今日も今日とてヴィジランテ。
どうも、ぼくドラえもんです。
のび太くん改めオールマイトの治療から早5年。6年?
まぁ、それくらいが経った頃。
夜勤バイトで日々の糧を稼ぎつつ、二時間睡眠を小分けにして睡眠時間を取りながらパトロールに精を出す毎日を送ってます。
ヒーロー科には入れませんでした。
なんせ頭が悪いからね、しょうがない。
別にヒーローになれなくてもヒーロー活動はできるから問題ないだろう。
違法行為ってのには目を瞑る。
いざとなれば空でも飛んで逃げるがよろし。
案外空飛べる個性って少ないっぽいし、もし空飛べる人に追われてもどこでもドアあるしね。
夜勤終わりにラーメン屋で麺を啜ってたら、店のテレビからニュースが流れてきた。
なんでも雄英に
ケガ人は先生だけで、教師として赴任してきたオールマイトが颯爽と解決して見せたとか。
流石オールマイトだ。
ムキムキマッチョではなく筋肉質な初老の男性が出てきた時はびっくりしたけど、アレが節約してる状態なのかね。
しかし、校内に侵入されたとあっちゃ今年の雄英体育祭は中止かなぁなんて思って過ごしていたら、なんと例年通り開催するらしい。
何も問題は無いことをアピールして、生徒の親御さんを安心させるためなのかな?
ネズミー校長ならやりそうだ。
あの人強かだし。
ソーユー事なら、当日はパトロール無しでテレビに齧り付いちゃいますか。
バイトも空けて置かなくちゃな。
ショートスリーパーだからといって眠くならない訳じゃないんだし、万全の状態で望まないとね。
「おじさーん、ご馳走様ー」
まずは、バ先に連絡だ。
あっという間に時は過ぎ雄英体育祭当日。
6畳の部屋で朝ごはんのコンビニ弁当を食べながら開会式の放送を眺める。
「宣誓、俺が1位になる」
...マジかよ。
他は踏み台ときたか、ずいぶんな跳ねっ返りだね。
同じクラスの子は苦労してるだろうなぁと、列の方に目を向け
る前に映像が切り替わってしまった。
競技の説明に入るらしく、第1種目は障害物競走とのこと。
様々な個性持ちが居る学校で障害物競走なんてしたら大変なことになりそうだぞ。
事故は起きるよ。いきなり来る。
諸々の説明が終わって、いよいよスタート!
いきなり氷の山が出現してほとんどの走者が足踏みするハメになった。
とんでもない個性だな。
そんな中抜け出してきた生徒数人、同じクラスの子かな?
その中に見覚えのあるモジャモジャを見つけた。
アレは緑谷くんじゃないか?
180くらいの身長に、全身に程よく付いた筋肉。
走力もかなり高いし、体の動かし方を見るに柔軟性もありそうだ。
へぇ、ちゃんと鍛えてたんだな。
化けすぎじゃない?
途中の障害物として、巨大ロボが出てきて目をひん剥いた。
あんなのを子供にぶつけるのかと。
先頭を走る2人は爆破と氷で難なく突破。
爆破の子は選手宣誓をした子だね。
緑谷くんはパンチ1発で木っ端微塵にしていた。
バケモンじゃん。
その後はロープを張り巡らせた崖を渡る試練。
空を飛んだり、普通に渡ったり。
走ってる子もいた、なんてバランス感覚。
そんな中、緑谷くんは跳ねていた。
跳ねて、崖から崖へと渡っていた。
なんだかオールマイトじみてきたな。
もしかして後継者は彼になったのかな?
最後は地雷原。
殺傷能力のないスタングレネードが埋まっているようで、爆発すると強い衝撃を伴い吹き飛ばされてしまうらしい。
そんな物騒な平原を、爆発を伴いながら突っ走る人物がいる。
何を隠そう緑谷くんである。
唖然である。
心なしか画風が変わっている気がしないでもない緑谷くんは、見事1位で障害物競走を通過して、続く騎馬戦で持ち点1000万ポイントになった。
それすなわち、競技参加者全員から狙われるということでもある。
騎馬戦で、緑谷くんは女の子2人に鳥頭の少年と組んでいた。
鳥頭って言うのは悪口じゃなく、本当に鳥の頭をしているって事ね?
騎馬になるのは緑谷くんと女子二人で、鳥頭少年は騎手になるらしい。
機動力を活かすにはその方がいいのだろうけど、女の子たちは付いてこれるのかな?
チーム分けが済んだところでいよいよ騎馬戦スタート。
緑谷くんたちは一旦逃げに徹するみたいなんだけど。
なんか超スピードの緑谷くんに、他3人が引きずられているように見える。
大丈夫なの?あれ。
よくよく見ると浮いてるみたいだから、3人のうちの誰かの個性で浮かしてるのかな?
にしたって乱暴にすぎるよ。
試合の流れは、緑谷くんひとり狙い撃ちなのかと思ったけど、案外散らばって動いてるようで。
2位以下の順位の変動が大きい。
1人煽ってる奴がいるね。
そのくせ立ち回りが堅実で着実にポイントを稼いでる。
ラストスパートで緑谷くん達が氷に囲まれて逃げ場を失っていた。
ヤケに足の速い子が先頭にいる騎馬で、騎手は2着の子だ。
初っ端に氷の壁を作ってた子。
どうするのかとヒヤヒヤしてたら、パンチの乱打で氷を砕いて脱出してったよ。
その間の後ろからの攻撃は、影みたいな子が防いでたな。
色々と便利そうだ。
にしても緑谷くん、あんなに脳筋だったっけ?
結局、緑谷くんの逃げ切りで騎馬戦終了。
爆発の子と氷の子も上位4チームに残り、いよいよ最終種目!
の前にレクリエーションが挟まるらしい。
1部生徒がチアに参加してて、とても華やかだった。
服とポンポンだけ浮いてるのを見つけたけど、透明になる個性なのかな?
借り物競争とか大玉転がしとか、普通の高校体育祭でやるような種目で
みんな楽しそうに競ってたなぁ。
少し懐かしい気分になったよ。
さて、最終種目はガチバトルトーナメント。
生徒同士の本気のぶつかり合い。
これまでにない大迫力の催し物だ、とても楽しみ。
1回戦は緑谷くんと心操くん。
遠距離から拳圧で吹き飛ばして勝利。
一瞬体の動きが止まったように見えたけど、心操くんの個性かな?
氷の子も爆発の子も勝ち上がってるね。
カチカチの子と金属の子の対決は、決着は付かなかったけど見てて楽しかったな。
手に汗握る殴り合い、男の子はああゆうの好きだからね。
エンジンの子は不憫だった、散々振り回された挙句、不戦勝みたいなものだし。
1回戦の個人的なベストバウトは、爆破の子対物を浮かせる子。
緑谷くんの騎馬戦メンバーの女の子だね。
存外、根性ある戦い方してて素直に賞賛。切り札を最後まで隠してた爆破の子に軍杯が上がる形だったけど、油断してるようには見えなかったから戦いには真摯なのかも。
決着がつかなかった試合は腕相撲での勝負だった。
見事カチカチの子が勝ち上がって2回戦へ。
......そろそろちゃんと名前覚えた方がいいかな。
休憩と会場の修繕を挟んで2回戦。
第1試合は緑谷くんと、えっと、轟くんだね。
大量の氷を作り出して攻めていたけど、緑谷くんが
「君の力だろ!!」
って叫びを聞いて炎の個性も使うようになった。
2種持ちなんだ、炎と氷なんてカッコイイじゃん。
本気のぶつかり合いは危険と判断されたのか、審判の先生が壁を作って止めてたけど。それすらぶち破った緑谷くんが、轟くんを掴み、投げ飛ばして場外へ。
轟くんもすっごい大技を出してたけど、緑谷くんの全力には及ばなかったみたい。
これからが楽しみな子だったね。
飯田くんも、得意の速さを活かした戦いを!
と思ったけど、背中を押して場外まで運んでた。
相手の子、あまりの速さに目も開けられていなかったよ。
酸を使う芦戸さん対鳥頭の常闇くん。
影に翻弄されて芦戸さんが場外へ、酸で抵抗しようとしてたけど、するりと避けられてしまっていたね。
影に酸は効くのかな?
カチカチの切島くん対爆発の爆豪くん。
爆豪くんがやたらめったら攻撃してるだけだと思ったら、ちゃんと観察して弱点を炙り出てたみたい。
彼のバトルセンス、結構高いね。
3回戦第1試合は緑谷くん対飯田くん。
飯田くんの超スピードは、見てからじゃ反応できないだろうし、どう対処するのだろうとみていたら。
足を地面に突き刺して自分を固定していたよ。
足首やっちゃうんじゃない?無茶をするなぁ。
近づいてきた所を掴んで投げ飛ばし場外へ。
第2試合は常闇くん対爆豪くん。
これまた爆豪くんのセンスが爆発。
常闇くんの影が光で弱体化する事を発見し、爆発の閃光で弱らせて勝利。
常闇くんも爆発を躱しながら攻撃を加えてたけど、爆発の範囲が大きくて逃れられず。
いい勝負だったね。
決勝は緑谷くんと爆豪くん。
どうも確執があるらしく、爆豪くんが荒れに荒れてる。
試合展開は終始爆豪くんの煙幕やら閃光やらに合わせた高機動によるヒットアンドアウェイ。
緑谷くんは経験不足が否めないね、やられ放題でまともに対応できていない。
最後は嵐みたいな爆発の渦と真正面から打ち合って、緑谷くんの方が吹っ飛ばされて場外へ。
迎撃に夢中になって踏ん張りが足りなかったみたい。
それでも爆豪くんは納得してなさそうな顔をしてた。
必殺技を相殺されて悔しかったのかな?
表彰台に飯田くんの姿が見えなかった。
どうしたんだろう?
雄英体育祭から暫く後。
ヒーロー殺しのステインが捕まったらしい。
彼にやられたインゲニウムは、飯田くんのお兄さんだったとか。
被害を受けたのが体育祭の日だったみたいで、だから表彰に居なかったんだね。
現場が遠くて駆けつけられなかったけど、たくさんの
……どこでもドアがあったじゃん。
焦るとホントにダメだなぼくは。
林間学校にて、雄英生が
程なくして、神野区でヒーローと
警察からオールマイトが死んだと発表があった。