ドラゴンボールG マスター武闘伝   作:マスター亜細亜

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さてみなさん、ついに天下一武道会がはじまりました!

137名なかから本選に出場できる8人に残るのはいったいだれなのか!

語ることもとくにありませんので、早速行きましょう!

それでは、ドラゴンファイトレディーーゴー!


第二話『天下一武道会開幕!東方不敗本選進出!』

「わしの名は流派東方不敗マスターアジアだ」

 

ドオォォーン!

 

 とても力強い言葉とともに、効果音や真っ赤なオーラが悟空一同には見えた気がした。いや、この場にいた者には本当に見えたのだった。そして、最初に臆することなく、声をあげたのは悟空だった。

 

「オッス、オラ悟空だ」

 

 お馴染みの挨拶を悟空はした。どんな相手に対しても態度を変えずに接することができるところが悟空らしい良い所だと、そこの姿を見て亀仙人は思った。

 

「うむ、元気があってよい」

 

 マスターアジアは視線を下げ、悟空の姿を見定めた。マスターアジアは悟空から溢れ出る武闘家の才をマスターアジアは感じ取った。底知れぬ才に亀仙人同様に今後の成長が楽しみに感じたのであった。

 

 悟空と亀仙人を除き、紹介から最初に我に返ったヤムチャは驚きの声をだした。

 

「とっ、東方不敗マスターアジアだとー。実在したのか!」

 

 震えながらそう言い放った。額からは緊張の汗が滲み出ていた。

 

「・・・ヤムチャ様、この人をご存じなんですか。」

 

 ヤムチャに昔から慕い一番の従者であり友でもあり、理解者であったプーアルは彼の驚きぶりを感じ恐る恐る尋ねた。

 

「もちろんだ。流派東方不敗は武天老師様の亀仙流、鶴仙人の鶴仙流と並んで伝説の流派の一つ、自然界に存在する気を操る一子相伝の拳法と言われている。この世に大乱ある時、弱き民を助け世を天下泰平に治めるとも言われている。」

 

 まるで伝説や伝記を語るようにヤムチャは語った。実際に誇張された部分もあるが、実際に東方不敗と名乗る一人の男によって壊滅された独裁国家等が歴史上にいくつか存在している。そのためか、東方不敗あらわるところ争いがなくなっている事例がある。どんな残虐な暴君や独裁者であってもマスターアジアに倒されないかの恐怖で善政を敷いたり、もしくはマスター・アジアを倒そうとして返り討ちにされるという。

 

「僕も多林寺にいたときに聞いたことが ある。流派東方不敗を極めし者には砕けぬものはないと。」

 

「へえーよく分かんないけど凄い人なのね。」

 

 一般人にはあまり知られてはいないが、武道の心得があるものにとっては、武天老師と並んで雲の上の神のような存在である。

 

「そちらの少年はおぬしの新しい弟子じゃな。」

 

「おお、紹介が遅れたこやつはわしの二番弟子ドモン・カッシュだ。皆に挨拶せい」

 

「ドモンカッシュです。よろしく。武天老師様お会いできて光栄です。」

 

 丁寧に武道家として完璧な態度でドモンは亀仙人に挨拶した。

 

「ふむ、若い頃のおぬしに似ておるな。」

 

「まだまだ、ひよっこよ。ガハハハッ」

 

 そしてそこにブルマが会話に入ってきた。

 

「ドモンカッシュか、ふーん中々良い男じゃない。私はブルマよ、よろしくね」

 

「ああ、よろしく。」

 

 良い男好きのブルマの品定めではドモンは高評価であったようだ。ブルマは好意的な視線をドモンに送るがドモンは鈍いのかそれとも興味が無いのか表情は変わらなかった。

 

「おいヤムチャ、このままだとあいつにブルマのやつをとられちまうぞ、たまには修行ばっかりじゃなくてデートでもしたらどうなんだ。」

 

 ニヤニヤしながらブルマには聞こえないような小声で肘でヤムチャをつつきながら言った。

 

「ムッ!」

 

「ヤムチャ様・・・」

 

 この後亀仙人一行と東方不敗たちは参加登録を無事に行い同じホテルに泊まり再会や出会いに対して軽い宴会を行った。唯一酒が飲める年齢である二人の師匠は再会に対する祝い酒と称して悟空の食欲並みに酒を飲み宴会場で大暴れした。ひどい酔であった二人を山のように積み上げられた量の食事に夢中であった悟空を除くクリリン、ドモン、ヤムチャの三人が酔った二人が抑えようとするが簡単に返り討ちにされたのは言うまでない。ちなみに三人がノックアウトされた後亀仙人は素面であったブルマに祝の記念にぱふぱふをせがんだところ巨大ハンマーの一撃をおみまいされ数メートル飛ばされ壁にめり込み朝まで目が覚めなかったと一部始終を見ていたプーアルとウーロンはのちに語った。

 

 

 

 

 

 

翌日 天下一武道会予選会場内

 

「・・・マスター、・・・昨日あれだけ飲んでも平気なんですね・・・。」

 

 昨日悟空並みに飲酒をして暴れていた東方不敗マスターアジアだったが今は何事もなかったかも元気だ。二日酔いなどの印象はない。むしろ昨日より元気そうだ。そして、一方で止めに入ったヤムチャやクリリンたちのほうがげっそりしていた。

 

「うむ、鍛えているからな。」

 

 即答でマスターは胸をはっていう。常に威風堂々としている。

 

((そうゆうもんなのか))

 

 クリリンとヤムチャは呆れつつも東方不敗マスターアジアの違う意味での強さを知った。一方で別の見方をするものも一人いた。

 

「さすが、師匠」

 

 ドモンはキラキラとした尊敬した眼差しで横で言った。

 

「ドモン!真の武道家たるもの酒の5升や10升ぐらいで酒などにのまれてはいかん。飲み返すぐらいの気持ちでいることだぞ。よく覚えておけ。ガハハハッ」

 

「はい、師匠!」

 

「うむ。」

 

((5升や10升どころかじゃなかったような・・・))

 

 このことに対してクリリンとヤムチャは考えるのをやめた・・・。

 

 そして、第三者から見て一見無口なクールな印象な男であるドモン・カッシュであったが、師匠に対してだけはスーパーヒーローに憧れる子供と変わらなかった。そして、自分たちもこのように当然の感覚に染まりそうだとヤムチャとクリリンは思った。

 

 一方その頃もう一人の亀仙人はというと激しい二日酔いに襲われてトイレに駆け込んでゲーゲーと言って一時間以上出てこずブルマたちをイライラさせていたのであった。

 

 そうこうしているうちにとうとう予選開始の挨拶が始まった。一同の視線が中央の闘技場に立っている年配の大会関係者にいく。

 

「本日は五年に一度の天下一武道会にはるばるご参加いただき誠にごくろうさまでございます。えー、文字通り天下一の武道の達人を決定にふさわしい137人の強豪が全国各地から集まっています。しかし、本選に参加できるのはわずか137名内の8名に過ぎません。その8名を選ぶ予選をこれからおこないます。」

 

「望むところだ、腕が鳴るぜ。俺は八人に勝ち残ってやると!」

 

「勝つのは俺に決まっている。」

 

 などと会場中から自信に満ちた声ところどころから聴こえる。

 

「それでは、競技の方法とルールの方法を説明します。予選は各四ブロックに分けそれぞれのブロックの2名を本選への出場者とします。そして、戦いはこの競技場で行い相手を落としたり、気絶したり、まいったとさせたりされば勝ちとします。しかし、相手を殺したりしてはいけません、また、武器の使用などの反則行為をしたものは失格とします。また、今後参加を許可しないこともありますのでご注意ください。また、試合の制限時間は一分です。一分を超えた場合判定でとします。それではくじを引いてもらい予選の順番を決めます。引いたくじの番号とブロック表を見比べて確認してください。」

 

 選手たちは順番にくじを引くと予選会場中央にある巨大なブロック表に向かう。予選参加者137名が4つのブロックと8つのグループに別れて予選を戦う。

 

「僕は、93番だ。」

 

「オラは70番だ。」

 

「それなら、お前たちは同じ第3ブロックのようだな。」

 

 それを聞いて悟空との対戦があるのかとクリリンは心配するが、幸いにも同じブロックだがグループが違うので対戦するのは本選からであった。それを聞いてクリリンはほっと息を吐く。

 

「俺は35番第1ブロックの第二グループだ。悟空お前とは本選の決勝戦で戦いたい。予選なんかでまけるなよ。」

 

「ああ、もちろんだヤムチャ。」

 

 悟空とヤムチャは拳を合わせ誓い合う。

 

(二人共、自身あるんだな・・・。)

 

 その二人の姿を見ていたクリリンは内心自身がなかった。正直亀仙人様のところで力がついたのは確かだったが、実際に誰かと試合することはなかったから、自分の今の実力がどれほどのものかわからなかった。

 

「マスターのおっちゃんとドモンは何番だ。」

 

「わしは第一ブロック第一グループの10番だ。」

 

「俺は第四グループだ。」

 

 ドモンは言いながらさっと番号が書かれた紙を見せる。

 

「おぬしら全員わしと予選から対戦しないとはなかなか運を持っておるな。ガハハハッ」

 

 マスターアジアの豪快な笑い声が予選会場中に響き渡った。

 

 

 

 

 

 

数分後

 

 ついに東方不敗マスターアジアの予選第一回戦の番が回ってきたのであった!

 

「それでは続いて第一ブロック9番ギラン選手と10番東方不敗マスターアジア選手、闘技場へ上がってください。」

 

 呼び出しが終わった瞬間予選会場中に衝撃が走った。あの伝説の流派東方不敗を名乗る男がこの天下一武道会の予選会場に出場していると。そして、東方不敗と呼ばれた人物がリングに上がると周囲のざわめきが大きくなる。

 

「あの男が東方不敗だって!」

 

「まさか、本物なのか?」

 

「へえ本当に有名なんだなあのおっちゃん。」

 

「武道家で東方不敗マスター・アジアを知らないのはお前くらいだよ悟空」

 

 東方不敗に続いてギランと呼ばれた大男いや翼竜男が屈強な男たちをかき分けてリングに上った。その姿に東方不敗とは違った声が上がる。2メートルを超える体格と丸太のような大きな両腕、そして、鋭い牙などは他者を威圧するものがあった。

 

「東方不敗だが豆腐腐敗だが知らんが俺様と予選一回戦で当たるとは運が悪いなおっさん」

 

 リングに上がったギランはマスターアジアにそう挑発してきた。ギラン自身東方不敗の噂を知っていたが、あくまで本物だとは思っていない。これまで何度も口先や見た目だけの拳法家を倒してきたギランは自分の力に絶対の自信を持っていたのだ。

 

「・・・。」

 

マスターアジア腕組みしたままギランをまっすぐ見つめギランの挑発に対して反応しない。

 

「俺様が怖くてなにもいえないのか、おっさん」

 

「ふっ、口だけは達者なようだな、武道家たるもの言いたいことは言葉出はなく己の拳で語らんか。この馬鹿者があ」

 

「何をー貴様ぶっ殺してやる。」

 

 ギランの少ない怒りの沸点は爆発し開始合図とともに飛びかかる勢いであった。また、会場にいる一部の選手の中にはギランの鬼の様な形相や怒りを感じとり恐怖を感じとるものも少なからず存在していた。そして、ついに試合のゴングが鳴った。

 

「それでは試合始めー」

 

「オラァー」

 

 開始合図とともに審判は二人から離れギランはその巨体に合わないスピードでマスターアジアとの距離を詰めて、大砲のように丸太の右腕を最大に振り出しマスターアジアの顔面を狙い定める。怒りが溢れ一切加減をしてない右ストレートが猛進しつづける。一般人や並みの武道家がまともに喰らえば一撃であの世へい送ってしまう程のものであった。

 

「おっちゃんあぶねえ。」

 

 悟空が避けようとも反撃しようともしないマスターアジアにリング越しに叫ぶ。

 

「ふっ。」

 

 一瞬マスターアジアが不適の笑みを浮かべ動き出した。そして、次の瞬間会場内にリングインの時以上の衝撃が走る。

 

 なんと怪力で知られるギランの全力の右ストレートを東方不敗マスター・アジアは右手の小指一本で止めたのである。

 

「すげえな、東方不敗のおっちゃん。」

 

「恐るべき男だ、流派東方不敗マスター・アジア・・・。」

 

 悟空は正直心からに驚き、ヤムチャは東方不敗の底知れぬ実力に武者震いを感じた。

 

 だが、一番驚いているのは当事者であるギラン自身だった。今までこの拳で気に入らない奴や有名な拳法家達を葬ってきたのである。その自慢の拳が避けられるでもなく、気に入らないこの不適な笑みを浮かべている男の顔面を粉砕するのではなくなんと指1本で止められたのである。驚くのは無理なかった。

 

「なかなか力はあるようだが、まったく武術の基礎がなっておらんの、無駄がありすぎる。」

 

 ギランの攻撃に対する感想やアドバイス?を彼にいうがギランは何も返事をしない。ギランは呆然し動かず第二撃をしようとしなかった。たった一発で彼のプライド、培ってきた自信は完全に破壊されたのである。

 

「おぬしの実力はよくわかった。」

 

 そう一言いい左手で一発常人には見えないスピードの手刀をギランに浴びせた。ギランがフリーズして思考停止しているなか意識が深い闇に飲まれていった。次に彼が目覚めた場所は翌日の病院のベッドの上であった。

 

「おい審判、判定をせぬか。」

 

 あまりの展開にまわりの武道家だけでなく審判までもつたったままであった。マスターアジアの言葉で自分の職務を思い出し倒れたギランに近づき状態を確認する。ギランがただ気絶しているだけを確認すると東方不敗勝利のジャッジをした。

 

「ギッギラン選手、気絶によって戦闘不能により、勝者東方不敗マスターアジア選手。」

 

「ふん、たわいもないわ。」

 

 気絶しているギランにこの言葉が聞こえたかは定かではないが、このことがきっかけでギランは真剣に武道家の道を目指すことになったのである。

 

「おい、あの凶悪凶暴で有名なギランが一発で。」

 

「凄い、東方不敗マスターアジア」

 

 観戦していた者達もわっと我に返り歓声をあげ、中には東方不敗に対して拍手するものさえいた。

 

 それとこの後クリリンの元多林寺の先輩が二人ちょっかいをクリリンにかけてきたのだが、

 

「ひさびさにかわいがってやるぜ。」

 

「逃げなかっただけはほめてやるよ。」

 

「おさげじじいなんて敵じゃないぜ。」

 

 などといい一人はクリリンとの試合直前リング上でいうがあっさりとクリリンに一撃で倒され、もう一人は東方不敗と対戦し「未熟者が」と罵倒されながれ遠くへ飛ばされた。(笑)

 

 そして、さらにその後悟空、東方不敗、ドモン、クリリン、ヤムチャは難なく予選を突破し本選の順番を決めるくじを引くこととなった。

 

「それではこれより本選の対戦を決めるくじ引きを行います。まずヤムチャさんいらっしゃいますか。」

 

「俺からか。」

 

 ヤムチャから順番にくじを引き対戦表が埋まっていく。まごごそらというミスを除いて本選のくじ引きが順調に行われる。

 

 対戦表はつぎの通りである。

 

天下一武道会本選対戦表

 

第一回戦

 

ヤムチャ選手対東方不敗マスターアジア選手

 

「あのヤムチャという小僧か。」

 

「うおっ、一回戦から俺の相手はマスターか」

 

(ヤムチャさん終わったな・・・)

 

 クリリンは思った。

 

第二回戦

 

クリリン選手対バクテリアン選手

 

「オーマイガー」

 

 クリリンはそう叫び自分の運のなさを呪った。これならまだマスターと初戦から当たるほうがはるかにマシであった。そしてクリリン始めここにいる選手、審判、大会関係者は手を鼻からはなせられなかった。とくに悟空は犬並みに鼻が良いため一番堪えているようだ。

 

「ぐへへへっ」

 

 バクテリアンの笑い声と彼の周りを飛んでいるハエの音が響き渡った。

 

第三回戦

 

ドモン選手対ランファン選手

 

「俺の相手は女か。」

 

「うっふん」

 

 昨日のブルマ以上に露骨に色目でドモンに対してランファンはアピールしてくる。この世界でも女性に振り回されそうなドモン・カッシュであった。

 

「くっ(なんて下品な女だ)」

 

 ドモンは目線をそらし思った。ドモンの女難は始まったばかりであった。

 

第四回戦

 

孫悟空選手対ナム選手

 

「オッスオラ、孫悟空だ。よろしくな」

 

「こちらこそ、良い試合をしよう。」

 

 ひと通り確認が終わったと見た審判は最後にこういった。

 

「それでは、武道大会本選は一時間後に始めます。」

 

 さて、いったい誰が本選を勝ち上がり天下一の称号を手に入れるのか?次回に続く!!

 

次回予告

 

みなさんおまちかね!

 

遂に第21回天下一武道会本選が始まります!

 

我らが師匠東方不敗マスターアジアの初戦の相手は狼牙風風拳の使い手ヤムチャ!

 

超高速で繰り出される攻撃に師匠はどう立ち向かっていくのか!

 

次回ドラゴンボールGマスター武闘伝第三話「ヤムチャ死す?恐るべし!流派東方不敗の実力!に

 

レディーゴー!

 




さて、次回ヤムチャはマスターに勝利することができるのか(笑)

それと師匠が大食いキャラになってしまったがまあこの世界だしいいでしょう。(笑)

そして、第三話の投稿は来年になります。

おまけ

もう一つの次回予告

みなさんおまちかね!

ついにGガンダムヒロインであるレインミカムラ登場!

ブルマとのドモンをめぐる女の戦いが始まるのか!

次回ドラゴンボールGマスター武闘伝第三話「紅一点!レインミカムラ登場!に

レディーゴー!

(しかし、作者はアレンビー派であることを先に行っておく)
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