皆様、良いお年を!
1年後…炭治郎と禰豆子の様子を見に、狭霧山へとやってきた
原作通りなら鱗滝さんにビシバシ鍛えられてるから大丈夫だと思うけど
とりあえず、鱗滝さんに挨拶しないと。麓の家へと訪れ、人の気配があることを確認して扉を叩いた
「誰だ…」
ガラリと扉が開くと目の前には、天狗の面に流れる水と雲の様な柄の羽織を着た鱗滝さんが立っていた
うーん、声が渋い!
「事前に連絡もせず。突然の訪問、申し訳ありません。水柱の継子、岬 海斗と申します」
「お前が義勇の継子か」
「はい、彼にはお世話になって……なっているのか?」
思わず渋い顔をしてしまった
「ふっ、あいつは不器用だからな…」
「すみません…」
「立ち話もなんだ。中に入れ…」
「ありがとうございます」
中に上がらせてもらい、お茶も出してもらった。緊張して喉が乾いていたのか、お茶が美味しいなぁ
「今日は何しに、ただの挨拶ではあるまい」
「えぇ、義勇が貴方に託した子供達…竈門 炭治郎と禰豆子のことを見に来させていただきました」
「何故それを知っている…義勇から聞いたのか」
鱗滝さんの声が低くなり、空気が張り詰めた
「いえ、口下手ですからね。何も言ってませんよ。ただ、前から知っていただけです」
「…それはどうゆう事だ」
「申し訳ないですが、まだ話せません。そろそろ帰ってきますね…」
炭治郎が山を降りてこちらに向かってくる気配を感じた、しばらくすると足音と共に扉が開かれた
「ただいま戻りました。鱗滝さん…あれ、お客さんですか?」
「初めまして、鬼殺隊士の岬 海斗だ」
「竈門 炭治郎です」
じっくり炭治郎を見る、隊服を着てない姿を見るのは新鮮な感じがする
「ほんとにまだ、ただの子供だね」
「えっ!?急になんですか!?」
「ごめん、ごめん。修行は大変かい?」
「そうですね。鱗滝さんに大岩を斬らないと最終選別に行けないと…」
「そうか、もうそんな時期なんだね」
黒死牟と戦ってから1年か…ほんとよく生きてたよね、思わず現実逃避をしてしまった
「?」
「大丈夫。斬れるよ」
「どうして…」
「さてと、そろそろ行かないと。その前に」
立ち上がり、居間の隣にある部屋を開けた
「そっちは!」
禰豆子が眠っていた。人喰い衝動を抑えるために頑張ってくれてる
「違うんです!禰豆子は鬼ですけど、人を食べてません」
「大丈夫、頸を斬ったりしないよ。いい子、頑張ってね」
禰豆子を少し撫でて炭治郎を見る
「炭治郎、君には申し訳ないことをした。謝って許されることではない」
「今日初めて会ったばかりなのに、謝られることなんて」
「そうだよね。いつか、その時がきたら話すよ…その時は、遠慮なく怒ってほしいな」
もし家族が死ぬことを知っていて見殺しにしたと聞いたら、炭治郎はどうするのだろうか
「いったいなんの話を」
混乱してる炭治郎の頭を撫でてから居間へと戻り、鱗滝さんに挨拶をした
「お邪魔しました」
「気は済んだか」
「えぇ、そろそろ行かないと鎹鴉に怒られますからね」
「そうか、1つ言っておきたいことがある。ありがとう…仇を取ってくれて」
「僕がしたいことをしたまでです。炭治郎と禰豆子のことお願いします」
さてと、炭治郎には強くなってもらわないとね。そうなると、錆兎と真菰に鍛練の指導をお願いしたいところ、どう説明したものか
…………………………………
炭治郎が大岩の修行を始めて半年経った頃、鱗滝さんとは手紙のやり取りをしつつも近況を確認している
僕が個人で借りている屋敷に2人を呼び出した
「珍しいな、海斗が呼び出すなんて」
「ほんと、どうしたの?」
「ごめんね。2人にしか話せないことがあって」
炭治郎と鬼になった禰豆子の話をした、その2人を義勇が鱗滝さんの元へ導いたこと、最終選別に向けて大岩に挑んでることなど
「義勇のやつ、まさかそんなことをしてるとは…」
錆兎が頭を抱えていた、まぁ、そうだよね。鬼殺隊士、それも柱が鬼を隠蔽してるとなったら大問題。しかも自分の師も関わってるなら尚更だ
「事情はわかったわ。海斗は私達に炭治郎を鍛えてほしいってことね」
「僕だと甘やかしてしまうかもしれないから…徹底的に鍛えてほしいんだ」
「それは構わないが…なぜ、竈門炭治郎を強くさせる必要がある?」
「うーん、未来の為かな…」
「はぁ、海斗の奇行は今に始まったことじゃないか。師範の時も突然、勝負を挑み始めたしな」
奇行って失礼な…確かに他の人から見たらそうなるけどさ。さすがに苦笑するしかない
「あはは、あの時はお騒がせしました」
「海斗」
「ん?」
「お前が何をしたいのかはわからないが、いつか話せる時が来たら話してもらうからな」
「わかった。それまでに死なないでよね」
「海斗もな」「海斗もね」
さすが兄妹弟子、息ぴったりじゃん
原作始まったらすいすいとかけるはずだったのにどんどんペースが遅くなってる???
てか、真菰の出番少な…