伏黒「此度も息子が迷惑をかけました」   作:静かなるモアイ

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ミレニアムサイエンススクール~そこには未来がある

乙骨憂太。前髪の生え際が気になる一児の父親であり、比較的若く天子を授かった伏黒夫妻と違って、30代になってから長男である伊織くんを授かった。

因みに長男の伊織くんの呪術師の素質は超へっぽこであり、乙骨や虎杖先生そしてミカ姫の素質を100、天子くんちゃんとグレートティーチャー五条悟の素質を200とすると5しか潜在スペックがないのだ。

 

ぶっちゃけ後継者に恵まれなかった乙骨憂太であるが、今日も前髪の生え際が気になる。日に日に僅かに後退しようとする生え際、なんとか阻止しようとアデランスやリーブ21に相談するが反転術式と最新医療でもどうにもならない。毎朝の前髪チェックを終えて、五条家の居間にやって来ると…

 

「来たか、乙骨憂太」

 

なぜかサングラスをかけて、ダンボールで作った即席の机で両肘をついて…手で口を隠すかの有名なゲンドウポーズを決めた魔虚羅がスタンバイしていた。

 

「いきなりだが、アバに乗れ」

「アバってなに!?てか、なんで家に居んの!?朝からなんで家にくんの!?虎杖くん!!天子くんの魔虚羅を回収してくれ!!」

 

どういう訳か五条家の居間でスタンバイしている魔虚羅。天子くんちゃんは呪術高専の寮か禪院家…もとい伏黒家のそこそこな豪邸(洋風)で寝起きしていると思うし、監督責任者である虎杖先生が居るはずの加茂家の屋敷に向かって乙骨憂太は叫ぶが、残念ながら返事は帰ってこない。

 

と、その時だった。なにやら機械の起動音が響き、居間から見える中庭が文字通り2つに別れて格納されて…下から何かが出てくる。

 

「どうなってるの!?てか、いつ人ん家の庭改造した!?」

 

その何かは妙にダサい顔つきのヒト型汎用タンク型決戦兵器 アバンギャルドくんである!!ミレニアムサイエンススクールが誇る廃棄弁当大好きな、ケツとタッパと胸がでかくて括れたボディーが特徴の1年生が手掛けた決戦兵器だ。

 

「これはヒト型汎用タンク型決戦兵器 アバンギャルドくん。私が設計建造およびデザインを担当したわ」

「いや、誰ですか!?」

 

と、その時だった。アバンギャルドくんの解説を行う謎の美女が現れた。その美女はヘイローがあり、恐らくは日本人ではなくキヴォトス人だろう。そして、ケツとタッパがでかく揺れる胸と括れたボディーが特徴的だ。

 

「私は調月リオ。宜しく」

 

彼女は調月リオ。こうみえて…実は高校1年生である。何処から見ても社会人に見えるが、発育が色々と良すぎるのか大学生~社会人に見えてしまう。童顔のユメパイセンとは大違いだ。

そして、リオは靴を脱いで問答無用に五条家にあがろうとするが…僅かな段差で盛大に

 

「へびゅ!?」

「転けたぁぁぁあ!?殆どない段差に躓いて転けたんですけど!!」

 

転けてしまった。リオは運動能力がキヴォトス人どころか日本の引きこもりほどしかなく、近所の小学生にも100メートル走に負ける程なのだ。

 

 

 

2週間前。

 

ミレニアムサイエンススクールという学校がキヴォトスに存在している。アビドス高等学校やトリニティ総合学園などと違って歴史は物凄く浅く、出来立てほやほやの学校だ。しかし、技術面は日本を遥かに凌駕しており、宇宙船から無人ロボット兵器などを作成することが可能で、日々技術革新が生まれる学校である。

 

「リトルブラザー!!ここがミレニアムサイエンススクールだな!!」

「いぇぇーい!!着いたぜ!!」

「どうしてこうなったの…」

 

電車→モノレールを乗り継いで、呪術高専から3人の人物が降り立った。その人物は我らが大天災ヒューマノイドタイフーンの伏黒天子、自称呪術高専1年呪術師コースの副担任で虎杖悠仁のベフトフレンド!!東堂葵!!そして何故か…振り分けで参加させられた桐藤ナギサである。

 

この3人は呪髃を作るためのヒント…正しくはフレームおよび外装部分を担当するため、それの知識および新たな仲間を探しにやって来たのだ。

ユメパイセンとホシノは久しぶりのアビドス自治区の様子を見るため、ミカは1年生では天子以外で呪力が使えることもあり呪髃のジェネレーターもとい核作りの勉強、そして余った3人がミレニアムにやって来たのだ。

 

「MR.夜蛾の情報が正しければ…ミレニアムサイエンススクールは男子生徒*1も居るそうだ。

他の学校と違って俺達の肩身は狭くないぞリトルブラザー!!」

 

おおきな声で言う東堂葵!!左腕がビブラスラップ…いや、図体のバカデカイ中年(心は永遠のティーンエイジさブラザー)が上半身裸で(しかも良い匂い)が居るのだから、注目を集める。

まあ、それは置いといて。東堂が先ほど言った通り、他の自治区と違ってミレニアムサイエンススクールに向かうロボット人や獣人も多い。これは肩身も狭くなさそうだ。

 

「だよね。アビドスは男子トイレがほぼ無かったから、下痢のときピンチだもんね!」

「ふっ…甘いなリトルブラザー。男子たるもの、常に紳士たれだ。

マドモアゼル・ナギサ、ブラザーの代わりに俺が守ってやる。かのグレートティーチャーMR.五条も若人の青春は何物にも変えがたいと言っていたぞ」

 

どや顔の東堂葵。だが、上半身裸で左腕がビブラスラップである!!因みにマドモアゼルとはフランス語で未婚の女性という意味である。

 

「あっはい…頼りにしてます」→苦笑いのナギサちゃん

「では行くとするか」

 

先頭を東堂、次に天子、そして少し遅れてナギサが進み、彼らはミレニアムサイエンススクールを目指す。と、その時だった。東堂がスーツ姿のロボット人の男性を確認して、声をかける。

 

「そこのお前。ミレニアムの教師か?」

「はい。私はミレニアムサイエンススクールの社会科の講師です。あなた方は呪術高専の人ですね?MR.夜蛾から話は聞いてますよ、楽しんでください」

 

そのロボット人はミレニアムサイエンススクールの社会科の講師のようで、呪術高専から天子達が来ることを知っていたようだ。だが、男と知れば…当然、東堂のアレが出てくる!!

 

「そこのお前。男として聞いておかねばならないことがある」

「はい、なんでしょうか?」

「どんな女がタイプだ?」

「へ?」

「だから、どんな女がタイプだ?俺は相手の性癖を聞けばソイツがどんな男なのか大体わかる!!」

「「「そうなの!?」」」

 

しかし、このままではこの講師が東堂葵に粉砕されてしまう!!そこでナギサは助け船を出した。

 

「東堂さん。キヴォトスで私達のように、日本人と身体的共通点がある人は、どちらかと言うとマイノリティーです。日本人の感覚で答えを出すのは難しいです」

 

事実、ナギサやホシノのようにヘイローがあり…翼や角があるが日本人の女性と良く似た人種はどちらかと言えばマイノリティーだ。キヴォトスには様々な人種があり、ロボット人間だったり、獣人の人などたくさん居る。性癖の関係も人間とは違ったりするだろう。

 

「ふむマドモアゼルナギサ。確かに一理ある。しかし!!それでも俺は知りたいのだ!!因みに俺はケツとタッパがでかい「ロールケーキインパクトォォォオ!!」ぬぅもごぉぉ!?」

 

東堂の口の中に長いロールケーキを取り出して、口にぶちこんだナギサちゃん。

 

「因みに僕は揺れる胸と括れたボディーが有れば、他は望みませ「ロールケーキインパクトォォォオ」もご!?」

 

ナギサちゃん。顔を真っ赤にして天子くんちゃんの口の中に長いロールケーキをぶちこむ。しかし、天子くんちゃんは口を物凄く早く動かして…瞬く間にロールケーキを飲み込んでしまった。

 

「ふー、恵方巻いらいだぜ!!」

「行きますわよ。良いですね?喉が詰まりそうな東堂さんを連れて!!」

 

ロールケーキが喉に引っ掛かりそうな東堂を指差すナギサ。やれやれと言いたげに、天子くんちゃんは魔虚羅を出して…魔虚羅は東堂を担いで…彼らはその場を後にした。

*1
ロボット人間や獣人。科学を学ぶのに性別は関係なし




次回……アノ3人、ミレニアムの科学力を知る!!

天子くんちゃんにやってもらいたい必殺技!

  • 日輪よ、死に随え
  • 親子?フーガ!!
  • マッスルドッキング!!
  • 東堂「裏の裏さ!」
  • 八束の剣カリバー!!
  • 最終兵装開放!!
  • 東堂「プルスウルトラァァア」
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