IS 傭兵転生記   作:あからき

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インフルエンザから復帰しました
あんなに酷いとは思いませんでした
辛かった


六話 私と同じ名前は二つもない

side黒羽

「それではこの時間は実戦で使用する各種装備について説明する」

1、2時間目と違い千冬さんが教壇に立っている。山田先生まで授業受けてるよ。

「ああ、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」

クラス対抗戦....クラスごと戦うのだろうか?

昔は戦闘大好きだったけど今はそんなに好きじゃないしなー。

「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席....まあ、クラス長だな。ちなみにクラス対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点で大した差はないが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間は変更がないからそのつもりで」

ざわざわと教室が色めき立つ。ちなみに私はやる気ゼロ。

「はいっ。織斑くんを推薦します!」

おっ、織斑くんって奴はそんなに凄いやつなのか....ってあいつじゃねえか!

「私もそれが良いと思いますー」

「私は黒羽さんが良いなー」

ーー織斑くん人気だなぁ。なんか私の名前が聞こえた気がしたけど気のせいだろ

「では候補者は織斑一夏と三日月黒羽....他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」

三日月黒羽って珍しい名前だけどもう一人いるのかー

「って、何で私なんですか!?」

「お、俺!?」

織斑と二人同時に立ち上がってしまった。

「二人とも席に着け、邪魔だ。さて、他にはいないのか?」

「ちょっ、ちょっと待った!俺はそんなのやらなーー」

「自薦他薦は問わないと言った。他薦されたものに拒否権などない。選ばれた以上は覚悟しろ」

「い、いやでもーー」

私は千冬さんに逆らえないからスマ子から『心が安らぐ音楽集part5』を聴きながら座っている。

「待ってください!納得がいきませんわ!」

パンッと机を叩き立ち上がるセシリア・オルコットさん。

良い音出たなー

「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」

私が代表になるのは許すのか、私はなりたくないよ。

「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

アッ?実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然だぁ?それは無いわ。あんな奴が私より強いのはあり得ないわ。

『ちょっ、落ち着いてよ黒羽!机がバキバキ言ってるよ!』

おっと、ちょっとキレてしまって馬鹿力出してしまったよ。

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛でーー」

これ、もうキレて良いよな?アァ?

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」

おお!織斑くんが私の代わりにキレてくれたよ。

「なっ....!?」

驚いてるって言うか顔真っ赤だな、怒ってる顔だよあれは。

「あっ、あっ、あなたねえ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

侮辱ねぇ、そっちが先に侮辱してきたのにねぇ。

「決闘ですわ!」

決闘って手袋投げて行うやつだっけ?

『それは申し込むときね』

そうなんだ。

「おう。いいぜ。四の五のいうよりわかりやすい」

「言っておきますけど、わざと負けたりしたらわたくしの小間使いーーいえ、奴隷にしますわよ」

「侮るなよ。真剣勝負で手を抜くほど腐っちゃいない」

「そう?何にせよちょうどいいですわ。イギリス代表候補生のこのわたくし、セシリア・オルコットの実力を示すまたとない機会ですわね!」

この流れなら私は外れるパターンかな。やったぜ。

「ハンデはどれくらいつける?」

えっ?こいつは何を言ってんの?

「あら、早速お願いかしら?」

「いや、俺がどれくらいハンデつけたらいいのかなーと」

クラスに爆笑が巻き起こった、当然私も笑いましたよ。

「お、織斑くん、それ本気で言ってるの?」

「男が女より強かったのって、大昔の話だよ?」

「織斑くんは、それは確かにIS使えるかもしれないけど、それは言い過ぎよ」

「....じゃあハンデはいい」

織斑負けた〜、フフッ、クソワロタ

「ええ、そうでしょうそうでしょう。むしろ、わたくしがハンデをつけるくらいですわ」

織斑くんはプライドが高いからつけないでしょうね〜

「では、勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑とオルコット、それと黒羽はそれぞれ用意しておくように。」

やっぱり私も入ってるのか。

「それじゃ、織斑くんに勉強を教えなくても良いですか?」

「いいだろう」

やったぜ、これで叩かれなくて済む。

「じゃ、織斑くんとオルコットさんはハンデ欲しいの?欲しいんならあげるけど」

「「いらない!(いりません!)」」

ありゃま、どっちも怒ったかな?




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