水柱の継子(自称)   作:ポケットピスケット

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調べては書き調べては書き(ループ)


ヒノカミ神楽

 

炭治郎の怪我が治った頃、炭治郎と僕は煉獄家にいた

ヒノカミ神楽について、パパ寿郎から話を聞くために…いや、なんで僕呼ばれたの

 

「無限列車ではご苦労だったな。みんな無事に帰ってきてくれて良かった」

 

「ありがとうございます」

 

「まさかほんとに上弦の鬼が現れるとは。列車での下弦の鬼といい、乗客や隊士の被害が少なかったのは君達のお陰だろう」

 

「下弦の鬼に関しては、ほぼ寝てたのでお恥ずかしい限りです。炭治郎や杏寿郎が頑張ってくれましたから」

 

「夢の中に引き込んでくる鬼か、厄介だったな」

 

「えぇ、お陰様で懐かしい夢も見させて貰えましたけどね」

 

「…そうか」

 

少ししんみりしてしまった。あの子が本当に僕の弟だったかは分からない、魘夢が作り出した幻想だったのか僕の思い込みだったのかもしれない

あんな甘えん坊な弟がいたら可愛がっちゃうな

結局、僕の無意識領域がどんな感じだったのか。なんで夢に前世の僕が出てきたのか分からないけど、お陰で目は覚めたし

 

「杏寿郎から話は聞いた。ヒノカミ神楽を知りたいと」

 

「初めまして、竈門炭治郎です。俺の亡くなった父がヒノカミ神楽という舞を踊っていたのですが、それを那田蜘蛛山や先日の無限列車での鬼の戦いの中で応用として、使えたのです。何か知っていますか?」

 

「ヒノカミ神楽…と言うのは、初めて聞いたな。だか、その耳飾りは俺が前に読んだ手記に書いてあった。日の呼吸の使い手が身に付けていたものだと」

 

「日の呼吸…」

 

「そうだ、始まりの呼吸。1番初めに生まれた呼吸、最強の御業。そして、全ての呼吸は日の呼吸の派生であり、鬼の始祖…鬼舞辻無惨に匹敵するのもだと。日の呼吸の選ばれた使い手は、炭治郎くんのように生まれつき赤い痣が額にあるそうだ」

 

「痣は生まれつきのものではなく、弟を火鉢から庇った時にできた火傷で、最終選別で同じ場所を負傷し、今の形になりました」

 

「なるほど…だが、無関係とは思えない。こちらでも少し調べてみよう」

 

「ありがとうございます。ちなみにその手記は読ませて頂けませんか?」

 

「すまない。それを読んだ当時の私が怒りのあまり引き裂いてしまったのだ」

 

パパ寿郎は炎柱ノ書を渡し、炭治郎がページを開くとその箇所だけズタボロになっていた

 

「内容については先程話した、日の呼吸に関するものだった」

 

「これは…見事にボロボロですね」

 

さすがの炭治郎も苦笑するしかないみたい

 

「海斗くんはヒノカミ神楽について、何か知っているんじゃないか」

 

パパ寿郎が確信してるかのような鋭い目で僕を見てくる…前に手記について発言しちゃったからですよね

 

「えっ、でも汽車で聞いた時にごめんねって…」

 

「だが、知らないとは言ってないのだろ」

 

「あっ…確かに!なんでもいいんです、些細なことでも構いません!教えてください!」

 

炭治郎に頭を下げられてしまった。僕、炭治郎に弱いのに…

さて、どこまで話すべきか。長い沈黙の後、少し溜息をはいた

 

「…ヒノカミ神楽は日の呼吸で間違いないよ」

 

「!!」

 

「日の呼吸は負担が大きすぎるから使うのは大変だろうけど、鬼舞辻無惨にとっては脅威になると思う」

 

「俺に日の呼吸を教えてください!」

 

「あっ、無理だね。僕使えないし」

 

「えっ…」

 

「まぁ、存在は知ってるけど実際に見たことないし。申し訳ないけど炭治郎の努力次第かな」

 

「そんなぁ…」

 

「まぁ、身体の使い方とかは教えられるかもしれない。今度、一緒に鍛練しようか」

 

「ありがとうございます!」

 

それから少し話をして、炭治郎は任務へと向かって行った

 

「海斗くんは、あの少年が鬼舞辻無惨を倒せると思うか?始まりの剣士ですら倒せなかった存在を」

 

「炭治郎だけだったら無理ですよ。いくら日の呼吸の継承者だとはいえ」

 

「倒せないとは言わないのだな」

 

「えぇ、その為にみんな日々努力してますからね。倒しますよ、必ず」

 




実はヒノカミ神楽を日の呼吸と言い切るべきか悩んで、この回をお蔵入りにしようかと思ったのですが痣に頼らずに進めるなら早めに自覚してもらうのがいいのかなーと思いまして
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