地獄の轟ん家2シーズン 地極楽の轟ん家   作:フィル

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今回はAIのべりすとを使っています。

前回、書き忘れましたが、名前のツッコミは無しでお願いします。


02 轟アヴゥドゥル 微妙な挿絵あり

 

 

始まりは中国の地方で発光する赤子が生まれたというニュースだった。

 

今では、報告事例が最初というだけであって、これより前から、個性の発現者自体はいたと言われている。

 

以降、各地で超常は発見され、今でも原因は判然としない。

 

いつしか超常は日常に、架空は現実に、

 

世界の総人口の八割が特異体質者となった超人社会、ある職業が脚光を浴びていた。

 

それはヒーロー活動だ。

 

 

 

 

 

 

ある世界において轟家という家族が存在する。

 

その家族はあらゆる面で失敗した。

 

父が家族を蔑ろにしなければ…。

 

母が心を強く持ち続ければ…。

 

長男がもう少し家族を見ていれば…。

 

長女が家族崩壊を恐れずに強い言葉を発していれば…。

 

次男が家族から目を背けていなければ…。

 

三男が生まれていなければ…。

 

今から見るのは、数多ある並行世界の一つだ。

 

もしも、轟家にもう一人、家族がいれば…。

 

これはその多くの分岐の物語だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……轟炎司の長男ねえ?冗談はよせよ。ただの東洋人がヒーロー気取りか?」

 

ヴィランは嘲笑うように両手を広げた。その瞬間――空気が歪む。周囲の街灯が不自然に明滅し、アスファルトに不気味な赤紫色の光が這う。幻影生成が始まったのだ。

 

「危ないッ!」

 

鋭い声とともに焦凍が前に出ようとしたが、アヴドゥルは片手を上げて制止した。紅蓮の瞳が冷たく細まる。

 

焦凍、待て。あれはただの影絵だ」

 

「ほう……気づいたか」

 

ヴィランがニヤリと口元を歪める。その背後には無数の触手のような幻影が蠢いていた。しかしアヴドゥルは微動だにしない。額に一筋汗を浮かべながらも冷静に分析する。

 

「マジシャンズレッドが感知している。本体は右側5メートル地点だ。温度差0.7℃の歪みが見える」

 

 言うが早いか、彼の掌から炎が渦巻いた。「ラバーズ」が怯えたように幻影を大きく揺らす。アヴドゥルはさらに前進しながら語る。

 

「俺のスタンド『マジシャンズレッド』はただ炎を操るだけじゃない。真の姿は“灼熱の意志”そのものだ。貴様の精神攻撃ごときで……揺らぐと思うな!」

 

 地面を蹴った。爆発的な加速と共に「マジシャンズレッド」が腕を伸ばす! エメラルドグリーンの巨拳が真紅の軌跡を描きながらヴィラン本体へ――!

 

「バカめ!これが俺の本命だ!」

 

だが突如、アヴドゥルの足下でアスファルトが溶解! 空洞が出現し彼はバランスを崩しかけた。同時にヴィランの幻影が爆発的に増殖! 数百体の悪意ある顔が一斉に襲いかかる!

 

「兄さん!!」焦凍の叫びが響く。

 

「待ってろ弟たち!」

 

障害物越しに聞き慣れた声。振り返ればエンデヴァーがオレンジ色の炎を纏って急降下してくる。

 

「轟炎司、遅かったな……!」

 

「いや、タイミングは完璧だ」

 

アヴドゥルが薄く笑う。彼はあえて落下地点で身構えていた。エンデヴァーが繰り出す渾身の「ヘルフレイム」の衝撃波を利用して宙返りし、空中で逆さの姿勢から反撃に出たのだ!

 

「これぞ“情熱の軌道修正”だ!」

 

揺らぎの中心――幻影を生む“核”に向け、アヴドゥルの両腕から真っ赤な十字架が迸る! マジシャンズレッド最大火力の「クロス・ファイヤー・ハリケーン」が炸裂した!

 

ヴィランが悲鳴を上げる。「くそ……俺の“支配領域”が……ッ!?」幻影が次々と砕け散り、本体が露わになった瞬間――焦凍の氷結波がその動きを封じる!

 

「終いだ、“ラバーズ”」

 

アヴドゥルが静かに宣告した。紅蓮の拳が直撃する直前、ヴィランは恐怖に震えながら叫ぶ。

 

「情熱だ何だと……そんな曖昧なものに……俺は……」

 

「曖昧なものこそ人間の力なのだ」

 

「“愛”と“怒り”――どちらも炎と同じ形を取る。“火”という単純なエネルギーでさえ、守るためにも破壊するためにも使える。俺の“情熱”は常に一つ方向に向いているだけだ」

 

「お前の心に宿るのは“独占欲”だけだろう? それは愛情ではない」

 

紅蓮の拳がヴィランを貫く! 最後の咆哮と共に全身が崩れ落ち、黒い霧となって消えた。

 

 

「大丈夫か兄さん?」焦凍が駆け寄る。冷や汗を拭いながらアヴドゥルは親指を立てて応えた。

 

「少し疲れただけだ。……むしろ燈矢の方が問題だな」

 

遠くから慌ただしい靴音が近づく。エンデヴァーの腕の中で暴れているのは当然、燈矢だった。

 

「なんで邪魔するんだよ!俺だって戦えたのに!」

 

「落ち着け燈矢」アヴドゥルがしゃがんで視線を合わせる。「今日は“家族全員”で勝利したんだ。それ以上求めるものはあるまい?」

 

言いながら彼は右手に小さな炎を灯す。それは攻撃的な赤ではなく、温かく柔らかなオレンジ色をしていた。

 

「ほら。“マジシャンズレッド”が教えてくれている。“勝利は一つじゃない”とな」

 

三人の息子たちがそれぞれ異なる反応を見せつつも、アヴドゥルの掌に集まっていく。焦凍は照れたように目を伏せ、燈矢は興奮して飛び跳ねる。そしていつの間にか現れた冬美が呆れたように呟く。

 

「もう……怪我してたら許さないんだから!」

 

夕焼けが赤々と染まる中、アヴドゥルは静かに微笑んだ。彼の胸には確かな充実感があった。“新たな絆”。それがどんな強敵よりも価値のある“情熱”であることを、今一度確かに感じていた――。

 

 

 

 

 

 

 

彼が長男として生まれたことにより、エンデヴァーの弱点である熱がこもるという部分はスタンドに負担させることで、理想の炎系のヒーローが生まれた。

 

家族と一緒のヒーローとして、オールマイトと肩を並べることが出来るようになった。

 

炎司は心の余裕ができ、他の家族を見ることができるようになり、燈矢が燃え盛ることもなかった。

 

家族が全員幸せになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長男―――轟アヴゥドゥル。

 

家族の元ネタ「ジョジョの奇妙な冒険」「モハメド・アヴゥドゥル」

 

 

 

 

 

 

 

 

画像生成AIが作り出したアヴゥドゥルみたいな何か

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

私はこれ以上のモノは創れないので挿絵に興味のある方は下の活動報告へ

 

 

 

 





お気に入りや感想や評価などがありましたら幸いです。




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