俺ん家の閃刀姫   作:猫好きの餅

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 今回のゼロさんがカード化した場合のテキスト。

 ↓↓↓

 閃刀恋姫=ゼロ 光属性

【機械族/融合/効果】
 閃刀姫-レイ+閃刀姫-ロゼ
 このカードは、上記のカードをフィールド、手札から墓地へ送った時にのみ特殊召喚できる。
①このカードの攻撃力は、墓地の閃刀姫モンスターの数×300アップする。
②自分、相手メインフェイズに1度、カードの効果が発動した時に発動できる。そのカードの効果を無効にして破壊し、自分の墓地へ送る。この効果で墓地に送られたカードは閃刀姫魔法カードとして扱う。
攻守3000/1500


お酒に呑まれた結果

 

 

 

 

 

 

「ぜ、ゼロっ…!?」

「こっちだと初めましてかな?」

 

 どうやら美咲に対抗するために合体をしたらしい。

 

 なんかいつの間にか買ってたらしいゼロサイズの黒のネグリジェに身を包んだ閃刀姫=ゼロは口をパクパクさせてる美咲を見て微笑んだ。

 

「え、…えっ、…あ、そ、そうだよね。…頭から抜けてたよ…。やっぱり2人の合体だったんだ」

「うん。…でも結構久しぶりかも」

「確かに。最後は引越しの時だっけ?」

 

 ここの下見の時と、合体して車が1人分席空いて荷物積めるからなってもらったっきりだ。

 

 ゼロは俺の方を見て、ふいっと顔を逸らした。え、なんで?

 

「そ、そうだね……1ヶ月半ぶり、くらいかな」

 

 そしてそのままそそくさとソファから立ち上がった。あれ、座ったばっかなのに?

 

 ただ、ゼロの登場のおかげで俺の理性はエンドフェイズにならずに済んだらしい。いやだいぶ危なかったけど。

 

 美咲の注意がゼロに向かって一安心。俺はようやくゆっくりとワインを飲む。

 

「…わぁ〜…すごいなぁ。ゼロって最近でたカードだから、こうしてまじまじと見れるのは凄いね」

「そ、そうなの?……普段はやっぱり2人の方が楽だからこの姿にならないけど…。それに服のサイズも変わるから色々大変で」

「そうだよね……わぁ」

 美咲はゼロになったことで大きくなったある部分に釘付け。いやあなたも同じ位のデカさですやんと言いたいが、言わぬが仏だ。サーモンうまい。

 

 そうしていると、ある程度騒ぎ終わったのか、美咲がもう一度俺の隣に座ってくる。

 

「あ〜、あたしがゼロに夢中の間に落ち着いたなぁ」

「正直助かりました。…ゼロはなんか飲むか?2人のグラスは空だし」

「うん、新しく持ってくるよ。……ぁ」

 

 ゼロは空いたグラスを俺から受け取り、一瞬目が合った。…でもすぐ逸らされる。…え、俺なんかした?

 

 ちょっと気になったので、俺もソファを立つ。

 

「美咲はどうする?普通の方飲む?」

「うん、飲もうかな」

 

 俺が立ち上がったので着いてこようとする美咲。君まで来るとややこしくなるからと、咄嗟にいつもレイロゼにやってるように頭を撫でてしまった。美咲は最初驚いた顔をしながらも、大人しく撫でられてる。

 

「……ぁ、……ん…」

 

 なんか、美咲の頭を撫でるって新鮮だな。そろそろいいかと手を離したら、美咲に手を掴まれる。やべ、やり過ぎたかと思ったその時。

 

 ちゅ。

 

 美咲は俺の手の甲に唇を落とした。そのまま手を離して、俺たちは見合う。

 

「……な、なにすんだよ」

「…こういうの、どう?」

「………ドキッとした」

 

 もうなんなんだコイツ。色々強すぎだろ。熱くなる顔を隠すようにしてキッチンに入ると、ちょうどワインを冷蔵庫から出してるゼロと目が合い、ふいっと逸らされた。

 

「…い、出雲」

「手伝うよ。こっちがノンアルだっけ」

「う、うん」

 

 ボトルを渡してきたので受け取り、グラスに注ぐ間も、ゼロとの距離がなんか遠い。いや客観的に見れば普通くらいなんだけど、俺もだんだんおかしくなってきてるなこりゃ。

 

「あの、ゼロさん?」

「な、なに?」

「俺、なんかしたかな?」

「え?」

 

 流石にその引かれ方はちょっと気になる。俺が意を決して聞いてみると豆鉄砲を撃たれた顔でこっちを見た。

 

「なんか、凄い目をそらされるからさ。距離感もこう、なんかいつもより遠いし…」

「いやっ、それ違うよ?……そ、それはぁ…」

 

 ゼロは俯き、みるみる顔が赤くなっていく。

 

「ほ、ほんとに大丈夫?」

「だ、大丈夫だからっ、……ひ、ひゃっ」

 

 本当にどうした?ちょっと心配になった俺はゼロに近寄って顔を覗き込む。それでも目を合わせようとしないので、ちょっと酔ってる俺はゼロの顎を持って上へ向けせてやった。

 

 そこで初めて、ゼロと見つめ合う。やっぱりこの2人合わせたみたいな瞳が綺麗すぎる。

 

「……ぅ、うぅ……だめって言ったのにぃ…!」

「ほ、ほんとに何があった?………って、え?」

 

 俺はちょっとびっくりした。ゼロの顔が真っ赤っかになったと思ったら、目がぐるぐるしだす。

 

「ぅ、ぅう…………すき……むりぃ……

「……もしかして、……照れてるだけ?」

 

 どうやら原因は本当に俺だったらしい。でも、レイとロゼの時とはギャップを感じて可愛い。

 

 ゼロはあわあわしてそのまま俯く。頭から汗マークか出てるのがなんか幻視できた。

 

 つまり、あんまり近くならない方がいいのかな。

 

 俺はグラスを持って先に行こうとすると、袖を引っ張られる感触。

 

「………ぁ、…やだ」

「…ゼロ?」

「…ぅ、……もうちょっとだけ…」

 

 そう言い、ゼロはゆっくりと俺の背中にピッタリとくっついた。腕は俺のお腹に回ってさわさわしてくるのが擽ったい。

 

「……すき」

「……っ」

 

 やばい。なんかゼロの時は俺への接し方が変わるのか?…2人の時よりも、なんかしっとりしてるって言うか、……めちゃくちゃドキドキするんだけど!?

 

「……も、戻るか」

「…うん」

 

 今度は裾を握られたままリビングに戻る。キッチンにいたのは1分もないけど、なんか時間がゆっくり進んでる感覚だった。

 

「美咲、ほい」

「ん、ありがとっ」

 

 美咲におかわりを渡すと、俺はソファではなくカーペットの上に座った。

 

「…えー、隣座ってよ」

「ちょっと休憩。ふたりでゆったり座ってよ」

 

 正直、ゼロと美咲で交互に来られたらとてもじゃないが耐えられない。ゼロはちらりと俺を見て美咲の隣に腰掛けると、グラスに口をつけた。

 

「改めて見ると、ゼロってほんとに綺麗だねぇ。2人のいいとこ取りって感じ」

「…そ、そうかな?」

「肌も綺麗だしね。…あたし完敗だ」

「美咲も綺麗だよ?」

 

 いうて美咲も変わらんと思うのは俺だけでしょうか。美咲と話しながらグラスの中身を進めていたゼロだったけど、半分飲んだあたりでなんかぽわぽわしだした。

 

「…そういう美咲こそ、可愛いよ?…わたし最初見た時びっくりしたもん。…ぎゅーしていい?」

「ほぇ!?……い、いいけど…?」

「んー♪」

「わ、わぁ…!」

 

 なんかイチャつきだしたぞ。

 

 ゼロは美咲の首元に顔を埋めて「いいにおい〜」とのこと。美咲は顔真っ赤にしながらガン見してる俺を見て「み、見ないでぇ」と慌てる。なにこれ写真撮っていい?

 

「…美咲ぃ…ここ柔らかいねぇ…」

「ちょ、…んっ…ぁ……、そこはだめぇっ」

「…ゴクリ」

 

 そしてトドメにゼロが美咲の身体をまさぐり出した。しかもよく見るとキャミソールの中に手が入ってない?鼻血出そう。

 

 俺は湧き上がってくる劣情を収めるためにグラスのワインを飲み干す。……ってか、ゼロこれもしかして……?

 

「……なぁ、これ酔っ払ってない?」

「ん…、そ、そうなの…っ、…ちょ、ゼロ…やめっ……い、出雲くんも見てないで助けてよぉ…」

「あ、ああ。……その前に…」

 

 俺はゼロのグラスを取って飲んでみる。……案の定、アルコールありの方のサングリアだった。漬けてあったフルーツも食べてたから、一気に回ったんだろう。

 

 俺は美咲に抱きついてるってよりも纏わり着いてるゼロを離そうとするけど、……ど、どこ持った方がいいんだこれ。

 

 ゼロが今来てるのは黒のネグリジェ。はっきり言って結構際どいスケスケのやつだ。下着とが透けてないけど男目線ではどの道エロい。

 

 俺はちょっと迷って脇の下に手を入れて美咲からひっぺがす。至る所を触られたらしい美咲が服をはだけさせて、ちょっと直視に困る目でこっちを見てきたのを気合で無視しゼロを俺の方に座らせた。

 

 つまり、今度は俺の方にターゲットが向くわけで。

 

「いずもぉ〜」

「わっ、ちょ」

 

 がはちょと抱きつかれはしたが、伊達にいつもされてはない。こういう時は剥がさずにっと。

 

 俺はゼロの頭を撫でてやる。気持ちははしゃいでる犬を撫でるイメージ。腕に当たる柔らかいのどか、チラ見えするネグリジェの中身はなるたけ見ない。

 

「……出雲くん、いつも大変なんだね」

「わかってくれるとほんとに助かる」

 

 なでなでされる内に大人しくなって寝息を立て出すゼロ。ちょっと今の体勢でベッドは遠いので、とりあえずソファに寝かせる。

 

「……確かに、わかるなぁ」

「ん、なにが?」

 

 ソファに横になった関係で立ち上がった美咲は、すやすやと寝ているゼロを見ながら呟く。

 

「……だって、前まで戦い漬けだったんでしょ?…それがこんなに幸せそうにさ。…こんな2人と過ごしてたら大切に思っちゃうよね」

「…そうだね」

 

 ひとまず飲み直すかと腰を下ろす俺の横に、美咲が来る。……あれ、これやばい?

 

 美咲はグラスを傾けながら、カーペットについてる俺の手に自分の手を優しく重ねてくる。……やべ、これ俺も飲みすぎてるかな。ちょっとふわふわしてきた。

 

 無言の時間が、なんかむず痒い。横目で目が合った俺たちは、なんとなしにちょっと身体を近づけさせて。

 

「──んっ、覚めたっ」

「え、早っ」

 

 むくりとゼロがいきなり起き上がった。え、寝てから5分経ってないけど…?

 

「も、もう覚めたの?」

「うんっ、間違ってお酒の方飲んじゃったみたい。…こういう時の治り早い方だから」

「流石閃刀姫…なのかな?」

 

 復活したゼロは「ほら、座ろ?」と俺の手を取ってソファに座らせてくる。そのまま美咲とサンドするようにくっつかれて、ちょっとふわふわした頭がさらに浮き上がりそう。

 

「……ちょ、ふたりとも近い…」

「…美咲から聞いたんだけど、出雲って酔っ払うと甘えてくるって。…そろそろ酔ってきたんじゃない?」

「なんてこと話してんのお前」

「えへへ、だって。……あたしも久しぶりに見たいし。……ほらっ、もうちょっと呑んでよ」

 

 呑んでって、これ拒否権ないよね?

 

 両腕を2人にホールドされた状態で、両方から美味い酒をお酌されて止まれるわけないじゃん。

 

 残ってたおつまみと一緒に、結構進んでしまう。

 

「出雲っ」

「出雲くんっ」

 

 ふたりはちょっと上気した顔でどんどんお酒を勧めてくる。どんだけみたいの俺の痴態。

 

 そして通算5杯目を終えたあたりでちょっとふわふわが一段階上になった。

 

 

 

 

 ……あ、やば。

 

 

 

 

 

 

 

「……んー……やばこれ」

 

 5杯目を飲み干した辺りで、出雲の様子が少し変わった。体質か顔色はそれほど変わらないが、なんかふにゃふにゃしてる。

 

 美咲とゼロは2人て顔を見合わせた。

 

「美咲、これって…」

「うん…多分、…きた」

 

 ふたりは同時にガッツポーズ&ハイタッチ。元々この宅飲みの理由は彼を酔わせる為。ゼロに合体したり間違って寄っちゃったりとハプニング あったものの、目的は達成したと言えよう。

 

 美咲は1度出雲のクラスをテーブルに戻すと、具合を確かめるようにほっぺやらおでこを触る。

 

「大丈夫?…気持ち悪くない?」

「…ん、だいじょぶ。…むしろ美咲の手、気持ちいい」

「…ぁ、そうなんだ…」

「もっとして?」

「っ」

 

 見事な酔い具合に、美咲は心の中で万歳三唱した。この普段の落ち着いた感じが抜けた出雲は前に1度だけ、同窓会で遠目にしか見たことがないのだ。今回はゼロと2人占めができる。

 

 美咲は普段との彼のギャップにドキドキしながら頬やら頭を優しく撫でる。個人的に魅力のひとつだと思っている彼の首筋を撫でる時は変な気分になりそうだった。

 

「…わ、わたしもっ。……出雲、大丈夫?横になる?」

「…このままがいいな。……ごめん、ちょっと今…よっぱらってるから…へんなこと言うかも…」

「…んふっ」

「わかる、変な声出そうになるよね」

 

 酔っ払い出雲を初めて見たゼロは大人しく撫でられている出雲を見て変な笑い声が漏れた。普段はしっかりしてる出雲のギャップにやられて、昇天しそうになっている。

 

 実際気分は悪い訳ではないようで、受け答えもしっかりしてる。ただ、ちょっとだけふにゃってて素直なだけ。それが2人には可愛くて仕方がない。

 

 出雲はおもむろに、撫でている美咲の手を取った。自分よりも大きい手に包まれ、美咲が反応すると。

 

 ちゅ。

 

「っ…!?」

「い、出雲っ?」

 

 まるでさっきの美咲がやったように、出雲は手に唇を落とした。そして、ちょっとしてやったりの顔で言ってくる。

 

「…さっきの仕返し…」

「…っ、出雲くん…」

 

 あ、ダメだ。ダメすぎると美咲は自分の口を手で覆う。顔が熱くて火が吹き出そうだと出雲から離れようとする。

 

 しかし、今の出雲は無敵である。

 

 出雲は手を離さなかった。ぐいっと、強すぎない程度の力で引っ張られ、美咲は出雲の寄りかかる体勢になる。彼の匂いが近くなり、不意打ちに美咲は動揺した。

 

「ひゃ、出雲くんっ…?」

「…離れんなよ」

「んひっ」

 

 構図で言うとさっきの美咲と同じことをしてるだけの出雲だが、美咲は言わば攻守3000/0みたいな打点をしている女なのだ。受けに回ると非常に脆かった。

 

 そして、まだ出雲は止まらない。そのまま美咲の膝の裏に手を通すと、ひょいと自分の膝の上に乗せてしまう。まるでお姫様だっこのような体勢で膝の上に座らされた美咲は首を支えられた手で耳を撫でられ、身体を跳ねさせた。

 

 しかもそのまま出雲の方から抱き締められる。

 

「…ふぇ…ぃ、いずもくん…?」

「……んー、…さいこう」

「…ぁ、……ぅ〜…」

 

 抱きつく時は自分から行ってた美咲は、出雲からのハグに骨抜きにされていた。

 

 美咲も思わず抱きしめ返す。どっちからハグをしたかが違うだけなのに、こんなにも威力が違うとは。

 

「……っ、…わ、わたしも…!」

 

 そんな熱烈なハグにゼロは我慢ができなくなった。美咲を抱きしめている出雲の後ろから、縋り付くように抱きつく。レイとロゼの恋情が掛け合わさったことで「照れ」が先行していたゼロだったが、この時ばかりは彼を欲する本能が勝った。

 

「…ん、ゼロ…」

 

 後ろから肩に顔を乗せたゼロに、出雲は振り向く。美咲を優しく離すと今度はゼロの手を取った。

 

「おいで?」

「…っ」

 

 素直な出雲に、ゼロはたまらず叫びそうになる。手を取られたままに出雲の脚を跨りるようにして乗っかり、力強く抱きしめられた。

 

「……ぁ……いずもぉ…」

 

 ゼロは、間近で感じる出雲の感触と匂いに顔を蕩けさせる。ふたり分の肥大化した愛が、出雲の身体に反応して熱を持つ。

 

「かわいい」

「…っ…ふゃ…」

 

 トドメにそう囁かれ、ゼロはいつもの出雲の気持ちが少しわかったような気がした。……これ、ダメだよぉと、ドキドキと興奮で頭がおかしくなりそうだ。

 

 もう、飲み会どころではない。美咲も我慢できずに出雲に抱きつき、その身体と唇を彼に押し付ける。

 

 ゼロも負けじと出雲にしがみつき、果ては手数で勝負だとレイロゼに分離して出雲の両太ももに跨ってしなだれかかった。

 

 出雲は出雲で定期的に継ぎ足されるワインで酔いは継続中だ。所々3人を離そうとする様子が垣間見れるが、今回理性がぶっ飛んでるのは出雲ではなく向こう側。余計に止まるわけがない。

 

 

 

 そして、戦場はリビングから部屋を移すのだった。テーブルの上はそのままで、うとうとしてきた出雲と抱き合いながらレイとロゼの部屋の大きなベッドに出雲を寝かせた。

 

 そして、自分からハグもキスもしてくる出雲に限界突破したレイロゼと美咲はここぞとばかりに甘え尽くすのだった。

 

「…んぅ〜…出雲っ……すきっ」

「…はぁ……出雲ぉ」

「…出雲くん、…………あっ…」

 

 仰向けでついにまぶたが閉じて寝息を立て出した出雲に、ある発見をする美咲。レイとロゼも気がついたようで、顔を赤くしながらも息は荒くなる。恐る恐る触ると、とても熱かった。

 

 3人は顔を見合せた。

 

 

「………ね、ねぇ、ふたりとも…」

「…うん」

「……ああ」

「………これからやることは……さ、…3人だけの秘密にしよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………っ、……やべ、飲みすぎた……」

 

 頭痛で目が覚めた。

 

 横目で窓を見ると外が明るい。どうやらあのまま寝てしまったらしい。

 

 昨日の記憶は、所々覚えてる。俺がワインで酔っ払ったことも、それにかこつけてゼロと美咲を抱きしめたことも。

 

 そして案の定と言うべきか、今寝てるのはレイロゼの部屋の大きなベッドで、同じベットに美咲とレイロゼもすやすやと眠りについている。

 

 ひとまず、彼女たちはちゃんと服を来てたので一安心。最後の方は眠くて覚えてないけど、多分介抱してくれたんだろう。同じベッドで寝てるのはもう突っ込まねぇ。

 

 幸せそうな顔で眠る3人に微笑み、起き上がろうとしたところで気がついた。

 

「……なんでズボン脱げてんの」

 

 俺、記憶だとズボンちゃんと履いてた記憶あるんだけど。……一応パンツは履いてる。

 

 さすがに酔っ払ってたといえど、人前で脱ぐ癖は持ち合わせてない訳で。……と、なると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……お…俺、…なんかされたの?」

 

 震えた俺の問いに答える者は誰もいなかった。

 

 

 

 

 

 







 


https://syosetu.org/novel/340831/12.html



 このURLは何かって?…君たちの望むものさ。


閃刀姫の絵違いどれが好き?

  • レイ
  • カガリ
  • ハヤテ
  • シズク
  • エンゲージ
  • リンケージ
  • ウィドウアンカー
  • 増援
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