「流石にこれ以上は進めないな……」
命だけでなく召喚モンスター達の疲労も著しいので退くことにする。姫路ダンジョンも四階層まで踏破したのでもう少しで折り返しであり姫路遠征もかなりの時間を費やしている。
そろそろペースを上げないとなと思いながらもそう簡単にはいかないのが現状で度重なる激戦で体が疲れてしまっており連戦は出来ない。
ポーションの手持ちも少なくなってしまっているので一度、学校に帰って補充しなきゃなと考えながらホテルに帰るとフロントに荷物が届いていますと言われて荷物を受け取る。
『そろそろポーションが切れそうな頃合いだと思って送りました。体には気を付けてダンジョン探索頑張ってください』
「一応、宿泊先は教えてはいたけど那須にしては珍しい気遣いだな」
送られてきたのはポーション一式でメッセージカードから那須から送られてきたものだという事が分かる。何かあった時の為にと一応、宿泊先を教えてはいたがまさか那須が気遣って送ってくれるとは思わなかった。
一応、メッセージアプリでお礼を送っておきポーションをアイテムボックスの中に入れる。これでわざわざ、買い出しに行く必要性はなくなったので即日、ダンジョン探索を行うことが出来る。
ホテルでゆっくりと休むと命は姫路ダンジョンの五階層に挑むことにする。那須から送られてきたポーションの中には多くの疲労回復ポーションがあったので今日は二階層突破を目的にダンジョンに潜る。
「一応、買い出しも行っておいたし大丈夫だろう」
長期間、ダンジョンに潜ることを考えて食料品を購入しており姫路ダンジョンの近くにはそういった探索者に向けた大きなスーパーがあったので大量に買っておいた。
姫路ダンジョンは木造のダンジョンなので直火という訳にはいかないので焚き火台も購入しておりこれで気にすることなく火を扱うことができる。
パーティーメンバーは昨日と同じで機動力に比重を置いたパーティーである。
「おっと」
銃撃が撃ち込まれて瞬時に魔力障壁を展開して防ぐ。続けざまに放たれる銃撃を今度はアインの大楯が防ぐ。先程の銃撃とは威力が違い、大楯に弾痕を残すほどの威力でアインが防がなければ魔力障壁で受けていただろう。
火縄銃を構える足軽の後方に羽扇を手に持った平服姿のモンスターがおりそのモンスターが羽扇を振るうと一斉射撃が放たれて火縄銃とは思えない威力である。
「後ろの奴が何かしてるみたいだな」
軍師
スキル
統率、士気向上、戦力向上