アウトドアがしたいのでオンラインゲームを始めようと思います 作:七篠言辺
完全にわか知識で書きます
釣り竿みたいなほんとは武器じゃないものを武器にして戦うキャラが描きたくて書いてます
また、作者はめちゃくちゃ飽き性です。突然失踪するかもしれませんが、そのときはご自身で続きを妄想してください
ああ、釣りがしたい‼‼
「はあ、釣りに行きたい…」
朝日が空を明るく照らす中、水瀬凪(みなせ なぎ)は物憂げにつぶやいた。
と言っても先日行われたテストの結果が悪かったわけでも、恋をしているわけでもない。
彼はただ、己の趣味を目いっぱい満喫したいと願っているだけである。
ただし、彼の趣味は魚釣り。幼いころは夏休みに東北に住む祖父母の家に入りびたり野山をかけまわり育った彼は、高校生になった今でもアウトドアが趣味の筆頭となっているのである。
ここで問題となるのは彼がまだ親の庇護を必要とする高校生であり、最寄りの釣り場までも少しばかり遠出しなければならないところに住んでいることである。
気軽に趣味を楽しめないのは仕方がないことと割り切れても、だからと言って好きなことを楽しめないのはかなりしんどいものである。
もう間もなく始まる長期休みは絶対釣りに行くと心に決めた彼は今日も教室のドアを開けた。
「それでね!また新しいスキルを…」
(本条さん…なんか楽しそうにしてんな…いいなぁ)
教室の自分の隣の席の生徒である本条楓(ほんじょう かえで)が彼女の幼馴染である白峰理沙(しらみね りさ)と楽しそうに話しているのを横目に己の準備を進めていく。
学校ではなるべく目立たないように心掛けている彼はおとなしく席に着き、自宅から持ち込んだ文庫本を開く
本当は夜空の下でコーヒーと焚火と一緒に本を読むのが好きなのだがとか言うわがままを思い浮かべながらしおりを挟んだページを開こうとして…
「いまは新しい盾を作ってもらうためにお魚さんの素材がいるから、
その本を静かに置いた。
今、彼女は何と言った?魚釣りに行くだと?
直前の話から推察するにおそらくゲームの話なのだろう。
いや、冷静になれ…水瀬凪17歳高2。所詮釣りといってもそれは画面の向こうのゲームの話なのだ。
そんなものでは俺の中にあるアウトドア欲はみたせな…
「それにしてもほんとにすごいね!NewWorldOnline!本当に異世界にいるみたいでさ!景色もきれいで、おいしいものも食べれるし、ほんとに初めてよかったよ!」
「ほんとにハマったね。楓。そんなに楽しんでくれてるならすすめたかいが…」
どうやら杞憂だったようだ。
こんなものを読んでる暇はない。一刻も早くそのゲームについて調べなければ。
そんなことを考えながら、彼はスマホを取り出しNWOについて調べだし…
先生が来ているのに気づかずに怒られてしまうのだった。
その日、帰宅した凪はさっそくNWOを入手するために動いた。
電脳世界にダイブするために必要な機械は持っていたのでゲームソフトを入手するだけだったのだが、幸いDL版がリリースされていたのでそれを購入。
何を隠そうこの男、装備は気に入ったものを使い続ける質なのでお小遣いは余っているのだ。
(じゃあさっそくゲームを始めようか。)
凪はさっそくゲーム機を頭につけると電子の世界に入っていった
目を覚ますとそこは真っ白な空間だった
目の前に現れたチュートリアルに従ってキャラクリエイトを始める
まず最初に名前を決定しなければならなかったので釣り具のルアーから名前を取り、ルアと名付けた
残念ながら見た目はあまりいじれないらしく髪色くらいしかいじれなかったのでせっかくならと髪色を濃い紺色にしてみた。
少し楽しくなりつつもMMOにおける根幹部分、ステータス配分に入った。
この小説をお読みの諸兄ならばご存じだろうが、この世界の主人公たるメイプルこと楓はここで
すなわちここでのステータス振りは今後のプレイを左右するといっても過言ではない。
しかしメイプルはゲーム初心者であったがゆえにみょうちきりんなプレイングをしてしまったのである。
では、メイプル同様ゲーム初心者であるルアは大丈夫なのかと心配する方もいらっしゃることだろう。
(釣りをするなら、
それに釣りスポット間の移動も素早くできるように
全くの杞憂である。
釣りもするが登山もする男ルア。事前チェックは万全である。なんならその過程でクラスメイトそっくりのランカーを見かけて仰天している。
ルア
Lv1
HP 20/20
MP 10/10
STR 25
VIT 0
AGI 25
DEX 50
INT 0
装備
頭 【】
体 【】
右手 【初心者のナイフ】
左手 【】
足 【】
靴 【初心者の魔法靴】
装飾品 【】
【】
【】
最終的に戦う気ゼロのルアはVIT、
(さて、これで初期設定は完了。いざ!ゲームの世界へ!)
そう内心で意気込んで、ルアはゲームの世界へと第一歩を踏み出した。
なお、釣果を楽しむためのキャンプグッズなんてものは異世界にないと気づくのはもう少し先のおはなし
なんか楓さんに気があるみたいな書き方になったな…
凪君は別にポンコツってわけではありません。大体のことはソツなくこなせるタイプですが、好きなことのこととなると途端にポンコツになってしまうだけです