事を手伝ってくれることになった。

仲良くないなんて言っていたけど着いてきてくれるあたり本来のこの子は優しいのだろう。

 

だからこそ。

カルアちゃんを傷つけたあのカルアちゃんじゃないモンスターから守ってみせる。次こそは

 

「__そーいえば、カルアちゃんってどこの協会出発なんすか?あと何レートです?ウチらと大幅に変わると立ち回り変わるから知りたいんすよね〜」

 

 

この世界では生まれた時にその近くの協会に自分の情報を登録され、そこから管理されるというシステムになっている。

確かにどこ出なんだろう?案外近くだったりして

 

 

 

「..?れー、と?」

 

何やら雲行きがおかしい。

「覚えてないんすか?...まあそれじゃそれでいいっす。」

 

 

あんまり流しちゃいけないような情報な気がする。

協会のこともレートも知らない?必ず産みの親から登録されるのに?

余計な詮索をしてしまう。もしかしたら捨てられていた?.....まさか、その時に契約を?

 

 

 

 

 

考え事をしながら目的地までの森をぬけていく。すると後ろから

「....ヒューッ.....コヒューッ.....」

 

と細い微かな吐息を漏らして足がガクガクしているカルアちゃんがいた。

 

 

「ちょ、大丈夫?カルアちゃん」

 

そう聞くと「大丈夫...」と言って再び平静を装って歩きだそうとするけどその動かした足が地面に着く前から震えていて踏み外し、体勢が前へ崩れた。

 

「グリちゃん!!」

 

『おう!』

 

私は咄嗟にグリちゃんをカルアちゃんと地面の間に呼び出し、転ぶ直前でグリちゃんでカバーすることができた。

 

 

「...ヒューッ...ゲホッゴホッ....うぅ....」

 

 

息を吸った時にグリちゃんの羽毛の細い先が入ったのかむせ返っていた。

見ているだけで辛そうでいたたまれない。

 

 

「カルアちゃん、ほんとに無理しないでいいからね?しばらくグリちゃんに乗せてもらって」

 

と言うと、カルアちゃんは「...ごめん、なさい」と言ってグリちゃんに体重を預けた。

良かった。とりあえずはこれで良いでしょう。

 

 

 

 

しばらくすると、グリちゃんの背中から「....スゥ.....スゥ....」と規則正しい可愛らしい寝息が聞こえた。戦っていた時とは比べ物にならないほどにその姿は小さい。

 

戦って、いた時。

 

 

 

 

 

「.......」

「そういえば、なんでカルアちゃんと先輩って面識あったんです?」

とまた思考の渦に飲まれそうになった時にモエの声がかかった。

そういえばモエには話していなかった。

「私、一昨日くらいに一人で行ったじゃん?ほら、デカグモのやつ」

 

「ああー!そんなんありましたね!助けられたってやつ!....えまさか」

 

「うん、私はカルアちゃんに助けられた」

 

そういうと驚き半分疑い半分の目で「ふ〜〜ん?」と言ってきた。

本当なんだって。

 

「でもでも、今の様子見てると実際戦えるようには見えないっすよ?体力も....」

と寝ているカルアちゃんの頬をつつく。

「ぁぅっ...」と反応していた。可愛い

いまから討伐に行くのが嘘みたいに緊張感がない。

 

 

「そうなの...。でも、なにか莫大な力を使えるなにかを__カルアちゃんは持ってる。....持たされているの」

 

「持たされている...?」とモエは疑問の声を上げた。

 

「モエは...カルアちゃんの契約モンスターを見た事、ある?」そう聞いた。

 

もしかしたら私の知らないところでまた傷つけられているかもしれない。

 

 

モエは少しの沈黙の後、「....いや、見たことないっすね...どんな感じなんです?」と聞いてきた。あの時間はなんだろうと思ったけどそのまま話を続ける。

良かった。とりあえず昨日はなかったらしい。

 

「カルアちゃんは、多分、モンスターに自分を捧げてる。その代わりに力を得ているんだ。」

 

これは憶測でしかないけどしかとこの目で見たんだ。勘違いなんてことは嫌でも起こらない。

どれだけ頭を振ったってこの結果は変わらないんだ。

 

そういうと、モエは声色が少し低くなり、

 

「えっ....なんで契約にモンスターを気遣う必要が...あっ」

モエも気づいたみたいだ。そうしなきゃ生きられなかったという可能性に。

さっきの反応。常識に精通していない、これまでにまともな食事をしたことを無いような反応。それに

 

『カエデ。』

「なに、グリちゃん」

 

『こいつ、なにかおかしいぞ。まるで臓器がそもそもねぇ見てぇに軽い。お前が乗るのと比べるとあるのかないのかさえわかんないくらいだ』

 

失礼な。と思ったけど重要な話だった。

 

 

もちろんこの話はモエにも聞かれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

モエは自分の腰にかけているポーチを抱えると、暗い顔色で「....そんな.....」と零していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?寝てた。

この鳥結構モフモフで普通に快眠でしたわ!!!

 

 

『よぉ嬢ちゃん起きたか?そろそろ目的地だぜ』

鳥がそう言ってきた?嬢ちゃん?...ああ私か。なんか前の記憶とごっちゃになってて誰のことを言われたのか分かんなくなってきた。

 

 

 

起きてからちょっと進むと普通の道とは明らかに違うゲートみたいなので覆われている場所に着いた。

出た。1期のボス、バカガエルのフロップスだ。土っぽいからこれまた好きじゃないぞ!

カエデちゃんだと扱う風が重くなって苦戦するんだけど、覚醒してグリフォンが____なんだったっけ?

ああ、そうそうエリュグリンとかいう進化形態になって倒した記憶がある。

 

「よし、いくよ!!」

とカエデちゃんが行った。そろそろこの鳥も戦闘に参加するだろうと思い、降りたあと少し撫でて感謝を伝える。

 

中にいたカエルは想像よりも小さかった。いや、それよりあの蜘蛛がデカすぎたのかな...?

まあまだ私は温存するとして....?

空間の端っこにいようとしたら私の方に近づいてくる気配を感じた。

 

 

おいおい待ってくれ嘘でしょ!!!?

 

 

「___ほぅ、こやつがあのルビウスが気に入ったという者か。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこんな所にあの変態貴族の上司いるんだよ!!!!

 

サムライ見たいな格好の、強そうな(小並感)見た目の中身は戦闘狂、ルナイトがいた。

確かあなただいぶ後半に出てくる予定ですよね...?

 

 

 

 

 







なんか強そうなのでてきちゃった!!
どうするカルアちゃん!!

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