不死川と粂野さんはセットなんです(2回目)
ある町の外れにある空き家の屋敷付近で、人が消えるという
いなくなるのは必ず子供である。鬼の仕業と鑑み、屋敷の調査に入った鬼殺隊隊士達も3人を残しあとは全員消えた
帰ってきた隊士曰く、屋敷には鬼も見かけない子供達も共にいた隊士達すらいない、誰1人その屋敷には残っていない
渦中の屋敷を僕と実弥と粂野さんの共同任務調査することになった
うわぁ…来たよ…下弦の壱 姑獲鳥の話。これで粂野さんが犠牲になり実弥が風柱になるんだよね
はい、ごめんなさい。もう結構やばかったりする
僕も実弥と一緒に幻術にかかり隔離されました…。何故?別に僕は親に虐待された記憶はない…あれ…もしかして前世の話してます?鬼滅の刃のこと以外で覚えてることなんてないよ
実弥と屋敷の奥に進んで行くと妙な空間があった、座敷の中で行方不明になった4人の子供達と2人の鬼殺隊士がベッドに横たわっている
だが、その内2人の子供と1人の隊士は息を引き取っていた…見ればわかるほどにそして1人の女…鬼が看病していた
鬼はこちらを向くと実弥も気が付いたようだ
「テメェ、十二鬼月かぁ…」
実弥は鬼に斬りかかったが簡単にかわされてしまう
鬼に母親を貶められた実弥が更に日輪刀を振るう、鬼がかわすと耐え難い甘い香りが強まったと思ったら辺り1面赤黒い肉壁になった
「後ろのあなたも可哀想な子…でも安心して2人とも私の子ね」
「ハァ?」
「信じない?これでも?」
死んだ3人の体の周りの肉が動き出した…呼吸を使い、亡骸を取り込もうとしていた肉壁を斬り阻止した
「あら、悪い子ね…」
「あの人達の亡骸はお前に食べさせる訳にはいかない…返してもらうよ」
「私の胎内に還してあげれば、ずうっと一緒にいられるでしょ?」
「ふざけんなァァァ!」
その時、生き残ってきた隊士…浦賀が反応し、実弥に助けを求めた。不愉快に思った姑獲鳥が浦賀を殺そうとしたが実弥が助け出し僕の横に寝かせた
「アンタも、母さんを捨てるのね」
姑獲鳥は冷ややかな目で浦賀を見据えている
「アンタもあの子と同じ。ねぇ、裏切るなら今すぐ死んで」
浦賀の様子がおかしくなる、懐から短刀を取り出し自分の喉を切ろうとしたところで手刀を落とし気絶させておく
「また、あなた、私の邪魔をしたのね」
「当たり前でしょ、こんなくだらないお前のお遊びに付き合ってるほど僕も暇じゃないからね」
とは言ってもこちらから鬼の幻術を破る方法はわからない。浦賀や他の亡骸を守るにも限界がある…粂野さん早く助けてー!
じわじわと焦り始めた頃、その時がやってきた
どこかで陶器の割れる音が聞こえ、視野が一気に変化した
赤黒い部屋はもとの屋敷に戻り目の前にいた姑獲鳥は斜め後ろに佇んでいた
「チッ、幻術か…」
「実弥!海斗どこだ!?」
「!匡近ァァ!ここだァ!」
不死川が大声で返すとすぐに部屋へと飛び込んできた
「実弥…間に合ったか。海斗も無事そうで良かった…」
「ありがとう助かったよ。2人ともごめん。僕は他の人を逃してくる。僕が戻るまで下弦の壱くらいの何とかできるよね?」
この2人ならきっと大丈夫だ。そう思った僕は任せることにした
「心配すんなァ…子供と浦賀を頼む」
「うん。任された」
浦賀を背中に背負い、子供を両脇に抱えて屋敷を出た
背中の方から2人の怒号と戦う音が聞こえる、早く戻らないと…しばらく走ると隠の人達が待機してた
「岬様!」
「3人の治療をお願いします。僕は戻りますけどまだ鬼が生きてるので警戒は怠らずに」
「分かりました!お気を付けて!」
急いで屋敷の中に戻ると実弥は喉から血を流していて、粂野さんは腹部から血を流していたが貫かれてはいなさそう…鬼も消えていた
「ちょ、2人ともボロボロじゃん!疾風!隠の人達呼んで!」
慌てて2人を手当していると粂野さんが笑っていた
「いたたた、いやー、間一髪だったな。一歩間違えたら死んでたぜ俺」
「お前が油断するからだろォ」
「2人とも黙ってて!それ以上喋ったら死ぬよ!?」
どうやら最悪の事態は免れたようで良かった
その数日後、実弥が柱になったと粂野さんから手紙が来ていた。実弥的には粂野さんが柱になるべきだと、喧嘩したそうだが実弥をほっといたら何しでかすか分からず、柱業務に専念できないから自分が継子になって実弥を支えるとお館様に打診したらしい
何故かお館様からどっちがいいかなと謎の手紙をもらったので実弥を推しておいた
許せよ…実弥
小説作品の風の道しるべを参考にさせてもらいました
だいぶ端折っているので気になる方は是非ご購入を