Fate/GrandOrder_RPG 格闘ビルドで《全員生存》を目指すゆっくり実況プレイ 作:クラウディ
シリアスとギャグの塩梅が難しい……
あ、17連続投稿です。
※今回もセリフのみ回
『――――ごめんねっ……こんなっ、こんなこと押し付けちゃって……っ……』
…………? 誰かに……謝られている……?
『――――謝ったぐらいでっ、『君』が『ボク』を許してくれるとは思っていない……っ……でも、今の『ボク』には……もう、これくらいしか……っ』
……なんで、謝ってるんだ……?
なんで……泣いてるんだ……?
――――
………………………イライラする。
何か悪いことをされたとして、そいつから謝られない……ってのは確かに腹が立つが、何も悪いことをしてないのに謝られるのもなんかイライラする。
「そんな風に謝罪の安売りをするな」って説教をしてやろうか?
だから足を動かして、ずっと泣きながら謝ってくる誰かに近づいて
………………………?
――――ガシャッという音を立てて、
もちろん支えるものが無くなった体が崩れ落ち、倒れ込んだ衝撃で残った手足もバラバラになった。
『――――!!??』
謝っていた奴がヒュッと息をのむようなかすれた悲鳴を上げたみたいだけど、それを感じる前に俺の体は地面に叩きつけられる。
ガシャン……また体がバラバラになった。今度は胴体までバラバラになった。
おいおい、俺の体にしてはみっともないなオイ。何で転んだだけでバラバラになるんだよ。
でも幸いと言っていいのかはよくわからないが、倒れ込んだ勢いは相当なもんだったようで、さっきまで謝っていた奴のところまで、残された『頭』だけが転がって行く。
さて、それじゃ早速説教垂れてやろうか……って思ったけど俺は気付いた。
――――あれ、なんで俺頭だけになっても生きてるんだ……?
『――――っ!! 動かないでッ!!! 今治すからッ!!!』
謝っていた奴が顔を青褪めさせながら俺の頭を抱え込み、カタカタと歯の根が合わない様な状態で言葉を紡いでいく。
すると、ソイツの体がペカーッて光って、その光を俺に移すようにしたんだ。
最初はフワッとあったかい感覚がしたんだが、それもすぐに通り過ぎていく。
…………いや、違うな。
通り過ぎたんじゃない。
――――俺がこの熱を
『――――な、なんで、なんで治らないんだ……!? み、皆に教えてもらった魔術なのに……!? だ、だめ……駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ!? し、死んじゃ駄目だ!? 君まで死んじゃったら……ぼ、『ボク』は……!!!???』
……また泣きだした。なんでだ。
お前が怪我したわけじゃないだろ。しかもこの怪我だって………………怪我……?
…………あぁ、そういうことね。やっと思い出したわ。
おい泣くな『俺』。それ以上泣くってんならド突くぞ?
『――――!? お、思い出したの!!?? い、いやそんなことより君の『体』を治さないと――――!!!???』
ふんぬぅっ!!!!
『――――いっだぁっ!!!!????』
泣くなって言ってんだろうが。ド突くぞ??
『もうド突いてるよ!!?? って、そんなことより本当に君の体を治さないと――――!!??』
馬鹿野郎。俺程度の体の修復に『お前』のミソッカスみてぇな余力使ってんじゃねぇっての。
使うんだったらここぞって時に使え。俺は生首で大丈夫だ。
ってかいいなこれ、体軽いわ。体ねぇけど。
……あれだな、『ゆっくりしていってね~』的なやつもできるな。面白。
『――――ブラックジョークを言わないでくれるかな!!?? ほ、本当に大丈夫なんだよね……?』
おう、気合と根性でな。流石は『俺』、無駄に頑丈に
まっ、とりあえず『お前』は力を温存しとけ。足りない分は俺から補給しろよ?
『――――そ、そんなこと……』
バーカ、俺は『この状況』になることを百も承知でやってんだよ。それに関しては『お前』と初めて出会った時に言ったろうが。
…………確かに、このまま続けてりゃ最終的に俺は消えるかもしれない。
それに関しちゃさっき体が『崩壊』してたところからも明白だ。
がらんどう……すっからかん……まぁ色々と表せる言葉はあるだろうが、そんな状態の俺。
持ったところであと『数回の"回帰"』が限界だろうな。
『――――ッ、だったら今すぐ――――痛ッ!!?? いたたたたたたたたたっ!!?? な、何するの!?』
だから話を最後まで聞きやがれっての!! そんなんだから『お前』は皆を泣かせるし『お前』も泣くようなことになるんだろうが!!
いいかよく聞け? 俺は『この末路』を迎えるってのを百も承知で挑んでるし、これは『お前』に初めて『やるかどうか』を聞かれた時から決めてる。
今まで散々、立香ちゃんやらマシュちゃん、所長にロマニキ、ダヴィンチちゃん、キリシュタリアさん、カドック、ヒナコパイセン、オフェリアさん、ペペさん、ベリル、デイビット……あと多すぎるからまとめさせてもらうがサーヴァントやカルデアスタッフの皆を盛大に泣かせまくってきてるんだ。
負けた回数、守れなかった回数なんざ1万ですら足りねぇよ。
だけどな……
――――俺は今まで負けるつもりで挑んだことはねぇぞ??
『――――!!』
ってか、負けるつもりの貧弱な心でやってたらこうなる前に逃げてたろ俺。
そこまで『お前』は了承済み……ってか、逃げてもいいって『お前』が言ってくれてたけど、結局俺は今もここにいるだろ?
毎度毎度回帰を発動するたびに記憶が半分くらい吹っ飛ばされるわ、リスタートしても最近はフィルターがかかったレベルで摩耗してるわ、そのせいで上手いことやれずに毎回オリチャー発動しまくってるわ……色々と散々な目には合ってるが――――
――――それでも大切な『
『――――あ、あぁ……!!』
だぁっ!! もう泣くな!! いつの間にこんなに泣きやすくなったんだよ!!
『――――だ、だって……!! ぼ、『ボク』……嬉しくって……!! ひっく……!!』
……はぁ、だったら多少無茶してでも俺の体に入りゃいいだろうが?
『――――それは嫌だ! だって、君も生きていたいんだろう……?』
そりゃあな。人間、満足した一生を終えるのが本懐。
好きになった嫁さんと結婚して、子供ができて、満足した人生を謳歌する……
……俺だってそんな人生を送ってみてぇけど、それ以上にまず『お前』が救われなきゃだろうが。
『――――……でも……』
「でも」も「だって」もいらねぇっての。
俺より『お前』が一番苦労してんだ。今回で…………あー……何回目になるんだ次は?
『――――……『103340640回目』に入るね……』
あっそ。『お前』が俺に変わったのは……えーっと…………『73095006回目』からだろ?
なら『お前』の方が苦労してる。だから『お前』は幸せになってヨシ!!
『――――……本当に、良いの?』
良い良い。どの道、俺がこんな風に考えれるのだって『お前』が俺を『創って』くれたからだからな!!
『――――……『ボク』は君にも幸せになってほしい……』
それは俺への負い目か? それとも……
『――――ううん。『ボク』の我儘だ。知ってる? 『ボク』って強欲なんだよ?』
知ってるさ、『
『――――ふふっ、知ってる。
じゃ、今回もやるぞ。
ってか、いつの間にか1億超えてんのか……やっても良いんじゃねぇか、『アレ』?
『――――やる? 『ボク』も今まで試したことはないけど……』
おうおう、やれやれ。やらなきゃ始まらねぇ。「明日やろうはバカ野郎」だからな。
『――――……じゃあ、やろうか。君がいつも通り人理修復の旅を進み――――』
――――『お前』が変数を追加して、補助していく。
『――――やれる?』
やれるかだって?
『――――うん!』
――――じゃあ行くかぁ!!
『――――行ってらっしゃい!!』
『――――あ、ミスった……』
ちょ!? ミスったって何――――!!!???
はい、よーいスタート(棒読み)。
ハッピーエンドを目指していくつもりのゆっくり実況動画、はーじまーるよー――――!!
俺が『お前』で
君が『ボク』で