無限列車編から約4ヶ月の間、宇髄さんと鍛練したかったけどやっぱり、お嫁さん達のことが大変なのか会うことができなかった。まぁ、宇髄さん強いし何とかなるはず…
炭治郎の方は、任務の合間に透き通る世界を使って日の呼吸を見たり、打ち合いしたり、たまに善逸や伊之助も参加して、稽古付けたりとなかなか忙しかった気がする
少し蝶屋敷に用事があったので向かっていると、何か騒ぎがあったのか叫び声が聞こえた。慌てて向かうと、ちょうど宇髄さんがアオイを肩に担いで連れ去ろうとしていた
「待ってください。アオイを連れて行くなら私が行きます、これでも元柱です」
「カナエさん、ダメです!だったら私が行きます」
アオイが震えながらも叫んでいた
「ん、まぁ、カナエが来てくれるなら助かるが…」
カナエを遊郭に連れていく?宇髄さんのお嫁さんがピンチなのはわかるけど手段を選ばないのはダメだよ
そっと宇髄さんの後ろに近付き、アオイを担いでない方の肩をポンポンと叩く
「あ?誰だ…って、海斗じゃねえか」
「いくら宇髄さんでも、勝手なことされると困るんだけど」
「別に戦わせるわけじゃ…」
「………」
「あー、わかったよ。なら、お前も来い。あとそこのでこぼこ隊も連れていく」
「ならいいよ」
「海斗はともかく、そこの3人!絶対、俺に逆らうなよ」
こうして遊郭に向かうことになったのだが、潜入する為に道中の藤の家へと立ち寄るとそこには獪岳の姿もあった
「獪岳、こうして顔合わせるのも久しぶりだね」
「岬さん、お久しぶりです」
「ふふっ、手紙では大変そうにしてたから、元気そうでなにより」
「お陰で、だいぶ慣れてきました」
「なんだ、お前ら手紙でやり取りしてたのか」
「まぁ、僕が継子に推薦したしね」
僕と獪岳の話を聞いて、宇髄さんにしばかれて伸びていた善逸が反応した
「えっ、兄貴。俺の手紙には返事くれないのに岬さんには返してたの!?」
「当たり前だろ。馬鹿」
「うー、ひどいよー!」
「まぁまぁ、そうだ。先に5人にこれ渡しておくよ」
「なんですかこれ?薬?」
「そそ、この間の下弦の鬼みたいに、厄介な血鬼術使う鬼がいるかもしれないから抵抗力高める薬だよ」
まぁ、妓夫太郎対策の毒を遅延させる薬だけどね。これ使えば玉壺対策にもなるかな。追加で作ってもらって時透くん達にも渡しておこう
若干、宇髄さんが怪しい目で見てくるけど無視しておく
「えっ、僕も女装するの?」
「あの3人だけじゃ、売れるか。分からねぇからな」
「まぁ、言い出しっぺだし。やるけど」
先に炭治郎達の身支度を済ましちゃおう。いくらなんでもあの化粧は酷すぎる…もう少しマシにしないと僕の腹筋が死にかねない
3人に違和感がないように化粧を施し、宇髄さんのいる部屋へと向かわせてから、いつも結んでいる髪を下ろし、化粧と着替えをする
大変不本意だけど、酔ったカナエやしのぶに弄ばれたので色々できるだけで決して趣味ではありません
少し遅れてみんなが居る部屋へと向かった
「ごめんね。少し遅くなっちゃった」
「随分と時間がかかった…」
扉を開けると宇髄さんが苦情を言いかけてそこで止まった、てかみんな固まってない?
「みんなどうしたの?」
「海斗さん。凄い綺麗ですね!一瞬、誰だか分かりませんでした」
炭治郎の目が凄い眩しい…。伊之助はともかく、善逸は頭抱えて海斗さんは男って何度も呟いてるし、獪岳は顔赤くしてるし、みんな目見えてる?病院行く?
「そうかな。嬉しくはないけど…」
「いや、マジでびっくりしたわ。ほんとに女なら口説いてるかもな」
「はいはい、お世辞はいいからさっさと行くよ」
居た堪れなくなってきたのでさっさと遊郭に行こう…
しのぶさんは18歳ですがお酒は20際からの法律が1922年からなのでたまに飲んでたりするのかな?
ちなみに遊郭編は一気に文書を書いてしまったので、何話か分けました。若干繋がりが悪いところがあるかもしれませんがご了承ください