バーボンとベルモットが特大地雷を踏み抜いて泣きを見る話です
1.花園家執事長
悉く滅ぼすぞ
2.名無しの転生者
ネルギガンテかよ
3.名無しの転生者
来い!大自然!!(召喚魔法)
4.名無しの転生者
執事…主に富裕層において、家事及び部下の使用人の指揮管理を担う男性のこと。存在自体が自然災害みたいなもんとか言われる連中に片っ端から喧嘩売って食べようとする危険生物と同レベルの凶暴性を持つ
5.名無しの転生者
>4 後半に当てはまる奴一人しかいねぇわ
6.名無しの転生者
>4 世の執事が全員そうだと思うなタコ
7.名無しの転生者
>4 ほなワイ、執事ちゃうか…
8.名無しの転生者
>7 大丈夫。これに当てはまる執事の方が少ないから
9.名無しの転生者
イッチはどっちかというとラージャンだろ
10.花園家執事長
>9 失敬な。あんな見境なく殴りかかる節操なしじゃないぞ。殴るのは
11.名無しの転生者
犯罪者に厳しすぎるだろこの執事
12.名無しの転生者
羽香里奪還編の不法侵入はどうなんだよ
13.花園家執事長
>12 奥様公認のお泊まり会になったからノーカン
14.名無しの転生者
そうだったわ
15.名無しの転生者
侵入された側が認めちゃってるから犯罪じゃないは流石に暴論だろ
16.名無しの転生者
話戻すけど、イッチは今度は何にキレてるん?
17.名無しの転生者
お前んとこ犯罪者星の数ほどいるじゃん
18.名無しの転生者
あまりの犯罪率に別スレで「もはや無から湧いてるんじゃないか」とか言われてたの見たわ
19.名無しの転生者
>18 無限にスポーンする雑魚敵かよ
20.名無しの転生者
年がら年中犯罪に巻き込まれては、犯人にトラウマを叩き込んでるイッチがわざわざ書き込む理由がわからん
21.名無しの転生者
書き込むほどの犯罪者がファミリーに狙いをつけたとか?
22.名無しの転生者
………黒の組織け?
23.花園家執事長
>22 正解
24.名無しの転生者
今日の犠牲者
25.名無しの転生者
俺ヤダよ、モンスター彼氏とモンスター執事に追い回されて失禁するジンニキ見るの
26.名無しの転生者
大丈夫?コナンくんが決着つける前に組織潰れたりしない?
27.花園家執事長
>26 やれたらやってるわそんなん。黒幕がどこおるんかわからんから、ちまちまちまちま手下の
28.名無しの転生者
社会復帰不可能に追い込むの間違いやろ
29.名無しの転生者
いやな、事件だったね…
30.名無しの転生者
何をどうやれば、ドラッグストアを見ただけで拒否反応起こすように出来るんだよ…
31.花園家執事長
>30 マニュアルあるよ。読む?
32.名無しの転生者
何この執事こわい(今更)
33.名無しの転生者
下手な魔導書よりも悍ましいもん出してくんな
34.名無しの転生者
んで、今回は何やらかしたんや、黒の組織
35.花園家執事長
トリプルフェイス(酒)が静様を巻き込みやがった
36.名無しの転生者
あっ
37.名無しの転生者
ダイナミックな自殺でも敢行してる?
38.名無しの転生者
よりによってファミリー共通特大地雷踏み抜いてるぅ…
39.名無しの転生者
あのさ、犯罪者ってもしかして、トリプルフェイスも含めて言ってた?
40.花園家執事長
>39 当たり前だろ。アイツ違法捜査してるじゃねぇか
41.名無しの転生者
巻き込むやつは選べって上司に言われんかったんかあのヤムチャ
42.名無しの転生者
>41 せめてアムロって呼べ
43.名無しの転生者
逃げて、安室超逃げて
44.名無しの転生者
>41 選んだ上で静ちゃん引いたんだろ。自分も無傷じゃ済まない自爆札だっただけで
45.花園家執事長
無傷じゃ済まない程度で済ますと思うか?
46.名無しの転生者
どの名義で動いてるかは知らんが、相手はお巡りさんやぞ…
47.名無しの転生者
いつものことやけど、ガンギレやん
48.名無しの転生者
…このキレっぷり、おかしい。あのトリプルフェイス、静ちゃんを巻き込んだ以外にもなにかやらかしてない?
49.名無しの転生者
>48 お前はイッチのなんなんだよ
50.花園家執事長
>48 よくわかったな。あのタコ、よりによって奥様の携帯に連絡寄越しやがってな。「静様の安全を確保する代わりに、不老不死の薬のデータよこせ」とか言ってきやがった
51.名無しの転生者
あかーーーーーーん!!!!
52.名無しの転生者
バーボン名義やったかー…
53.名無しの転生者
一応聞くけど、データあるん?
54.花園家執事長
>53 あるけど、薬膳家が使ってる造語ばっかだからまず解読で詰む。解読できたとしてもファンタジーに両足突っ込んだ製法だから、どんだけ腕のいい薬剤師用意しても無理。ノーベル賞レベルでも無理
55.名無しの転生者
いくら潜入捜査とはいえ、「単体だとてんで意味のないデータ手に入れるため、最弱の国民を人質に取る犯罪者」とかいう悍ましい存在になってしまったバーボンかわいそ…
56.名無しの転生者
本人も罪悪感に苦しんでそう。ひとえにテメェが潜入捜査官なせいだが
57.名無しの転生者
バーボンとして的確なムーブしたせいで、積み上げて来た全部を吹っ飛ばしかねん核爆弾搭載暴走列車が全力で激突してくるの、草も生えん
58.名無しの転生者
静ちゃんは今どんな状況なん?
59.花園家執事長
ベルモットとバーボンの二人がかりで拘束してるっぽい。スマホも取り上げられてて声も出せない状況。旦那様が最近習得した彼女センサーで突き止めて向かってるとこ
60.名無しの転生者
彼女センサーってなんだよ
61.名無しの転生者
確かにやれそうだけども
62.名無しの転生者
何気にベルモットも巻き込まれるの確定してる…
63.名無しの転生者
イッチも向かってるん?
64.花園家執事長
うん。全員で向かってるよ
65.名無しの転生者
>64 ……………全員?
66.名無しの転生者
あっ、なんか嫌な予感する
67.名無しの転生者
ヒント→野球回
68.名無しの転生者
>67 それヒントちゃう、答えや
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米花町外れの倉庫にて。
帰宅途中、誘拐されてしまった史上最弱の生物…好本静が恐怖のあまり、プルプルと震える。
その手にはあるはずのスマホもなければ、以前まで使っていた愛読書もなく、彼女は涙をこぼすことでしか感情を表現できずにいた。
そんな彼女を気にすることなく、彼女を誘拐した下手人…トリプルフェイスことバーボンと、黒の組織の古参幹部、ベルモットが言葉を交わす。
「バーボン、花園 羽々里からの返答は?」
「いえ、まだです」
「タイムリミットまであと2分…。遺言くらいはきちんと自分の言葉で言ったほうがいいわよ、お嬢ちゃん」
「ぅ、ぁ………」
死が近づく恐怖にかちかちと小さな歯を鳴らし、ただでさえ小さな体をさらに縮める静。
助けを乞う声はもちろん、命乞いすらも出てこない。
声を出さなきゃ、と何度も自分を奮い立たせるも、時間は無慈悲に過ぎ去っていく。
「あと、いっぷ…」
ベルモットが時間の経過を告げようとした、その時だった。
「この倉庫は既に買い取ったわ!!みんな、好きにやりなさい!!」
そんな声が響き、シャッターに幾つかの穴が空いたのは。
「ん……………?」
ベルモットが手に持った拳銃を見る。
グリップは確かに存在している。だが、そこにあるはずの銃身は、ない。
まるで空間ごと削られたかのように、その存在を消している。
ベルモットが背後を見ると、倉庫の壁に野球ボール大の穴が空いていた。
「…………………は?」
ベルモットが視線を入り口のシャッターに向ける。
いつのまにか消し飛んでいたシャッター。そこに並ぶ魑魅魍魎。
その足元には、軟球の入ったカゴが置かれていた。
なんてことはない。怒りに駆られたモンスターたちが怒りのパワーに身を任せ、空間を削るほどの速度でボールを投げたのだ。
投げたボールは倉庫の壁を破ったあたりで消えるので、周囲に被害は及ばない。
「い、いま、なにを…」
視認できなかった、音すらもなかった一撃に愕然とし、震えるベルモット。
そんな彼女には、その隙にモンスター彼氏が一瞬にして拘束されていた静の救出を済ませたことすらも認識できていない。
呆然としていたのはほんの一瞬のはず。一体何がどうなっている、と問おうとした矢先。一つの影が大きく揺れた。
「こんなにも好本静を危険に晒すような愚か者がいるなんて…」
白銀の髪の少女…栄逢 凪乃が揺れ、呟く。
なぜだろうか。彼女の語気が強まるに連れ、周囲に集う男女の髪が逆立つ。
「ゆるさない…」
それだけではない。彼女らの周囲には火花が走り、その髪が金色の輝きを放つ。
凪乃の呟きを引き継ぎ、先ほどの一瞬でスマホを取り戻した静をその腕に抱く少年…愛城 恋太郎が吠えた。
「絶対に許さんぞ
「ぃやァアアアアアア!?!?!?」
「うぉおおおおおおお!?!?!?」
『"世界""観"「が違う」「怒り方してらぁ」』
刹那。怒号と共に、空間を削るボールの嵐が彼らを襲った。
バーボン…バーボンとしての実績づくりをしようとしたら、超アイヤ人とかいうとんでもないモンスターを呼び寄せてしまったトリプルフェイス。なんとか逃げ切ったものの、しばらく野球がトラウマになった。
ベルモット…今回の件の主犯。不老不死の薬には個人的にも興味津々だったが、今回の件で手を引くことにした。
超アイヤ人…穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた愛の戦士。要するに超サ○ヤ人のパロ。
好本静…恋太郎が誇る「彼女」。スマホの音声アプリで話してる理由は、100カノ3話を読もう。人を狂わせる程の愛らしさと、赤子のハイハイにも負ける貧弱っぷりから、「自然界最弱のミジンコウサギ」と称される。ファミリーからは「誰かが守らなければ、この生き物は死ぬ」と認識されている。