マブラブオルタネイティヴ 日出ずる処の鬼神   作:ユウ・ベルフ

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: 堕ちる星々、燃ゆる神経

2002年5月。ユーラシア大陸上空、高度300km。

横浜基地のマスドライバーから射出された人類連合軍の降下ポッド群が、重力に引かれてカシュガルの空へと落下を開始する。

『全機、ALユニットパージ! 降下機動(ダイブ・マニューバ)へ移行!』

悠の号令と共に、数千のポッドが弾け飛び、戦術機たちが翼を広げる。

眼下には、癌細胞のように大地を侵食したオリジナルハイヴ。

そして、そこから放たれる無数の光の矢――光線級BETAによる対空迎撃(レーザー照射)が始まった。

『照射、来るぞ!!』

『くそっ、数が多すぎる! 弾幕が厚い!』

米軍の通信兵が悲鳴をあげる。

XM3を搭載していても、この密度のレーザーを個々の判断で回避するのは不可能に近い。

「死」の光が、雨のように降り注ぐ。

その絶望的な空で、悠は静かに呟いた。

「……阿頼耶識、同調率最大」

ドクンッ!!

悠の脳髄が沸騰した。

視界が拡張され、戦場全体の「未来」が脳内に投影される。

数千の味方機と、地上から放たれる数万のレーザーの射線。その全てが幾何学的なラインとなって見えた。

「(……見える。全部、見える)」

悠は、鼻からツーっと流れる血を無視して、全軍へのデータリンクを強制接続した。

『総員、私の指示に従え! 考えるな、ただ機体を委ねろ!』

:たった一人の管制塔

『第3梯団(米軍)、右へ15度ロール! そのまま急降下!』

『第5梯団(ソ連軍)、減速だ! 前に出れば焼かれるぞ!』

悠の指示は、神懸かり的だった。

彼が「右」と言えば、その直後に左側の空間を極太の重光線級レーザーが貫く。

彼が「減速」と言えば、先行したデコイが蒸発する。

「な、なんだこのタイミングは!?」

米軍パイロットが驚愕する。

「まるで未来が見えているのか!? よく分からんが従え! 山城中佐の言う通りに動け!」

悠は『建御名方・烈鬼』を先頭に走らせながら、同時に背後の数千機の命を背負っていた。

脳が軋む。神経が焦げる。

通常なら1分で廃人になる情報量を、悠は気力だけで処理し続ける。

『中華軍、遅れているぞ! シュウフェン、部隊をまとめろ!』

『分かってるわよ! ……悠、貴方こそ無茶苦茶よ! 脳が焼き切れるわ!』

『構わん! ……一機も死なせんと言ったはずだ!!』

悠は絶叫し、さらに加速する。

右腰の**『烈鬼』**の文字が、大気圏突入の摩擦熱で赤く輝く。

自分に集まるレーザーを紙一重で躱し、それが無理なら左手の盾(シールド)で受け流し、後続への被害を防ぐ。

「(痛い、熱い、苦しい……! だが、まだだ!)」

悠の眼帯の下から、血の涙が溢れる。

まりもの死に顔がよぎる。尚哉の笑顔がよぎる。

もう誰も失いたくない。その執念だけが、悠を突き動かしていた。

『高度2000! 対空火網を抜けるぞ!』

『着地と同時に散開! 00ユニット(鑑純夏)と白銀の突入路を確保せよ!!』

:カシュガルの地獄、開門

ズドォォォォォォンッ!!

大地が揺れた。

悠の『建御名方』が、隕石のような速度でカシュガルの大地に激突する。

衝撃波で周囲のBETAを粉砕し、土煙の中から鬼神が姿を現す。

『……着いたぞ』

悠は荒い息を吐きながら、レーダーを確認した。

随伴した数千機の連合軍。

撃墜数――ゼロ。

被弾軽微多数。

奇跡だった。

本来なら半数が降下中に失われるはずの作戦で、全員が地上に降り立ったのだ。

『す、すげぇ……』

『本当に、全員生きてる……』

無線から、兵士たちの震える声が聞こえる。

だが、悠に休む暇はない。

『感傷に浸るな! 地上戦用意!』

『白銀武! 伊隅ヴァルキリーズ! 行けッ!! 道は俺がこじ開ける!』

悠が叫び、建御名方のスラスターを噴射させる。

ハイヴの入り口を塞ぐ要塞級の群れに対し、滑空砲を連射しながら突撃する。

『了解です、中佐!』

白銀武の声。

『必ず……必ず終わらせてきます!』

『凄乃皇・弐型』と護衛部隊が、悠が切り開いた穴へと飛び込んでいく。

それを見送った悠は、コクピットの中で大量の血を吐き出した。

「ごふっ……ぅ……!」

モニターが赤く警告灯を点滅させている。機体のダメージではない。パイロットのバイタル低下だ。

だが、悠は口元の血を拭い、獰猛に笑った。

「……さあ、ここからが本番だ」

悠は、背後に展開した真那、シュウフェン、ラトロワ、そして全軍に向けて告げた。

『野郎ども! ヒヨッコたちが帰ってくるまで、ここを死守する!』

『我々の後ろには日本が、世界がある! 一歩も引くな! 命を燃やせぇぇぇぇッ!!』

「「「オオオオオオオオッッ!!!」」」

地上最終決戦。それは悠が自らの命を薪にして燃え上がらせる、最後にして最大の防衛戦の幕開けだった。

 

鮮血の指揮棒、鉄の輪舞曲

カシュガル地表。

そこは、物理法則を超えた機動兵器と、生物の限界を超えた異形の群れが衝突する、混沌の最前線だった。

悠の『建御名方・烈鬼』は、戦場の中央を疾走しながら、同時に数千の味方機をチェスの駒のように動かしていた。

『真那姉様ッ! 正面隊右翼、突っ込みが浅い! 押し返されるぞ!』

『くっ……! 駒木! 頼む!』

真那の指示を受け、漆黒の『不知火・弐型甲』が動く。

『おまかせを! 烈士組、食い破れぇッ!!』

駒木咲代子率いる第2小隊が、BETAの密集地帯へ側面から突撃する。

増設スラスターの爆音と共に、長刀が閃く。BETAの陣形が崩れたところを、真那の本隊が一斉射撃で掃討する。

『ラトロワ中佐ッ! 後方隊中央、損耗激しい! 右翼左翼でカバーッ!』

『くっ! 中央隊の損耗の激しい部隊は下がれ! ジャール大隊はカバーに回れ!』

ラトロワの『チェルミナートル』が、チェーンソーを唸らせて前衛に躍り出る。

『下がった者は死ぬ気で整備しろ! 3分で復帰させるぞ!』

ソ連軍の粘り強い防御が、崩れかけた後方戦線をギリギリで維持する。

そして、戦場の生命線である補給。

『シュウフェンッ! 補給ポイントの設営は?』

『補給ポイントの掃討完了、物資支援要請を今したわ! コンテナ投下まであと30秒!』

『上出来! 補給ポイントの防衛をしつつ遊撃できるようにしておいて!』

『了解! 任せなさい!』

シュウフェンの『殲撃10型』部隊が、円舞のように舞いながら安全地帯を確保する。

そこへ、弾切れになった部隊が滑り込み、補給を終えた部隊が飛び出していく。

完璧なローテーション。

悠の指揮により、人類連合軍は「不沈の要塞」と化していた。

だが、その代償は全て、悠一人の肉体が払っていた。

:脳髄の焦熱

「が、はっ……! ぅ、ぅぅ……!」

コクピットの中、悠は大量の血を吐き出した。

モニターや操作パネルが赤く染まる。

阿頼耶識システムが、脳の許容量を遥かに超える情報を流し込み続けている。

数千機の位置、残弾数、BETAの進行ルート、地形の変化。

それら全てをリアルタイムで演算し、指示を飛ばす。

(……熱い。頭が、割れそうだ)

左目の義眼部分から、火花のような幻痛が走る。

血管が悲鳴を上げ、視界の端が黒く焦げ付いていく。

『悠! 大丈夫か!? 反応が遅れているぞ!』

真那の焦った声が届く。

『……問題、ない』

悠は血を拭いもせず、操縦桿を握り直した。

『私のことは気にするな。……目の前の敵に集中しろ!』

悠は『建御名方』を駆り、自らも最前線へ飛び込む。

指揮だけではない。

一番危険な場所、一番敵の圧力(プレッシャー)が強い場所へ、自らが「栓」となって塞ぎに行く。

ズバァァァンッ!!

長刀一閃。

重光線級の頭部を叩き割る。

返り血で、右腰の**『烈鬼』**の文字が見えなくなるほど染まっていく。

「(……まだだ。まだ動ける。武たちが戻るまでは……!)」

悠は鎮痛剤を追加投与し、強引に意識を繋ぎ止める。

その姿は、味方からは頼もしい守護神に見えたが、システムログ上では、いつ心停止してもおかしくない危険水域を彷徨っていた。

第67章:地下からの凱歌、そして

そして数時間後。

極限の防衛戦の中、待ちわびた通信が入った。

『こちら白銀! 反応炉(あ号標的)、停止を確認!』

『これより凄乃皇と共に脱出します!』

「……やったか」

悠の頬が緩む。

作戦の第一段階、成功。

だが、それは同時に「本当の地獄」の始まりでもあった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!

カシュガルの大地が波打つ。

反応炉を失ったハイヴが、その機能停止を拒絶するかのように、地下に眠る全ての戦力を地上へ吐き出し始めたのだ。

『BETA増援多数! 地下ゲートより出現!』

『数は……測定不能! レーダーが真っ赤です!』

地平線を埋め尽くす黒い波。

それは、これまで悠たちが相手にしていた数の比ではなかった。

『……来るぞ』

悠は、震える手で全回線を開いた。

『総員、円陣を縮小! 突入口を死守せよ!』

『地下の部隊が戻るまで、ここが我々の墓場だと思え!!』

正史ルート、クライマックス。

悠の命を削る最後の戦いが、幕を開ける。

: 絶望の門、希望の道

ハイヴ崩壊の震動が激しさを増す中、地上の悠は即座に決断を下した。

『総員聞け! これより部隊を二つに分ける!』

悠の声は、吐血で濁りながらも、戦場全体に響き渡る明瞭さを持っていた。

『ラトロワ中佐! 貴官はジャール大隊、および米軍・国連軍残存戦力を率いて、ここから撤退ポイントまでの「退路」を確保せよ!』

『なっ……!? 山城、貴様はどうする気だ!』

『私は残る! 突入口を死守し、地下の部隊を回収する!』

悠は間髪入れずに続ける。

『シュウフェン少佐! 貴女の牡丹大隊は、ラトロワ中佐と共に退路の側面を固めてくれ! 蟻一匹通すな!』

『悠! 嫌よ! 私も残るわ!』

『行ってくれ! 退路が塞がれれば、地下の連中を助け出しても意味がないんだ! 頼む、シュウフェン!』

悠の悲痛な叫びに、シュウフェンは唇を噛み締め、涙を飲んで頷いた。

『……分かったわ。その代わり、必ず戻ってきなさい!』

『真那姉様、そして天照! 我々は突入口に残る! 凄乃皇が出てくるまで、ここを一歩も動かんぞ!』

『御意! 悠の命ある限り、我らも共にある!』

第69章:死守命令、鉄のカーテン

部隊が二つに分かれる。

ラトロワとシュウフェンが率いる本隊が、BETAの包囲網を食い破りながら退路を切り開く。

そして、悠と真那、駒木率いる天照部隊が、ハイヴの入り口を取り囲むように円陣を組む。

『来るぞ! 衝撃に備えろ!』

地下ゲートから、そして地平線の彼方から、BETAの大群が押し寄せる。

それは「波」などという生易しいものではなかった。

黒い壁が、全方位から押し潰そうと迫ってくる。

『撃てぇぇぇぇぇッ!!』

悠の『建御名方』が咆哮する。

右手の長刀、左手の盾、頭部バルカン、そして全身のスラスター噴射による質量攻撃。

使えるものは全て使い、近づく敵を粉砕する。

「ぐぅっ……! 数が……減らない!」

駒木の『不知火』が悲鳴を上げる。

「弾薬残量低下! もうナイフしかありません!」

「死ぬな! 歯を使ってでも食らいつけ!」

真那の『武御雷』が、駒木を庇って突撃級を受け止める。

悠は、阿頼耶識システムのリミッターをさらに一段階解除した。

視神経が焼き切れ、視界がノイズ混じりの赤一色になる。

だが、そのおかげで敵の動きがスローモーションに見える。

(……まだだ。まだ倒れるな)

悠は自分の心臓を叩くように、操縦桿を握りしめた。

武たちが戻ってくるまで、あと数分。

その数分が、永遠のように長く感じられた。

:帰還、そして

ズゴォォォォォォォォォッ!!

ハイヴの入り口から、凄まじい爆風と共に巨大な影が飛び出してきた。

**『凄乃皇・弐型』**だ。

その周囲を護衛する伊隅ヴァルキリーズの『不知火』や『吹雪』も、ボロボロになりながら地上へ脱出してくる。

『こちら白銀! 地上へ到達! 全員無事です!』

その声を聞いた瞬間、悠の体から力が抜けた。

『……よくやった、白銀』

悠は血まみれの顔で笑った。

『全機、退避! ラトロワ中佐たちが確保したルートへ走れ!』

『凄乃皇を最優先で守れ! 我々は殿(しんがり)を務める!』

「了解です! ……中佐! 急いでください!」

武が叫びながら、凄乃皇と共に退路へ向かう。

悠たち天照部隊は、彼らを逃がすために、追撃してくるBETAの大群の前に立ちはだかった。

『さあ、ここからが正念場だ』

悠は残った右目で、迫りくる死の波を見据えた。

これが最後の仕事だ。

これを凌げば、人類は勝つ。

『天照、抜刀! ……我らの誇り、見せてやれぇぇぇッ!!』

白と紫の鬼神が、最後の力を振り絞って突撃する。

その背中には、鮮血で描かれた**『烈鬼』**の文字が、誰よりも鮮やかに輝いていた。

第71章 鬼神の落日

白銀武と『凄乃皇』が地平線の彼方へ消えるのを見届けた瞬間。

悠の中で、張り詰めていた鋼鉄の糸が、音もなく切れた。

『……行ったか』

安堵。

それと同時に、阿頼耶識システムが強制遮断(シャットダウン)を起こす。

ブツンッ。

「……あ、が……」

視界が闇に落ちる。

全身の筋肉が断裂し、神経が焼き切れた激痛が、遅れて津波のように押し寄せる。

『建御名方』が、膝から崩れ落ちた。

「……はは。……ここまで、か」

悠はコクピットの中で、血の泡を吹いて笑った。

動かない。指一本、瞼ひとつ動かない。

周囲には、まだ数万のBETAがひしめいている。

動かなくなった鬼神は、彼らにとってただの餌だ。

(……尚哉。……まりも先輩。……そっちへ行くよ)

悠は目を閉じた。

要撃級の重い足音が近づいてくる。

死の感触。

だが、不思議と怖くはなかった。成すべきことは成したのだから。

その時。

:愛という名の鎖

「死なせるかぁぁぁぁぁッ!!!!」

絶叫と共に、真紅の雷が落ちた。

月詠真那の『武御雷 Type-00R』だ。

彼女は撤退命令を無視し、単機で舞い戻ってきたのだ。

ズバァッ!!

神速の居合いが、悠に群がろうとしていた要撃級の首を飛ばす。

『悠! 寝るな! 目を開けろ!!』

真那が泣き叫びながら、建御名方の前に立ちはだかる。

だが、敵の数は多すぎる。

側面から、突撃級の群れが真那を押し潰そうと殺到する。

「くっ……!」

真那一機では支えきれない。

『どきなさい! 雑魚ども!!』

反対側から、深紅のラインが入った『殲撃10型』が暴風のように突っ込んできた。

李淑芬(シュウフェン)だ。

彼女もまた、ラトロワに指揮権を委譲し、愛する男のために戻ってきたのだ。

ズドドドドッ!!

両手の長刀がプロペラのように回転し、BETAを肉片に変える。

『シュウフェン少佐!?』

『言ったでしょ! 地獄まで連れ戻しに来るって!』

シュウフェンは建御名方の右腕を、真那は左腕を掴んだ。

二機の戦術機が、壊れた英雄を抱き起こす。

『帰るわよ、悠! 貴方にはまだ、してもらうことが山ほどあるんだから!』

シュウフェンが叱咤する。

『……そうだ。殿下がお待ちだ。……置いていくな、悠!』

真那が懇願する。

コクピットの中。

薄れゆく意識の底で、悠はその声を聞いていた。

(……ああ。……うるさいなぁ、姉様たちは……)

武の前では見せられない、年相応の甘えた思考。

まだ死なせてくれないのか。

まだ、生きていていいのか。

悠の唇が、微かに動いた。

「……助けて……姉様……シュウフェン……」

その弱々しいSOSは、通信機を通じて二人の耳に届いた。

鬼ではない。ただの傷ついた青年の声。

『……任せなさい!!』

『掴まってろ、馬鹿弟!!』

二人の女傑は、涙を流しながらスラスターを全開にした。

左右から支えられる形で、白と紫の機体が空へ舞い上がる。

BETAの群れが、悔しげに空を見上げる中、三つの星はカシュガルの空へと消えていった。

:終章 眠れる森の鬼

数日後。横浜基地、集中治療室。

悠は、深い昏睡状態にあった。

阿頼耶識による脳へのダメージは深刻で、いつ目覚めるかは分からない。あるいは、もう二度と目覚めないかもしれない。

だが、その表情は穏やかだった。

悪夢にうなされることもなく、ただ静かに眠っている。

ベッドの傍らには、真那とシュウフェン、そしてお忍びで訪れた悠陽がいた。

さらに、窓の外の廊下には、武や冥夜、ラトロワたちが心配そうに控えている。

「……よく頑張りましたね」

悠陽が、悠の髪を優しく撫でる。

真那は、包帯だらけの悠の手を握りしめ、シュウフェンは湿ったタオルで悠の額を拭っていた。

「ゆっくりお休み。……目が覚めたら、また美味しいご飯を作ってあげるから」

シュウフェンが耳元で囁く。

悠の指先が、ピクリと動いた気がした。

それは、彼がまだ生きることを諦めていない証左だった。

世界はまだBETAの脅威に晒されている。

だが、人類はオリジナルハイヴを沈黙させ、大きな希望を手に入れた。

そして、その希望を守り抜いた「鬼神」は今、愛する人々の温もりに包まれて、長い休息についたのだった。

 

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