初めてURLに飛べるようにしたり、
昨日、挿入できなかった挿絵も追加しましたので、この作品を楽しむスパイスになれば良いと思います。
始まりは中国の地方で発光する赤子が生まれたというニュースだった。
今では、報告事例が最初というだけであって、これより前から、個性の発現者自体はいたと言われている。
以降、各地で超常は発見され、今でも原因は判然としない。
いつしか超常は日常に、架空は現実に、
世界の総人口の八割が特異体質者となった超人社会、ある職業が脚光を浴びていた。
それはヒーロー活動だ。
ある世界において緑谷出久と呼ばれる無個性がいた。彼はオールマイトからワン・フォー・オールという受け継ぎ、世界を救った。
しかし、数多ある並行世界の一つ結果だ。
緑谷出久が世界を救う世界は多いだろう。しかし、その道は多くの分岐が存在する。
これはその多くの分岐の物語だ。
緑谷出久は個性を持っていなかった。
そのことで幼少期はふさぎ込んで母親を心配させてしまった。小学生の上級学年の頃になるとヒーロー活動や個性の憧れを止めることはできず、ノートに書き留める日々が続いている。
そんな日々はある時、終わりを告げた。
アメリカが主導した政府政策の「超人計画」に無個性の人間が選ばれた。緑谷出久はその中の一人である。
これは無個性の人を現代社会に溶け込ませるための政策と言われていたが、実際には少し違う。
「超人計画」の本来の名は「超人兵士計画」、スーパーソルジャー計画と呼ばれていたものだ。
個性が、まだ社会に十分に浸透していなかった時代、多くの無個性の人間が少数の異能者に対抗するために作り出された計画だ。
動物実験の経て、ようやく人体実験というところで、社会の人間の八割が個性を発現した社会となっていた。
「超人兵士計画」はもはや意味がなくなっていたが、実際に手元にあるのだから使ってみようということになった。
結果、この「超人計画」は成功と失敗の両方が表われた。
超人計画に使用される血清は肉体のみならず、内面も増幅されるのだ。
善の部分は最高に、悪の部分は最悪に、
そういった事情から、血清投与後、犯罪者になった者も多い。
しかし、緑谷出久は成功例の一人である。
超人にはなったが、厳密には個性ではない。
日本政府はこの計画に参加した自国民を個性持ちと扱っている。
彼らの危険性も含めて監視している状態である。
個性の訓練合宿の時、彼の真価は発揮された。
この日、彼の作戦指揮能力が高いことが証明される。
緑谷出久は賛辞を込めて、ヒーロー名を呼ばれる。
キャプテン―――キャプテン緑谷―――と。
個性「超人」 正確には血清による身体強化、個性ではない。
元ネタ 「キャプテンアメリカ」
割と満足しているキャプテン緑谷の画像
金髪な緑谷出久