敵に生まれ変わることを強いられているんだ   作:色々残念

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思い付いたので更新します


13番目はH×H

うちはマダラとして生きて死に、幾つかの能力を引き継いで生まれ変わった俺は、リールベルトとなっていた。

 

ハンターという職業があり、天空闘技場なんて野蛮人の聖地が存在する世界でリールベルトとなると、この世界は、ハンター×ハンターの世界で間違いなさそうだ。

 

リールベルトは天空闘技場の200階クラスの闘士であり、新人狙いで実力はそれほどでもなく、念を使えるようにする洗礼により念能力は身に付けているが、それによって下半身不随となっている。

 

車椅子で戦い、両手鞭を基本攻撃としているが、キルアやゴンには敵わなかったリールベルトは、主人公のゴンに勝ち星を付ける為だけの敵キャラといった感じだ。

 

念を覚えたばかりなキルアやゴンに敗北したリールベルトは、強いと言えるような敵キャラではない。

 

そんなリールベルトになっていた訳だが、これまで得てきた能力や技術を用いれば、それなりに戦えるようになっていた俺。

 

てっとり早く念能力を得ておこうと考えた俺は、幼い内から天空闘技場にまで向かい、相手を倒して階を進んでいくと到達した200階クラス。

 

登録を行って、いつでも戦えるようにしておくと申し込まれた試合。

 

念能力者である対戦相手の攻撃を避けることはなく、数多の能力を使って防御することもせず無防備に受けておき、明らかに念を纏った攻撃による洗礼を受けておいた。

 

何も防御をせずに念を用いた攻撃を受けた身体は、それなりにダメージを受けたが、直ぐに「再生能力」を用いて身体を再生させて立ち上がると、使えるようになっていた念能力。

 

転生を繰り返してきたことでオーラの総量は、かなりのものとなっており、間違いなく原作のリールベルトよりも多いオーラを、体に纏わせて行う纏。

 

オーラを体に纏う基本の纏をした状態で、俺に念を使えるようにしてくれた相手へと、お返しをして倒しておく。

 

身に付けた念能力を磨く前に自分の系統を知っておこうと考えて水見式をやってみたが、水の色が変わっていたことから、俺は放出系であるようだ。

 

原作のリールベルトもオーラを放出して加速し、車椅子で高速移動していたりもしたので、リールベルトであるなら放出系で間違いない。

 

それから念能力を磨いていった俺は、放出系を頂点として山なりになるように他系統も鍛えてみたが、どうやら俺は強化系よりの放出系であるらしく、放出系の次に強化系の系統が使いこなせていた。

 

オーラを放出して加速するオーラブーストを、Fateの魔力放出のようなものにして、ジェット噴射のように瞬間的に放出したオーラで超加速し、相手に攻撃を叩き込むという戦いを200階クラスで続けていき、フロアマスターとなることに成功した俺。

 

それから200階クラスで時折新人を相手に戦って、洗礼を行ってから、新人の身体を治療するということを繰り返していると、身体に何も問題がない200階クラスの闘士が増えていたのは間違いない。

 

フロアマスターだけしか参加できないバトルオリンピアへも参加してみて、優勝してみると、弟子入りを希望してくる相手も増えてくる。

 

念能力者以外には特に念を教えたりしないが、弟子入りを希望してきた相手には体術などを教えておくと、リールベルト師匠などと言われるようになった。

 

別に流派の開祖になった訳ではないのに、リールベルト流の門下生と呼ばれるようになったのも何人か居て、200階クラスの闘士にもリールベルト流の門下生になりたいと考えている者は少なくないらしい。

 

フロアマスターである俺の部屋まで押し掛けてくる熱意がある闘士も居たが、リールベルト流がそこまで人気になった理由は、どんな怪我だろうと俺がしっかりと治療して治してくれることが、大きな理由であるそうだ。

 

人の口に戸は立てられず、俺が治療系の能力を持っているということが、広まっていった結果、大富豪バッテラから恋人の治療を頼まれた俺。

 

事故で眠ったまま目覚めないバッテラの恋人に「能力進化」で進化させた「ドクター」と「水の系統魔法」を用いて、完璧な治療を施しておき、健康な状態にしておくとバッテラの恋人は目覚めた。

 

大粒の涙を流しながら、恋人が元気になったことを喜ぶバッテラから「ありがとう!ありがとう!」と何度も感謝されることになり、多額の報酬も渡されそうになったが、今は金に困っていないと断っておく。

 

そんなことがあったりもしたが天空闘技場のフロアマスターとして戦ったり、弟子入り志願者達を鍛えたりしていると、月日は、それなりに流れていった。

 

この世界でも、特に何事もなく生きていけるかと思っていたある日、突如として押し潰された俺の身体。

 

例えるなら超強力なプレス機で、プレスされたかのように、一気に上から押し潰されたのは間違いない。

 

「再生能力」があっても完全に即死な今回は、助かることはなかった。

 

恐らくは、アルカの中にいるナニカのおねだりを断った誰かが死ぬ時、関わった時間が長い人物は連鎖的に死ぬことがあるが、それに俺も巻き込まれたということになるんだろう。

 

まあ、ハンター×ハンターの世界は容赦なく人が死ぬんで、俺もそうなったということだな。

 

一応リールベルトとして生きている間に念能力は身に付けられたんで、次の転生先にも「能力引き継ぎ」で念能力は引き継がれる筈だ。

 

何の成果も得られませんでしたって感じになるよりかは、念能力を得られただけましだと思っておこう。




主人公と関わった時間が短かったバッテラとその恋人は、無事ですね
比較的新しい主人公の弟子がゾルディック家に使用人として雇われて、アルカのおねだりを断る役目を押し付けられた結果、弟子と関わった時間が長かった主人公も連鎖的に死にました
ハンター×ハンターの世界だとこういうこともあります

今回の転生先
ハンター×ハンター、に登場する敵キャラのリールベルト
車椅子の両手鞭使いで、電流も流すことができる鞭を使って戦うが、キルアとゴンに敗北した敵キャラ

今回リールベルトに転生したことで、次の転生先に「能力引き継ぎ」で引き継がれる能力
「念能力」
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