なんやかんやで今後の話として、柱稽古を行う話となった
悲鳴嶼さん中心に話が進められ、一般隊士の全体的な実力の向上と低いモチベーションで入隊した隊士を最終決戦の前に篩落とすのが目的として話が進んだ
音柱・宇髄天元による基礎体力向上の訓練
霞柱・時透無一郎と継子・有一郎による高速移動技術体得の訓練
恋柱・甘露寺蜜璃による柔軟の訓練
蛇柱・伊黒小芭内による太刀筋矯正の訓練
水柱の継子・岬海斗による型及び動きの訓練
風柱・不死川実弥と炎柱・煉獄杏寿郎による持久力向上の訓練
岩柱・悲鳴嶼行冥による筋力強化の訓練
「…いや、冨岡が参加してないだろ。胡蝶はともかく」
小芭内からの冷静な突っ込みが入った
「義勇は、最後に総ざらい的な稽古でいいと思う。人に指導するのは厳しいんじゃないかな…」
「そうだな。こいつは口下手だし、理解する方も大変だ」
僕と錆兎で提案したけど、僕はそこまでボコボコに言ってないです。ほら、いつもスンとしてる義勇がちょっとショック受けてるじゃん
「海斗と有一郎を除いた継子は、柱稽古に参加ってことでいいんだな?」
宇髄さんが僕に確認するようにこちらを見る
「うん、いいんじゃない?真っ先に終わりそうだけど」
「期間はどうする?」
「えー」
周りを確認するが誰も答える様子がない。まぁ、ダラダラ柱稽古しててもしょうがないし
「2ヶ月くらいでいいんじゃない?残りの時間は柱同士の鍛練にあてて、他の隊士は手の空いた継子と育手で鍛練する感じで」
「まぁ、そのくらいが妥当だな」
その後、細かいことについて更に話が行われ、各方面へと伝達が行われた
お館様の締めの言葉と共に、各自解散する中、悲鳴嶼さんを呼び止めた
「どうした?岬から話があるとは珍しい」
「忙しくなる前に不死川兄弟の仲を取り持っておきたくて…お節介なのは重々承知してますが、この先何があるか分かりませんので」
「…そうか。お前は優しいな」
「そんなことないですよ。自分の為でもありますから」
もしもの事があるかもしれない。このまま無限城で会うことなく、二度と会えないという可能性だってあるんだ
後悔して欲しくないし、僕も後悔したくない。もちろん、最悪の事態にならないように頑張るつもりだけど
「玄弥が悲鳴嶼さんの元に戻ったら、連絡ください。実弥は粂野さんに協力してもらって、引きづってでも連れてきます」
「承知した」
よし、悲鳴嶼さんからの協力も得たし一安心。不死川兄弟の話し合いしてる間に悲鳴嶼さんにも話をしたいことがあるので、あとは待つだけだね
あとはお館様の保険かけないと、残っていた宇髄さんと獪岳と小芭内の3人が話をしていたので声をかける
「なんか、珍しい組み合わせだね」
「あぁ、柱稽古のことでちょっとな」
「海斗は悲鳴嶼さんと何話してたんだ?」
「あー、ちょっとお節介をするから悲鳴嶼さんに協力してもらおうかと思って」
「また、変なことに首を突っ込もうとしているな…」
「あはは、性分なので」
「で、何か用があったんじゃねぇのか?」
「そうそう、宇髄さん」
「なんだ?」
「もし、お館様からお願いごとされたら僕も仲間に入れてほしくって」
「また、変なこと言ってるぞ」
「諦めろ宇髄、今更だ」
宇髄さんが頭を抱えて、隣で小芭内が呆れている
「さっきから人のこと、変って言い過ぎだと思う。さすがの僕も泣くよ?ねぇ、獪岳」
「えっ、そうですね。岬さんなら何が考えがあると思います」
よしよし、獪岳はいい子だなぁ。今度また、桃のスイーツ食べに連れて行こう
「はぁ、とりあえず連絡すればいいんだな」
「うん、よろしく」
不死川兄弟にはしっかり話し合って貰いたかったです
あんな別れ方なんて辛すぎる…
そして悲鳴嶼さんにも柱の中では唯一、痣の存在を知ってますからね