side黒羽
うーん、もう朝になってたか。
時間を見ると四時、丁度良い時間に起きたようだ。
「とりあえず、走ってきますか」
日課であるランニングを行うためそれなりの装備をしてくる。
合計重量100キロの重りを付けた服に着替える。
ちなみに、走る場所はグラウンドで良さそうだ、なんといっても一周5キロもあるんだから。
千冬さんのベットを見るとまだ寝ていた。
「さて、行きますか」
千冬さんを起こさないように外に出る。
ランニングも終えてシャワーを浴び制服に着替え、食堂に行くと懐かしい顔を見つけた。
「簪ちゃん、おはよう」
「あっ....黒羽ちゃん、久し振り」
私が代表候補生だった頃に一緒に訓練していた
ちなみに、私が元代表候補生ということを知ってるのは箒と千冬さん、それと簪ちゃんしか居ない。
直ぐに問題行動で追い出されちゃったしね。
「簪ちゃんは何組?」
「....4組、黒羽ちゃんは1組だよね?」
「そうだよ、問題しか起こりそうなことがない組だよ」
「....織斑一夏の事?それとも千冬さんの事?」
「その他諸々含めて全部」
面倒事が起きなければ良いけど
「あっ、後で訓練付き合ってくれない?」
「良いけど、いきなり如何したの?」
「クラス代表を決めるためにISで試合することになった。一応、イギリスの代表候補生もいるし訓練しておこうかなー、って思ったから。....おっと、そろそろ教室行くから、授業終わったらアリーナに行っててね。バイバイ」
「うん、また後でね」
side簪
授業が終わったから黒羽ちゃんが待ってるアリーナまで行かないと
外を見るととても天気が良く、黒羽ちゃんと会ったあの日の事を思い出す。
あれは、3年前の事
私が代表候補生で訓練していた時に突然代表候補生で入ってきたのが黒羽ちゃんだった。
元々、三日月 黒羽って名前には見覚えがあったけどそんなに興味はなくいつも通り訓練していた。
その日は偶々訓練が終わった後、外に出て買い物をしていると恐喝に会った。
恐喝してきたのは高校生の男の子三人、私は怖くて怖くて動けずにいた。
その時彼女が助けに来てくれた。
黒羽ちゃんはあっという間に三人を倒して私を助けてくれた。
これが、私のヒーローである黒羽ちゃんとの出会いだった。
けど、その後は黒羽ちゃんは問題行動で代表候補生をやめてしまって会う時間が無くなってしまい電話でしか話せなくなった。
「....早く、黒羽ちゃんに会いにいこ」
やっと、出会えたんだからいっぱいお話ししたい。
黒羽ちゃんも待っているはずだ。
外の綺麗な空で照らされている廊下を走っていく。
感想など待ってます