“正しい”のブチ壊し方   作:鳴.

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はじめまして,鳴.と申します。
この作品は処女作となります。まだまだ拙い文章ですが,どうぞ温かい目で見守っていただければ幸いです。



第1章 始まり
第1話 “正しい”の認識


 

―――“  ”,本気で言ってる?“間違ってる”よ。

 

 

信頼していた唯一の親友に打ち明けた時に返ってきた,その声,言葉,表情は,忘れたくても忘れられず,すべて鮮明に覚えていた。彼女の中では,私の“正しい”は“正しくない”らしかった。

 

 

―――“  ”。私たちを困らせないで。“正しい”将来を選んでちょうだい。

 

 

両親からの呪いのような言葉。彼らの“正しい”が結局何だったのかは,今でも分からないし分かりたくもない。心の奥底にいつも何かが住み着いていた。

 

 

―――“  ”,僕は君を理解できないんだ。“正しい”思考回路を身に着けてくれ。

 

 

今まで築き上げてきた信頼が パリン と音を立てて砕けた。今まで受けた言葉の中で一番はっきりした“拒絶”だった。彼の“正しい”思考回路は私にとっての“正しくない”思考回路だった。

 

 

 

 

そんな“ゼツボウ”が続いた。心のどっか隅っこの方で希望を,ただ他人任せに求めながら。

 

 

 

 

 

 

私は希望を探していた。

 

いつかこんな平凡で取柄もない女の子も絵本の中のオヒメサマみたいなキラキラした暮らしができるって,柄にもなく思っていた。小説の中のヒロインみたいに自分を貫けば,みんな認めてくれるって信じてた。

冷静に考えると絶対に叶わないって分かること。考えてみれば,それ(・・)はただ現実から目をそらしていただけに過ぎなかった。

それでも考え信じ続けてきた。頭のどこかではちゃんと分かっていたのに。

 

 

でも,気付けばそんなことも考えなくなった。

それと同時に私は,“正しいフリ”をすることを覚えた。

 

周りは安易に騙された。そりゃそうだろう,今までの自分たちの“正しい”を全否定する者が急に,

 

 

―――そろそろ現実(ゲンジツ)を見ないと。

 

 

ってポツリと呟いたんだから。

案外シンパイはされなかった。周りからしてみれば,放っておいてもデメリットはないが,昔欲しくて諦めていたモノがすぐ手の届くところにやってきたようなものだったから。

 

おかげで暫くの間は“ゼツボウ”がなかった。

今は,知らないけどね。

 

 

 

 

 

 

―――――さて,心苦しいシリアスムーブはその辺で燃やしておいて,私は今どこにいると思う?てか何してると思う?

制限時間は5秒!

 

よーい,ドン!!!

 

 

5.

 

 

 

4.

 

 

 

3.

 

 

 

2.

 

 

 

1.

 

 

 

0!

 

 

 

模範回答───────────────────┐

 

    場所➡地上約50ⅿ(ビル15・6階地点)

 

  何してる➡自由落下

 

└──────────────────────┘

 

 

 

 

 

 

ナ ニ ガ ド ウ シ テ コ ウ ナ ッ タ ? ?

 

 

自殺みたいな現状だけど脳内パリピがそんなことするか?いや,しない!(反語)

知らんけど。

 

 

状況を整理すると整理する間もなく結論発見!

 

「...........なんも分からん覚えてねぇ!!」

 

 

てかこれ確実に死ぬくね?

 

 

 

 

........ハハッ!






前書きみたいな堅苦しいのはその辺にポイして,改めまして!
鳴.で~す!
“なりちゃん”でも“鳴”でもなんでも呼んでください!
当小説を読んでくださる皆さんと仲良くできると嬉しいです!
忘れられるほどのんびりとした更新ですが応援してくださるとうれしいです!
これからよろしくお願いします!!
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