敵に生まれ変わることを強いられているんだ   作:色々残念

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本日3回目の更新になります


4番目はジョジョ

ガルヴァスとして得ていた能力を引き継いで、生まれ変わった新たな世界は地球で、通常の世界と似たような世界であったが、スタンド能力という超能力が存在しているこの世界は、ジョジョの奇妙な冒険の世界で間違いない。

 

多種多様なスタンドは、基本的には何かしらの能力を持っており、スタンドを使用可能な者達はスタンド使いと呼ばれる。

 

物体と融合するタイプのスタンド以外で、スタンドを視認可能なのはスタンド使いのみだ。

 

今生の俺は、ジョジョの奇妙な冒険第3部の敵キャラであるラバーソールに転生していたようで、生まれつきイエローテンパランスのスタンドを使うことができていた。

 

生物や食物などを食して力を増す、黄色いアメーバ状のスタンドであるイエローテンパランスは、打撃などの衝撃を吸収することが可能な、防御力の高いスタンドであり、全身に纏っていれば並大抵の攻撃ではびくともしないスタンドである。

 

アメーバ状であるイエローテンパランスの形状を変化させて、自在に変装したりすることも可能なこのスタンドは、中々悪くない。

 

イエローテンパランスを用いて大人に変装し、所持している「結晶」の能力で作り出した宝石を売り捌いて手に入れた金を用いて食料を買い、生活していた俺だったが、今生は長生きしてみたい気持ちがあった俺は、いずれ神父となるプッチを探し出す為に動き出す。

 

多額の金を用いたり、占い師に占ってもらったりしながら見つけ出したプッチの居場所。

 

特にプッチに恨みがある訳じゃないが、世界が一巡してしまうのは困るんで、禍根を断っておく為に「能力進化」で進化させたイエローテンパランスを用いて、一気に取り込み消化したプッチの身体。

 

これで、他者の記憶やスタンドをディスクに変えることが可能なスタンドの使い手となる筈だったプッチは死に、プッチのスタンドが進化して世界を一巡させてしまうことはない。

 

禍根も断ったことで一安心した俺は日本へと密入国し、宝石を売り捌いて得た日本円を用いて、日本食を楽しんでみたりもした。

 

いずれ杜王町で店を出すトニオの料理も食べたいと思った俺は、しばらく杜王町で過ごすことに決めていたが、吉良吉影と遭遇することになり、不本意ながらスタンドバトルを行うことになった。

 

様々なものを爆弾に変えることが可能なキラークイーンは、厄介なスタンドではあるが、体育館程度なら埋め尽くせるようになった進化したイエローテンパランスを用いて吉良吉影を包囲。

 

周囲を囲んだスタンドに警戒していた吉良吉影の額へと「攻撃魔法」に含まれているギラを熱線のようにして放ち、撃ち抜いた吉良吉影の眉間。

 

優れたスタンド使いではあっても、本体の吉良吉影は通常の人間程度の防御力しかなく、呆気なく死亡した吉良吉影。

 

死体はイエローテンパランスで消化して、隠滅した殺人の証拠。

 

ジョジョの奇妙な冒険6部と4部のラスボスを俺が先に始末してしまったが、犠牲者が減ったのは間違いないんで、いいことだと思っておくとしよう。

 

それから、杜王町の景色や料理を楽しみながら、生活していると4部の最初の敵である犯罪者なアンジェロと遭遇したんでイエローテンパランスで容赦なく消化してやり、完全にこの世から消し去ってやった。

 

スタンド使いを増やしていた吉良の親父も見つけ出して、イエローテンパランスで処理した俺は杜王町で、のんびりと過ごしていく。

 

トニオが杜王町で料理店を開店したことを知った俺は、素晴らしい料理人であるトニオが作った料理を定期的に食べたりもしながら杜王町で生きていたが、縁がなかったのか、ジョジョの奇妙な冒険の主人公達とは出会うことはない。

 

びっくりするぐらい出会わないな、とは思ったが、こんなこともあるか、と考えながら過ごした日々。

 

そんなある日、明らかな悪霊とも言える霊と遭遇した俺は、スタンド使いでもあった悪霊のヴァニラアイスと戦うことになる。

 

第3部に登場した敵で、口の中が暗黒空間になっているクリームというヴァニラアイスのスタンドは、かなり厄介で、呑み込まれてしまえば粉微塵になって死ぬ暗黒空間。

 

結晶やイエローテンパランスの防御でも防げない攻撃を行ってくるヴァニラアイスの悪霊。

 

「光の闘気」による攻撃がかなり効果的だったヴァニラアイスの悪霊は、邪悪な存在だったようだ。

 

悪霊であるヴァニラアイスを消滅させることには成功したが、クリームの能力を強めていたヴァニラアイスにより、口内から飛び出した暗黒空間を叩き込まれてしまった俺。

 

暗黒空間により、粉微塵になって消滅した今生の俺の身体。

 

長生きするというのは、案外難しいものなのかもしれないな。

 

今生で得たスタンド能力の「イエローテンパランス」は、特典である「能力引き継ぎ」で確実に引き継がれるのは間違いないだろう。

 

日本食とトニオの料理を楽しめた杜王町での日々は、決して悪いものではなかった。

 

馴染みのある日本食と、トニオの美味い飯が食べれたことには満足しているんで、悔いが残っていたりはしない。

 

日本の杜王町に滞在した日々が、いい思い出だったことは確かだ。

 

そんな思い出は、大切に胸の奥にしまっておくとして、次の世界がどんな世界になるかは気になるところだな。




ちなみに日本の杜王町にヴァニラアイスの悪霊が居たのは、空条承太郎が杜王町に来ていたからになります

今回の転生先
ジョジョの奇妙な冒険第3部、に登場した敵スタンド使いのラバーソール
イエローテンパランスというスタンドを用いて承太郎達の仲間である花京院に変装して、さくらんぼを舌でレロレロ転がしたりもしていたラバーソールだったが、本物の花京院もさくらんぼを舌でレロレロ転がしたりもするんで、完璧な変装だったのかもしれない

今回ラバーソールに転生したことで「能力引き継ぎ」で次の転生先にも引き継がれる能力
「イエローテンパランス」
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