ベル君のエロ本を書くのは間違っているだろうか?   作:リーグロード

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まだまだ通常の方で頑張るぜ!
なんせ、FGOのハロウィンイベントで活躍するReDrop氏とかいるし、俺も大丈夫だろう!(多分)


デンジャラス・ミノタウロス

 

「また、買っちゃった……」

 

 ここ最近、ベル・クラネルの本に脳を焼かれ、心の中の幼女アイズが中学生くらいまで成長したアイズは、また保護者の目を盗んで歓楽街へ向かい、新刊と噂される本を手に入れた。

 それも、今回は再びの自分がモデルとなった本だ。前回の物は偶然ロキ部屋で見つけて少し読んだぐらいで、ちゃんと読むのはこれが初めてだ。

 

『あの、アイズさん。僕、どうしたらランクアップできるんでしょうか?』

 

 舞台は前回の本と同じく、かつて訓練で使われた城壁の上。

 自分の得物であるナイフを見つめながら問いかけるベルに、漫画の中の自分は無表情で真理を告げた。

 

『やっぱり、冒険をしなくちゃ偉業は──ランクアップは出来ない。君にとって、冒険って何?』

『僕にとっての冒険……。やっぱり、強い怪物と戦って勝つ!……とかですかね。けど、僕なんかじゃ、あのミノタウロスみたいなモンスターを倒せるようになるのなんて、いつになるのか……』

 

 未来への不安とかつての恐怖のトラウマに挟まれたような顔でしょんぼりするベルを見て、アイズはある訓練方法を思いついた。

 

『君は臆病だね。でも、それは悪いことじゃない。ダンジョンで死なない為に必要なもの。でも、強くなるにはいつかそれを取り除かなくちゃならない。だから、私にいい案がある。明日の訓練はここじゃなくて、別の場所でする。ベルも、それでいい?』

『えっ、あっ、はい!よろしくお願いします!!』

 

 その訓練が一体どんなものなのか、読んでいるアイズは特に変わったことはしていなかったし、そもそも城壁以外の場所で訓練した覚えもないと首をかしげる。

 パラパラとページを読み進めていき、訓練の舞台が何の変哲もない宿屋へと移っていった。

 

『あの、アイズさん。その手に持ってる紙袋には何が入っているんですか?』

『ん、今回の特訓で使うもの。ベルは少しあっちを向いてて、私がいいって言うまで絶対に見ちゃダメだから』

 

 ガサゴソとベルの背中越しに着替えるような音が描かれ、読んでいるアイズは部屋の中でする特訓って何だろうと本来の本を読み始めた目的を忘れてきているが、次のページを読んだ途端、この本がどういう本だったのかをアイズは思い出す。

 

『もういいよ、ベル』

『あっ、はい、アイズさぁぁぁぁ!!?』

 

 振り返ったベルの視線の先には、大事な部分()()隠されている水着もかくやというドスケベ衣装を着たアイズだった。

 マイクロビキニにミノタウロスをイメージした色のボア(毛)とちっちゃい角のカチューシャが悪魔合体したかのような別の意味でデンジャラスな衣装を纏ったアイズに、漫画の中のベルは目が飛び出るほどに驚いている。

 

『あっ、あの、それなんですか!?』

『ベルはミノタウロスを怖がり過ぎている。だから、それを克服するために、私が考えた特訓』

 

 顔を真っ赤にして指の隙間から除くベルの手を無理矢理引き剥がし、ベルに向かい合う。

 口を開けたり閉じたりしながら、パクパクと動揺を露わにするベルにアイズは、着痩せしていたのか、普段よりも大きな胸をベルに近づけて「モォ~♪」とミノタウロスをイメージした鳴き声でベルに詰め寄る。

 そのあまりの破壊力に、ベルは鼻血を垂らしながら、そのままベッドに押し倒される。

 

『はい、これで君は死んだよ。こんな風に臆病さは時に足を引っ張る。だから、これからたっぷり、君がトラウマを克服できるまで特訓しよ♡』

 

 目の奥に♡を浮かべたアイズは、ベルの体に胸を擦りつけながら耳元で囁くと、漫画の中のベルも次第にやる気を出し始める。

 そして、二人は特訓を開始するのだった。

 

「あうあう……」

 

 何か言いたいが、何を言えばいいのか分からないアイズは、漫画の中のベルと同じように口をパクパクとさせる。

 ここまで読んで、漫画の中の自分が口にする特訓の内容を悟ったアイズは、ベッドに潜り込み、枕に顔を埋めた。

 バタバタと足を暴れさせ、うつ伏せになったまま足をバタバタとベッドに叩きつける。

 

「こんな特訓、ベルにしてないもん……」

 

 心の中の中学生にまで成長した筈のアイズが幼女に戻ってしまうほどに、この特訓はアイズにとって恥ずべき内容であった。

 というか、アマゾネスでさえ着ないような恥の塊みたいな服を着る自分自身の絵に羞恥心を覚える。

 もしこれをロキが見れば、即座にオーダーメイドして着てくれと涙を浮かべて懇願してくるだろうなと思いながら、本の続きを読む。

 

『はい、またまたベルは死んじゃったよ♡』

『あっ♡っぐ、アイズさん♡』

 

 装備を脱がされて、ベッドの上でいいようにされるベル。そんなベルの上で得意げな顔で騎乗するアイズに、ベルの目に反撃の意思が宿る。

 その男の目を奪う魅惑の胸部にベルは手を伸ばす。レベル1がレベル6に対する必死の抵抗。

 しかし、アイズはそんな抵抗を嘲笑うかのようにベルの両手を掴み取り、ベッドに押さえつける。そして、その豊満な胸でベルの顔を挟み込む。

 むぎゅり♡と擬音が付きそうな程にベルの顔がアイズの胸に飲み込まれていく。

 

『焦って手を出すのはよくないよ♡ちゃんと考えて動かなきゃ、こうやって逆に反撃されちゃうから♡』

『むごぉぉ!!もごごぉぉぉ!!♡』

 

 顔全体を胸で蹂躙されながら、ベルは必死にもがく。しかし、レベル6の筋力には逆らえずに、ベルは為す術なく蹂躙され続ける。

 やがて、抵抗の動きが弱くなってきたところで、アイズが上体を起こしてベルの顔から胸を離すと、ふやけ切って蒸された可愛い兎が荒い息を繰り返す。

 

「ベルのこんな顔、初めて見る。でも、こんなことしたら嫌われちゃうんじゃ?」

 

 漫画の中の自分がしている行為を見て、ベルに嫌われてしまうのでは?と心配になった。

 しかし、そんな心配を他所にベルは顔を赤くしながら、息を荒げて続きを促す。

 

『まだ……いけます。ちゃんと、アイズさんの期待に応えるように頑張りますから、もっと……』

『それじゃ、私もまだまだ頑張るね♡』

 

 一度ベルの上からの退いたアイズはアマゾネスのような捕食者の顔で、今もベッドの上でまだ呼吸の整っていないベルを舐め回すような目つきで見る。

 

「なんか、この本の私、ティオネみたい……」

 

 いつものフィンを狙うティオネを真似したような表情の自分が描かれているのを見て、アイズは頬をふくらませた。

 そして、次のページをめくると、アイズのふくれっ面がしぼんでいき、今度はさっきまで描かれていたベルのように顔を真っ赤に染めた。

 

『んっ、ちゅっ♡ベルぅぅ♡♡』

『僕も負けません、アイズひゃん♡』

 

 起き上がったベルは有無を言わさずにアイズに抱きついて、無防備に開かれていた口に口撃(キス)を仕掛ける。

 それもただのキスではなく、口内を(ねぶ)る、いわゆる(ベロ)を使ったキスだ。

 前のページで余裕ぶっていた自分が逆に反撃にあって堕とされていく様は、アイズの中の幼女を再び中学生(思春期)まで成長させる程のインパクトだった。

 

「えっ、噓ぉ。これ、ヘルンさんとした時みたいな、すっごいエッチな方のキス──」

 

 無意識に股の間をもじもじと擦り合わせ、目線が漫画から離れない。

 そんなアイズの脳内に、ベルとキスした存在しない記憶が蘇る。あの城壁での特訓で気絶したベルの寝顔にそっと顔を近づけて、柔らかそうな唇に自分の口を重ねるように──。

 

「って、違う違う!私そんなことしてない!?」

 

 エロ本に脳を焼かれて偽りの記憶が蘇ってきたことに、慌てて頭を振って否定する。

 そんな副作用に見舞われながらも、アイズは本を投げ捨てずに続きを読み進める。

 

『ちょっ、待って、ベル!!!♡』

『やっぱり!いくらレベルが上で強いアイズさんでも、体の中は鍛えられないから弱いんですね!!♡』

 

 冒険と書いてS○Xと読んだベルが果敢に攻める。

 今度は逆にベルがアイズをベッドに押し倒すと、そのままアイズの秘部を隠す布をズラしてぶち込んだ。

 ベルが腰を前後に動かす度に、ぐちゅ♡ずちゅっ♡と卑猥な音が漫画に描かれる。

 

「うわぁ……♡」

 

 今度はレベル1のベルに対して、レベル6の自分が為す術もなく蹂躙されている。そんな有り様に、現実のアイズはゴクリと唾を飲み込む。

 さらに、本来ならば見えない体の内部が透けて見えるように描かれ、一番奥の女の弱点であり、守るべき大切な場所を遠慮容赦なく叩くベルの棒によって攻撃されているのがハッキリと見える。

 そして、漫画の中のアイズはその攻撃にロクな抵抗も出来ずに、ただ快楽を享受するだけの存在と化していた。

 

 外からの攻撃の効果が薄いならばと、内側から攻めるベルの猛攻にアイズが耐えられる筈もなく、ベルの棒が奥を叩く度に♡付きの悲鳴を上げる。

 やがて、レベル6としての強さを失い、ただ快楽によがり狂う雌になり果てたアイズは遂に大敗北を喫してしまう。

 ベッドの上で仰向けに倒れ込み、足を開いたまま痙攣するアイズをベルは見下ろして、達成感に満ちたように笑う。

 

『ありがとうございます、アイズさん!この特訓を生かして、ミノタウロスにリベンジして勝ちますから!!』

『──うん♡頑張ってね、ベル♡』

 

 その次のページでは、ダンジョンでミノタウロスを中から魔法で焼き焦がすベルの姿が描かれた。

 そして、ランクアップを果たしたベルへのご褒美に、またあのドスケベ衣装を着たアイズがベッドに誘う形で漫画は締めくくられていた。

 

「あうううぅぅぅ──……」

 

 読み終わったアイズは、パタンと本を閉じ、枕を顔に押し付けて足をバタバタさせる。

 そして、そのまま足をベッドに叩きつけながら悶える。

 

「これ、読んだ人が誤解しなきゃいいけれど……」

 

 そんなアイズの嫌な予感は見事に的中し、一部の冒険者や神々がベル・クラネルの成長の秘訣はデンジャラス・ミノタウロスにあり!となって、女性冒険者に土下座する者が多く現れたとかなんとか……。

 




直接的な表現のみ避けて、エッチな声は隠さずに表現する。
これぞR17.9のタグをつけし者の覚悟と熱意の表れ。
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