水柱の継子(自称)   作:ポケットピスケット

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あれ…時透父出番なくね?


選択肢

 

無一郎くん達と出会ってから時々であるけど任務の合間で遊びに行き、有一郎くんともそれなりに仲良くなれた

 

途中で時透母の容態が酷くなり、珠世さんにお願いして診察してもらい今では完治している

 

1週間ぶりにお邪魔して3人で遊んでいる時だった

 

「あれ、誰か来たよ」

 

「ん?珍しいね。誰だろ…!?」

 

あれ、あまね様では…ってことは、この日が来てしまったのか

2人に気付かれないように会釈をした、あまね様も僕に気が付いたようで少し目を見張った

 

時透一家+僕であまね様の話を聞くことになった。最初はお邪魔になりそうだったのでおいとましようとしたのだがあまね様に引き止められてしまった。

 

始まりの呼吸の子孫である事を教えた上で、鬼殺隊に入らないかと説明をした

両親は驚くあまりに放心していたが、あまね様に噛み付いたのはやはり有一郎だった

 

「鬼?そんなの存在する訳ないだろ。馬鹿しい」

 

「いえ、鬼は存在するのです。そうですよね、岬隊士」

 

こっちに話振らないでください…

 

「海斗…?今の話、ほんとなの?」

 

無一郎が不安そうに聞いてくる

 

「そうだよ。鬼は存在するし、僕は鬼殺隊の隊士。あまね様の話は嘘じゃないんだ」

 

「そうなんだ…。僕にその剣の才能があるなら、鬼に苦しめられてる人たちを助けて上げたい!」

 

「お前に何が出来るって言うんだよ!米も1人で炊けないような奴が剣士になる!?人を助ける!?バカも休み休み言えよ!!!

人を助けるなんて事はな!選ばれた人間にしか出来ないんだ!!先祖が剣士だったからって子供の俺たちに何が出来る!?

海斗、お前も僕達が始まりの呼吸の子孫だから近付いたのか!?」

 

「ここに辿り着いたのは、たまたまだよ。

あまね様、大変失礼だとは思いますが、僕は2人が剣士になることを望みません。

例え彼らが始まりの呼吸の子孫で強くなるとしても、鬼の存在など知らないで生きられるなら友人として幸せになってほしいのです」

 

「そうですか…。今日のところは引き上げさせていただきます。よくご家族と話し合ってみてください」

 

あまね様が立ち上がり、外に出て行った

…無一郎達のことは気になるがあまね様を通して産屋敷様に渡したい物がある追いかけよう

 

「急にごめんね。でも、僕が言ったことは本心だから」

 

逃げるように家からしばらく道を走ると追い付いた

 

「あまね様!」

 

「岬隊士、突然申し訳ございません。まさかいらっしゃるとは思わず」

 

「むしろ、僕が邪魔をする形になってしまい申し訳ございません」

 

「いえ、あなたにとって時透ご兄弟は大切な友人なのでしょ。止めるのは無理ありません」

 

「お心遣いありがとうございます。あまね様はおひとりで?」

 

「いえ、この先に隠の者を待機させております」

 

「そうですか、お帰りになられる前にお願いがあります」

 

「お願いとは?」

 

「1つはこの手紙と薬を産屋敷様にお渡しください。詳しくは手紙を読んで頂ければ一言言うなら呪いについてです」

 

「!」

 

そう、時透母を診察した時に珠世さんが無惨の呪いを解くための薬を渡してくれたのだ

手紙については薬のことと珠世さんと協力関係にあると記した

 

「もう1つはしばらくここに留まる許可をいただきたいのです」

 

「何故ですか?」

 

「いずれここに鬼がやってくるからです。彼らが殺されぬように見張ります」

 

「…わかりました。耀哉様にもお伝え致します」

 

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

 

僕が頭を下げると、あまね様は何も聞かずにご武運をと一言言って隠がいる方へと立ち去っていった

 

何故、鬼が来ることを知っているのかとか聞かずに僕がここに留まることを了承してくれた

産屋敷様に何か言われているのだろうか…

 

近いうちに産屋敷様に会うことになるだろうなぁ…




産屋敷様の扱いに悩む今日このごろ
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