蝉の声が遠くで響く午後の廊下。
自販機からガタゴトと小気味よい音を立てて、冷えた缶が落ちてくる。
夏油はそれを拾い上げ、隣にやってきた快活な後輩に目を細めた。
「あ!夏油さん!お疲れ様です!」
「灰原、何か飲むか?」
「えぇ!?悪いですよ……コーラで!」
「ふふ、したたかだね」
遠慮と言いつつ食い気味に希望を口にする灰原に、夏油は声を漏らして笑った。
二人は廊下のベンチに腰を下ろし、プルタブを開ける。
炭酸の弾ける音が、湿った空気をわずかに震わせた。
「明日の任務、結構遠出なんですよ。二年全員で行ってきます」
「そうか。……なら、何かお土産を頼んでもいいかな」
「了解です!甘いのとしょっぱいの、どっちがいいですか?」
灰原の迷いのない問いに、夏油は少しだけ間を置いて、特定の誰かの顔を思い浮かべるように視線を落とした。
「七直……や、悟、硝子にも分けたいからね。無難に甘いものかな」
不意に、夏油の脳裏にこの間、自分が味わった飴のない地獄がよぎる。
自分がこれほどまでに周囲の存在に生かされているという自覚。
それは、かつて自分は強者として弱者を守るという義務感だけで立っていた頃にはなかった感覚だった。
夏油は缶を握る手に少しだけ力を込め、意識的に一区切り置いてから、核心を尋ねた。
「灰原……呪術師、やっていけそうかい?辛くはないかい?」
その問いは、かつての自分が自分自身に問いかけ続け、答えを失いかけていた言葉だった。だが、目の前の少年はコーラをゴクゴクと飲み干すと、一点の曇りもない笑顔を返した。
「そう……ですね、自分はあまり物事を考えない性質なんで、自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちがいいです!まぁ、直哉に『何も考えずに突っ込むなや』とか言われちゃったりしますけど!」
裏表のない、太陽のような言葉。
直哉の毒舌すらも笑い飛ばす灰原の健やかさは、毒のような呪霊を取り込み続ける夏油にとって、何物にも代えがたい救いのように見えた。
「そうか。……そうだな。気を付けて行ってきな」
夏油が穏やかに微笑み、灰原の背中を見送ろうとした、その時だった。
「君が夏油君?どんな女が好みかな?」
背後から響いた、場にそぐわないほど華やかで、しかし圧倒的な圧を孕んだ声。
振り向けば、そこには大排気量のバイクを転がしてきたようなライダースーツを肩にかけて、長い金髪の美女が立っていた。
夏油は、突如現れたその女性——九十九由基に対して、わずかに身構えた。
溢れ出る呪力量と、漂う強者の風格。
一目見て、彼女が並の術師でないことは理解できた。
「……どちら様ですか?」
警戒を滲ませた夏油の問いを、隣の灰原が明るく塗りつぶす。
「自分はたくさん食べる女性が好きです!」
「ほう、いい答えだ。健やかだねぇ」
九十九が面白そうに口角を上げると、夏油はこめかみを押さえて溜息をついた。
「……灰原、君というやつは。初対面の相手に、しかもこんなに怪しい人物に……」
「大丈夫ですよ夏油さん!悪い人じゃないです。自分、人を見る目には自信がありますから!」
「灰原……もう少し人を疑ったほうがいいと思うよ。術師の世界は、君が思うよりずっと狡猾だ」
夏油が保護者のような顔で諭すが、九十九はそんな二人のやり取りを見て豪快に笑い飛ばした。
「あっはっはっは!今時、素直で良い子じゃないか。気に入ったよ。で、君の答えはどうだい?夏油君。逃げないで答えてもらおうか」
九十九が長い足を組み、夏油を射抜くような視線を向ける。
夏油は少しの間、逡巡した。かつての自分なら「そんなこと、任務に関係ありません」と切り捨てていただろう。
だが、今の彼の脳裏には、飴缶を振るあの女性の仕草が、鮮明な熱を持って焼き付いている。
「……そう、ですね。あまり考えたことはありませんでしたが」
夏油は視線を自販機の方へと逸らし、ポツリポツリと言葉を紡ぎ出した。
「……凛としていて。自分を律することができて、でも、こちらが苦しい時には、何も言わずに隣に立っていてくれる……そんな、静かで、芯の強い人が。あと、少し気が強いところがあっても、それは彼女が誇り高い証拠だと思える。……そういう人が、好ましいとは思います」
語るうちに、夏油の口元には自覚のない微かな笑みが浮かんでいた。
飴の甘さ。
凛とした横顔。
そして、自分を独りにしないと感じたあの領域内の星々の光。
だが、そのあまりに具体的すぎる描写を聞いていた灰原が、パッと顔を輝かせて叫んだ。
「えっ!?それ、七直さんのことじゃないですか!!まんま七直さんですよね!!」
静かな廊下に、灰原の混じりけのない大声が響き渡る。
「なっ……!灰原!声が大きい!」
夏油は耳まで赤くして、慌てて灰原の口を塞ごうとした。
だが時すでに遅し。
九十九はニヤリと、獲物を見つけた猛獣のような笑みを浮かべていた。
「へぇ、禪院家の新しい看板娘…か。なるほど、特級を骨抜きにする女。興味深いね」
「違……っ、いや、違わないけれど……!灰原、君は本当に……っ」
「えぇっ!?自分、何かまずいこと言いましたか!?図星ですよね!?」
塞がれた夏油の手の隙間から、なおも無邪気に問いかける灰原。
夏油傑、人生最大の失態。
最強の一角として名を馳せる彼が、一人の後輩の純粋すぎる爆撃によって、その恋心を白日の下に晒されてしまった瞬間だった。
「それじゃ、自分はこれで失礼しまーす!明日の土産、期待しててください!」
灰原は満面の笑みで特大の爆弾を置き去りにしたまま、スキップでもしそうな足取りで去っていった。
静まり返った廊下で、夏油は片手で顔を覆い、深く、長く、地を這うような溜息をついた。
「……最悪だ」
「あっはっは!青春だねぇ。いい後輩じゃないか」
九十九が肩を揺らして笑う。
夏油はその笑い声に背中を焼かれる思いだったが、ようやく覚悟を決めたように手を顔から離した。
耳の赤みはまだ引いていないが、瞳には特級術師としての鋭い光を戻し、強引に話題を切り替える。
「……一言、いや十言くらい余計でしたがね。さて、これ以上の醜態を晒す前に、今度はこちらの質問に答えてもらいましょうか。あなたは……どちら様?」
これまでの動揺を塗りつぶすように、夏油は冷徹な特級の仮面を被り直した。
だが、九十九はそれを見透かしたように、茶目っ気たっぷりに首を傾げる。
「最強の一角にも、可愛いところがあるんだねぇ。あんなに熱烈な好みを語った直後に、そんな怖い顔しても説得力がないよ」
「……っ」
「いいよ、名乗ろうか。私は特級術師、九十九由基って言えば、分かるかな?」
その名を聞いた瞬間、夏油の思考が一瞬止まった。
「……っ!あなたが、あの!」
「おっ!いいね、その反応!どのどの?どういう噂になってる?」
九十九が身を乗り出して「どの」とワクワクした表情で問い詰める。
夏油はわずかに引いた目で、高専の上層部が苦虫を噛み潰したような顔で語っていた評価をそのまま口にした。
「……特級の任務を全く受けず、海外をブラブラしている、呪術界きってのろくでなしの……」
「私、高専って嫌ーい」
九十九は即座に表情を消し、子供のように唇を尖らせてそっぽを向いた。
「……スネた」
夏油は呆気にとられた。
一癖も二癖もある呪術師には慣れているつもりだったが、この女性の振れ幅は五条悟のそれとはまた違うベクトルで破壊的だ。
「冗談冗談。でも、高専と方針が合わないっていうのは本当。高専の人たちがやってるのはただの対症療法。私は原因療法がしたいの」
九十九はそう言うと、不意に真面目な顔をして、誰もいない廊下の先を見つめた。
そして夏油に呪術の講義を始める。
呪霊の生まれない世界について。
「呪霊のいない世界を作る。そのために、私は全人類の呪力を無くすか、あるいは全人類が呪力をコントロールできるようになるか……その二択だと思ってる」
夏油は言葉を失った。
これまでの人生で、弱者を守るために強者が戦うという義務感の中で生きてきた彼にとって、九十九の掲げる呪霊そのものを生まないという思想は、あまりに巨大で、かつてないほど魅力的な響きを持っていた。
「……そんなことが、可能なんですか」
「難しいね。けど良い感じのモデルケースが一人いたんだけどね」
「モデルケース?」
「君も良く知ってる人さ。禪院甚爾。天与呪縛によって呪力が一般人並になるケースはいくつか見てきたけど、呪力が完全に0なのは世界中探しても彼一人だった」
その名前が九十九の口から滑り落ちた瞬間、夏油の胸の奥で、冷たい氷の棘が刺さるような感触があった。
九十九はさらに甚爾の事についてつらつらと語るが、夏油には遠く、くぐもったノイズのように頭に入ってこない。
「…正に超人。負けたことを恥じなくていい」
「禪院…甚爾」
九十九は懐かしむように笑うが、夏油の視線は急激に温度を失っていった。
一年前、七直があの中庭で、魂を削りながら叫んでいた名前。
自分に飴を渡すようになるずっと前に、彼女がその人生の全てを賭けて追いかけ、そして絶望の底まで突き落とされた相手。
夏油は、死んだ男に対して自分がこれほどまでに激しい嫉妬を抱くとは思ってもみなかった。
彼女の初恋を奪い、彼女をまさしく更地になるまで焼き尽くした男。
自分はどれだけ彼女の隣にいても、彼女の中に刻まれたその傷跡にだけは、一生勝てないのではないか。
そんな焦燥が、泥のように胸に沈殿する。
「……彼は、死にましたよ」
夏油の声は、自分でも驚くほど低く、硬かった。
「おや、冷たいねぇ。……あぁ、そうか」
九十九が夏油の顔を覗き込み、意地悪く口角を上げた。
「さっき語ってた好みの女…禪院の彼女が、彼を想っていたってわけかい?道理で、名前を出しただけでそんな怖い顔をするはずだ」
「……関係ありません。彼は、私と悟の敵だった。それだけです」
「嘘だね。君の目は敵じゃなくて恋敵を語る目だよ、夏油くん」
図星を突かれ、夏油は沈黙した。
死人は、もうこれ以上醜態を晒すこともなければ、彼女を傷つけることもない。
美しい記憶、あるいは癒えない傷として、彼女の中で永遠になってしまう。
最強を自負する夏油にとって、この絶対に手の届かない勝負ほど、腹立たしく、そして不安を掻き立てるものはなかった。
「……九十九さん。あなたの話は興味深いですが、今の私には、少し毒が強すぎるようです」
夏油はそう言い捨てて、ベンチから立ち上がった。
甚爾は死んだ。
自分は生きている。
彼女に飴を渡し、彼女の茶会に招かれ、彼女のこれからの人生を共に歩むのは、自分だ。
そう自分に言い聞かせても、喉の奥に残る泥の味は消えなかった。
「あぁ、ごめんごめん。そんなつもりじゃなかったんだ。私が言うのは野暮だったよ。だから、もうちょっとだけ話に付き合ってよ」
手をひらひらさせて、九十九は夏油に席に着くように促す。
そして、本題を切り出した。
「話を戻そうか。もう一つの案、全人類が術師になる事。これが私の本命だね。知ってる?術師から呪霊は生まれないんだよ」
夏油の脳裏に、凄まじい速度で火花が散った。
全人類を術師にするという途方もない言葉が、今の自分の喉を灼いている呪霊の味に対する、究極の解決策として突きつけられたからだ。
「……術師からは、呪霊が生まれない」
夏油はその言葉を反芻する。
かつて彼が掲げていた弱者生存の果てしない徒労。
救っても、救っても、その救った側から呪いが溢れ出し、自分にそれを喰えと強いてくる不条理。
その連鎖を断ち切る唯一の方法が、全人類の術師化。
一瞬、夏油の思考の極北に、黒く塗りつぶされた過激な解が浮かび上がる。
(――非術師がいなくなれば、いい)
その思考は、あまりにシンプルで、あまりに冷酷な救済だった。
非術師という穴の開いたバケツを全て排除すれば、術師がその泥を啜る必要はなくなる。
だが、その暗黒の誘惑が口を衝いて出る寸前、夏油の脳裏にブレーキをかけたのは、五条でもなく、義務感でもなく、一年前から丹念に塗り直されてきた今の禪院家の景色だった。
「……九十九さん。あなたの理論には、既に実践に近い形で行われている雛形がある」
「ほう?私の先を越している奴がいるってのかい?」
夏油は、新しくなった禪院家の、あの風通しの良い主屋を思い出す。
かつての禪院家なら、術式のない者はゴミのように扱われ、絶望の中で呪いを生み出す苗床になっていただろう。
だが、七直と直哉はそれを変えた。術式がない者、呪力が弱い者たちを戦士やサポートチームとして再編し、呪具と教育を与え、彼らに術師としての誇りと技術を植え付けた。
(あれは、単なる組織改革じゃない。……全人類を術師側へ引き上げるための、最も現実的な教育だ)
呪力が見え、呪力を御し、呪具という手段を得ることで、彼らは呪いを垂れ流す弱者から呪いと戦う当事者へと変質した。
七直たちがやっていることは、まさに九十九が掲げる全人類術師化のミクロな、しかし確実な成功例ではないか。
「……禪院家です。あそこはいま、血筋に関係なく、門徒全てを術師として自立させる機関へと変わっている。彼らが呪霊を生まないのは、才能があったからじゃない。七直たちが、彼らに呪力の廻り方と生きる誇りを教えたからです」
夏油は確信を持って言葉を紡いだ。
もし九十九の理想が正しいのなら、七直が進めている道こそが、非術師を殺すことなく世界を救う、唯一の正しい絶望の消し方になる。
「……なるほどね。御三家でもとりわけ才能主義だった禪院家が、そんな面白いことになってるのか」
九十九は意外そうに目を丸くし、それから満足げに笑った。
「面白いじゃないか。君がそこまで肩入れするその彼女、七直ちゃんだっけ?彼女のやり方が、私の理論の実証実験になっているというわけだ」
夏油は静かに息を吐いた。甚爾という死人が残した呪力0という異常個体に惹かれる九十九に対し、自分は七直が作り上げようとしている誰一人取り残さない術師の世界に、自分の未来を賭けたいと思った。
「……私は、彼女のやり方を信じています。それが、私にとっても、最も飴が美味しく感じられる結末だと思うので」
「飴?良くわからないが、良い顔するようになったね」
夏油の心の中にあった非術師への忌避感は、九十九の言葉によって一度激しく揺さぶられた。
しかし、それは七直という存在を通じることで、破壊的な結末ではなく、世界を禪院家のように変えるという、より強固な、建設的な野心へと昇華された。
「……九十九さん。今日は、有意義な話ができました。嫉妬に狂って立ち去らなくて正解だったようです」
「素直でよろしい!私も話せて良かったよ」
九十九は満足げに笑い、ライダースーツのジッパーを喉元まで引き上げた。
廊下に置かれたヘルメットを小脇に抱え、彼女は颯爽と歩き出す。
夏油はその背中を追い、高専の校門近く、彼女の愛車が停められている場所まで見送った。
大型バイクの重厚な排気音が、真夏の静寂を切り裂くように響き渡る。
「じゃあね、夏油君。本当は五条君にも挨拶したかったけど、間が悪かったようだ。近いうちにまた来るよ」
九十九はシートに跨り、バイザーを上げる。その視線は、いたずらっぽく夏油を射抜いた。
「会いたいのは五条君だけじゃないからね」
「……誰に用事だったんですか?悟でなければ、硝子か、それとも例の七直ですか」
夏油が問い返すと、九十九は首を振った。
その瞳の奥に、一瞬だけ研究者としての鋭利な光が宿る。
「君たちが命がけで守った少女。星漿体、天内理子さ」
心臓が、一つ跳ねた。
一年前に自分たちが、文字通り世界を敵に回してでも守り抜いた命。
今では一人の少女として当たり前の青春を謳歌している彼女の名前が、特級術師の口から出たことに、夏油は無意識に喉を鳴らす。
「彼女と、天元との関係……運命から降りた後のその後には、非常に興味があるんだ」
九十九はそう言うと、夏油の強張った表情を和らげるように笑った。
「安心しなよ、彼女を実験体にしようってわけじゃない。それに天元は安定しているよ。ただの、同志としての挨拶さ。連絡するから、予定が合う日にまた会おう」
バイクのエンジンを吹かし、クラッチを握る。
九十九は走り出す直前、ヘルメット越しに声を張り上げた。
「その時は彼女――七直ちゃんも紹介してね、夏油君!君がそこまで惚れ抜いた女が、どんな風に世界を塗り替えようとしているのか、この目で確かめてみたいからね!」
「……っ、ですから、惚れ抜いたなんて……!」
否定の言葉は、爆音と共に遠ざかっていく金髪の残像にかき消された。
陽炎の向こうへと消えていく九十九の背中を見送りながら、夏油は再び深い溜息を吐き、熱を持ったままの顔を冷やすように首筋を撫でた。
「まいったな……。夏に当てられてしまったか」
遠ざかる排気音の余韻を聴きながら、夏油は独りごちた。
九十九由基という劇薬に思考をかき乱され、灰原という純粋な爆弾に心の内を暴かれた。
自嘲気味に首筋をなでるが、掌に伝わる熱は、照りつける陽光のせいばかりではない。
全人類を術師にする。
非術師を淘汰する。
そんな極論の誘惑さえ、今の彼にはどこか遠い話のように思えた。
彼の思考の指針は、いつの間にかもっと身近で、もっと切実な場所にある。
(彼女が変えようとしている世界を、私は見届けたい)
七直が地べたを這い、泥を啜りながらも更地から作り上げた、あの風通しの良い禪院家の景色。
それが世界へと広がっていく未来。
そこには、呪霊を喰らう不快感を甘い飴で上書きしてくれる彼女が、必ず隣にいるはずだ。
夏油は空になった缶をゴミ箱へ落とし、校門の先へと視線を向けた。
蝉時雨は相変わらず喧しいが、胸に渦巻いていた泥のような嫉妬も、九十九への警戒心も、今は不思議と穏やかな熱に変わっている。
「……遅いな、七直」
任務に向かった彼女の帰りが、これほどまでに待ち遠しい。
早くその横顔が見たい。
不意に差し出される飴の、あの安っぽいけれど確かな甘みを感じたい。
夏油は大きく一つ息を吐くと、彼女の帰りを迎えるために、再び歩き出した。
次に彼女に会った時、この熱を悟られないようにどんな顔をすればいいか。
特級術師の肩書きも、最強の矜持も役に立たないほどに青臭い悩みを抱えながらも、その足取りは、いつになく軽やかだった。
青春だねぇ。
質問コーナー?
「あーあー 皆さんお待たせしましたそれでは手短に」
「今この瞬間からこのコーナーは読者の感想からも拾い上げることにしました」
「この変更改め皆さんは私に従ってください」
反対多数
「困りましたね…そうだ!そこの読者さんよろしければ壇上へ!そう!あなたです!」
||||
||||
ド |||| チュッ!
\\[残酷な描写]//
「さて 改めて 私に従え読者共」
皆さま、沢山の暖かい感想をありがとうございます。元気出ました。
と、言うことで今後は感想からの疑問も拾っていこうかなと思います。また、全ての疑問を拾い上げるとは限らないこと、先の展開に関することなどにはお答えできませんのでご了承ください。
いつも、応援してくださり本当に感謝しています。