※若干、美咲がフライングしてます。
早朝から始まったレイとのデュエル。何とかそれに勝利した俺は美咲とロゼを起こしに部屋にやってきた。
レイはどうしてるかって?くてってなったから部屋に寝かせてある。
部屋を覗くとまだ2人と夢の中だった。まだ寝かせていたいけど、美咲は今日もシフト入ってるしそろそろ起こさないと。
俺はまず美咲の捲れ上がった服を直して、声をかける。
「美咲、そろそろ起きて」
「…んー…」
「おーい、今日もバイトだろー?」
「…んぃ、…いずも…くん?」
うっすら目を開けて俺を見た美咲は、手を伸ばしてくる。その手を掴んでゆらゆら揺らしてると、意識が覚醒してきたのか、むくりと起き上がった。
「……んー、…ねむい」
「昨日寝たの遅かったんだろ?何してたんだよ」
「…いずもくんの……いずもくんのを……」
「へ?」
俺の?…やっぱ俺なにかされてるの?
「…いずもくん、意外と…逞…って……うぇ!?」
「たくま?…いやなんだよ。超気になるんだけど…」
「いやっ、なんでもないっ!……か、顔洗ってくるぅ!」
美咲の言いかけてたことが気になって聞き返すと、慌てた様子で部屋を出ていってしまった。
そんな騒ぎがあっても起きないロゼもロゼだなぁ。肩を揺すると唸りながら布団をかぶり出す。
「ロゼ、朝だよ〜」
「…まだあさじゃないっ」
「そこ否定すんなよ」
なにその文句。ロゼの駄々っ子に苦笑した俺はタオルケットごとロゼを抱き上げた。
「んぃ、出雲…?」
「朝ごはん冷めるから。このまま連れてくぞ?」
「…それもいいな」
「間違って外につれてこうかなぁ」
「そ、それはダメだっ。外は暑い」
「なら、起きような〜」
そう言いながら耳をつんつんすると、ロゼは奇声を上げながら飛び起きた。
「…お、おきるっ、おきるからぁ!」
「はいよ、顔洗ってきて」
ロゼは顔を赤くして洗面所に向かっていった。
部屋から出ると、美咲と鉢合わせる。
「あ、出雲くん」
「目ぇ覚めた?」
「あはは、ばっちり。…ってあたし今日シフトだった。準備しないと…」
「朝飯はこっちで食べてけよ、作っといたから」
「ほんと!?」
朝から元気だなぁと眺めていたんだけど、美咲の雰囲気が急に変化する。……これは、昨日も感じた…。
「…んー、……すきぃ」
「ちょ、美咲さん?」
美咲はしっとりと俺に抱きついてくる。レイとはいい意味で質量も質感も違う体に、俺は目眩を起こしそう。
やばい、ここだと戻ってきたロゼに見つかるので、離れない美咲と共にレイロゼの部屋の中へ。
「……泊まって朝飯食ってくのは前もあったろ…」
「うん、毎回こうしたかったんだよ?」
美咲は、すりすりと頬擦りしてくる。ちょ、そんな感じに動いたら、頬だけじゃなくて色々当たるんですが。
とは言えど。俺の方も既にダメージが入ってるというか、ぶち壊れてしまってる。さっきのレイのせいで、己のセーフラインがぼやけてきた。あれ、どこまでならセーフなんだっけ?
とりあえず、抱き返すのはいいんだっけ(?)。
俺は回らない頭のまま、美咲を抱き返す。むぎゅーって効果音が着くくらいには力を入れた。
「出雲…くん…」
美咲は、俺の反応に嬉しそうに笑うとさらに甘えるように抱きついてくる。…やばい、ほんとにやばい。だんだん俺もおかしくされてってる。ほんとにわかんなくなってきた。どこまでならいいんだっけ??
俺が回らない頭のままレイにしたように、美咲の──。
「……ねぇ、出雲くんからすっごくレイの匂いがするんだけど?」
「え」
首筋に顔を埋めてた美咲さんがジト目で見上げてくる。それはそのはず、ほんの数分前までレイと抱き合ってキスしてたのだから。いや何してんの俺(今更)。合計2時間にわたるイチャコラのお陰か、俺の服にはレイの香りがびっしり着いていた。
美咲は、そのまま俺を睨む。
「……ねぇ、レイと何かしてたの?」
「あ、朝ごはん作ったり?」
「…うそ。朝ごはん作るだけでこんなに匂いつかないもん」
……朝ごはん作ってたら始まったんだよなんて言えねぇ。
「ね、何してたの?教えてくれるまで離れないよ…?」
「……抱き合ったりキスしたりしてました…」
「………ん!」
「……」
ずいっと近づいてきた美咲の顔に、「なに?」なんて言える甲斐性はないわけで。
俺は、美咲の後頭部を抑える。
「……ぁ…、…ぅんむ…」
10秒ほど唇を重ねる。キスしてる間も美咲を抱きしめ、なんなら反転して壁に押し付ける。レイと同じ構図だ(最低)。
「…ん、…ぷぁ、…い、いずもく…ゅん……んぅ…」
さらに10秒。美咲は俺の肩を弱々しく掴み、背伸びをして唇を押し付けてくる。少しして唇を離すと、…美咲は荒い息を吐きながらその場にへたり込んだ。
「……大丈夫か?」
俺は一体どんな顔をすればいいんでしょう。
美咲の手を取って立たせると、俺を見るなり顔がぼっと赤く染った。
「し、しらふ…で、…されるの初めてだからぁ…」
「…たしかに、そうだったなぁ」
そうじゃん、昨日のは酔ってたのもあったじゃん。美咲は、嬉しさと恥ずかしさが混同した顔でもじもじし、最終的にもう一度抱きついてくる。
「……また、してね?」
そう囁き、部屋を出ていく。向こうからレイの「おはよ!ご飯できてるよ?」と聞く声と美咲の「ありがと!…そ、その前に、した…じゃない、服を着替えてくるね!」と自宅へ戻る音。
俺も、その場に膝から崩れ落ちた。
「……俺、もうダメかもしれん」
誰か俺を殺してくれ。性欲魔人になる前に。……もうなってるわ。殺せ。
「……出雲、どうした?」
顔洗ってきたロゼが不思議そうな顔をしながら俺の頭を撫でてくれた。
「じゃ、行ってくるね」
色々あった朝が終わり。美咲がバイトに行く時間に。送ってこうと思ったが、朝のことが尾を引いて言い出せなかった。またあの雰囲気になったら、お互いどうなるかわからん。
頑張ってね!と気をつけてと見送りするレイロゼの裏から美咲を見ると、くすりと一瞬、あの時と同じように妖しく微笑むと、そのまま出発して行った。
「さて」
美咲がエレベーターに乗って、戻るかと踵を返したところでロゼが俺とレイの肩を掴む。レイを横目で見ると目が泳いでいた。
「な、なに?」
「戻ってから、尋問を始める」
「尋問…?」
不穏なワードに、もう一度レイを見ると、見たことあるようなすっとぼけ顔。うん、さっき美咲に問い詰められた時の俺の顔だ。
あ、バレてる。
俺とレイは、ロゼに引きずられながら清らかな笑みを浮かべた。
「……出雲」
「ハイ」
「レイも」
「ハイ」
戻ってきて、リビングのカーペットの上に正座する俺とレイ。…あ、レイ正座慣れてなくてこてんって女の子座りになった。かわいい。
「…出雲?」
「いえっ、なんでもありませんっ」
ロゼは正座&女の子座りをする俺たちを見下ろせるようにソファの上によじ登る。そこで仁王立ちをして俺たちを見下ろした。と同時に俺は下を向いた。
「出雲、こっちを見ろ」
「その前にスカート」
「…っ!?……ぅ」
当然、そんなところにミニのワンピースで立ったらパンツ見えるわけで。
ぼふっとソファにして座り直した。
ロゼはんんっと咳払い。俺たちに向かってつり上がった目を向ける。
「……出雲、私と美咲が寝てる間、レイとイチャイチャしてたな?」
「……いえ?」
俺はぷいっと顔を逸らす。ロゼはじとっとレイの方へ視線を向けた。
「……普通に、朝ごはん作ってたたげだよ?」
「ほんとうか?」
「……はい」
一旦容疑を否認してみる。抱き着かれた美咲にはバレたけど、アレから着替えてるし、そうそうバレることは…。
「私が顔を洗ったあとにリビングに行くと、……レイが出雲のベッドに寝転がって人に見せられないような顔をしていた」
「…レイならあり得ると思います」
「出雲!?」
横のレイから抗議の声が。ロゼは続ける。
「レイ、食事中も熱に浮かされたような顔で出雲をじっと見てたぞ?美咲にもバレてる」
「………」
レイさんの顔がわかりやすすぎる。今だって横向いて吹けない口笛吹いてるし。ひゅーひゅー言ってる。
「……レイと、イチャイチャしてたろ?」
「……してました」
「……むぅ」
ロゼがすとんとソファから降りて、正座してる俺の膝の上へ乗ってきた。ちょ、正座の上に乗るのは拷問とかわらいでででで!!
「…いででで!」
「…罰だ。もっと私も構え」
「ふふーん、早起きの特権なんだよ?」
「…なら、明日から私も早起きする」
さすがに膝がきついので胡座に移行。ジト目のままロゼが抱きついてくる。そんな様子の彼女を見て、流石に罪悪感を感じたらしい。レイが苦笑して立ち上がった。
「じゃ、今からロゼのターンね?」
「出雲っ」
「ん、どうした?」
今はロゼのターンらしい。
自分の部屋からなんかメモ帳を持ってきたロゼ。ソファに座る俺の隣に腰掛け、俺に尋ねてくる。
「私たち、ここに来て結構な時間が経つが、出雲のことをあまり知らない」
「あー、確かに」
言われて見ればそうだ。あんまり自分のこと話した事無かったなぁ。お茶を置いたレイも頷く。
「そういえば、出雲の食べ物の好みとか知らないもんね」
「レイが作ったものならなんでも好きだけど…」
「……えへへ、…もう、出雲ったら…」
「私のターンっ」
レイが頬を染めて近づいてくるのを、ロゼが阻止。咳払いをして話を続ける。
「だから……私から、出雲に質問をしたいんだ」
「…わ、わかった。なんでも聞いて」
俺はこくりと頷く。レイは立ち上がって、髪を纏めてにエコバックを持った。
「わたしは買い物行ってくるよ。……何か欲しいものある?」
「プリンっ」
「…んー、スーパーに行くんだよね?」
「うん、色々一緒のところ」
「あー、マルチロールに入るなら、…風呂の椅子を1つお願いできる?」
「…あ、……うんっ、わかった」
何かを察した用や顔をしたレイが出かけて行った。ひとりで大丈夫かと心配になるが、買い物は割と1人で大丈夫らしい。なんかあっても装備魔法「ミスト・ボディ」で透明化して来るそうな。懐かしいカードだ。
「さて、出雲。……質問だ」
「よし、どんとこい」
ロゼの手帳の中には結構な数の質問が。どんだけ考えて来たんだよ。
「出雲の好きな食べ物はなんだ?」
「うーん、いっぱいあるけど……やっばサーモンかな?」
「サーモン、寿司屋に行くとよく食べているな」
「もはやサーモン食べに寿司屋行ってるまである」
「逆に苦手な食べ物あるのか?」
「苦手、か。……食べ物に関してはないかも。ロゼは?」
「私は……ぴ、ピーマン」
「ああ、なんかわかるかも」
「苦いものを食べるやつの気が知れない」
そういや食事にピーマンはまだ出してなかったな。出す前に知れて良かったよ。
「ちなみにレイも苦手だ」
「確かに。アレ苦味が美味いんだけど慣れないとキツイよな」
ピーマンの肉詰めとか、青椒肉絲とか最高に美味いんだけどなぁ。俺は小さい頃からピーマン食えた口だから、気持ちがわからん。
「次だ。出雲の趣味はなんだ?」
「大抵遊戯王か、ゲーム。…前はよくカフェ巡りとかしてたな。コーヒーの飲み比べとかしてた」
「カフェ…甘いもの…!」
「うん、今度行こっか」
「…次は…、出雲は今大学という所に通っているんだろ?」
「うん、今は夏休みだけど、あと1ヶ月弱位はあるな」
「その、大学が始まったら、ウチには帰ってこなくなるのか…?」
「1日帰ってこないのは無いかな。ただ、朝から大学行って、そのままバイトして帰ってくるから、家にいる時間は少なくなる」
「……そうか」
そう言って俯いたロゼの口がちょっととんがってる。可愛い。
優しく頭を撫でると、安心したような顔をして寄りかかって来た。
「次は…、…好きな女の子のタイプはなんだ?」
「え」
思わず聞き返すと、じっとこっちを見てくる。
「…タイプ、かぁ。…あんまり考えたことないなぁ」
「……美咲みたいな人とか」
「元気系?…うーんどうだろ。俺あんまし人をタイプで見たことないんだよね」
「わ、私はどうだ?」
「ロゼはもちろん大好きですよそりゃ」
「だ、だいっ…!?」
ロゼはボフッと湯気を立てて顔が真っ赤に。目が泳いで、俺の肩をつんつんつついてくる。
「ロゼのデフォルトのジト目、結構好きなんだよなぁ」
「…っう……そ、そうか?」
「うん。…あとは、小動物みたいな感じ。バイトから帰ってきた時に、とことこ歩いてくるの毎回悶絶してる」
「……ぁ、……ぅ、……そういうこと、他の人にも言うのか?」
「なわけ。…恥ずかしくて言えないし、レイとロゼにしか言わない」
「……美咲は?」
「………美咲も、だけど。……君たちの異様な結束力はなんなんだ?」
3人とも中がいいって言うか、友達だけど好敵手っていうか。そこで美咲を加えさせようとするのが驚いた。
「…美咲には感謝している。…美咲が出雲に遊戯王を教えなかったら、出雲とも会えてないから」
「確かにね」
最初は驚いたけど、本当に幸せな生活を送っていると思う。それに、レイとロゼにも合わせな人生を送って欲しい。
俺は、この後もロゼの質問に答え続けた。
大学では何をしてるのか。
家族構成は何か。(ひとりっ子で、両親祖父母健在)
好きな服はなにか。(ミニスカ好きと答えた)
好きな髪型は何か(長い髪の人が縛ってるのが好き)
今度、自分たちとしたいことはあるか。(色んなとこに出かけたい。旅行とかしたいね)
結構答えた。20個は言ったぞ。
「結構考えてきたのね」
「ああ。…答えてくれてありがとう。最後の質問だ」
「おう」
これまで割と普通の質問が続いていた。…だから俺は油断してたんだ。…というか忘れてたんだ。
ロゼは、むっつりさんなことに。
「…出雲の、せ…性癖はなんだ?」
「うーん、…そうだな、性癖………性癖?」
おっと、耳がおかしくなったかな俺も。なんかすごいこと聞かれた気がする。
「……もう1回、なんだって?」
「…出雲の、性癖」
「……聞き間違いじゃなかった」
どうやら俺は本当に性癖を聞かれてたらしい。瞬きが高速化する中、ロゼはほんのりと頬を染め、俺をじっと見つめている。
「……え、えっと、さすがに性癖はちょっと」
「なんでも聞いてと、出雲はそう言った」
「いやでも、流石になぁ…」
「……じー」
答えるまで離さない、といいだけな目線。……いや、言いたくねぇ〜。
「……本当に言わなきゃダメ?」
「ああ」
俺は頭を抱えた。……どうにか、絞り出す。
「……えっと、全部?」
「全部」
何の罰ゲームかな?
もう、答えるしかないみたいだ。
「えっと、その。キモいとは思うんだけど。……女の子の、腰というか、括れが、……好き、です」
「ふむ」
メモらないで!?
「どうして、そこが好きなんだ?」
「……腰を反った時の、背中や括れとお尻の曲線のラインがですね、男には出せないから…」
俺が顔を真っ赤にしながら答えると、ロゼは、ソファの上で四つん這いになった。
「ろ、ロゼ?」
「こ、こうか…?」
ロゼは、その耐性のまま頭をソファの座面につけ、お尻を上げる。
あ、アアアアアア!?(効果抜群)
今ロゼの着てる服は、ちょっとぴっちりサイズの肩がちょっと開き、インナーの肩紐が見える黒のワンポイントTシャツと、赤のチェック柄のスカート、ふくらはぎまでの黒いソックス。そんな服装でお尻を上げた四つん這いなんてされたらよォ。……おぉぁ…(感嘆)。
ロゼの括れが、ジャストサイズのシャツによってラインが強調され、そのまま腰やお尻の膨らみへと続いている。括れの細さから、お尻への幅の変化が、男には出せない滑らかな曲線で見せてくる。……これが好きなんです僕。
思わず見蕩れてしまった。さぞかし今の俺の顔はキモイだろう。
「……えと、…うん、それ」
「……これが、いいのか」
「…良い、です」
何この空間。ロゼは四つん這いから起き上がる。
「他には?」
「他……えっと、……その。……ほ、ほんとに言わなきゃだめ?」
「教えて欲しい。…その、参考になる」
なんの、かは聞かないでおいた。
「本当にキモイぞ?いいな?」
「どんとこいっ」
「……お、女の子が、恥ずかしそうに自分からスカート捲って、中身見せてるのが好きですっ!」
そういい、俺はバッと後ろを向いた。ロゼが何するかがわかったからだ。
「出雲…こっちを見ろ」
「いやっ、絶対見せてる!まくってるだろお前っ!」
「そ、そんなことはない」
「じゃあなんで俺の前に立つ必要が!?」
「いいから」
そう言われ、俺の中の戦争が「見たい軍」の圧勝で集結した。恐る恐る、ロゼの方を見る。
「……こ、こう…か?」
ロゼが赤チェックのスカートの端をつまんで、上へあげている。その奥から、赤いリボン付きの黒のパンツがモロに見えて、なんならへそまで顕になっている、
呆然と見る中で、やっぱりロゼって下半身は肉付きいいよなぁと思う。細すぎず太すきずで、個人的に脚を閉じた状態で、足の付け根と足の間に二等辺三角形の隙間ができてるのが好みなんだけど、わかる人いる?
「……も、もういいぞ?…ほんとに」
我に返った俺は、ロゼのスカートを下ろさせる。
ロゼも顔を真っ赤にしながら、そのまま俺の膝の上へ。
「他には、ないのか?」
「……あと、……どっちかと言うと…攻めるのが好き」
「…せ、攻め……。…朝も、そうだったのか?」
「…まぁ、うん…」
「確かに……マッサージの時も……」
ロゼがちらちらと俺の顔を見る。膝に跨り向かい合わせになった状態で、何故か、自分の手首を俺の目の前で合わせてみせる。
「……こういうのも、好きか?」
そういい、まるで拘束されてるかのように、手首を合わせて、上目遣いで見てくるロゼ。
……。
当然、好みで。
ふっかい深呼吸をする俺。…ロゼはそんな俺に追い討ちをかけるように、シャツの裾を少しずつ上げ始める。
「昨日と今日、……揉まれてない」
「……ロゼさん?」
すす、すす、とシャツが上がる。
「スカートをたくし上げるのが好きといったな。………シャツは、…どうだ?」
当然、好みである。
もう、俺の理性って残ってるのかな。なんかもう塵になってそうだけど。手首を拘束されてる真似をしてるロゼ(シャツ半脱げ)が俺にトドメ刺そうとしてくる。
「……えっと、わかったから。するから、ちょっと前向いて…んむっ…」
「ん、…ちゅ」
あの、マッサージってキスしないのよ。
続く。
最近シャドールを組みまして。……ミドラーシュとネフィリムにエロスを感じた。