伏黒「此度も息子が迷惑をかけました」   作:静かなるモアイ

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今回は天子くんちゃんはおとなしいめ


おいでませ、呪術高専!!

日本国立呪術高等専門学校。かつて京都府立呪術高等専門学校と呼ばれていたそこは、日本で唯一の呪術を専門的に学ぶ高等専門学校である。

卒業生は我らが虎杖先生や保健室の先生である釘崎お姉さん、天子のお父さんである恵パパ、そして五条家の当主代行である乙骨憂太などの優れた人物を排出してきた。高等専門学校…縮めて高専は日本国各地に存在しており、基本的に都道府県全部に1つは存在している。高専(普通の含む)は5年生であり、中学卒業後から通うことが可能な高等教育機関である。一言で言えば高校と短大や大学が合わさったようになっているのだ。卒業後の進路は大学に編入したり、普通に就職、呪術高専の場合は呪術師資格を持ったまま他の仕事につく兼業呪術師になったり、警察学校や防衛大学に編入する学生もいるのだ。

 

「呪術高専は結界術の応用により、偽物の神社仏閣が敷地内にある。それらは毎日配置が変わるんだ」

「「あれ、全部偽物だったの!?」」

 

そんな呪術高専。学園都市キヴォトスとの交流の拠点になってしまい、希望者およびアビドス高等学校生徒会の生徒達は暫く呪術高専でやっかいになり、一先ず1年1組(呪術師のクラス)に配属された。

 

なので今の1年1組は伏黒天子(準特級呪術師)、小鳥遊ホシノ(アビドス高等学校)、梔子ユメ(アビドス高等学校3年生)、聖園→虎杖ミカ(トリニティ総合学園)、桐藤ナギサ(トリニティ総合学園)の合計5名である。

因みにアビドス高等学校の2人は連邦生徒会からの要請でもあるが、トリニティ総合学園の2人は自分達の意思である。

 

「ここでお兄ちゃんは学んでたんだね!」

「俺がここで学びだしたのは…東京が閉鎖されてからだな。それまでは東京の高専に居たんだよ」

 

そして虎杖先生!!ミカからのお兄ちゃん呼びでもまんざらでもない!!むしろ、喜んでいる。見ているか腸相お兄ちゃん!!貴方の弟は立派にお兄ちゃんの義務を果たそうとしているぞ!!

 

「どうしてこうなったのかしら?…」

 

日本国京都の雰囲気を味わい、空を見上げる天使の翼を持つ美少女…巨乳だがミカより貧乳のナギサは一番後ろを歩く。ナギサはトリニティのお金持ちの出であり、呪術高専はもちろん日本国に来るつもりはなかった。だが、親友のミカがどうしてもっと言うこともあり、やって来たのだ。

ミカはお兄ちゃんである虎杖先生と時間を過ごしたい。アビドス高等学校の2人は連邦生徒会からの要請。どちらも理由はあるが、ナギサはミカに頼まれたからであり、いつまでいるか分からない。

 

「やあ、そこの羽根つきちゃん!!日本楽しんでるかな~」

「ひゃん!!」

 

と、気配も感じず、ナギサは誰かに背中を叩かれた。可愛い悲鳴を出したナギサは後ろを振り向くと、そこには白髪で背中まで届く長い髪をした年上の美少女が地面から軽く浮いていた。

 

「おっ!輝(ヒカル)じゃん!!いつ戻ったんだ?」

「ただいま!虎杖先生!」

 

タッパは現在の天子くんちゃんより高い175センチ!バストはG~Hぐらいでモデルのように括れたメリハリスタイル!!魔眼の1種である六眼を輝かせ、結界術の応用で自在に六眼のオンオフが可能な彼女は家入輝。家入硝子と五条悟の愛娘であり、現在は高専3年生だ。

等級は一級呪術師である。本来なら特級相応なのだが…「領域展延使えば私を殴るの楽でしょ?」とダダをこねて一級呪術師に自分で収まっている。

 

「おっ!ぴかるの姉御!!」

「その良い方やめなよ?天子ちゃん?お姉さん泣くぞ?無下限バリアーがガコンガコンで無力化された身になる?」

 

ちなみに御三家は繋がりがあり…一応禪院家の天子くんちゃん、五条家元当主の娘である輝さんは幼馴染みでもある。まあ、ある意味、従兄弟のような繋がりだろう。

 

「虎杖先生、伏黒、この人誰ですか?」

 

しかし、ホシノ達は彼女…家入輝を知らない。と言うか、日本国に今日来たばかりだから、ほとんど会う人が分からないのだ。

 

「おう。俺の教え子の1人で、3年生の家入輝だ。一級呪術師で頼りになるぞ?歳はユメとタメだったな」

「宜しく!まあ、私はお父様の下位互換だけどね」

「五条先生はマジで強いかったからな。大丈夫だ輝!!お前は人格、人望、尊敬は五条先生より高いぞ!!」

 

天国のナナミンから『彼女は家入さんの教育が良かったのだと思います』とのこと。

 

「そうそう!!虎杖先生!なんか、お父様の親友の傑おじさん、甦って無理やり芸人やらされてたよ!」

「あー…俺のお袋が一時、身体乗っ取ってた人だったな」

 

なんということでしょう。任務終わりの家入輝さんからの提供で、昔…東京と京都で起きた呪術テロの主犯 夏油傑が甦って芸人をやらされていたのだ。

死者を蘇生する手段は虎杖先生の知る限り、伏黒天子の持つ十種影法術の本当の力でしかない。最初は天子を疑うが、そもそも天子は夏油傑を知らないし、芸人というワードが気になる。芸人…呪術…

 

「まさか!?髙羽!?」

 

無下限術式+六眼、十種影法術(魔虚羅ゲッチュ)に匹敵する術式を持つ芸人が居る。それは髙羽というお笑い芸人が持つ、自分が面白いと思った出来事を本当のことにする御都合主義の術式 超人である。

髙羽は虎杖とミカの母 ケンジャクが夏油傑の身体を使っていたとき、お笑い対決をした。ケンジャク(夏油傑)とコンビを組みたい!!と願った髙羽の力で甦ったのかもしれないのだ。

 

「へー…日本にはお笑い芸人なんて職業が本当に有るんだね!お母様は土下座の真理に20代後半に到達したって!」

「この人が髙羽とすぐるんだってさ」

 

一方の天子くんちゃん。ミカとホシノと共に、スマホでテレビを見ており、そこにお笑いコンビのピンチャンの映像が写し出されていた。

ピンチャンは呪術芸人 髙羽と彼の相方…夏油傑もといすぐるんで結成されている。

 

『どーも!!ピンチはチャンスピンチャンでーす!!』

『余計なお世Wi-Fi!!』

 

最初はスーツ姿だったが、髙羽の言葉が出た瞬間…夏油傑はスーツが弾けて褌一丁となった。

 

 

 

 

 

一方の東堂。

 

「どんな女が好みだ?」

 

高田ちゃんロスから復活し、久しぶりに職員室にやって来た東堂は呪術師達に、例の質問を行っていく。

 

「男でも良いぞ?だが、つまらぬ返答をすれば分かってるな?」

 

壁にはつまらん返答を行い、壁に埋まった薬丸という4年生が居るが気にしてはいけない。因みに薬丸は一応…一級呪術師だが虎杖先生世代以上の一級と比べると超弱い。まあ、ナナミンや日下部校長が超強かったのも有るだろう。

 

「まこーらはまこーらのような女の子ぺこ!!」

「なんだと!?」

 

だが、職員室に救援が現れた。それはナース服を着た魔虚羅であった。

 

「喋る魔虚羅…つまらん性癖だった伏黒の式神ではないな。だとすると、伏黒の息子のか。

奴の嫁は心のそこから性癖を開示してくれた。ならば、その血を受け継ぐ伏黒の息子も性癖を開示してくれる筈だな!!」

「マイMajestyは胸があり括れたボディーの女の子が好みまこ。そこにはタッパは関係ないぺこ」

「ほう…つまり…」

「タッパとケツがでかくてもOKまこ!!」

 

その時、東堂の脳内に存在しない記憶が流れた。

 

 




次回…東堂ブラザー、合流!!からの夏油傑…デブへと覚醒する!?

髙羽「呪霊が旨かったら面白いと思うぞ」
天子くんちゃん「じゃあ、それまこーらの力で固定ね」

東堂の扱いどうする?

  • なにを言ってる?俺はブラザーと一緒だ
  • ブラザーの弟子なら俺の弟子も同然!!
  • ブラザーを1人にするわけにはいかん!
  • 俺はハスミちゃんとデートするよ
  • これが青い春だなブラザー
  • カズサとライブだブラザー
  • 先生、どんな女がタイプだ?
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