初めましておはこんばんちは、くらんもちです。
恐らくシャルロットちゃんヒロインルートです。私はああいうのに弱いんだよはっはっは。
感想、誤字脱字報告等大歓迎なので今回もよろしくお願いします
風はどこから吹く?
とある競技場。2つの閃光が弾けていた。
「くそ、やっぱ強ぇな!」
『そっちこそ、やるようになったじゃないか!』
片方は、白い機体色に刀を携えたIS。6枚の羽のようなパーツが印象的で、刀が展開したことによるエネルギー刃によって、青白い軌跡を残している。
対するは、白い機体色ではあるが、所々にネイビーの差し色が見受けられる。濃青色のエナジーウィングの影響で、機体色と同じネイビーの軌跡を描く。だが、フルフェイスのマスクのせいか、搭乗者は分からない。
しかし、それだけではない。どうやら仲間もいるようだ。蒼いビットが空を疾り、黒い砲身からレールガンが放たれる。オレンジのライフルから撃ち出された銃弾が、赤い剣によって弾かれる。
『決めようか、シャーリー!セシル!』
「そろそろやるぞ!箒、ラウラ!」
「『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』」
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「……アオ、お前もか。」
「一夏もいたんだ。…そうだね、僕も同じだよ。」
そう、織斑一夏。彼がISの試験会場に迷い込み、ISを起動してしまった。そのおかげで、彼は一躍時の人に。『他にも起動できる男性がいるのでは?』という名目で全国で一斉に10代を中心に男性のIS適性検査が行われた。その結果、織斑一夏を除きただ一人、男性でありながらISを起動したのが先程アオと呼ばれた少年、『
「テレビで一夏を見た時はびっくりしたよ。中学の同級生がISを起動したっていうんだから。」
「ははは…あれは俺にとっても予想外っつーか。」
頭を書く一夏に対し、碧は柔らかい微笑みを浮かべる。
(……まさか転生するなんて。しかも、主人公と同じ立場か。)
そう、碧は転生者。しかも、
(序盤だけだけど、アニメを見ておいてよかった。じゃなきゃ、転生先も分からなかった。)
去年、つまり中学3年生までは、織斑一夏とは接点はなかった。しかし、3年生になった際のクラス替えで、偶然隣の席になったのが、一夏であった。
「知り合い、それも同じ男だってだけでかなり気が楽だぜ。」
「しょうがないさ。ISの特性上、ここはほぼ女子校みたいなものだからね。」
先も言った通り、IS学園は基本的に男子禁制だった。……今日この日までは。だが、原作のように一夏1人で放り込まれるよりかは、幾分かマシであることを祈ろう。
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(…居心地が悪いな。)
99%女子校に放り込まれるということがどんなことか、碧はよく思い知った。入学式後のSHRで向けられる、好奇の視線。
(表情からして、一夏も同じか……。とにかく、自己紹介は出席番号順。何を言うか考えないと。)
そんなことを考えていると、とうとう自分の番。
「初めまして、百目木碧です。趣味は、機械弄りと、ほんの少しですが料理も。ISのことについては、まだまだ知らないことも多いので、皆さんと一緒に学んでいきたいです。どうかよろしくお願いします。」
クラスメイトに一礼。
「優しそう……!織斑くんはちょっとアレだったけど。」
「なんというかこう、頼りがいがありそうだね…!」
「黒髪もサラサラで綺麗〜…。どこのシャンプー使ってるんだろ…。」
女子達の視線に据わりの悪さを感じながら、彼は席に座るのだった。…しかし、彼は気づけなかった。クラスメイトのうち1人が、その碧眼を見開いていたことに。
その後は、一夏が千冬の出席簿アタックを受け、撃沈したところで休み時間となるのであった。
次回予告!
1.チョロコットことセシリア、織斑一夏にだる絡み!
2.碧くん、早速ブチギレる!
3.セシリアちゃん、まさかの関係が発覚!
次回 IS─OVER THE SKY─
第2話『白夜を照らすは蒼い月』