敵に生まれ変わることを強いられているんだ   作:色々残念

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本日3回目の更新になります


10番目は鬼滅の刃

モット伯となり「水の系統魔法」を「能力引き継ぎ」で引き継いだ次の転生先は、継国巌勝であった。

 

生まれたのが日本の戦国時代で、弟が継国縁壱な継国巌勝となると、この世界は鬼滅の刃の世界で間違いなさそうだ。

 

継国縁壱から教わり、月の呼吸を習得したが、痣を発現したことで寿命が僅かとなり、鬼舞辻無惨に勧誘されたことで鬼となった裏切り者こそが継国巌勝であり、後の黒死牟だった筈だな。

 

今回はちょい役の敵キャラではなく、鬼滅最強キャラの兄という存在に変わっていた訳だが、とりあえず鬼になるつもりはない。

 

痣者となって寿命が短くなろうが、特に気にすることではないんで、そのまま寿命まで生きることになるだろう。

 

そう決めて継国巌勝として生きていきながら、弟の縁壱のことも気にかけておいた俺は、家族を大切にして生きていくことにした。

 

弟が使えるようになっていた呼吸も教わってみて、全集中の呼吸を身に付けた俺は、常時全集中の呼吸が使えるように肺を鍛えてみたりもして、身に付けた全集中の呼吸・常中。

 

呼吸のおかげで身体能力が凄まじく上がったが、それでも縁壱の方が凄まじく強いことが理解できる。

 

引き継がれてきた能力全てを用いたとしても、縁壱の方が確実に強いのは間違いない。

 

こんなバグキャラみたいな弟が居ると、普通の兄だったら嫉妬してもおかしくはなかったんだろう。

 

何度も転生を繰り返してきた普通じゃない俺なら、素直に弟が凄いと認めることはできていた。

 

それはそれとして弟に、うたという嫁ができた時は手土産を持って「うちの弟をよろしくお願いします」と挨拶をしに行ったが、快活な性格であるうたには生きていてもらいたいと思った俺。

 

弟の嫁のうたを鬼から守る為に、日光を身体から発することが可能な特殊個体のダーククリスタル数体に、うたの護衛として働いてもらうことにした。

 

驚いていた弟とその嫁には、護衛だと説明しておき、弟にはこまめにうたが待つ家に帰るように伝えておく。

 

それからしばらく経過したが、護衛は役に立ったようで、うたに近付いた鬼をダーククリスタル達が消滅させていたそうだ。

 

鬼という存在を知って、鬼殺隊の源流となる組織へと接触した弟が呼吸を教えたりもしたそうだが、それぞれがそれぞれの呼吸として変化させて、身に付けていったらしい。

 

弟の源流の呼吸から派生した様々な呼吸が生まれたようで、それぞれに適した呼吸の使い手となった剣士達は、鬼を狩る為に呼吸を使って戦っている。

 

弟も鬼を狩ってはいるようで、すっかり家族のようになったダーククリスタル達と、弟の帰りを待っている弟の嫁。

 

月日が過ぎ去っていくと弟とうたには子どもができたようで、腹が膨らんでいたうたの中には、新たな命がある。

 

何故か俺が子の名付けを頼まれたりもしたが、男なら陽壱、女なら日向と名付けておくと喜んでいた2人。

 

うたのお産は「ドクター」の能力を持つ俺が手伝い、清潔な水も「水の系統魔法」を用いて用意していくと、無事に生まれてきた縁壱とうたの子。

 

弟の縁壱とその嫁であるうたに新たな家族が増えて幸せそうにしている姿を見ていると、ダーククリスタル達を護衛に出しておいて良かったと思えた。

 

生まれてきたのは男だったので、陽壱と名付けられており、うたにあやされていた陽壱を見て、穏やかに笑っていた縁壱。

 

鬼と戦うよりも、弟には家族と一緒に居る時間を作ってやりたいと思った俺は、鬼舞辻無惨を倒しておこうと考えて、呼吸を使える俺を餌に無惨が釣れるかどうかを試してみる。

 

態と痣を発現させて、寿命が短くなっていることに焦るような素振りを見せていき、長く生きられる術があれば、と考えているように見せかけてみた。

 

その結果見事に鬼舞辻無惨を釣り上げることができた俺は、夜中に接触してきた鬼舞辻無惨が逃げられないように精霊石を用いた強固な結界を発動させ、日光を発する巨大水晶を瞬く間に幾つも作り出して、鬼舞辻無惨を囲うように配置。

 

無惨を囲んだ巨大水晶が放つ強力な日の光により、鬼の首魁である鬼舞辻無惨を完全に消滅させることに成功。

 

まさか夜中に強力な日光を全周囲から浴びるとは思っていなかった無惨は、驚愕の表情でろくに抵抗できないまま日光で消え去ったが、鬼を増やしていた鬼舞辻無惨が消滅したことで、全ての鬼が完全に居なくなったこの世界。

 

人間同士の争いは起こるだろうが、鬼による悲しい出来事は、もう起こることはない。

 

無惨を誘き寄せる為に痣を発現して痣者となったが、それに「能力進化」を用いて短命のデメリットを消し去っておき、縁壱とうたに陽壱の家族を見守りながら、戦国時代にしては長生きした俺。

 

継国家の跡継ぎもしっかりと残してはいたので、特に悔いが残ることはなく長生きできた俺は、安らかに息を引き取る。

 

恐らくは全集中の呼吸と、痣者が、次の転生先にも「能力引き継ぎ」で引き継がれる可能性は高い。

 

さて、次に生まれ変わる世界は、どんな世界になるんだろうな。




無惨が消え去ったことで産屋敷の短命の呪いも確実に消え去ったことは確かですね
遥かな未来の継国家には、日の呼吸が伝わっていたりもしたようです

今回の転生先
鬼滅の刃、に登場した敵キャラの継国巌勝
弟の縁壱の才能に嫉妬していたことで複雑な感情を弟に抱き、痣者となった寿命で死ぬことを防ぐ為に鬼と化して黒死牟となり、上弦の壱の鬼となった敵キャラ

今回継国巌勝に転生したことで、次の転生先に「能力引き継ぎ」で引き継がれる能力
「全集中の呼吸」
「痣者」
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