「ふぅー、疲れたぁぁぁ」
痣である程度、回復させたとはいえ長時間、毒に侵された体力が戻る訳じゃないので後ろに倒れ込んだ
「岬さん!」
慌てて、炭治郎が駆け寄ってくる
「炭治郎、ちょっと禰豆子ちゃん連れてきてくれない…このままだと毒で死にそう…」
「わ、分かりました!」
バタバタと炭治郎が禰豆子ちゃんを探しに行き、宇髄さんの方は嫁さん達が解毒薬が効かないと騒いでいる
原作並とは言わないがさすがに相当、毒が回ってるらしく、宇髄さんもぐったりしていた
堕姫を相手にしていた3人はどうなってるのか。頸を切ってくれたとはいえ、どのくらいの被害かはまだ確認できないし心配だなぁ
そんなことを思っていると獪岳が2人を引きづって歩いてきた。いや、扱いが雑すぎる
「宇髄さん!岬さん!」
生きてるのを証明するのに手を振っておく、変に回復した分、気持ち悪すぎて喋る気力も無いよ。禰豆子ちゃん早く来て…
気が付くと禰豆子ちゃんがすぐ側に来ていた
「岬さん、聞こえてます!?禰豆子、連れてきましたよ!」
「うっ…血鬼術を…」
言いたいことが伝わったのが禰豆子ちゃんが血鬼術を使って毒を消失させてくれた
「ありがとう、助かったよ。宇髄さんにもお願い」
「むぅー!」
トコトコと宇髄さんに近寄り、解毒してくれている。周りが騒がしいけどほっといて大丈夫でしょう
その後、炭治郎は上弦の陸の様子が気になるということで、禰豆子ちゃんと一緒に探しに行ってしまった
獪岳の肩を借りて、宇髄さんの様子を見に行くことにした
「宇髄さん、お疲れ様でした」
「おう、海斗か。お疲れさん」
「お互い、五体満足でなによりです」
「一時期はどうなるかと思ったが、お前さんのお陰だな」
「いやいや、僕こそ危ないところを助けてもらいましたから。ちなみにあれどうやったんです?結構、覚悟してたんですけど」
「ん?あぁ、覚えてないと思うが。この間、酒飲んだ時に酔って心の目がーとか言って海斗が教えてくれたんだぜ」
「えっ…???」
「相手の筋肉の動きが見えるーって」
「あの時、雑談しかしてないって言ってませんでした!?他になんか喋ってないですよね?」
「…いや、なんにも」
今の間はなんですか、とても気になるんですけど…。まぁ、痣じゃなくて良かったけど
「獪岳の方は大丈夫だったの?」
「まぁ、帯と血鎌が鬱陶しかったですね。あの2人がドジして食らってましたけど。多少は役に立ってましたよ」
話を聞く限り、基本堕姫の相手を獪岳がして、善逸と伊之助が帯や血鎌を防ぎ、最後は3人で頸を斬ったらしい
「善逸の耳があったので、同時に頸を斬ることもできましたし」
宇髄さんと獪岳が、話していると須磨さんがそそくさと近付いてきた
「そういえば、海斗ちゃん」
「ん?なんですか、須磨さん」
「遊郭の皆さんからお礼を伝えておいてほしいと伝言預かってました。特に、鯉夏花魁と京極屋の女将さんから」
「わかりました。ありがとうございます」
無限列車のことが終わった後、こっそりと京極屋の女将さん宛に手紙を出してたりする。蕨姫の正体や鬼殺隊のことを記して、いずれ時が来るまでは深く干渉せずにそれまでは耐えてほしいと
堕姫が暴れて被害が出そうな範囲の遊郭には、何か起きた場合には、笛で合図するので逃げて欲しいと堕姫の耳に入らないように事前に話しておいたけど、思った以上に避難がスムーズだったけどなんでだろう?
しばらく雑談をしていると小芭内がやってきた。宇髄さんが状況の説明をすると
「陸ね。上弦の、1番下の。陸とはいえ倒したわけだ。実にめでたいことだな。陸だがな…褒めてやってもいい」
「いや…お前から褒められても、別に…」
「そうですよ!」
「随分、遅かったですね」
「おっおっ、遅いんですよ。そもそも、来るのが!おっそいの!!」
須磨さんがビビりながらも怒っていると肩に乗っていた鏑丸がシャー!と威嚇していた
「まぁまぁ、小芭内なりに褒めてくれてるから」
「お前はお前で、上弦の鬼と何回戦っているんだ…」
「えっ、壱、弐、参、飛んで陸だね」
「上弦制覇でも目指しているのか…?」
「あはは、そんなつもりはないんだけど…」
でも、次の刀鍛冶編でコンプリートできるのか?いや、全然嬉しくないよ
炭治郎は遊郭の人が巻き込まれてないのでブチ切れていませんので痣会費です
隠を派遣したのは、主人公くんの動きをこっそり監視していた宇髄さんの仕業