助けてぇ。。。
消毒液の匂いがする、前世の時にあまりにも注射とか採血が苦手で若干トラウマなんだ、この匂い苦手なんだよね
ウトウトとしながら寝返りを打とうとすると身体に激痛が走った
「いたたた!?あれ、ここ何処?」
痛むのを我慢しながらも飛び起きた、周りを見渡すとパイプベッドが何台も置かれ、何人か寝てる人がいた
もしかして蝶屋敷?この時期って胡蝶姉妹入隊してたっけ…?
しばらくすると隠の人が入ってきたと思ったら僕の姿を見て、引き返して行った
多分、誰か呼びに行ってくれたんだろう
にしても、身体は痛いし、なんにも聞こえないのは不便すぎる…えっ、治るよねぇ???
時間が経つにつれどんどん不安になってきた
最悪な想像をし始めたくらいで黒髪に前髪が綺麗に揃えられポニーテールの白い羽織を着た女性の人が来た、手には紙と万年筆あり、さらさらっと文字を書くと僕に見せてくれた
[お前が運び込まれてからまだ1日くらいしかたってない。耳は一時的に聞こえなくなってるだけなので、あと2、3日治療すれば聞こえるようになるので安心しろ。その間に怪我も治るので安静にするように]
「ありがとうございます!僕は岬 海斗です。完治するまでよろしくお願いします、先生!」
女性はちょっと驚いた顔してから僕の頭を撫でて病室から出て行った
咄嗟に先生って呼んじゃったけど大丈夫だよね、怒ってなかったし、うんうん
その後、先生を呼びに行ってくれた隠の人が手紙を持ってきてくれた
屋代さんと村田さんからだ、任務の報告だね
[海斗へ 初任務お疲れ様。拐われた4人の内2人つまり海斗と一緒にいた子達は、多少の衰弱と怪我をしてたが無事親御さんの元に返せた。ありがとうございましたと伝言を預かっているので伝えておく、残りの2人は残念ながら鬼に殺されてしまい、遺品等は渡してある。今回は1人よく頑張った。ちゃんと休んで怪我を治すよう、お大事に 屋代]
[岬へ あまり手伝えなくてごめんな。お前のことだから落ち込んでると思うけど2人も助けられたんだ胸を張っていいと思う。また、飯でも食べて次頑張ろうぜ 村田]
お礼の手紙を書き、疾風に頼んで送ってもらった
良かった少なくても助けられた人がいる…でも、2人も亡くなってしまった
冨岡さんがあと半日早ければと後悔する気持ちがよくわかる
僕がもっと早く最終選別受けられていれば助けられた命だったのかもしれない
そんなのもしもの話だ、起きてしまった出来事を変えることなんてできない
せめて、これから奪われる命を少しでも助けられるように強くならないと
布団を被り誰にも涙を見せないように眠った
そろそろ、原作組と絡ませたい次はあの2人を登場させます