襲撃される日の夜になった
大きな音と共に炭治郎達がいる建物が破壊され、人が森の方へと吹き飛ばされていた
…いや、遠すぎて無一郎なのか有一郎なのか、わからなかったよ
同時に里中から建物が破壊される音と悲鳴が聞こえてきた
玉壺の使い魔も動き出した、近場の使い魔を倒しながらも各方面に注意を促す
「敵襲!鬼の敵襲です!避難してください」
「岬様!」
常駐している隊士が使い魔を斬りながらも、慌ててやってきた
「落ち着いて、本体の金魚を攻撃しても効果ありません。上に付いているひっくり返った壺を破壊してください」
「わ、わかりました」
使い魔を倒しながら避難の誘導をしていると蜜璃ちゃんじゃなくて、無一郎がやってきた
「無一郎!?」
「海斗、大丈夫?」
ってことは、さっき飛ばされていたのは有一郎の方か
「うん、それよりも上弦の鬼が2体いるんだ」
「!?」
「片方は炭治郎達が相手してて、もう片方は有一郎の方にいるから無一郎はそっちに。僕は炭治郎の方に行くよ」
「でも、海斗が大変じゃ」
「蜜璃ちゃんが来るはずだから大丈夫!」
「わかった。気を付けてね」
「無一郎も」
無一郎は有一郎が飛んで行った方向に走っていった
あの2人ならきっと、玉壺を倒してくれる。事前に遊郭編で使った薬も渡してあるので大丈夫
「海斗くん、ごめんなさい!遅くなっちゃったわ!」
蜜璃ちゃんと合流して、急いで炭治郎の元へ向かうとちょうど石竜子に丸呑みされているところだった
蜜璃ちゃんが石竜子を輪切りにして、炭治郎を助け出した
「大丈夫!?ごめんね、遅れちゃって!ギリギリだったね」
「甘露寺さん!」
僕の方も禰豆子ちゃんと玄弥を助け出しておいた
「むっー!」
「岬さん、ありがとうございます」
「もう少し早く助けられれば良かったんだけど、ごめんね」
蜜璃ちゃんが憎珀天の前に立ちはだかった
「ちょっと君!おイタが過ぎるわよ!」
「黙れ、あばずれが。儂に命令してよいのは、この世で御一方のみぞ」
怒りのあまり、蜜璃ちゃんがブルブル震えているところを憎珀天が狂鳴と雷殺を放ってきた
「甘露寺さん!」
「恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ」
猫が飛び跳ねるような軌跡で広範囲に三日月状の斬撃が走り、猫の鳴き声と共に憎珀天が出した雷と咆哮を斬っていく
「私、怒ってるから!見た目が子供でも許さないわよ」
素早い攻撃を繰り出す憎珀天に対して、蜜璃ちゃんも呼吸で対応していると無間業樹で広範囲の術を仕掛けてきた
「恋の呼吸 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪」
蜜璃ちゃんが高く飛び上がり、同じく広範囲の呼吸で斬り裂き、距離を詰めて頸を斬ろうとした時、炭治郎が咄嗟に叫んだ
「甘露寺さん、そいつは本体じゃない!頸を斬っても死なない」
石竜子の残骸を足場して、蜜璃ちゃんの傍へと駆け寄り、謝りつつ隊服を引っ張り後ろに投げて前に立った
「蜜璃ちゃん、ごめん」
「海斗くん!」
狂圧鳴波って凪れるよね?一瞬、疑問に思いつつも、日輪刀を振るう
「水の呼吸 拾壱の型 凪」
斬るというか剣圧で相殺して、距離をとった
「儂の血鬼術が消えた…」
「ごめんなさい!怪我ない?私がドジっちゃったから」
「大丈夫だよ。蜜璃ちゃんに大怪我負わせたら、小芭内に怒られちゃうからね」
怒った小芭内を想像したら、身震いがした。あー、鬼より怖いよ
「うふふ、ありがとう」
「こっちは僕たちで抑えるから、炭治郎たちは肆の頸をお願い」
「わかりました!」
炭治郎達が本体の方に向かっていると、それに気が付いた憎珀天が太鼓を鳴らし、石竜子を向かわせるのを道を遮り、石竜子を切り裂き足止めをする
「悪いけど、ここから先は通行止めだよ」
アニメ見て、最後のセリフを言わせてみたかったんです
ちょっとだけ変えてるけど、わかる人にはわかるのかな?