敵に生まれ変わることを強いられているんだ   作:色々残念

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思い付いたので更新します


14番目はワンパンマン

リールベルトだった頃に身に付けた「念能力」を「能力引き継ぎ」で引き継いで生まれ変わり、今度はゲリュガンシュプになっていた俺。

 

蛸に似た身体を持ち、念動力が使える宇宙人で、ゲリュガンシュプとなると、この世界はワンパンマンの世界で間違いない。

 

全宇宙の覇者ボロスの部下で、宇宙一の念動力使いを自称するゲリュガンシュプは、主人公であるサイタマと戦うが、念動力による攻撃がサイタマには全く効いておらず、サイタマから投げられた石に頭部を貫かれて敗北した敵キャラだった筈だ。

 

転生した世界の主人公とは全く遭遇しない俺は、サイタマと出会うことはないだろうが、ゲリュガンシュプに転生して念動力を使えるようになったなら、その力を磨いてみるのも悪くはないな。

 

そう考えて、ひたすら念動力を鍛える日々を過ごし、特典の「能力進化」まで用いて進化させてみた念動力は、凄まじい力を発揮できるようになる。

 

自己鍛練に時間を費やして生きていると、ある日、俺が住んでいた惑星にまでやってきた宇宙船。

 

あれは宇宙を荒らし回る暗黒盗賊団ダークマターとやらの宇宙船であるようで、その宇宙船が行ってきた砲撃。

 

この惑星にある居住区に目掛けて放たれた砲弾全てを念動力で止めた俺は、砲弾を念動力で操って宇宙船に高速で返却。

 

着弾していく砲弾が宇宙船を揺らしていく最中、戦闘員らしき連中が宇宙船から降り立って此方へと向かってきた。

 

核を破壊されない限り死なないメルザルガルドと、多彩な技を持つというグロリバースという最上位戦闘員が2体。

 

災害レベルで言うならどちらも竜であるメルザルガルドとグロリバースは弱くはないが、今の俺には秒殺が可能な相手でしかなく、念動重力波を用いてメルザルガルドの核やグロリバースの身体を完全に押し潰していき、一瞬で倒した2体の最上位戦闘員。

 

次は誰が来るかと考えていると、宇宙船から現れたのは単眼の宇宙人であり、あれがボロスで間違いなさそうだ。

 

「俺の部下をいとも容易く、素晴らしい」

 

そう言いながら笑っていたボロスは、部下が倒されたことに怒ることもなく、寧ろ喜んでいた。

 

「オレの名はボロス。念動力の使い手よ、名を聞こう」

 

「ゲリュガンシュプだ」

 

「ゲリュガンシュプ、お前ならオレに、刺激を与えてくれそうだ」

 

笑みを深めて構えたボロスを相手に、此方は自然体で構えを取ることはない。

 

持てる全てを用いて、全力で行ったボロスとの戦いは長時間続き、互いに自己を再生する能力持ちな俺とボロスは、身体が砕けようと戦いを止めることはなかった。

 

戦いの最中に切り札であるメテオリックバーストを使い始めたボロスへと、進化させた「念能力」のオーラブーストも用いて対抗していく。

 

エネルギーを放出することで、パワーとスピードを強化するメテオリックバーストを使用中のボロスへと、ジェット噴射を越える速度のオーラブーストで追い付いた俺。

 

まるで蛸のような触手に「武装色の覇気」と「光の闘気」に「念能力」まで用いて念を纏わせて、凝で移動させた攻防力で強化した触手。

 

そして更に螺旋状にした念動力を組み合わせた状態で、鞭のような触手の攻撃をボロスに連続で叩き込んだ。

 

打ち込んだ瞬間に武装色の内部破壊まで発動しておき、連続でボロスの体内へダメージを与え続ける。

 

互いが互いの身体を打ち砕き、身体を再生させていきながら続いた戦い。

 

ボロスのメテオリックバーストにも限界はあり、負荷に耐えられなくなってきていた身体を強引に動かすボロス。

 

「行くぞ、ゲリュガンシュプ!これがオレの最高の技だ!」

 

声を張り上げて全エネルギーを集中し始めたボロスは、高めたエネルギーを放出するつもりのようだ。

 

此方も今出せる全力の攻撃で迎え撃つとしよう。

 

「崩星咆哮砲!」

 

技名と共に、ボロスから放たれた強力なエネルギー波には、星を破壊する程の威力があってもおかしくはない。

 

ボロスの必殺とも言える技に対し、持てる全ての力を用いて放出する一撃として俺が選んだ技は、ダイの大冒険のある男が使う必殺技。

 

「グランドクルス!」

 

使うのは「光の闘気」だけではなく、これまでの世界で得た放出系統に使える能力全てを組み合わせた一撃であり、全ての力を一気に放出した俺のグランドクルスは、本家本元以上の威力がある。

 

闘気、霊力、チャクラ、オーラ、覇気、念動力、それら全てを組み合わせて放ったグランドクルスは、ボロスの必殺技を相殺することに成功した。

 

全エネルギーを放出したことで弱ったボロスと、様々な力を放出したことで弱った俺は、真正面から近付くと互いが互いに攻撃を打ち込み始める。

 

最終的には互いに再生能力に限界が来て、相討ちとなった俺とボロスは同時に死んだ。

 

ワンパンマンの世界で、災害レベルで言えば竜以上のボロスと相討ちになれる位に強くなれていたのは、これまで引き継いできた能力があったからだろう。

 

ハンター×ハンターの世界での死に方よりかは、ましな死に方だったかもしれない。

 

とりあえずゲリュガンシュプの念動力が、次の転生先に引き継がれることになりそうだな。




ボロスが死んだことで暗黒盗賊団ダークマターが地球に行くことはなくなりました
宇宙船の攻撃で地球の市が壊滅状態になることもなくなったようです

今回の転生先
ワンパンマン、に登場した敵キャラのゲリュガンシュプ
ボロスの部下であり、災害レベルは竜な念動力の使い手
アニメだと攻撃手段が増えていたりもしたがサイタマに倒されることは変わらない敵キャラ

今回ゲリュガンシュプに転生したことで、次の転生先に「能力引き継ぎ」で引き継がれる能力
「念動力」
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