空の軌跡は買いますけど
「……(むっすー)」
「ロイド戻ったわ……どういう状況?」
「膨れてますね」
「ほらギーラ、機嫌直してくれ酒場で何か買ってあげるから。レクターさんが」
「俺かよ!?」
「……別に膨れてないし、レクターは殺すし」
「相変わらずオレにだけ当たりが強ぇ!?」
「まぁまぁギーラ君、酒場でないか作って貰いますか?」
エリィさんとロイドさんが情報共有している間、俺はレクターのすねを蹴っていた
「痛!?痛ぇ!?おまっ!?なんか恨みでもあんのか!?」
「ある」
「こらこら、だめですよギーラ君」
「むぅ……っ!?」
リーシャさんに宥められながら外に出ると何処からか苦無が飛んできて診療所の壁に刺さった
「なっ!?」
「攻撃!?一体どこから!?」
「……違う攻撃じゃない」
「ギーラ?」
「みて、この苦無手紙が付いてる。多分矢文的なものだと思う」
「この文字は…………?見慣れない文字だ」
ロイドさんが手紙を見ると文字が読めなかったが俺は読める
さんっざん叩きこまれたからな……
「俺は読めるよ、これは……符丁かな?」
「私が前に仕事のやり取りにも使っていたものですね」
「えっと舞姫どのと元・御子どのをこちらで保護しました。そちらの保護した少年と一緒に、南東の古戦場にてお待ちしております。……だって」
「差出人は『彼ら』みたいだな。そして舞姫と元・御子といえば……」
「……よかった無事でいてくれたのね……!」
「ははっ言っただろう?あの子は強いって。」
「喜びの最中、申し訳ないんだけどこれ罠じゃないの?罠だったらいない可能性もあるしそれに」
「ああ、ギーラも連れてくるようにと書いてある。ギーラの言った可能性も十分にあるそれでも」
「確かめに行くんだろ?」
「……はい。正直に言えばギーラはここに置いていくつもりでした、道中なら兎も角ここからは危険も段違いです。ですがあちらが指定している以上連れて行かざるを得ない、ギーラ危険な目に合わせてしまうかもしれない。だが君のことは俺が全力で守る、だから一緒に来てくれるか?」
「ん!当然!おいてくなら無理やりついてくつもりだったし、ロイドに何にも勝手貰ってないし!レクターを殺してないし!」
「俺が何か買うのは確定なのか……」
「ちゃっかり警戒対象から殺害対象までランクアップしてる事実に泣きそうになるぜ……ロイド頼むから阻止してくれ頼むぞ!?」
「はい……まだまだ利用されてもらいますからそこは任せてください……エリィとリーシャも頼む」
「分かったわ」
「はい。任せてください、とりあえず準備をして出発しましょう。ギーラ君のオーブメントも調整したいですね」
「ああ、しっかり準備はしていこう。ギーラのオーブメントも道中拾った最低限の奴だからな買い足したり、強化しよう」
「このままでも別に」
「ダメだ……何があるか分からないんだ」
「むぅ」
オーブメントかぁ……隠し持ってるARCUSⅡのやつ使いたい……が使うとバレるので使えない!なんならザイファを使いたい!ザイファのほうが便利なのに!!