プロジェクトインフィニティ   作:公平

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甦れ!ガンダム

レビルは新しい提案を発表した。

 

「地球の皆さんこんにちは。今から私は新たな計画を

提案します。

世間ではゴジラを始め多くの怪獣の被害が

大きく報道されています。

しかしそれ以外の事件も少なくありません。

そこで、怪獣をコントロールする技術を

我々は開発しました。

 

怪獣達は怪獣島という島で過ごし、有事の時に

出動してもらいます。怪獣はリモートコントロールにより

操作。つまり犬のようにしつけができますな。

怪獣島は常にバリアを貼っているため怪獣が出ることは

できないようになってます。

そして今回お見せしたいのはこちらのVTRをどうぞ。

 

先日のザラブ星人の反乱による時に使われた

カプセル怪獣です。

カプセル怪獣は怪獣を捕獲しそれをカプセルにいれ

携帯する仕組みとなっている。

カプセルの中は怪獣それぞれにあった環境を整えており

快適に過ごせるようだ。

これが新たな怪獣支配下作戦です。

いずれは怪獣園なんてのも作れるかもしれませんな」

 

これを見たアオレンジャーこと新命は疑問を感じる。

「お偉いさんの考えてる事は狂ってるな

怪獣なんて操れるのか?」

 

「じゃが楽しみじゃのう。怪獣園」

 

「そんな流暢なこと言ってる場合じゃないよ。大ちゃん」

 

新命、明日香、大岩が話してる中、科特隊に

連絡が入る。

科特隊の通信士ノエル・アンダーソンが伝える。

 

「キャップ、正体不明の機体が着陸許可を申請してます」

モニターを確認する ムラマツ。するとハヤタが見る。

 

「キャップ。彼ですアムロ・レイです」

 

「何?これが島で見たコア・ファイターか

よし許可する」

 

大岩はペギーに尋ねる。

 

「アムロ・レイって誰じゃ?」

 

「日本軍のエースパイロットよ。確か撃墜されて

死んだとされてたけど」

「そいつがこないだわしらをたすけたんか?」

 

コア・ファイターは着陸する。

 

アムロはかつての友ムラマツと再会する。

 

「ムラマツさん、お久しぶりです」

 

「アムロ! こんなに立派になって」

 

アムロはかつて15歳だったが年月がたち

30近い青年になっていた。しかし戦争に出てた

年を計算すると若く思える。ハヤタは気になり聞いた。

 

 

「それは俺も分からないんだ。ただガンダムにのってる

間、時がゆっくりすぎてく感じがしたんだ」

 

「ガンダムとは?」

 

本郷が聞く。

 

「俺が乗っている武者のようなロボットさ。

中に戦闘機が入っててそれが俺のコア・ファイターだ」

 

「どこであんな技術を?」

 

海城が聞く。

 

「俺にも分からないさ。ただ宇宙(そら)から降ってきた。

それしか分からない」

 

ハヤタはこの言葉に引っかかっていた。

 

ムラマツはアムロに聞く。

 

「ところでどうしてうちに来たんだ?」

 

「俺を科特隊に入隊させてください!

そして怪獣支配下計画を取りやめさせてください!」

 

周囲はアムロの言葉に驚いた。ムラマツは言う。

 

「入隊は許可する。だがプロジェクトの停止はできない

あのプロジェクトは多くの方が賛同してる。

こないだのザラブの戦いの時にカプセル怪獣も

ある程度役に立った」

 

するとハヤタはいう。

 

「キャップ! 僕も反対です。

カプセル怪獣がウルトラマンや科特隊の助けになるのは

分かります。ですがゴジラを始めとする怪獣を

操ることはとてもじゃないが難しいと思う」

 

「ハヤタ。上が決めたことなんだ我慢してくれ」

 

ムラマツがこう言うとアムロは感情を込めていう。

 

「怪獣は生かしてはおけない! あいつは……」

 

アムロはララァがゴジラに殺されたようなものと

思い、怪獣を憎んでいた。

それを感じた新命は言う。

 

「お前さん。もしかして恋人かなんかを怪獣に殺されたのか?」

「お前に何がわかる!」

 

アムロは新命に向かって言う。すると新命はアムロの胸ぐらを掴みこう言った。

 

「てめぇにもわからないだろ! 俺の気持ちが!

俺も友人を怪獣に殺された。それにお前零戦乗り

だったな! 俺の親父は戦争で死んだんだ。

だがお前は生きている。お前はラッキーなんだ。

なのに、自分が不幸だなんて言わせねぇぞ!」

 

怒る新命。それを海城が止める。

 

「やめろ新命。彼だって多くの仲間が死ぬのを見ている」

新命はアムロから手を離す。するとハヤタは言う。

 

「私は怪獣を操るのは難しいがアムロ君程憎んではいない

怪獣も生き物だ。捕獲するのも面白いだろう

しかしながらまず我々がやることを考えてみよう。

科特隊は何のためにあるのか」

 

ハヤタの言葉に本郷が答える。

 

「人々から怪獣を守ること?」

 

「そうだ本郷。我々は人々から怪獣を守る。

そして私はこの怪獣支配下計画については

怪獣を人から遠ざけるという目的なら反対はしない

だが支配をするのなら反対をする」

 

それぞれ対立した意見は出たが、今科特隊がすべきことは

怪獣の脅威から人々を守ること。それが第一ということが

まとまった。その最中ノエルが伝達する。

 

「大変です! 中東でアントラーが現れました!」

 

ムラマツはアムロを見て出動をお願いする。

 

「アムロ行けるか?」

 

「なぜ俺に?」

 

「君の実力が見たい!」

 

「わかったよ。ムラマツさん」

 

アムロはジェットビートル用のカタパルトから発進する。

ノエルはアナウンスする。

 

「アムロさん。準備はいいですか?」

 

「ああ。アムロ、コア・ファイター行きます!」

 

アムロはコア・ファイターでアントラーのいる中東へ

向かった。

 

アントラーは街を襲っていた。アムロはアントラーを

人のいない場所へ誘導し銃撃する。

しかし、アントラーには聞かない。

 

「やはり怪獣にはきかないか! なら仕方ない!」

 

コア・ファイターと共に来たバリブルーンのモニターから

ムラマツは見ていた。

 

(見せてもらおうか。あの時のガンダムとやらを)

 

アムロは旋回し空へ向かった。そしてどこからともなく

ふたつのメカが現れドッキングした。

それはインファント島や東京で戦ったガンダムの姿

だった。

ハヤタ、本郷、ゴレンジャーのメンバーは驚いた。

 

「あれがガンダム!」

 

驚く本郷。しかしムラマツは疑問に思った。

 

「いや、私が見たやつとは違う。私の見たのは

胸の色が黒かった。あの色は……」

 

インファント島や東京で戦った時の色は

黒い胸部に白いボディだったが

今のアムロが乗っているのは白いボディに赤、青、黄の

カラーリングが入ってるトリコロールカラーの

カラフルな色合いだった。

これについて本郷は言う。

 

「キャップの見たものとおそらく一緒のものです。

おそらくアムロさんはあの後強化改造したのでしょう」

 

アムロはアントラーに向かってビームライフルを連射した!

 

「なんて動きだ! 早い!」

 

「これが白い悪魔?」

 

海城と明日香が驚く。これをモニターで見ていたハヤタは

驚いていた。

 

(そんな馬鹿な! この時代の地球であんな技術が……)

 

アントラーは怯んでいた。そのアントラーに

ハイパーハンマーをぶつけアントラーを戦闘不能にした。

そしてビームサーベルでトドメを誘うとした。

 

「アムロ! それ以上は!」

 

海城は大きな声で止めようとするがやめないアムロ。

しかしピタッと止まった。そしてコクピットからでた

アムロはカプセルを投げアントラーを捕獲した。

 

ガンダムはその後バリブルーンに輸送されそのまま

科特隊基地に戻った。

海城は聞いた。

 

「あの時なぜ攻撃を辞めた?」

 

「ララァがやめて!と言った気がした。

これは違う。あなたじゃないと」

 

するとペギーがフォローする。

 

「そのララァさんという方はあなたに怪獣を殺して欲しくなかったのね。そして悪魔となったあなたを見たくなかった。

そんな気がしたわ」

 

「ペギー……僕には帰る場所があった。こんなに嬉しいことは無い……」

 

すると新命は言う。

 

「アムロ、さっきはゴメンな! お前は俺たちの仲間だ」

 

「ありがとうみんな」

 

こうしてアムロは正式に科特隊のメンバーとなった。

 

一方レビルはある男を怪獣支配下計画の主任に推薦していた。

 

「やってくれるな。シャア・アズナブルよ」

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