色々あって……動けない僕だよ。*1
今日は……救助レースとか期末試験とか、ちょっと無理っぽいから幕間でお茶を濁すね。
明日にはなんとか動けるようになっとくから……本当にこの作品が基本ギャグで良かったよ。下手すりゃ腹上死とかも有り得たし……最後の方なんか、絶頂と同時に別のモノも昇天しかけたからね。
ご先祖様が川の向こうで手を振ってたよ……。
それじゃどうぞ。
~○○しないと出られない部屋!?~
気がつくと、白い壁に囲まれた部屋にいた。
……マジかよ。
エロ漫画とかで、5億回くらい見た展開が実際に起きることってあるんだ……。
「……どうしましょう」
「……」
ここにいるのは、僕とリューキュウだけ。
若い男女が密室で2人っきり……何も起きないはずがなく……。
なんでこんなことになったかって?
それはね……あの“
「ヒーロー殺しの一件で大変だっと思うけど、職場体験はまだまだ続くわ……頑張って生きましょう!」
「はい!よろしくお願いします!」
退院してすぐ、僕は職場体験に戻った。
昨日と違って、嵐が過ぎたように今日は平和だった。
お年寄りの荷物を持ったり、迷子の子を助けたりと、比較的平和に過ごせていた。
「……君がハルくんで合ってる?」
「そうですけど……?どうかしましたか?」
「いえ、犀原さんが気に入っているみたいなので、顔を見に来たんです」
「まさか!?“解放の園”のメンバーか!?」
「御明答!いきなりですが、私の“個性”にご案内!!」
突然、現れた敵によって僕たちは、謎の空間に監禁された。
……一体どうしようこの状況を。
「助けが来るまで待ってみます?」
「……いえ、見たところここには、食料や水分らしきものはないわね。助けが来るまで待つといっても、ここと外の時間に差があったらそれこそ終わりよ」
「……ですよね」
リューキュウは素晴らしい推理を披露してくれた。
まぁ……なんとなく知ってたんですけどね……峰田くんと何度こういうシュチュエーションで、盛り上がったことか。
さてと、そろそろ見たくないものにも目を向けようか。
「……リューキュウあれ」
おそらく、出口かと思われる扉の上に看板があった。
『一時間ベッドの上で抱きしめ合わないと出られない部屋』
ほら、思った通り。
“個性”強いのに使い方を間違えてるパターンのやつだ。
「……///」
リューキュウが照れてる。
……誠にえっちですね!
ぶっちゃけ、その顔だけでご飯三合はいけますね!
写真撮ってもいいですか?
ダメですか……はい、そうですか……すんません。
「どうします?」
「……無駄に体力を消費するのも得策じゃないわね……ハル、あなたさえ良ければだけれど……この部屋を出るために協力してくれる?」
「モロチン……失礼、もちろん!よろしくお願いします!」
「え、えぇ……それじゃベッドに入りましょう」
今はただ、この世界に感謝を……。
どこの世界に最推しと同じベッドに、入ることができるのだろうか……普通お金取られるよね?
それがなんとタダですよ!
犀原に目をつけられて、気分が下がっていたけど……感謝してもいいかもね!
というわけで、看板の指示に従ってリューキュウと抱きしめ合いたいと思います!
「し、失礼しまーす」
「……えぇ」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
アカン、おっきする。
だっていい匂いすんだもん!
男の子なんだよ!大人のお姉さんの色気に勝てるわけないじゃん!
僕は非童貞だから我慢できたけど、童貞だったら我慢できなかった!
「……ごめんなさいね……おばさんと抱き合うことになって」
「リューキュウはおばさんじゃないです。むしろ光栄です!」
「そ、そう///」
「はい!」
すげーわ……本当に……。
リューキュウって、プロヒーローとして活動してるわけだから、ちゃんと筋肉ついてるんだよね。
でも、その筋肉を薄い柔肌が包んでるわけですよ……つまりめっちゃ抱き心地が良い。
硬すぎず柔らかすぎず……マジで凄い、ずっとこうしてたい。
切奈やトガちゃんも良いんだけど、まだまだ発展途上って感じがするよね!*2
それもまたいいんだよね!
例えるなら、切奈やトガちゃんはいつも使ってる枕って感じで、リューキュウは高めのホテルの枕だね……伝わったかな?
それに、めちゃくちゃいい匂いがするんです!
香水とは違う……ほのかに香る汗とフェロモンが混ざったリューキュウの匂い……あ、本当にまずい……おっきする。
「……ハルってピアス開けてるのね」
「はい、嫌いですか?」
「いいえ、いいと思うわ……ちなみに幾つ開けてるの?」
リューキュウもこの状況に緊張しているのが鼓動でわかる。
だからかな、世間話でもして緊張を紛らわせようとしている気がする。
まぁ僕は紳士ですから?わざわざ指摘したりしませんけど!
「8個です」
「結構、開いてるのね」
「姉に2箇所開けられて……そこからハマった感じですね」
「……あれ?耳に7個しかないわね?」
「もう一つは舌なんです」
「舌ピ!?」
「驚きました?」
「え、えぇ……なんでまた」
「……かっこいいかなって」
「程々にしなさいよ」
「もう開けませんよ……今ので満足してるので」
「ならいいけれど」
世間話をしていくうちに睡魔が襲ってきた。
しっかりしろ……こんな状況だけど仕事中だぞ。
「……寝ましょうか……その方が時間も過ぎるでしょ」
リューキュウの声が心地よくて、その甘い誘惑に手を伸ばしてしまう。
「……すみ、ま……せん……リューキュウ……」
「おやすみ……ハル」
僕は意識を手放した。
気づいた時には外に出ていたし、SNSは炎上していた。
リューキュウじゃなくて、僕ばかり叩かれていたけど……ま、是非もないよね!
ということがあったんだよね……。
正直な話、マジで凄かった。
職場体験中ってお世話になってる事務所で寝泊まりしてたんだけど、あの日は色々大変だった。
事務員さんを除いて、ほぼ女性しかいないから……処理できなかったんだよね。
多分、とんでもなく濃いのが出ると思うんだけど……残念ながら今はもうすっからかんだ。
若いってすばらしいよね。あと数年もすれば、昨夜みたいに沢山できなくなるのかな?
それはちょっと嫌だなぁ……頑張って歳に抗ってみよ。
じゃあ僕は寝るね。
流石に、疲れたからね……まぁ明日には不思議なことが起こって元気になってると思うけど。
それじゃまたね!
名前すら出なかった“解放の園”メンバーの紹介
箱庭 開(はこにわ ひらく)
“個性”ワンルーム
条件を達成しない限り、脱出不可能な空間に対象を閉じ込める。
条件は、本人が決めることができ、理不尽な指示でも実行しない限り空間から出ることができない。
壁や扉を破壊しようとしてもビクとしない、オールマイトでも破壊による脱出は不可能。
空間内の一時間は、外の一分でかなりの時間差がある。
基本的に、空間の中心にベッドが置いてあるだけだが、机などの家具も空間内に限り生成可能。
○○しないと出られない部屋に入れられた、男女のビフォーアフターにしか興奮しない変態。
即落ち二コマ系のシチュが性癖で、空間内の状況は絶対に確認しない。(何が起きているのか想像して、部屋から出てきた2人を見るのが好きだから)
(例)
入る前
A「オタクく〜ん」エイエイ
B「や、やめてよ」タジタジ
出た後
A「え、えっと……オタクくん///」モジモジ
B「な、なに!?」ドキドキ
こういう、前も後のリアクションが好き。中で何があったか想像するのが一番興奮する。
他のメンバーに漏れず“個性”の使い方がもったいない。