「全く、驚いたわね。彼女、呪力と似てるけど異なる力があるみたい。それに身体の強度が普通の人間より、頑丈よ。強いて言うならフィジカルはお前より弱いけど、普通の呪術師より銃弾や爆発物に対する耐性が凄い」
京都府にある呪術高専。そこの医務室に運ばれたKカップの美少女、梔子ユメはまだ目覚めていない。彼女は軽度の脱水症状と熱中症でぐったりとしており、医務室で反転術式の治療と点滴を受けていた。しかし、失った体力まで戻ると言えばそうではなく、目覚めるまでもう少しかかるだろう。
「反転術式だったら腕もげても内臓潰されても復活するじゃん」
「それ、出来るの天子ちゃんや虎杖、伏黒とかの例外だけよ」
反転術式。呪術師の高度な技術であり、腹で練った-エネルギーである呪力を頭部で+エネルギーに変換して身体の再生を行うことが可能な技術。これを使うことで呪術師は己のキャパシティによるが、内臓が潰れようが四肢が捥げようが自己再生することが可能だ。事実、虎杖悠仁は過去に指2本を失ったが…その後に完全に治している。
そしてこの反転術式。自己再生は覚えてしまえば簡単だが、他人を治すのは非常に難しい。何故なら自分なら+エネルギーで呪力を血や欠損部位に物理変換すれば良いだけだからだ。だが、他人は自分の肉体と異なるので、非常に難しい。これが問題なく出来るのは元医療班の責任者である家入硝子、虎杖悠仁、式神の力を使えば恵&天子の親子、そして天子の目の前に居る現医療班の最高責任者である眼帯をかけた美女 釘崎野薔薇だけである。
「釘崎お姉ちゃんはさ、この子どう思うの?」
「どうだか。少なくとも世紀末な世界よね。持ち物はハンドガン、それに折り畳み式の楯、コンパスや水筒無しで砂漠に居たなんて…無謀なのかそれとも」
余談だが天子は釘崎のことをお姉ちゃんと呼んでいる。理由はおばちゃんと言った瞬間、ゲンコツを受けてたん瘤が出来て修正されたためなのだ。
「てか、先生どこいったの?鼻毛剃りに言ったのかな?」
「ぶっ!?アイツはアイツで忙しいのよ。呪術御三家の当主代行だし、お前も一応…禪院家の次期当主でしょ?総監部や国に報告することも有るわよ。異世界有りました、その異世界の砂漠を探検したら女の子保護したら、いろいろとね」
学長室。
「虎杖。つまり、彼女はマジで異世界人ってことか?」
報告に来た虎杖先生に対して、高級そうなデスクに座り問いかける50~60の男性は日下部篤也。呪術高専の学長であり、かつては一級呪術師最強と称され、弱者生存戦略の1つであるシン・陰流という流派の当主も務める男だ。
「マジみたい。一応DNA検査してもらったけど、遺伝史上は俺達人間とほぼ同じ。柴犬と北海道犬ぐらいの差しかないそうですよ」
「つまり、殆ど同じか。まあ、人間だって呪術なんてオカルトな力がある。お前みたいに銃弾どころかミサイルの直撃受けてもへっちゃらな人間だって居るんだ。別におかしくないな」
「変な感染症やウイルスも特にないそうです」
「あったら、あの子は大学病院やウチで一週間隔離になるからな」
ユメ先輩、検査で未知のウイルスとか確認されたら、速攻で隔離。その後、魔虚羅さんの手で適応による処置がされ次第…解放の予定であった。
2時間後。
「ここは…」
点滴による治療が終わり、体力も回復した梔子ユメは目覚める。そして起き上がり、ここが砂漠ではなく空調が聞いた過ごしやすい部屋であることを理解した。
「やあ、目が覚めた?熱中症と脱水症状だったから心配だったけど、もう大丈夫そうね」
「ここは…何処ですか?私、てっきりアビドス砂漠で…もしかして夢!?」
「夢じゃないわよ。現実よ現実。砂漠で倒れてた貴方を、私の同僚の筋肉バカとその教え子である元気っ子が助けてここに運んだの」
釘崎はユメにそう話しかけた。そして、ここがどこなのか告げる。
「ここは日本国京都府にある呪術高専。そうね、貴方の学校とは大分距離が有るわね。はい、これ返すわ」
釘崎はここがどこなのか教えて、ユメに学生証と財布、そして『バナナ鳥』と書かれた手帳を返却した。しかし、一応…銃と楯は後で返却だ。流石に物騒な代物であり、直ぐに返すことは出来ない。
「私の学生証…」
「アビドス高等学校って学校は初めて聞いたわ。あと、銃と楯は後で返すわね。この国じゃ、銃を普段から持ち歩く人はほぼ居ないわ」
「えっ!?そうなんですか!?キヴォトスじゃ、毎度毎度銃撃戦が起きますし…」
ユメは語る。キヴォトスでは毎日のように銃撃戦が起きており、携帯に特化したハンドガン~アサルトライフルはコンビニで販売されており、弾薬もコンビニで販売されている。毎日、そこらへんで銃撃が起きており…キヴォトスの人々は銃弾で死ぬことはないのだ。
「こっちの人は基本的に銃弾1発で致命傷よ。まあ、銃弾どころか核ミサイルに耐えそうなイレギュラーが3人居るけど」
「ところで…なんでヘイローがないんですか?」
「ヘイロー?」
ヘイロー…そう言ったユメは自分の天使の輪っかを指差した。どうやらキヴォトスでは天使の輪っかをヘイローと言うようで、基本的に女性にはヘイローが存在するようだ。
「ふーん。こっちにもヘイローだっけ?がある男の子なら知ってるわ。天子ちゃん!釘崎お姉ちゃんがご飯ご馳走するから、此方に来なさい!!」
釘崎お姉さんが窓を開けてそう言うと…壁を突き破り、何故かラーメン屋のコスプレをした天子が原付バイクでやってきた。令和うん十年の今では見られない、生産終了したプレミア物の50㏄カブである。
「へい!!カツ丼おまち!!学食の料理スタッフの優子おばちゃん*1が作ってくれたカツ丼だよ~卵にも味が染みて美味しいよ!!」
ハジケリスト、ユメ先輩の前に現れる!!
「天子ちゃん。ハジケるのは良いけど、壁直しなさいよ」
「ほーい。なんとか~かんとかパトローナム!」
天子は魔法の杖を取り出して、魔虚羅の適応で得た魔法を使う。すると、壁は元通りに修復された。
「ファンタジー!?」
ユメちゃん、日本を知る。
次回…虎杖先生、天子ちゃん、ユメ先輩の案内でアビドスに向かう。
魔虚羅「マイMajesty。キヴォトスは銃社会です。こちらをどうぞ。
ブローバック式のコルトガバメントをモデルとしたジャッカル。S&WのR8をモデルとした大型8発装填ダブルアクションリボルバー ビースブリンガーです」
天子ちゃん「パーフェクトだ、魔虚羅」
魔虚羅「感謝の極み」
カイザーPMC理事…ギャフンと言われるタイムアタックが始まる。
東堂の扱いどうする?
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なにを言ってる?俺はブラザーと一緒だ
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ブラザーの弟子なら俺の弟子も同然!!
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ブラザーを1人にするわけにはいかん!
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俺はハスミちゃんとデートするよ
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これが青い春だなブラザー
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先生、どんな女がタイプだ?