ベル君のエロ本を書くのは間違っているだろうか?   作:リーグロード

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投稿遅れて申し訳ありません。
呪術廻戦3期見て、頭の中に存在しない『転生者だよ!禪院集合!!』という名のタイトルの二次創作のネタを書いてたら遅れました。

まだ投稿する気はないですが、もし気が向いたらそっちの方にも手を出しちゃうかも。


放課後のご褒美

 

 レフィーヤ・ウィリディスは怒りに燃えていた。それは何故か、決まっている。全ては憎きベル・クラネルと、不健全本のせいだ。

 あれがオラリオに出回り始めてから、ロキファミリアへの風評被害、特にアイズさんの印象が最悪のものに!!

 なんですか、デンジャラス・ミノタウロスって!?あんなふざけた格好で修行するなんて、アイズさんがするわけないでしょう!!!

 

「むぅ~!!ベル・クラネルも、あの変態女の人も、とっ捕まえて反省させなくちゃ!!」

 

 本来ならば、ここにレフィーヤ以外のロキファミリアメンバーもいる筈だったのだが、見つけてもすぐに逃げられるし、ベートの件もあって、下手をすれば腐の世界に引きずり降ろされるからか男性陣は及び腰、女性陣も日々の生活のためにダンジョンで魔石を手に入れなくてはいけない為、頻繫に参加する事が出来ずに結果として、実力もあって蓄えのあるレフィーヤだけが1人で捜すことになっている。

 

 そうして、あてもなくオラリオ中を血眼になって歩き回っていると、探し人ではない人物を発見する。

 

「あっ、ティオナさん!!」

「ん?おお、レフィーヤじゃん!!どうしたの、こんなところで?」

 

 偶然、買い物帰りだったティオナとばったり遭遇し、何故ここらを歩いていたのかの事情を話す。

 

「へぇ~、レフィーヤはベルの本を描いてる作者を探すためにここら辺を歩いてたんだ」

「ええ、そうなん──ベル?」

「ん?ああ、最近までアルゴノゥト君を名前で呼び始めたんだよね。まあ、そこまで特別な意味とかは無いんだけれども……」

 

 いや、どう考えてもベル・クラネルを気になる異性として見始めたからじゃないのでは!?と心の中で盛大にツッコミを入れるレフィーヤだったが、なんとか口には出さずに押し留まった。

 

「どうしたの、レフィーヤ?なんかすっごい変な顔してるよ」

「誰のせいだと……。はぁ、それで、ティオナさんは本?を買った帰りですか。今度は何の英雄譚を買ったんです?」

 

 ティオナが見かけによらず読書家で、英雄譚好きのオタクであることはロキファミリアの者ならば周知の事実だ。

 だからこそ、レフィーヤはティオナが買った本が英雄譚であると思い込んでしまった。

 

「ああ、違うよ。私が買ったのはコレ!」

 

 買い物袋から取り出したのは2冊の本で、その表紙に描かれていたのは、最近よく見る絵柄で描かれたベルと、それぞれにレフィーヤとティオナが描かれていた。

 

「──は?」

 

 あまりにも予想外の物を目にして、レフィーヤは一瞬で無量空処を受けたかのように固まってしまった。

 そんな彼女の前で、ティオナが手をブンブン振って意識があるか確かめる。その動作にようやく我に返ったレフィーヤは、震える声で本について問いかけた。

 

「テ……ティオナさん。その本はどういう……?」

「私とベルの新しい本が出たって噂を聞いてね、買いに行ったらレフィーヤの本とセットで売られてたから、まあいいかって感じでつい買っちゃったんだ」

「へ、へぇ~……」

 

 そういう意味で聞いたわけではないのだが、純粋な笑顔でエロ本を2冊買ったことを話すティオナに、怒鳴ることもできず、レフィーヤは渋々ながらもぎこちない笑みを浮かべてやり過ごす。

 もしこれがロキみたいな下卑た笑みだったなら、たとえ相手が自分よりもレベルが高くて、同じファミリアの幹部でも、迷わずグーで殴りかかっていただろう。

 

「あっ、そうだ!なんだったら、レフィーヤも私の部屋に来て一緒に読む?」

「…………はぁっ!!?」

 

 あまりにも突然すぎるティオナの提案にレフィーヤの理解は追いつかず、数秒ほどフリーズした後に、ようやく脳が理解したのか、大声で驚きの声を上げる。

 

「うおっ、ビックリした!?急にどうしたの?」

「急にどうしたのはこっちのセリフです!!なんで私がベル・クラネルと……その……い、イチャつく本を見なきゃいけないんですか!!?」

 

 なんとか言葉を濁してエッチな本とは言わなかったレフィーヤに、ティオナはここで「あっ!」とレフィーヤが純情無垢なエルフだったのを思い出して、あちゃ~っと自分でも不味いことを言ってしまったと気が付く。

 

「えっと、それじゃ、レフィーヤも人探し頑張ってね!」

「あっ、うっ、──待ってください!」

 

 早足にその場を去ろうとするティオナをレフィーヤが引き止める。

 てっきりこのまま別れるものだとばかり思っていたティオナが驚きに目を見開くなか、照れながら中々言葉を口に出来ないでいるレフィーヤが意を決したように口を開いた。

 

「えっと、その……わ、私もその本の中身を確認させてください!!──あっ、でも、中身に興味があるという訳じゃなくて、前みたいに変な改変というか、私がベル・クラネルの事を好きだと誤解されるような内容かどうかを、あくまで確認したいだけであって、それ以外の他意は決してありませんので、勘違いしないでください!!!」

 

 ここで神々が今のレフィーヤの言い訳を聞いていたならば、まず間違いなく『ツンデレ乙wwww』とニヤニヤしながら煽っていたことだろう。

 だが、それを聞いていたのは純粋無垢なティオナであり、何事も深く考えずに思ったことを口にする性格の彼女は、 レフィーヤのツンデレ発言にしか聞こえない言葉を素直に受け取った。

 

「OK!なるほどね、じゃあ帰って一緒に見ようか」

「え、ええ……そうですね……」

 

 ここまであっさり信じてもらえるとは思っていなかったのか、レフィーヤはあまりにも簡単に話が進んでしまった事に驚きを隠せずに戸惑いを隠せないでいた。

 そのことについてもティオナは触れることなく、レフィーヤの手を引っ張ってホームへと帰っていく。

 そうして、ティオナの部屋に招かれたレフィーヤは、ここにきてようやく自分とベルが交わう内容の本をティオナと一緒に見ることになるという、とんでもない状況に置かれていることに気が付いたのだった。

 

「あ、あの、やっぱり私は自分の部屋に帰ろうかなって……」

「うわ!ベルってば、レフィーヤにすごいことしてる!!」

「なに1人で勝手に先に見てるんですか!?」

 

 シュバッ!と音がしそうな勢いで、レフィーヤは勝手に先に本を開いて読んでいるティオナの隣へ移動し、腰を下ろした。

 さっきまで自分の部屋に戻ろうとしていたこともすっかり忘れ、隣から覗き込んだその内容は、驚くほど凄まじいものだった。

 

『レフィのここ凄いことになってる……』

『んっ♡くすぐったいですよ、ベル♡』

 

 舞台はどこか見覚えのある教室で、行儀悪く机の上に座り、足を開いているレフィーヤのスカートの中にベルが顔を突っ込んでいる。

 スカートに覆われて何をしているのか詳しく描写されていなかったが、ピチャピチャという湿った音の効果音とレフィーヤとベルの体勢から、ナニをしているのかは容易に想像できる。

 

「不潔!最低!変態兎!女の敵!不純異性交遊!ハレンチ極まりない不健全図書です!!」

「おおー!すごい罵倒の数」

 

 顔を真っ赤にしたレフィーヤが立ち上がり、ティオナの持つ本を指差して叫んだ。だがティオナはその訴えを無視し、どうしてあの展開に繋がったのかを知る為に、最初のページに戻してから読み始めた。

 

『もう、ベルったら、女の子にデレデレして勉強不足でテストで赤点を取るなんて!』

『だ……だから、その件は誤解だって……』

『でも、テストで赤点を取って再試験を言い渡されたのは事実でしょ!』

『うっ、それは……はい、そうです』

 

 項垂れるベルにレフィーヤはやれやれといった様子でベルの頭に教科書をポンと叩きつける。

 

『ほら、留年しないように私もお手伝いしてあげますから、今回のテストで分からなかったところを教えてください』

『えっ、でもそんなの悪いよ!』

『か……勘違いしないでください!私は別にベルが心配だから手伝うんじゃなくて、貴方のせいで苦労なさる先生の為に手伝うんですからね!』

 

 顔を真っ赤にするレフィーヤのツンデレっぷりに、ティオナは「おおぉー!確かに、レフィーヤならそう言いそう」と口に出す。

 

「ちょっ!?私はそんなこと言ったり……するかもしれませんけども。で……でも、だからって教室にベル・クラネルと2人きりで居残り勉強だなんて……」

 

 ぶつぶつと文句を垂れながらも、レフィーヤはティオナの隣から移動することなく、一緒になって本の続きを読み進める。

 本の中でベルはレフィーヤに怒られながらも、教科書とノートを机の上に広げて、分からないところを教わりながら勉強を始めていく。

 だが、ふとベルはレフィーヤがベルのミスを教える為に前のめりになった際に、その胸が机に押しつぶされて形を変えている事に気が付く。

 

『ベ~ル~!勉強中にどこ見てるんですか?』

『わひぃ!!ご……ごめんなさい!!』

『もう!集中力がないんですから!!』

 

 胸を隠しながら照れた顔のレフィーヤはいかにも怒ってますといった表情でベルを睨みつける。

 そんな本の中のレフィーヤと同じ表情を現実のレフィーヤも浮かべており、チラチラとレフィーヤの胸に意識のいく漫画の中のベルの目つきをイヤらしいと感じているようだ。

 それを隣で見ていたティオナは、この本の作者って本当に描くモデルのこと熟知してるんだなと感心していた。

 

『そんなエッチで集中力のないベルには特別な勉強法が良さそうですね』

『と……特別な?』

『今度の再試験でちゃんといい点を取れたら、ベルの大好きなエッチなご褒美をあげます♡』

 

 悪戯っぽい笑顔で顔を赤らめるベルの耳元で囁くように提案するレフィーヤに、ベルはゴクリと唾を飲み込んだ。

 

「────っっっ!!!?」

「ごめん、なんて言ったのレフィーヤ?」

 

 半狂乱状態に陥ったレフィーヤの絶叫にティオナは思わず聞き直す。

 ただ、レフィーヤはそれに返答することなく、ギリギリと歯ぎしりを起こしながら、わなわなと怒りに打ち震えていた。

 怒れるエルフの恐ろしさを目の当たりにしながら、ティオナはこれ以上刺激しないでおこうと本の続きに没頭する。

 

 そこから先のベルは頭にハチマキを巻き、栄養剤らしきものを口にしながらカリカリとノートにペンを走らせた。

 そして、夕暮れの放課後、再試験を終えたベルがレフィーヤの待つ教室に勢い良く飛び込んだ。

 

『やりました!ちゃんと再試験で満点を取りました!!』

 

 まるでサンタからプレゼントを貰った子供のような笑顔で高々と満点の花丸がついたテスト用紙を掲げて入ってきたベルに、教室の中で待っていたレフィーヤはクスリと微笑んだ。

 

『へぇ~、赤点だったベルが満点を取るだなんて、よっぽど私のエッチなご褒美が欲しかったんですね?』

『いっ!いや、ちが……くはないんだけれども。それだけじゃないっていうか……』

『ふふ、意地悪が過ぎましたね。分かってますよ、ベルが真面目なことは。でも、満点を取ったのはエッチなご褒美が欲しいからですよね?』

『あうううぅぅぅ……』

 

 恥ずかしさで顔を真っ赤にするベルの様子に、レフィーヤがまたクスリと笑いながら両手を広げてベルを誘う。

 その誘いにベルはおずおずとレフィーヤに近づいて、そのまま優しく彼女を抱きしめた。

 

『ちゃんと頑張ったから、レフィのご褒美が欲しいです』

『はい、素直で頑張ったベルにはちゃんとご褒美をあげますね』

 

 夕暮れの教室で、ベルとレフィーヤの唇がそっと重なった。

 最初はついばむような軽いキスだったが、お互いの緊張がだんだんとほぐれていったのか、キスの時間が長くなっていく。

 そして、ベルの舌がレフィーヤの唇をノックするように叩くと、彼女はそれに応じて口を小さく開いた。

 その隙間にベルは舌を滑り込ませてレフィーヤの舌と絡ませていく。

 

「ぴゃあああぁぁぁ!!!」

「うっるさあぁ!?」

 

 大型モンスターの咆哮かと錯覚する程のレフィーヤの絶叫に、ティオナが耳を押さえて抗議した。

 だが、レフィーヤはそれどころではなく、顔を真っ赤にして指の隙間から自分とベルのキスシーンをガン見していた。

 

「いやいや、これはあくまで漫画の中のやり取りであって、実際に私とベル・クラネルはき……キスなんてしちゃいませんよ。オホホホ……」

「レフィーヤが壊れちゃった……」

 

 変なお嬢様口調で笑い続けるレフィーヤにティオナがポカーンとして見つめる中、壊れちゃったレフィーヤは暴走気味に本を読み進めていく。

 

『ねえ、レフィ。もういいよね?僕、そろそろ……』

『ダメですよ。慌てる悪い子に一番のご褒美はあげられません!もう、そんな捨てられた子ウサギみたいな目をしないの。ほら、男の子なら、ちゃ~んと女の子の準備を済ませなくちゃいけませんよ♡』

 

 そうして、最初に開けたページに繋がっていく。

 そこまでの過程を知って、レフィーヤは後頭部からハンマーで叩きつけられたような錯覚を覚える。

 

「あははは……、これは噓、私じゃないあの女の人の妄想よぉ~」

 

 頭の上をヒヨコがピヨピヨと飛んでいるような感覚のまま、レフィーヤは次のページを無意識にめくってしまう。

 

『はぁ♡はぁ♡はぁ♡ストップ!もう準備はお終い!次はベルの方……は必要なさそうですね♡それじゃあ、お待ちかねのベルへの一番のご褒美、あげちゃいます♡』

 

 ビンビンになったベルのアソコに足でツンツンする小悪魔フェイスで笑うレフィーヤに、ベルは赤面しながらも期待に喉を鳴らす。

 そして、ズボンを脱ぐと、それはもうご立派なモノがこんにちは!する。それを見たレフィーヤは小悪魔的な笑みが引っ込み、ヒュッと息を呑んだ。

 

「ご……ごろず!絶対にベル・クラネルも、この本の作者もアルクス・レイでぶち抜いてやるぅぅぅ!!!」

「殺意高すぎない、レフィーヤ?ってか、ベルは何も悪くないような……」

 

 そんなティオナの言葉も耳に入っていないレフィーヤはそこで止めればいいのに、またページをめくって続きを読み始めている。

 っていうか、この時点で読むのを止めていないことから、レフィーヤも普通にベルとのエッチに興味ありまくりじゃんとは、流石に空気を読むことをしないティオナにも地雷と分かっているのでわざわざ踏むことはなかった。

 

『ね、ねえ、ベル。やっぱりご褒美は別のやつで……』

『い……いやだ!もうずっと我慢させられて僕もう頭おかしくなっちゃいそうだよ!!』

 

 潤んだ瞳と朱色に染まった頬に、ぐちゃぐちゃになったその表情は、そういう趣味のあるお姉さんたちにはそれだけで極上のご褒美になるだろう。

 事実、ベルよりも年上のレフィーヤはそのベルの顔にコロリとやられたのだろう。口元をモニョモニョとさせながらスカートをめくって準備完了のアソコをベルに見せつける。

 

『ゆっくりですよ!絶対に一気に挿入れないでくださいね!!』

『──っ!!ごめん、レフィのすっごくヌルヌルであったかくて、ちょっとゆっくり動かすのは無理かもしれない♡』

 

 初めて同士の肌の重ね合いは、読む者にも自然と緊張感が伝わってくる。現に、先程まで半狂乱で騒いでいたレフィーヤも息をのんで黙々とそのシーンを熟読しているし、ティオナも普段の騒がしさを欠片も出さずにレフィーヤの隣でジッとそのシーンに釘付けになっている。

 

『っ!これで全部入った♡あっ♡待って、レフィ♡そんなに締め付けちゃ射精ちゃう!?♡』

『──っ無茶言わないで!!私だって初めてなのに、いきなりこんな大きいの入れられて反応しない訳ないじゃない!!♡』

 

 お互い抱き合ったまま、しばらく身じろぎ一つ起こさずジッとしていたが、お互いの顔を見つめ合っていると、どちらからともなくキスを始める。

 それはもう濃厚なやつをブチュ♡と音を立てながら、2人の舌が絡み合っていく。

 

「うっわぁ、すごっ。もう顔変わっちゃうくらい凄いキスしちゃってる!?って、レフィーヤ?」

「はへっ……?」

 

 ティオナが隣を向くと、色んなショックで興奮値が振り切れた結果、鼻から真っ赤な血を垂れ零しているレフィーヤの姿があった。

 急いでハンカチを取ってレフィーヤの鼻に当てるティオナ。

 だがレフィーヤはそれどころではなく、ベルのS○Xシーンとキスシーンをガン見していた為か、脳内がぽわぽわのお花畑状態になってしまっていた。

 

「ほら、ちょっとここで横になってなよ!あっ、お水いる?」

「……いりまひゅ」

 

 ハンカチで鼻を押さえながら、申し訳なさそうな声でレフィーヤはティオナに言う。

 コップ一杯の水を持ってきたティオナがレフィーヤにそれを渡すと、レフィーヤはそれを一気に飲み干してようやく一息ついた。

 レフィーヤが落ち着いたのを確認したティオナは、彼女の肩をポンポンと優しく叩いてから本へと目を戻した。

 

「どうする?もう自分の部屋に戻って休んでる?」

「っ、いいえ!ここまできたら最後まで見ますとも!!というか、こんな中途半端な展開で終わらせられたら、気になって自分の部屋に戻っても休めません!!」

「ああ……うん、そうだよね」

 

 もし自分が同じ立場だったらと考えると、レフィーヤの気持ちもよくわかる。

 けど、それはそれとして、興奮で鼻血を出すぐらいなら、素直に部屋に戻って休んで欲しいと思うのも、また本音だった。

 と、ティオナがそんなことを考えているうちに、レフィーヤがいつの間にか閉じていた本を開いて、途中まで読んでいたところから読み始めていた。

 

『そろそろ限界です!』

『あっ、ダメですよ!?ゴムもしていないのにっ──!!?♡♡♡もう……我慢、出来なかったんですね』

『……ごめんなさい』

 

 どう考えても無責任○出しをしちゃったベルに、レフィーヤは頬を膨らませて、ベルの柔らかそうな頬っぺたを引っ張ってしかりつける。

 そして、レフィーヤからベルのアレを抜いた途端、2人の予想以上のベル印のミルクが大量に零れて床を汚した。

 慌てて掃除をする漫画の中の自分とベルのやり取りに、現実のレフィーヤは渇いた笑みを浮かべながら、ぶつぶつと「学生妊娠、できちゃった婚、不純異性交遊の極致」などと壊れたように呟いている。

 

 そこから先の続きは、責任感を感じたベルが責任を取ると断言し、結婚を前提にした交際を始める。学生らしく一緒に勉強したり、ショッピングで可愛らしい服やアクセサリーを彼女にプレゼントしたり、お店であ~ん♡なんてラブラブな関係を築いたりなんかしていた。

 まあ、結局最後は宿屋の一室を借りて、学生服で盛り上がった思春期男女が発情期の猿になって絆創合体(ばんそうがったい)しまくる展開に発展するのだった。

 結果、そのまま卒業して、お腹に子供を宿したレフィーヤとエプロン姿で家事をこなすベルの幸せな家庭の光景を最後に、物語は幕を閉じた。

 

「相変わらず、本は薄いのに内容は濃かったね」

「ええ、そりゃもうドロドロに濃かったですね」

 

 お腹を撫でながら、レフィーヤは疲れ切った顔でティオナに返答する。

 この胸の中で渦巻く幸せな未来図の憧れと、ライバルの筈のベル・クラネルと情事を致す自分の姿に、色々な意味で複雑な感情が湧き水のように溢れ出してきた。

 まだ一冊残っているが、そっちのモデルはティオナさんだし、これ以上は心労が重なりすぎて無理と断念し、後日、絶対にこの本の作者を見つけてとっちめてやると、ふらつく体に喝を入れながら、自室に戻ったレフィーヤは改めて決意した。

 

 




俺以外にも、ダンまちのエロ本二次創作とか書いてくれる人いないかな?
パクリでもいいから、似たような内容の二次創作を書いてくれる人出てきてくれ!!!

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