この先の展開?もぶっちゃけてるのでご了承ください
宇髄さんに連れられ、屋敷に上がると中で待っていたのは悲鳴嶼さんとお館様だった
「お館様、お待たせ致しました」
「構わないよ、天元。海斗も稽古中にすまないね」
「いえ、ちゃんと呼んでいただけて嬉しいです」
「さて、本題に入ろうか。5日以内に無惨が来る」
「何故、そのように思われるのですか?」
「ふふ、勘だよ。理屈はない」
お館様の勘なら間違いないだろう、5日以内か…
「天元に相談した時に海斗の話が出てね。私が行おうとしていることが、上手くいかない予感がしたんだ」
流石です。仮に僕に話が通らなくても阻止してましたよ
「という訳で、海斗。いい案あるかな?」
「そうですね。お館様を囮にし、爆薬と再生阻害の撒菱を混ぜ、屋敷ごと爆発させて無惨に損傷を与えて、珠世さんの人間に戻す薬を取り込ませるところまでは一緒だと思います」
「俺は、そこまで話してないぞ!?」
宇髄さんがギョッとして立ち上がった
「天元、落ち着きなさい」
「す、すみません」
「もういいのかい?」
お館様が優しく微笑んだ。色々聞きたいことがあったはずなのに今まで黙認してきてくれたのだ、感謝しかない
「そうですね。あと5日以内に決着が着くのに、もう隠しても仕方ないでしょ」
「ありがとう。どうか鬼舞辻無惨を倒すのに協力してほしい」
「それは、僕の方がですよ。お館様が生きて指揮を取っていただければ、これ以上の嬉しいことはないです」
「だか、私を囮にするのでは?」
「囮はお1人でしていただきます。あまね様、ひなき様、にちか様には避難していただきます」
「…それも知っているんだね」
「爆発については、僕が近くに隠れてお館様をお守りします」
「無惨には気付かれないのかい?」
「透き通る世界と愈史郎の血鬼術がありますから、大丈夫です」
「それは、頼もしいね。よろしく頼むよ」
「お任せください。爆発後は、槇寿郎さんにお館様の避難をお任せしましょう。あとは珠世さんが無惨に薬を取り込ました後ですが、斬り離して同じく避難を、そのままにしとくと珠世さん自身が取り込まれてしまいますからね」
「わかった。槇寿郎には私からお願いしておこう」
「ありがとうございます。問題はその後ですが、新たに任命された上弦の肆 鳴女の能力によって6割くらいの隊士は強制的に異空間に放り出されます。そこで無惨も薬の効果を分解するために隠れるでしょう」
「…なんと」
悲鳴嶼さんが驚愕し、手を合わせていた
「僕はその異空間を無限城と呼んでいます」
「かなり厄介そうだな」
「えぇ、読んで字のごとく。自在に建物の増築を自由にできますし、城内は空間が歪み、上下左右や重力の概念が無茶苦茶な状態になってますし、他者を自由に移動させることができます」
「鎹鴉を使って、少しでも城内の把握に務めた方が良さそうだね」
今、お館様の頭の中は大変なことになってるんだろうな。現場は頑張るので指揮お願いします…
「えぇ、無惨とその鬼については優先的に居場所の把握をした方がよろしいかと。その次の問題としては、上弦の存在です」
「現状、残っているのは新しく任命された鬼を含めて4体だな」
宇髄さんの言う通り、ここからが問題なんだよねぇ。原作通りにことが運んでくれないと僕が詰む
「ここからは仮の話として聞いてください。必ずしも、そうなるとは限らないので」
「承知した」
「鳴女は、小芭内と蜜璃ちゃんと後から愈史郎。猗窩座は、義勇と炭治郎が遭遇すると思います。そこに錆兎も合流させたいので上手く誘導できればと」
「うん、できる限りそうしよう」
「次に童磨ですね。こいつに関しては僕、しのぶ、カナヲ、伊之助が遭遇します。女性を優先して自分の近くに出現させるのでそうなると思います」
「とんだゲス野郎じゃねぇか。って、だからお前そんな格好してたのか」
「お陰で女装が趣味になったのかと思われてるから、ほんと許さない」
「南無…」
「最後に黒死牟ですが、時透兄弟、不死川兄弟、悲鳴嶼さんが遭遇するかと」
「ん?俺は?」
「宇髄さんはそこに合流してほしいです」
「わかった。やるだけやってみよう」
「いま、名前があがらなかった杏寿郎、獪岳、粂野さんは状況によって、動いてもらいます」
「他の上弦…伍や陸は任命されてないのか?」
悲鳴嶼さんの指摘に頭を抱えた
「うーん、いないとは限りませんが、他に優秀な鬼がいない可能性の方が高いかと、本来なら陸がいたのですが、阻止しているので」
「それは既に倒したと?」
「なるはずの人を回避させただけです」
「そうか、それは良いことだ…」
「最後に鬼舞辻無惨です。上弦を倒す頃に人間に戻る薬の分解を終えて、復活します。決して、一般隊士を近付けさせないでください。その時に、鳴女の能力を愈史郎が操って、強制的に外へと移動させます」
「そこからは耐久戦だね」
「えぇ、あとは時間との勝負です。無惨の攻撃には血が含まれています。猛毒なので対策として血鬼止めを使用してください。取り込ませた薬は時間が経つ毎に、弱体化させるので無惨が逃げないように消耗と阻止するだけです」
「はぁ…どのくらいの被害がでるか。想像したくないな」
宇髄さんが重たい溜め息を吐いた
「そこは何とかしてみせます。その為に準備してきたんですから」
「自分の命を削ってまでか?」
「悲鳴嶼さん!」
「どうゆうことだ?」
「内緒です!言うなら実力執行しますよ」
「…仕方ない」
「また、そうやって隠し事するのか」
「これだけは譲れないよ」
「天元、あまり海斗を責めないで。みんなの為に頑張ってくれてるのだから」
「…すまん」
「いや、僕こそ。わがままなのはわかってる…けど、できるなら誰にも死んでほしくないんだ」
僕の知らないところでは誰が死んでしまうかもしれない。全員が生き残って終われるほど安易なものではない
考えれば考えるほど怖くて、手が震えて吐きげがする
「海斗、みんな覚悟の上でこの道を歩んで来たんだよ。全てを背負う必要はないんだ」
お館様が僕の震える手を握ってくれた
「すみません。こんな決戦前に弱音なんて」
「ありがとう。色んな話をしてくれて、今まで不安だっただろう。きっと、海斗の頑張りは報われる。自分を信じてあげなさい」
自分を信じるか…今までやってきたことを無駄にすることはできない。やりきるしかないんだ
「ありがとうございます」
ここまで書いといて不安でしかない…
もう喋っちゃったからやるしかないよね