響く轟音。
高らかに叫ばれるのはSMASHの掛け声、対するは複数個性の同時使用の宣言。
衝突、反発、広がる衝撃波は続く瓦礫の津波で堰き止められ、舞う土煙を吹き飛ばしては、また地面をひっくりかえして、辺り一面を更地に変えていく。
オールマイトとAFO。
2人の戦いは今まさに佳境へと入っていった。
激しい攻防は、ついに押し切られたAFOが地に伏し、とどめを刺すべくオールマイトが全霊をもって拳を固める。
放たれた拳打は見事AFOの顔を潰し、巨悪は潰えた。
しかし、カウンターで放たれた最後の攻撃は、オールマイトの左腹部を貫き、内部をグチャグチャに掻き混ぜる。
呼吸器官半壊、胃は完全に潰れ開いた穴から内蔵が零れている。
世界に仇なした魔王は、平和の象徴の失墜を伴って歴史の闇に沈んだ。
「終わりではないぞ」
白衣の男が何処からか現れ、AFOの体を持ち去っていく。
魔王は蘇る、悪の世界は滅びない。
そんな予言めいた言葉を残して、姿を消す。
後に残るは血溜まりに沈む英雄のみ。
黙して語らず、ただ死に絶えていくだけに思えた。
「派手にやったねぇ君」
イヤに
「………ぐ、ここは?」
「おや、お目覚めかい?のび太くん」
オールマイト、八木俊典が目覚めたのは、生活感漂う畳張りの6帖の部屋。
声の主は何故か押し入れの中で横になっていた。
青いタヌキ(?)を模した着ぐるみパジャマを着ており、手で支えた頭はフードで覆われている。
顔はスクリーンになっている仮面で隠され、そこに子供の落書きのような目と鼻と口がドットで描かれていた。
次に目線だけで自分の体を見てみる。
首から下が奇妙な布で覆われている。
赤い下地に時計のマークが散りばめられている風呂敷のようなもの。
どうにも身体中が痒い気がしてならないが、ギチギチに縛られていて腕すら動かせそうになかった。
「キミ体がおっきいからね、ムリヤリ詰め込んだんだよ。窮屈なのは我慢してよ」
「...私はのび太という名ではないのだが」
「大怪我してのびてたから”のび太くん”。いかんせん名前を知らなかったからさ」
縦長の楕円の中に点だけの目が半目になり、口がどら焼きの下半分のようにニヤッと引き伸ばされた。
よっと、と言って押し入れから出てくると俊典を包んでいた風呂敷を解き始める。
「いやぁ結構時間がかかったね、やっぱり時間系はコスパが悪いなぁ」
「何を?」
「まぁ見てみなって、完璧とはいかなかったけど。上出来でしょ」
指さされた場所、つまりは腹部に目をやる。
左脇腹、AFOに貫かれた場所にわずかな傷跡があった。
そこは貫かれて内部を滅茶苦茶にされたはずの場所だ。
「治って、いるのか?」
「大体はね。今言ったけど完璧じゃないよ」
「ほとんど違和感は感じないが...」
「でも傷跡が残ってるだろう?本来ならこうはならないんだ。このタイムふろしきで包んだものは、どんな物でも完璧に復元できるはずなんだ。何せ包んだ内部の時間を巻き戻しているんだから」
「時間遡行!?そんな事が可能なのか...」
「それが僕の個性だからね。でも、どうにもエネルギーが足りないみたい。おおよそなんでも出来るけど、大体出来ない。そんな器用ビンボーな個性さ」
彼の個性は、無機物や有機物はもちろん、時間と空間、さらには概念にまで影響を及ぼされる。
しかし、その規模が大きくなるほどに必要なエネルギーも大きくなっていく。
このエネルギーが一体何を指してるかは分かっていない。
「体力なのか電力なのか、はたまた別のなにかか。我が事ながら謎が多いね」
おどけたような表情で肩をすくめる。
「なんと...なんにせよ助かった。これなら、私はまだ戦える。平和の象徴でいられるんだ」
「それがそうでもないんだよね」
「……なに?」
青タヌキの着ぐるみを着た青年が、俊典に指を突き立て、諭すように言う。
「再三言ったけど、君の体は完璧に治っちゃいない。良いとこ6割回復って感じ。内臓ぐちゃぐちゃ、肺も片方潰れてるような有様だ。タイムふろしきである程度は治ったとはいえ、胃も肺もだいぶ小さくなったし、体力だって相当落ちてる。これまで通りの活動は出来ないと言っていい」
「そんな...」
「アイツを倒したような全力を出せば3分、節約して動けば8時間くらいかな?」
「え?な、なにが?」
「キミの活動限界さ。ずっとムキムキマッチョじゃいられないってこと」
胃が小さくなれば、食べられる量も少なくなりエネルギー不足になる。
肺が小さいならば1度に取り込める酸素量も減り、エネルギーの循環効率も落ちる。
そんな中で今まで通りに活動すれば、あっという間に息切れを起こすだろう。
いつでもどんなときも私が来た!な平和の象徴は、労働基準法に則り、無理なく1日8時間迄という制限が付いた。
「そうか...いや十分だ。思えばむしろ今までが働きすぎだったのかもしれない。体を休めるには丁度いいハンデだ」
「そうゆう事だね。だけどキミはもう1つ考えなくちゃいけない事がある。」
「ん?なんだい?」
「後継者さ」
「後継者...なぜ」
「キミと戦っていた男がまだ生きてるからだ」
「な...!」
「キミを回収する前に、白衣の男が何人かを連れ立ってアイツを攫って行ったよ。魔王は蘇る〜とか言ってね。」
「それが本当なら今すぐ追わなければ!」
「ボロボロの体でどうするって言うのさ。それに、ワープでもしたみたいに現れて、消えていったのだから、見つけたとしてもまたすぐに逃げられるのがオチだよ。それに加え、キミはもう全力で動き続けることはできないんだ。」
「くっ、その通り...だが。いやまて、なんで君がこの個性が受け継がれることを知っているんだ?」
「え、そうなの?」
「え」
「...ぼくは単純に、キミの跡を継げる誰かを探した方がいいんじゃない?って言いたかったんだけど。」
(…………やっちゃった)
「...ともかく、キミはその受け継ぐ先を探すことに専念した方がいい。じゃ、傷も塞がったことだしそろそろ帰ってもらおうかな」
「あ、待ってくれ!この事は...」
「誰にも言うなだろ?言えやしないよ、巻き込まれるのはゴメンだね」
「そ、そうか...あと、ここはどこなのかを教えてもらえたりは...」
「送ってくさ、そこら辺にほっぽり出したりしないから安心してよ」
「あぁ、ありがとう。助かるよ」
「んじゃ行こうか」
といって、お腹のポケットをまさぐり始める。
少しして、彼のポケットからはピンクの扉がズルりと出てきた。
「どこでもドア〜」
「は???」
「さ、ドアの前に立って。行きたい場所を思い浮かべながらこのドアを開けるんだ。そしたらその場所に着くからね」
困惑する俊典を無視して、ドアの前へと誘導する。
さぁさぁと背中を押して追い出そうとしているようにも見える。
「あっ、分かった。分かったから。ホントありがとうね、お世話になりました」
「いいっていいって、これからも頑張ってね」
「そ、そうだ!最後に、お名前だけでも…」
開いたドアをくぐる前にそう尋ねると。
青年は右手を上げてニコッと笑い。
「ぼくドラえもんです。またね」
と手を振った。
人は生まれながらに平等じゃない。
これは齢四歳にして知った社会の現実。
そんな事を10歳まで本気で思っていた。
事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。
以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「
世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する
そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である
僕、緑谷出久も同様にヒーローに憧れていた。
しかし突きつけられた現状は、何の超常も持ち合わせていない「無個性体質」。
テレビ画面に映されたオールマイトの活躍を泣きながら眺め
母にヒーローになれるかと問えば、泣きながら謝られた。
周りの子は様々な個性を持っていて、幼馴染の子も強力な個性が発現して、自分1人取り残されて。
他の誰でもない、自分自身が諦めていたと教えてくれたのは、黄色いパーカーのお兄さんだった。
その日はいつもの様に自作のヒーローノートにメモを取りながら歩いていた。
そのせいで、曲がり角から出てきた人を避けられずにぶつかり、転んでしまう。
「わっ、ゴメンよ。ケガはないかい?」
そう言って手を差し伸べてくれたのは、黄色い半袖のパーカーに7分丈の青いカーゴパンツのお兄さんだった。髪は緩い七三で、丸メガネをかけている。
優しい顔と声色をしていて、頼りなさもあるけど、安心感も感じる不思議な人だった。
「はっはい!大丈夫です!!僕の方こそごめんなさい!」
「あはは、大丈夫だよ。さ、立って」
「あ、ありがとうございます」
引き上げてくれた手は、触れているのに触れない、不思議な感触だった。
「ヒーローノート?」
その言葉にはっとして、さっきまで持っていたノートがないことに気づいた。
転んだ拍子に落としたみたいで、慌てて辺りを見ると、お兄さんの足元に落ちているのが見えた。
お兄さんは、それも拾って少しはたいてから、こちらに差し出してくれる。
「ヒーローが好きなのかい?」
「はい!そうなんです!ヒーローはどれもすごい個性を持っていてそれぞれが個性を生かした活躍をしているんです人命救助や
「あぁあぁ分かった、分かったから。すごいねキミ、まるでヒーロー博士だ」
「あ。ご、ごめんなさい!つい...」
「いいよ、それくらい大好きなんだろ?将来の夢はやっぱりヒーローかい?」
「...えと、そうなんですけど。でも僕、無個性で」
「ありゃ、そうなの。それじゃあ大変だ」
「大変って...お兄さんも、無個性じゃヒーローになれないって思いますか?」
「なんで?大変って無理って意味じゃないだろう?」
「じ、じゃあ!僕もヒーローに...!」
「無理だね」
「え!?!?」
「だって君、ガリガリじゃないか」
そう言ってお兄さんは、僕の腕や足を取って観察を始めた。
「筋肉もない、かと言って筋肉に変わる脂肪もない。骨はこれから成長すると言っても細い方だし、足も険しい道を走れる様な感じはしない。キミいくつだい?」
「えと、10歳です」
「ならこれからだね。ヒーローになりたいならまず鍛えなくちゃ」
「で、でも。無個性ですよ?」
「無個性がなんだって言うのさ、結局「無個性」ってのに甘えてるだけだ。ダメで元々でぶつかってみようとは思わないのかい?」
頭を殴られたような気分だった。
甘えてると言われて初めて、何もしていない自分に気づいた。
諦めていたんだ、個性がないからって。
しかし、根強く染み付いた”甘え”は、簡単には手放せなくて必要のない反論を続けてしまう。
「でも、オールマイトも超パワーみたいな個性で...敵だって!みんな個性を持ってて。それなのに、何も持ってない僕が行ったって...」
「わかってる、どんなにか辛いだろうと思う。でも辛い思いをしてないヒーローが居るかい?No.2のエンデヴァーはどうだ。炎を操る個性だけど、あの筋肉は鍛えないと身につかないものだ。」
そう、そうだ。
ヒーローは皆自分に持てるものをもっと上手く使うために努力してるはずなんだ。
足りないものを足りないままにしないで常に何かに手を伸ばしていたじゃないか。
弱点が露見した次の日にはもう克服の糸口を掴んでさえいた。
鍛えてないヒーローなんて居なかった。
「で、でも...」
でも、言い訳は離れてくれない。
「やれやれ、あれをだすか」
そう言って、パーカーに付けられた白いポッケから黄色い竹トンボを取り出して言った。
「タケコプター」
「え?」
2つ取り出した片方を、そのまま僕の頭に取り付けた。
「え、え??」
「さ、行くよー」
頭のプロペラが回りだして、体を持ち上げる。
何とか踏ん張っていた足は次第に浮き上がり、空が近付いてくる。
地面の安心感はなくなり、浮遊感が全身を包もうとした辺りで。
「大丈夫、手を繋いでいよう。落ちることは無いから安心してよ」
差し出された手を取って、二人で空へと昇っていく。
顔に当たる風が心地よく、日差しの温かさが強くなっていった。
下を見たら地面ははるか遠くで思わず目を瞑る。
「さ、見てごらん」
「うっ...ぁ。わぁ」
恐る恐る視線を上げたら、はるか地平線までのびる街並み。
聞こえないはずの子供の笑い声や、人々の営みの音が頭の中に木霊するようで。
自分の中の小さな世界が開けたような気がした。
「この広い広い世界で、ヒーローたちは戦っている。ヒーロー飽和社会なんて言われ始めているけれど、それでも守りきるには数が足りない。そんな世界の大半を1人で守っていたオールマイトは、今はもっと広いアメリカで活動している。」
空からでも見切れないこの世界よりも、もっと広い世界で。
力強く跳んで、私が来たと笑っているNo.1ヒーロー。
「キミ、名前は?」
「緑谷、出久です」
「うん、じゃあイズクくん。君の夢はなんだい?」
「僕の、夢は。」
届かない地平線の先に手を伸ばす。
「オールマイトみたいな、最高のヒーローに。」
「なるためには、何をするべき?」
「......特訓です。つらくても、くるしくても。それでも僕は、最高のヒーローになりたい......!」
「よし、大変だぞ。頑張らなくちゃな。」
「はい!」
しばらく景色を眺めて、太陽が傾き始める頃に地面にまで戻ってきた。
地に足着いた途端に力が抜けて尻もちを搗いちゃったけど、お兄さんがまた起こしてくれた。
これから僕は、強くなる。
お兄さんと一緒に!
「お兄さん、よろしくお願いします!」
「いや僕は何もしないよ?」
「......。え!?」
「君の夢なんだから君が頑張らなくちゃ」
「いや、それはそう、なんですけど。てっきり特訓を見てくれるものかと...」
「見られる訳ないだろ?僕はヒーローじゃないんだから」
「はぇ???」
「じゃ、頑張れよイズクくん」
そう言って手を振り去っていくお兄さん。
あれだけ焚き付けておいてそれは無いでしょ!と思いもしたが、聞く耳は持っていなさそうで。
せめて名前だけでもとお願いしたら。
「
僕は、いつか1人前のヒーローになって路傍さんにあっと言わせてやるんだと決意した。
それからは大変な毎日だった。
体を鍛えるなんてしたこともなかったから、行き当たりばったりで筋トレやら走り込みやらを始めた。
やりすぎで体を壊してお医者さんとお母さんから怒られてからは、図書館で調べたり、最寄りのヒーロー事務所に聞きに行ってみたりした。
ヒーローたちは最初は難色を示していたけれど、しつこくお願いしたら何とか教えてくれた。
最初は無個性でヒーローになる為にと言っていたけど、イジメから身を守る為にと言い換えてからは優しくなった気がする。
食事にも気を使うようになり、お母さんも協力してレシピを考えてくれた。
一緒の食事をとったことで、お母さんも痩せたのは嬉しい誤算だって笑ってた。
身体を鍛え始めてやっかみも増えたけど充実した毎日だった。
中学に上がる頃には全身に程よく筋肉が付いて体力も10km程なら楽々走れるようになってきた。
そんな折、帰宅途中に
全身がヘドロで出来たヘドロヴィラン。
流体でできた体に捕まると引き剥がせず、あまつさえ口や鼻から入ってこようとするので両手で押さえ耐えることしか出来ない。
どれくらいそうしていただろうか。
酸欠で落ちそうになる意識を必死に繋ぎ止めている中、遠くから声が聞こえた。
「大丈夫か少年!!」
暴風、体にまとわりついたヘドロが吹き飛んでいく。
足りない酸素を一気に吸い込み、口の中に残ったヘドロを咳と一緒に吐き出す。
涙で滲んだ視界で助けてくれた人を見上げた。
後ろに撫で付けた金髪は真ん中の生え際から2本、触覚のように立っている。
体は分厚い筋肉で覆われており、見る人に強い安心感を与えていた。
画風の違う顔には蒼く鋭い目が光を放っている。
「お、オールマイト!?」
「HAHAHA!私が来た!」
聞けばオールマイトは、このヘドロヴィランを追っていたのだと言う。
途中見失い、探し回っていたところ僕が襲われていたところに鉢合わせだと言うのだ。
「ありがとうございます!助かりました!」
「なに、気にする事はない。元よりこちらの落ち度、むしろ謝らなければならないね」
その後、ヴィランを連行すると言って跳んでいくオールマイトにしがみついて質問攻めしていたところ、全身から噴煙。
その巨体がみるみるうちに萎み。
多少筋肉質な初老の男性に変わった。
「オール...マイト......?」
「そうだ、この姿は体力を温存するための、言わばセーフフォームだね。
以前、ヴィランと戦っている時に怪我をして常に全力では居られなくなったのさ」
淡々と語るオールマイト。
ヒーロー活動は常に危険と隣り合わせで、時には命を落とす可能性もある。
無個性でもヒーローになれるかという問いに、オールマイトは否と返した。
「そうですか。...でも、僕はヒーローを目指します。ヒーローは、個性でなるものじゃないって教えてもらいましたから!」
真っ直ぐな目で言い返した僕のことを、オールマイトはどこか眩しそうに見ていた気がした。
オールマイトと別れ1人歩いて帰っていたところ、商店街で騒ぎが起きていることに気がつく。
何事かと近づいてみると、幼馴染の爆豪勝己が先程のヘドロヴィランに取り込まれているのが見えた。
(僕がしがみついた時に落としたのか!)
無理矢理しがみついた時のゴタゴタでヴィランが入っていたペットボトルが落ちたのだろう。
周りには既に被害が出ていて、ヒーローも来てはいるが勝己の抵抗で近づけないでいる。
(どうする!僕が行ったってろくな助けには...)
飲み込まれている勝己と目が合う。
必死に抵抗してもがいている勝己と。
その目は
「うぁああああああああ!!!」
気付いたら体が動いていた。
周りのヒーローの静止を振り切り一目散に走って。
辿り着き勝己にまとわりつくヘドロを片っ端から剥がしていく。
駆け付けてきたのが幼馴染だとわかると、勝己は溺れながらも悪態をつく。
なんでてめぇが。
「君が、助けを求める顔をしてた!」
結局、途中オールマイトが駆け付けてきてあっさり救助は成った。
どうも落としたことに気付かずに留置所まで行って、戻ってきたらしい。
ヒーローや警察には勝手に飛び出すなとしこたま怒られ、幼馴染には強く睨まれる始末。
ヴィランに襲われ、憧れのNo.1ヒーローに迷惑をかけて。
警察のお世話にもなったし散々な1日だったとトボトボ歩いてた時。
向かいから、筋肉質な初老の男性が現れた。
そこで説明されたのは、オールマイトの個性について。
そして、怪我をした原因になった魔王の存在。
「キミなら、託せる」
中学2年、緑谷出久はOFAを継承した。
これは、僕の物語だ。