~今更すぎる家族の話~
やぁ皆さん、おはようございます。
張理有ハルです。
僕は清々しい朝を迎えましたが皆さんはどうですか?
……やっぱなし!童貞卒業したけど、大して何も変わらなかったよ!
誰だよ世界が輝いて見えるとか言ったヤツ!
性格も、性癖も、世界もなにも変わっちゃいないよ!
まぁいいことなんだけどね。
……ごめん嘘つきました。
性癖は更に歪んだと思います。
今までは、ただ噛んで貰うだけで満足できたけど、その先を知っちゃったからね。
もう戻れないよね!
というわけで、更にアブノーマルになったハルくんさ!
ちなみに今の状況なんだけど。
おっぱい(切奈)*1→←頭(僕)*2←おっぱい(トガちゃん)*3
なんだけど……前にもあったよねこの構図。
幸せなんだけど……トイレ行きたい。
まぁまだ我慢できるからいいんだけど……この感じ実家を思い出すね。
まぁ切奈たちが起きるまで、僕の話に付き合ってよ。
僕は六人家族なんだ。
ヒエラルキーの上から順に……
母さん>>>越えられない壁>>>姉さん(三つ子三姉妹)>>越えられない壁>>父さん≧僕
うちは女系家族だから、僕や父さんに発言権ないんだよね。
母さんはWEBデザイナーで、父さんは家具職人。
姉さんたちは、長女がアパレル店員、次女がインディーズバンドのギターボーカル、三女がプロヒーローしてるんだよね。
あとは、母さんの弟……叔父さんは手品師?みたいなことをしているって聞いたかな?
母さん、実家の話はあまりしたくないみたいだから、僕も聞かないようにしてるんだ。
父さんの方の実家も、地主とかそういうんじゃなくて普通の農家だよ。毎年、新鮮な野菜や果物が送られてくるから楽しみなんだ!
さてと、ここまでしっかりと家族のことについて話したのは初めてだったよね。
なんでかって言われると……タイミングを逃したからかな。
多分、幕間的な今を逃すと次はもっと先になりそうだったから、としか言いようがないね。特に意味は無いからあまり気にしなくてもいいよ。
そういえば、なんで全裸のおっぱいサンドが実家を感じるかって話だったね。
姉さんたち……特に次女と三女によくやられたんだよね。
次女は、お酒が弱いくせに極度の酒好きでしょっちゅう酔っ払ってる。
ライブの打ち上げとかで、夜遅くに帰ってきたと思ったら、僕の部屋と自分の部屋を間違えて全裸で布団に入って来る。
三女は、お酒は強い方だけど、調子に乗って飲みまくりすぐに許容限界を超えるタイプ。
結婚願望が強くて、プロヒーローになったのも素敵な殿方を見つけるため。
真面目に活動はしてるんだけど、休日に合コンに行ったりして、男の人を捕まえられなかったら、愚痴りながら僕の布団に入ってそのまま寝る。しかも、寝相が絶望的に悪く寝ている間に全裸になるんだ。
というわけで、この状況に慌てふためくようなラブコメはないんだ。
え?全裸の姉に何も感じないのか?
……感じるわけないでしょ気持ち悪いな。
切奈やトガちゃんの裸と姉の裸とか月とスッポンだよ。
どっちがスッポンかは言わなくてもわかるよね。
……さてそろそろ、ダムが決壊しそうだし2人を起こさないようにトイレに行こうかな。
え?長女について教えろ?
……
…………
………………
……………………
ノーコメントで。
~彼女できたのに合コンに行くクズ~
「やぁお待たせ、待った?」
「〇すぞ」
「待ってねぇよ」
「カッコつけんな」
体育祭から二日後……臨時休校二日目。
僕は駅前で待ち合わせをしていた、峰田くん達と合流した。
これから何をするのかって?
体育祭の時に言ったじゃん、合コン開くって……今日やるよ。
え?彼女できたくせに合コン行くのかって?
行くよ。というか僕が主催なんだけどね。
まぁいいじゃん、ちゃんと2人には了承もらってきたからさ。
「トガちゃん頼む!!明日、食事会に参加できそうな女の子を紹介してください!!!」
「……」*4
「うっわぁ」*5
これが彼氏に向ける視線かよ。
……自業自得だから仕方ないんだけどさ。
「あくまで僕は男子のフォローをするだけだから!紹介してくれた女の子と、楽しくお喋りとかしないから……お願いします!!」
「……」
「……」
「約束しちゃったんです!合コン開くって!金輪際こんなこと言わないのでどうか……今回だけお願いします!!」
「……」
「……」
なんだろう……僕は定期的に土下座しないといけない決まりとかあるのかな?
「はぁ……今回だけですよ」
「トガ先輩!?いいの!?」
「付き合う前に約束したなら、しょうがないでしょう……でも次はありませんからね」
「ありがとうございます!」
「でも……心配なので私たちのものって証は付けときましょうか」
「それいいね!二度と馬鹿なこと言わないように、徹底的にやりましょう」
流れ変わったな。
「じゃあベッド行こっか?」
「昨日あれだけしたのに!?」
「関係ないから」
「ちょ、待ッ!?」
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"」
「というわけで、今日来る女の子はヒーロー科の2年生だよ」
「まさかの先輩!?」
「一応、彼女たちには、ヒーロー科の先輩から学校の話を聞きたいって体で来てもらってるから、がっつかないでよ……特に峰田くん」
「名指し!?」
「お前なら……先輩じゃなくても、他の子とか呼べたんじゃ」
「多分呼べるよ、そこら辺で突っ立ってたら2、3時間もあれば用意できるけど」
「けど?」
「僕目当てで来てるから、君らが振り向いて貰える可能性はほぼゼロだよ」
「「「お気遣い感謝致します」」」
どうやら、僕のありがたみを理解したみたいだね。
もっと崇めてくれてもいいんだよ?
「……それにしてもお前……なんか変わった?」
「……なんかってなにさ」
「雰囲気っつうか……余裕があるなぁって」
瀬呂くん!余計なことは言わないで!!
カンのいいガキは嫌いだよ!
「お前……まさか……」
「神ったか?」
「……ノーコメントで」*6
峰田くんが真顔で僕を詰めてくる。
やめて!そんな顔しないで!
「じゃあその頭の数字はなんなんだよ!」*7
「これ見えてんの!?」→*8
「オイラの頭に不名誉な数字を出すんじゃねぇ!!!」
「トガちゃんが言ってた子って君らだよね」
「後輩だ!よろしくね!」
「……よろしく」
待ち合わせ場所で、ワイワイやっているとトガちゃんから紹介された先輩たちが、来てくれたみたいだ。
「初めてましてお嬢さん……オイラ峰田実っていいます」
「は、初めて!俺上鳴電気っす!」
「瀬呂範太です。よろしくお願いします」
「僕は張理有ハル。来ていただいて本当にありがとうございます」
「まだ何も始まってないよ?……私は不和真綿、よろしくね!」
僕を糾弾する男子たちは、先輩たちが来たことで大人しくなった。
互いに自己紹介も済ませて、レストランに向かう。
……峰田くん大丈夫かな。
一抹の不安を抱えながら、交流会は始まった。
「ね!見てよ!あれ雄英体育祭の子達じゃない!?」
「ホントだ!」
レストランに向かう道中で、僕たちに気づいた人達の声が聞こえてくる。
「あの子達可愛いよな」
「ちなどれが良い?」
「真ん中のピンク髪の子」
「良いよな!えっぐい騎乗責めして欲しい!」
「バカがよ……あれは首絞めで光るタイプだ」
男性の声が一際目立っていた。
大勢がいる道でよくあんなこと言えるよね。
不和先輩が嫌な思いをしていないか、心配していると違和感を感じた。
周りの人達も、峰田くんたちも何も言わない……というか反応すらしていない。
先輩たちも関わらないように無視しているのかと思ったら、それも違うようだ。
嫌な顔どころか、自分の話をしてもらって少し嬉しそうな顔をしている。
「あの……不和先輩、さっきの聞こえてました?」
「え?あぁ首絞めがどうとかってやつ?よくあるよ……まぁ有名税っちゃ」
「え?……首絞めどころかもっと過激なことも言われてましたけど?」
「ん?よくあることっちゃ。君らもこれからこういうの増えるからね」
「嫌じゃないんですか?」
「え?なんで?」
なにかがおかしい……この前から謎の違和感を感じているけど……皆、それが普通みたいに過ごしてる。
「おいおい、ハルどうしたんだ?さっきから変だぜ?」
「僕が?」
「おう、今の会話だってよくあることだろ?先輩だからって気にし過ぎてんだよ」
「……そっか……そうだよね……体育祭の疲れ抜けてなかったみたいだ」
「お楽しみはこれからだってのに……まぁいいや」
感じた違和感は、レストランに着く頃には感じなくなっていたけど……頭の中で引っかかるものがある。
でも……交流会を中止する程でもないから、忘れることにしよう。
あれだけ派手に戦って、切奈たちとイチャイチャして疲れたんだ……だから少しおかしくなったんだ。
「黒髪でシたい」
「イケメンに首締められたい」
「巨乳に埋もれたい」
「ケツこそ至高!」
ほら、これが普通なんだ。
レストランのお客さんの話が耳に入り、僕が間違っていたことに気づいた。
別に何もおかしいことなんてない。
これが普通なんだ。
これがこの世界の普通なんだ。
僕は変なことを気にしていたみたいだ。
さあ!交流会を始めよう!峰田くんたちが楽しめるようにフォローしないとね!
僕たちは先輩たちから、去年のヒーロー科について話を聞いたり、先輩たちからからかわれたりと楽しい時を過ごした。
実にいい休日だった。
明日からまた学校が始まるけど、これで頑張れる!
決勝戦の後書きにも追加しましたが、一応ここでも書かせていただきます。
感想等で爆豪がオリ主に勝てた理由が、分からないと指摘を受けましたので、この場を借りて説明いたします。
Q.バリアで守らなかったの?
A.ハイになった瞬間から、オリ主はオートバリアも任意バリアも、防御には使ってません。痛みを楽しむため、バリアで守って爆豪の体力切れで決着をつけたくなかったからです。
Q.オートバリアって解除できるの?
A.できます。
他の方の感想にも書きましたが、切奈やトガちゃんの噛みつきにもオートバリアは展開します。
ですが、オリ主はそれが嫌だったので、オートバリアのオンオフを切り替えできるようにしてます。
Q.USJ脳無とやり合ったオリ主に、USJ脳無の速さについて来れない筈の爆豪が追いつけるのおかしくない?
A.何度も脳無との戦闘シーンを読み返した上でお答えします。
脳無戦では、オリ主はバリアで守り、隙をついて攻撃するカウンター主体で戦っていました。
自分から動いていたのは死柄木&黒霧戦の時です。
次にオリ主の機動力は普通です。
そこを補うように、バリアとパルクールを組み合わせた移動方法を会得しました。
ただし、オリ主の反射神経や動体視力はかなり高いため、爆豪が反応できなかった、脳無の急接近からの攻撃に、オートバリアと併用して対応できています。
Q.脳無を吹っ飛ばす威力の技を受けて、爆豪は倒れなかったの?
A.超再生、ショック吸収、オールマイト級のパワー相手に放った全力を、強いといってもまだまだヒヨっ子の爆豪に同じ威力で放ったら、多分大怪我じゃ済まないと思います。
決勝ではハウザーインパクトを相殺できる程度で放ってます。
手は抜いていませんが、殺さないよう調整した結果です。
長々と説明いたしましたが、以上になります。
これで納得いただけるかは分かりませんが、後々の展開にも影響することですので、ご了承いただけますと幸いです。