image オリキャラ作品集   作:爽緑 加加阿

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ぬか喜びのソウル

ソウル「…あっ、ギザ10」

コンビニのお釣りの小銭を、

少し前に見た小銭の不思議特集を思い出しながらぼーっと見ていると、ふっとその小銭がギザ10だったことに気づいた

ソウル「こう言うのって確かちょっと高値でマニアが買い取ったりするんだよな…

ギザ10程度じゃ二十五円とかにしかならないだろうけど」

 

 

ソウル「よしっ、これで全部っと…」

ソウルは、「もしかしたらレアな硬貨があるかもしれないし…」

と、家中の小銭をかき集めてきた。

そして、ネットでレア硬貨について調べ、一枚一枚確認してみた

ソウル「これ古そうだけど…レアじゃないかー」

 

ソウル「…なんだこれ」

ふっと、一枚の100円玉を手に取る

ソウル「…ギザギザないじゃん」

他の硬貨を手に持ち、ゆっくり見比べる

やっぱりギザギザがない

 

ソウル「エラーコイン…だっけ」

穴がずれている、穴がない、などの、いわゆる「不良品」

普通は流通前に弾かれる対象になる小銭

ソウル「すごぉ…そーだサリアに送ろ」

 

ソウルはスマホを取り出し、ギザギザのない方の小銭、比較用の普通の小銭を写真にとり、

サリアにLINEで送った

 

いくら買値つくかなー、何買おうかなー、とかウキウキしてると、スマホの着信音が鳴った。

スマホを開くと、サリアからLINEが来ていた

 

ワクワクしながら開くと、衝撃の一言がとうこうされていた

 

サリア「それ 多分エラーコインじゃないよ」

 

…え、は?

ソウル「まじで?」

 

サリア「うん」

 

ソウル「でもギザギザないよ?」

 

サリア「それ多分摩擦ですり減っただけだと思う」

 

ソウル「そんなことある?」

 

サリア「だって端っこにうっすらみぞ入ってるし」

 

ソウル「ほんとだ」

 

サリア「だからそれは多分ただ保存状態悪かったただの百円だと思う」

 

ソウル「まじか」

 

サリア「まじ」

 

ソウル「まじか…」

 

サリア「まじ…」

 

ソウル「今から百均行ってくるわ」

 

サリア「うん」

 

ソウル「お釣りにエラーコインないかなあ」

 

サリア「5円玉の穴のズレてるのとかならモノによっては数万円とかになるらしいよ まあかなりレアだけど」

 

ソウル「今から所持金全部5円玉にしてくる」

 

サリア「早まるな」

 

ソウル「止めるなサリア!俺は決めたんだ!

 

サリア「レアな硬貨はレアだから高いんだよ それで全部普通の硬貨だったら立ち直る自信ある?

同じ硬貨って何枚も出したら犯罪になるらしいよ」

 

ソウル「そんなあ」

 

サリア「紙幣にも、端っこのアルファベットとかナンバーがレアなやつあるし探してみたら?」

 

ソウル「探してくるわ」

 

サリア「がんばれー」

 

ソウル「やばい」

 

サリア「どうした?」

 

ソウル「初めと終わりがAのやつ見つけた 調べたらレアっぽい」

 

サリア「AA券じゃん」

 

ソウル「これいくらくらいするの?」

 

サリア「保存状態によるけど五千円くらい」

 

ソウル「5倍じゃん」

 

サリア「うん これはすごい」

 

ソウル「お金入ったら一緒にサイゼリア行こうよ 自分が奢る」

 

サリア「いいの?」

 

ソウル「いいよ〜 このお札見つけたのサリアのおかげだし」

 

サリア「ありがとー」

 

ソウル「あ」

 

サリア「…ど、どうした?」

 

ソウル「最後のA、Aじゃ無くて4だった」

 

サリア「あー…」

 

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