もしもデクが個性を持っていたら   作:フィル

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今回はAIのべりすとを使っています。



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06 個性「緑の巨人化」 挿絵あり

 

 

 

始まりは中国の地方で発光する赤子が生まれたというニュースだった。

 

今では、報告事例が最初というだけであって、これより前から、個性の発現者自体はいたと言われている。

 

以降、各地で超常は発見され、今でも原因は判然としない。

 

いつしか超常は日常に、架空は現実に、

 

世界の総人口の八割が特異体質者となった超人社会、ある職業が脚光を浴びていた。

 

それはヒーロー活動だ。

 

 

 

 

 

 

ある世界において緑谷出久と呼ばれる無個性がいた。彼はオールマイトからワン・フォー・オールという受け継ぎ、世界を救った。

 

しかし、数多ある並行世界の一つ結果だ。

 

緑谷出久が世界を救う世界は多いだろう。しかし、その道は多くの分岐が存在する。

 

これはその多くの分岐の物語だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

# 超越者の咆哮

 

「こいつ……!」

 

マスキュラーの表情が驚愕に歪んだ。拳と拳が激突し、衝撃波が周囲の木々を揺らす。

 

「何だよお前……どこにそんな力が……」

 

マスキュラーの筋肉がさらに膨張する。皮膚の下で筋繊維が蠢くのが見えるほどだった。だが—

 

「もう、逃げない」

 

出久の体が緑色の光を放ち始める。全身の筋肉が唸りを上げる音が聞こえた。

 

「うおおおぉっ!!!」

 

大地が震える咆哮と共に、出久の腕が一瞬にして倍近くに膨れ上がった。その異様な姿にマスキュラーが後退する。

 

「洸太くんを狙う奴は許さない!」

 

振り抜かれた拳が空を切る—そう見えたのは一瞬のこと。次の瞬間、マスキュラーの巨体が5メートル以上吹き飛ばされていた。

 

「ぐはっ……!?」

 

地面に叩きつけられる前に回転して受け身を取るマスキュラー。しかし顔には明らかな焦燥が浮かんでいる。

 

「こいつ……本当に子供か……!?」

 

マスキュラーの背後に飛び散る木の葉を見上げた洸太が呟いた。「緑谷さん……」

 

出久はゆっくりと前に進む。全身から緑の蒸気が立ち上っている。筋肉が躍動するたびに服が裂け始める。

 

「もう一度言う。洸太くんから離れろ」

 

その言葉にマスキュラーの表情が怒りに変わる。「クソガキが……調子に乗るんじゃねえぇっ!!」

 

マスキュラーの全身が異常な速度で肥大化していく。まるで巨大なゴリラのように変貌した姿は、元の人型からは想像もつかない凶悪なものだった。

 

「これならどうだぁあああ!!」

 

 

 

「やめろ……!」

 

洸太の叫びも虚しく、巨大化したマスキュラーの両腕が大地を砕きながら落下してくる。まさに地震級の一撃。

 

だが—

 

「グォオオオオッ!!」

 

出久の体内から湧き上がる緑の光が爆発的に増幅した。彼の全身から装甲のような外殻が隆起し始める。筋肉が膨張し、皮膚の表面に緑の模様が浮かび上がる。

 

「何だと……!?」

 

マスキュラーの目が見開かれた。目の前の少年だった存在は今や—巨人へと変わりつつあった。背丈が二倍近くまで伸び、肩幅も広がる。緑の筋組織が皮膚の下で蠢き、全身が装甲のような外殻に覆われていく。

 

「こんなことって……」

 

洸太が口を半開きにしたまま呟く。そこに立っていたのはもう緑谷出久ではなかった。

 

 

頭部の皮膚が裂け、額の骨格が露出する。巨大な鼻梁が形成され、歯茎から鋭い牙が生えてくる。瞳孔が収縮し、鮮やかな緑色に染まった。最後に緑色の短い髪が逆立つように伸びた。

 

そこには緑の巨人が佇んでいた。肌全体を緑色の外殻が覆い、胸部から腹部にかけて鱗のような筋繊維が浮かび上がっている。手足の筋肉は常人の数倍に達し、指先からは岩を砕くほどの爪が伸びていた。

 

「これが……緑谷お兄ちゃん……」

 

洸太は思わず息を飲んだ。

 

マスキュラーが一瞬ひるむも、すぐに凶悪な笑みを取り戻した。

 

「上等だ!こっちの方が楽しめるじゃねぇか!」

 

巨大な拳が再び振り上げられた。

 

 

 

マスキュラーの巨大な拳が迫る。轟音と共に風圧が洸太を吹き飛ばす——だが。

 

「グォオオオッ!!」

 

緑の巨人が一歩踏み出した。大地が深く陥没し、衝撃波が森全体に響き渡る。マスキュラーの拳は——ハルク化した出久の片腕だけで止められていた。

 

「なん……だと!?」

 

驚愕するマスキュラーの顔面に、緑の巨人の反撃が始まる。

 

圧倒的破壊

 

「ギャアアァッ!!」

 

緑の巨拳が炸裂する。マスキュラーの顔面に直撃した拳は容赦なく肉を砕き、骨を粉砕した。マスキュラーが吹き飛ぶ——だが再生能力によって傷が瞬時に治っていく。

 

「死ねよこの化け物が!」

 

マスキュラーが筋肉を鞭のようにしならせ反撃に出る。

 

「グゥゥ……!」

 

ハルク化した出久の動きは鈍重に見えるが——実際はマスキュラーの攻撃を全て見切り、最小限の動きで回避している。その目は怒りに満ちながらも冷静さを失っていなかった。

 

 

「緑谷お兄ちゃん!後ろだ!」

 

洸太の叫び声が響く。

 

緑の巨人が振り向いた先には——巨大化したマスキュラーの影に隠れて別のヴィランが迫っていた。だが遅い。

 

「グルァァァッ!!」

 

ハルクの裏拳一閃。接近しようとしたヴィランの胴体が真っ二つに切断される。

 

その隙にマスキュラーが殴り掛かった。

 

マスキュラーの拳が緑谷出久の顔面に直撃する。だが―――

 

「きか―――ない!」

 

「ば―――馬鹿な!?」

 

プロのヒーローでも即死するであろう殴打を緑谷出久は耐えた。

 

そして緑谷出久は拳を構える。

 

「ハルク―――スマッシュ!」

 

緑谷出久の拳はマスキュラーに直撃した。威力は凄まじく、50メートル以上の距離までマスキュラー吹っ飛ばした。

 

「か、勝った…」

 

その姿に洸太は目を輝かす。

 

「緑谷お兄ちゃん…かっけー…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルクな緑谷出久

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

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個性「緑の巨人化」

 

 

 

 

 

 

 

 

元ネタ「アメコミ」の「ハルク」

 





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