ノリと勢いで見切り発車したのでよろしくお願いしますっ!
鬼滅の刃というアニメを思い出した
僕がまだ10歳になった日の夜だった
風が少し強く木々がざわめき不気味な夜…悲劇は起きてしまった
突然、家の扉が壊され入口を見ると人の形をした異形、肌色とは程遠い血の気を失ったような青い色に今にも飛び出しそうな目に槍のように尖った手と爪、涎をダラダラと垂らしながら襲ってきた
突然の出来事だった、その異形は近くにいた母にまっすぐ襲いかかった、父は母を守るように前へ立ちはだかったが異形は腕を横に振り父親の頸を切り裂いた
血が部屋中に飛び散り鉄の臭いが充満した
母は僕を逃がそうとして背中から腕で身体を貫かれた
何が起きたかその時は理解できなかった、でもその悍ましい光景は二度と忘れることは無いのだろう
異形と目が合いニタリと奴は笑った。次は僕の番だと、そう直感した
逃げたい、でも身体が言うことを聞いてくれない…
異形に殺されそうになったところを背中に大きく滅と書かれた人が現れた刀を持ち、息を深く吸う音が聞こえた瞬間に異形の頸は跳ねられ地面へと落ちた後、灰となって消えていった
その光景を何も働かない頭で見ていた時にふっと前世の記憶が蘇ったのだ
両親が殺されたショックなのか色々思い出したせいなのか気絶し、目覚めた時には近くの藤の家に寝かされていた
僕の家はごく普通の家庭だった。料理が上手く優しい母と働き者でしっかりとした父がいて母のお腹にはもうすぐ生まれようとしていた命だっていたのにそれを鬼に…いや…鬼舞辻無惨に壊されたのだ
これからもそんな悲劇が繰り返されてしまう…知ってしまった…思い出してしまったからには戦うしかない
少しでもみんなが幸せに生きていけるように強くなりたいと
助けてくれた人に鬼殺隊に入りたいとお願いし育手を紹介してもらった
水の呼吸を使う人で見た目は60歳くらいのお爺さんのように見えたがとても厳しい人だった
まだ原作でどの時代が分からないけど
厳しい修行が始まった、基礎体力を上げるために毎日山を登っては降りを繰り返した
肺を鍛え上げ早く全集中の呼吸・常中を得なければこの世界では生き残れないのだから…
…………………………………
ある日、滅多に連絡してこない弟子から突然手紙が来た
鬼から助けた子供の面倒を見てほしいと…
それから数日後、弟子は子供を連れてやってきた
まだ10歳くらいに見える
髪は青みがかった黒色に肩甲骨まで伸ばし首の後ろで結んでいた
瞳は紺青色
まだ身体も小さくこんな子を育てろと
鬼を殺すためとはいえ数々の弟子を見送るのはつらいものだ
その子は一言よろしくお願いしますと頭を下げた
頭を上げ、目が合った時、不思議な感覚がした何かが違うと私の心が直感したのだ
「名は何という」
「岬 海斗と申します」
その日から新しい弟子との日々が始まった
基礎体力を付けさせる為に近くの1番高い山に登らせ降りるだけの日々をさせた
なにも言わずなにも聞かず海斗は山を上り下りした…なにも言わなくても自分にはこの修行が必要なのがわかってるかのようだった
彼が1日に何往復もできるようになった頃に呼吸と型を教え始めたのだが今まで教えてきた弟子の中で才能があり努力家だった
覚えが早かったのもあるが基礎を怠らなかったのだ
時間をかけて1つの型を何度何度も丁寧に繰り返していた。まるで自分の中に染み込ませるように
そうして彼を育て始めてから3年の月日がたった
もう教えることもない…送り出す時が来たのだ
師匠視点が大半を締める第1話があって良いのだろうか(震え)